スペインニュース・ドット・コムがお届するスペインのニュース
現地のメディアよりスペインのニュースを隔日更新でお伝えします |
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2022年6月16日分のニュースより、動画配信による解説付き版をご覧頂けるようになりました。
2022年8月8日(月) 食料確保は特権階級のもの?
スペインではインフレが進む中、食料確保が切実な問題となりつつある。
消費者協会OCUの調べによると、昨年5月から今年5月までの物価変動を基準にして計算した場合、毎日の食費が平均15.2%増となる。
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2022年8月5日(金) スペインの農産物輸出額、過去最高に
2021年におけるスペインの農産物、水産物の輸出額はその前年度と比較して11%の増加となり、総額601億1,800万ユーロと、過去最大値を更新した。
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2022年8月3日(水) スペインにおける新型コロナ最新情報
中央政府により週に2回発表される新型コロナの状況だが、昨日行なわれた発表によると、過去1週間における新規死亡者数は319名とのこと。
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2022年8月1日(月) スペイン政府、休暇前に閣僚会議で省エネ計画を可決
ロシアからのガス供給量が激減し、今後更にその状況が悪化することが予測される中、EUではその加盟国に対し、ガス消費量の15%削減義務を課す事を可決したが、同案に対し、スペインは最初から反対の姿勢を示し、交渉の結果、スペインは7%の節約による協力を行なうことで同意に至っている。
その主な内容は、企業や行政関連施設などに向けた義務や、一般市民への推奨事項などとなっている。
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2022年7月29日(金) 政府、カタルーニャ独立主義に譲歩
新型コロナ危機が始まって以来、中央政府とカタルーニャ州政府との間でのカタルーニャ独立問題に関する協議が停止した状態となっていが、今週水曜日に再開された。
今回、カタルーニャ州政府が持ち込んだ主要議題は、政治の極度な司法化を避けること、そしてカタラン語の更なる推進の2本立てとなっていた。
尚、カタルーニャの学校教育における「カステジャーノ語による授業25%維持」は、高等裁判所命令によるものであり、カタルーニャ議会や、今回の中央政府とカタルーニャ政府による協議での決定はこれに背くこととなるため、高等裁判所が同件を最高裁へ持ち込む事が予想される。
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2022年7月27日(水) スペインにおける新型コロナ最新情報
中央政府により週に2回発表される新型コロナの状況だが、昨日行なわれた発表によると、過去1週間における新規死亡者数は752名とのこと。
スペインでは4回目のワクチン接種の開始時期を今年の秋ごろの予定としているが、
これに合わせてスペイン製ワクチンHIPRAの導入を見込んでいる。
報道によると、現存する他社のワクチンに比べて、HIPRAは全ての変異種について
体内に構成される抗体の量で優っているとのこと。
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2022年7月25日(月) 使徒サンティアゴの祝日です スペインの海辺:マンションの屋上階、45,000ユーロより
新型コロナ危機が始まって以降、全国的に見られた在宅勤務の普及により、都会に住むのをやめて地方都市へ引越しをする例が多く見られるようになったが、引越し先として海辺に建つマンションの屋上階をその選択肢に入れる人も多い。
これら最安値の物件があるのはアンダルシア州アルメリア県のRoquetas de Mar市で、45,000〜50,000ユーロで、2寝室のマンションで、中古物件ではあるが非常に良い状態のものがあるとのこと。
また80,000ユーロ前後の予算があれば、Alicante市やムルシア州のLa Manga del Mar Menor市、ジロナ県のLloret de Mar市、タラゴナ県のCalafell市、マラガ県のManilva市、同じくマラガ県のEstepona市などにも1〜2寝室の売り物件が揃っているとのこと。
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2022年7月22日(金) 山火事による焼失面積、過去最大に
今月10日付けのスペイン政府の発表では、その時点での今年になって山火事で焼けた総面積は7万ヘクタールとなっていたが、昨日、7月21日付けのEUによる報告書では、193,247ヘクタールとなっていた。
また、ヨーロッパ各国で山火事被害が報告されている中、スペインにおける被害が最も大きく、今年になって燃えた面積は総国土面積の0.38%に至っている。 マドリッドーブルゴス間のAVE開通
昨日、国王フェリペ6世、サンチェス首相、カスティージャ・イ・レオン州知事などの出席のもと、マドリッドーブルゴス間の超高速列車AVEの開通式が行われた。
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2022年7月20日(水) スペインにおける新型コロナ最新情報
中央政府により週に2回発表される新型コロナの状況だが、昨日行なわれた発表によると、過去1週間における新規死亡者数は694名とのこと。
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2022年7月18日(月) 山火事による被害、4州で25,000ヘクタールに
スペインの全国各地で山火事が広がっているが、特にエクストレマドゥーラ州、カスティージャ・イ・レオン州、ガリシア州、カタルーニャ州の4州で週末にかけて最悪の状況となった。
4州の中でも最も状況が悪化しているのはカセレス県、ヘルテ谷のGarganta de los Infiernos、そしてバルセロナ県のEl Pont de Vilomara で起きた山火事で、猛烈な勢いで広がっている。
ガリシア州ではSaa Pobra de Brollon で700ヘクタール、Donis(Cervantes, Lugo)で75ヘクタール、Vilamor(Folgoso, Lugo)で2,500ヘクタール、Videferre(Oimbra, Orense)で350ヘクタール、Ramil(Palas de Rei, Lugo)で275ヘクタールの被害が報告されている。
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2022年7月15日(金) スペインで一番安く家を買える町
スペインにおける不動産価格は、1年前と比較して3.8%の高騰となっており、全国平均では1平方メートルあたりの値段が1,548ユーロとなっているが、そう言った状況の中でも、より安く家を買える町々も存在する。
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2022年7月14日(木) モロッコ政府: スペインとの国境で起きた大量死はスペイン政府の責任 去る6月24日、スペインの自治都市であるメリージャへ、モロッコ側から集団で違法入国を試みた結果、多くの怪我人(違法移民と警察官等、計140名)と少なくとも23名の死亡者が出ると言う事件があったが、これに対し、基本的人権を順守した対応が成されていたかどうかについて、疑問が持ち上がっている。
集団はモロッコ側とスペイン側とを分ける壁を越えることなく、モロッコ側でスペインへの侵入を断念するに至っており、大勢の負傷者と死亡者が出た理由として、当初より、モロッコ当局の対応に問題があったとする見方が強かった。
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2022年7月13日(水) スペインにおける新型コロナ最新情報
中央政府により週に2回発表される新型コロナの状況だが、昨日行なわれた発表によると、過去1週間における新規死亡者数は689名とのこと。
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2022年7月12日(火) ロシアへのガス依存度高まる スペインで消費されるガスの供給元に、大きな変化が生じつつある。
2021年6月と2022年6月とで比較すると、米国からのガス輸入量が2,5倍増加したのに対し、アルジェリアからの輸入量は57.3%の減少となっている。
スペインからロシアへの供給量は、1年前と比べると4倍に膨れ上がっている。
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2022年7月11日(月) マドリッドの外国人移民人口増加
経済危機が直接的原因となり、2008年頃よりマドリッドにおける外国人移民の人口が大幅に減少したが、その後、再び増加傾向に転じ、2014年には394,000人であったのに対し、現在は510,000人に膨れ上がっている。
マドリッド市で特に移民人口が占める比率が高いのは街の中心部で、住民全体の25.84%と、4人に1人が外人となっている。
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2022年7月8日(金) 不動産価格、高騰続く
公証人評議会による昨日発表の報告書によると、今年5月におけるスペインの住居不動産売買数は、昨年度同時期比較7.3%の増加となった。
住居の種類別に見た場合、集合住宅では売買数が8.8%の増加、価格は1.7%の増加となり、個別住宅の場合では売買数が2.8%増、価格が8.1%増となった。
今年5月にスペイン全国で交わされた売買契約数の合計は63,921件で、その内の48,821件が集合住宅、15,099件が個別住宅となっている。
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2022年7月7日(木) 観光業復活するも、経済に暗雲
スペインでは夏の休暇シーズンを迎え、観光地はどこも賑わっている。 急速に進むインフレに対する政府の姿勢にも、ようやく変化が見られるようになり、僅か1週間前には「今年はEUの中でスペイン経済が最も大きく成長し、EUを引っ張る機関車となる」と豪語していた第一副首相、兼、経済相大臣ナディア・カルビーニョ氏であったが、つい先日の会見では、「今年後半におけるインフレの更なる深刻化を覚悟し、備えなければならない」と、近未来におけるスペイン経済について、正反対の見解を述べた。
『関連したことわざ』・・・・Youtube動画ニュースで説明していますので、興味のある方はご覧下さい。
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2022年7月6日(水) スペインにおける新型コロナ最新情報
中央政府により週に2回発表される新型コロナの状況だが、昨日行なわれた発表によると、過去1週間における新規死亡者数は353名とのこと。
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2022年7月5日(火) サンチェス首相、独裁色濃厚
政府は本日の閣僚会議において、国防費予算について、その増強の手始めとして10億ユーロの増額を可決する模様。
そう言った中、サンチェス政権は今回も、Podemosを完全に無視する形で防衛費増額案の可決を行なう構えと見られる。
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2022年7月4日(月) 宗教建築文化遺産、400件が消失の危機に
スペイン国内に残る歴史的建造物の保存活動を推進している Hispania Nostra協会 は、その保存状況によって歴史的建造物を3つの区分に分けて公開している。
レッド・リストに挙げられたものは、このまま放置すると近未来には完全に失われてしまう危機にあるものばかりで、これらの文化遺産が消失するのを防ぐためには、早急な対応が必要であることをスペイン社会に訴えかける役割を果たしている。
これら宗教的建造物が多大な損傷を受けることとなった主な要因としては、19世紀初頭にあったナポレオン戦争、1836年に始まったメンディサバルの永代所有財産解放令、1936年に始まったスペイン内戦などが挙げられる。
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2022年7月1日(金) NATO:スペイン防衛費拡大、2%へ
6月29日、30日の二日間に渡ってマドリッドで開催されたNATO首脳会議は無事に終了したが、その中でスペインは、今後の防衛費拡大を約束する事となった。
尚、現時点でこの2%の基準線に達している国は次のとおり。
サンチェス政権による2%達成の確約については、連立を組むPODEMOSが強烈な反対の姿勢を示しており、国会の承認を得る以前の問題として、政府内の意見の統一が今後の大きな課題となる。
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2022年6月30日(木) NATO首脳会議: 会議の外では、、、
昨日と本日の二日間、マドリッドでNATO首脳会議が行われているが、この間、出席している各国首脳陣と共にスペインを訪れた配偶者等のための企画が用意されている。
一行はマドリッドの王宮から出発し、高速列車AVEを利用してセゴビアへ向かったが、アメリカ大統領夫人だけは、その孫娘等を伴って別に移動したあと、セゴビアでの合流となった。
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2022年6月29日(水) スペインの新型コロナ事情 最新情報
昨日行われた中央政府からの発表によると、スペインにおける新型コロナ感染状況は、引き続き急速な悪化傾向にある。
特に感染拡大状況の悪化が著しいのがバレアレス、カナリアス、カスティージャ・ラ・マンチャ、エクストレマドゥーラ、マドリッド、ラ・リオハなどの州で、マドリッドだけで入院者数は2,000人を超えている。
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2022年6月28日(火) NATO首脳会議: マジョール広場が大駐車場に
多数のバルやレストランが設置するテラス席で賑わうマドリッドのマジョール広場だが、本日17時には全てのテラス席が撤去される。
明日、明後日に開催されるNATO首脳会議に向け、すでに各国代表がスペインの首都マドリッドに到着し始めており、これに伴い、マドリッドでは特別警戒態勢が布かれている。
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2022年6月27日(月) 首都マドリッドでNATO反対デモ
今月29日、30日にスペインの首都マドリッドでNATO首脳会議が行われるが、それに先立って昨日の日曜日、マドリッド市内中心部において大規模な反NATOデモが行われた。
デモの中で、横断幕やメガホンを使って最も多く主張された言葉は「NATO反対! 軍用基地反対! 軍艦出て行け!」と言ったもので、デモ隊は正午ごろアトーチャ付近から出発し、14時頃、グラン・ビアが終わるスペイン広場付近に到着し、最後に幾つかの要求項目を読み上げたが、その中に「NATO解散要求」が含まれていた。
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2022年6月25日(土) スペインにおける新型コロナ最新事情
週に2回、中央政府によって発表される新型コロナ感染状況が昨日の金曜日に公表された。
今回発表の内容は今週の月曜日、火曜日、水曜日の3日分のまとめとなっているが、これによると、この3日間分として登録された新型コロナによる新規死亡者数は195名で、1日平均にすると65名となる。
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2022年6月24日(金) エクストレマドゥーラ州、7月19日に高速列車の運行開始
エクストレマドゥーラ州のプラセンシアからバダホスを結ぶ高速列車の運行が、来月19日から開始となる。
現在、エクストレマドゥーラとマドリッドとを結ぶ鉄道サービスを改善する計画が進行中であり、今回のプラセンシアーバダホス間の高速列車運行開始はその第一段階となる。 スリ、置き引きに懲役刑
昨日の国会で、スリ、置き引きなどの犯罪を犯した場合に適用される刑法の改正が可決された。
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2022年6月23日(木) チャマルティンとアトーチャを結ぶ高速列車用トンネル稼働
高速列車用に建設が進められていたマドリッドのチャマルティン駅とアトーチャ駅とを結ぶ新しいトンネルが、いよいよ来月の1日より開通する。
また、このトンネル開通と同時に、もう一つの新トンネルを使った路線の運行も開始される。 マドリッド、NATO首脳会議に向け特別警戒態勢
今月29日、30日に首都マドリッドで開催が予定されているNATO首脳会議に向け、マドリッド市内ではすでに段階的な特別警戒態勢が始まっている。
今回はウクライナ危機が続く中での開催であることもあって、世界の注目を集めているが、その開催中の安全を保障するため、スペイン政府内務省は国家警察官6,550名、治安警察官2,400名を含む9,000人以上による警備を予定している。
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2022年6月22日(水) 新型コロナ事情悪化
毎週火曜日と金曜日の2度に分けて中央政府が行う新型コロナ感染状況の発表が昨日あったが、これによると、感染状況は着実に悪化してきている。
昨日、火曜日の発表は先週の金曜日から今週の月曜日までの4日間分のまとめとしての報告となっているが、これによると、新型コロナによる新規死亡者数は122名で、過去1週間での死亡者数は365人、一日平均52名以上を維持している。 ライム病による入院、191%増
ダニ媒介性感染症として知られるライム病による入院者数が増加しており、2005年から2019年にかけて、これによる入院者数の数が191%の増加を見せている。
ヨーロッパに生息するダニの5〜40%がライム病を引き起こすバクテリアに感染しているとされており、これに人間が感染すると、皮膚、神経系の症状、不整脈、関節や筋肉炎、眼症状など多様な症状が見られるが、心臓疾患の原因となることもある。
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2022年6月21日(火) 知事の年収
2008年頃から始まった経済危機の中で苦しむ国民が多かった中、政治家の給料における減給はほとんど無く、逆に昇給が多く見られたことにより、この10数年、政治家の給料についての国民の関心が高まっている。
その知事が受け取る年収を比較した場合、全国で最も高給取りとなっているのがカタルーニャのペレ・アラゴネス州知事で、今年度の年収は132.855,82ユーロと設定されており、順位付けで最下位となっているバレアレスのフランシナ・アルメンゴル州知事の年収69.084,68ユーロと比べると、ほとんど2倍に近い金額となっている。
尚、中央政府のペドロ・サンチェス首相の年収はこれら知事のものと比べて多いと言うわけでは無く、84.845ユーロ、月収にして7.070ユーロ程度となっており、仮に知事の年収順位付けに組み込んだ場合、9番目の位置付けとなる。
サグラダ・ファミリアの元主任建築家ジョルディ・ボネ氏、死去 1985年から2012年までの間、バルセロナのサグラダ・ファミリア教会建築工事の責任者を務めたジョルディ・ボネ氏が、本日早朝、97歳で亡くなった。
同氏はサグラダ・ファミリア建築現場を退いたあとも名誉主任として世界各国でガウディ建築についての講演を行なうなど、ガウディ文化の普及とその理解を広めるのに貢献を続けて来た。
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2022年6月20日(月) アンダルシア州選挙、PPの記録的な圧勝
昨日行われたアンダルシア州選挙は、過去に例を見ない、まさに記録的なPPの圧勝に終わった。
アンダルシア州は、過去40年近くに渡って左翼政党PSOEの勢力圏となっていた地方だが、前回、2018年に行われた選挙でその勢いに明らかな衰えが見え始め、議席数では第一党の座をなんとか維持したものの、右翼政党PPとCiudadanosの連立政権による、アンダルシア初の右翼政権誕生を許すこととなった。
また、その他の政党の動きを見ると、前回、議席数21で第3位にあった右翼政党Ciudadanosは今回、その姿を消し、議席数12で第5位につけていた極右翼政党VOXは、今回の左翼崩壊の中でも僅か2議席を増やすにとどまった。
また前回17議席で4位にいた左翼連合政党は、二つに分断した結果、今回はその2党を足しても7議席止まりで、中道右のPPと極右であるVOXの合計議席数が72、そしてPSOEを筆頭とする全左翼政党の合計議席数が37となり、これまで左翼の拠点となっていたアンダルシア州は事実上、圧倒的な右翼の勢力圏に転じることとなった。 山火事多発: 燃えるスペイン
6月前半に到来した記録的な熱波による高気温と乾燥は、山火事被害の拡大を促す事となった。
カスティージャ・ラ・マンチャ州、サモラ県のクレブラ山脈では、すでに25.000ヘクタールが焼けており、過去最大級の災害となりつつある。
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2022年6月18日(土) スペインの新型コロナ事情
政府による新型コロナの感染状況の発表は、今年3月半ば頃より毎日の発表から週に2回の発表に変更となっており、毎週火曜日に金、土、日、月曜の計4日分のまとめが、そして金曜日に火、水、木曜の計3日分のまとめとして報告されている。
陽性確認数については、感染の疑いが持たれた場合でもPCR検査の対象となっているのは60歳以上のみで、それ以外の年令層については重症化しない限りは原則的に検査対象外となっているため、現在、スペインでどの程度の感染者が出ているのかについては、全く把握出来ない状況となっている。 スペインの水道水
スペインの水道水は全国のほぼ全地方(99.5%)で飲用としての基準を満たしているが、その水質には地方によって大きな差異が存在している。
消費者協会OCUによると、各地方の水質を比較する為には、水に含まれるミネラルや水道管から派生し得る金属(鉄や亜鉛など)、塩素反応の結果生じるトリハロメタン、農薬などの含有量、様々な粒子の存在による濁度、病原体となり得る微生物の存在に加えて、水道料金についても考慮する必要があるとしており、これらを使った総合比較を行なった場合、スペイン国内で最も評価が高いのはブルゴスとのこと。
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2022年6月17日(金) 燃料費高騰、天井知らず
スペインにおけるガソリン、ディーゼルの価格高騰は留まるところを知らず、過去最高値を更新し続けている。
そう言った中、この夏に運送業界による再びのストライキが予定されている。 スペイン国土の75%が砂漠化
本日、6月17日は国連により制定された「世界砂漠化及び干ばつ防止の日」であり、今年はスペインがその関連行事の開催国となっている。
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2022年6月16日(木) スペインの出生数、更に低下
国家統計局の本日の発表によると、スペインにおける2021年度の出生数は336.811名で、2020年度と比較して1.3%の減少となり、1941年に統計が取られ始めて以来の過去最低記録となった。
新型コロナ危機が始まって以来、出生数の減少と反比例する形で増加しているのが死亡者数だが、2021年には450.687名に達しており、過去2番目に多い記録となった。
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2022年6月15日(水) アルジェリア、スペインの外務大臣を放火魔、能無し呼ばわり
今年3月、ペドロ・サンチェス首相が「スペインはモロッコによる西サハラの領有権を認める」と言う、自党内の一部を含む全政党の意に反する外交を行なったことにより、アルジェリアがスペインとの友好国協定の破棄を発表し、スペインとの交易が途絶える危機に直面することとなった。
今回のサンチェス首相が招いたアルジェリアとの外交危機の解決を求めて、先日、スペインのホセ・マヌエル・アルバレス外務大臣がEU政府のあるブリュッセルへと向かった。
スペインとアルジェリアとの外交危機は長引く様相を呈しているが、そう言った中でもイスラム系対テロ体制については、今もその協力体制は正常に機能しているとのこと。
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2022年6月14日(火) 穀物の収穫20%減
今年の秋と冬に予定されているスペインの穀物収穫量は1.550万トン程度と予測されていたが、最近の見直しにより1.470万トン程度にとどまるとの予測に変った。 ライアンエアー、客室乗務員組合によるストライキ
夏のバカンスシーズンを目前にした今、スペインで運行している格安航空会社の一つ、ライアンエアーの客室乗務員等によるストライキについての発表が行われた。
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2022年6月13日(月) アンダルシア州選挙予想、PPが更に優位に
選挙が1週間後に迫った今、アンダルシア州民の投票意図は更にPPに傾きつつある。 AVE マドリッドーレバンテ線の発着駅、アトーチャからチャマルティンへ変更
マドリッドとレバンテ方面(バレンシア、アリカンテ、アルバセテ、クエンカ、ムルシア)を結ぶ高速列車AVEのマドリッドにおける発着駅が、今年の夏より変更となる。
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2022年6月10日(金) 対アルジェリア国交危機: ペドロ・サンチェス首相、失策続く
EU諸国の中にはロシアから輸入するガスへの依存度が高い国が多くあるが、スペインはアルジェリアからのガス供給のおかげでウクライナ危機に伴うロシア発のエネルギー危機の影響は最小限に抑えられていた。
ロシアによるウクライナ侵攻が続いている今、アルジェリからヨーロッパへ供給されるガスの重要性は誰もが認識していることで、これに弊害が出ることはスペインの全政党だけでなく、全てのEU諸国が危惧するところだが、そう言った中、サンチェス首相が招いたアルジェリアとの国交危機によるガス輸入への弊害の可能性について野党が説明を要求しても、政府は「アルジェリは良識と責任ある国であり、その心配は無い」として野党からの責任追及を跳ねつけ続けて来た。
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2022年6月9日(木) 不在着信詐欺の増加
最近、電話を使った不在着信詐欺の被害が増加していることから、治安警備隊より注意喚起が行われている。 異例の早さの熱波到来
スペインでは全国的に気温が上がりつつあるが、明日から週末にかけて記録的な熱波となる可能性が高いとして、気象局は警告を発している。
明日の日中の予想気温としては、バダホス、コルドバ、セビージャなどで40度、カセレス、ハエン、シウダ・レアル、グラナダ、マドリッド、トレド、サラゴサなどでも36〜39度に達する見込み。
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2022年6月8日(水) 食料の無駄遣いにブレーキ
近代では多くの国々で食糧が粗末に扱われ大量に廃棄されているが、スペインもその例にもれず、年間にして国民一人当たり31キロの食糧が無駄になっている。
主だった内容の一つとして、飲食店に対する「(注文して)余った食べ物の持ち帰り用リサイクル可能容器の常備と、持ち帰りサービスの無料提供」の義務化がある。
尚、これら新規制に違反した場合は罰金が課せられ、例えば食料品店が売れ残った商品を寄付しなかった場合で2000ユーロの罰金、チェーン店を展開する企業が製造過程から店頭販売までの無駄廃棄防止総合計画の認可を得ていなかった場合は6万ユーロの罰金、そして同じ企業が2年間に2度以上の重大な違法行為を行なった場合には50万ユーロの罰金が設定されている。
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2022年6月7日(火) スペインの空港、入国審査で大混雑
航空協会のハビエル・ガンダラ会長は、Covid19危機により空港利用者が激減した際、空港で働く人員の大幅な削減が行なわれたが、利用者数が戻りつつある今、その増加に対応しきれない状態が続いていると指摘している。 主治医による初期診察予約は平均11日後
スペインの公的医療制度では、通常、医師による診察を希望する場合、居住地区にある最寄りの診療所での予約を取り、そこで登録してある主治医による初期診察を受けることになる。
115団体によって構成されている市民団体「初期診察制度を救おう」によると、Covid19危機による様々な障害が無くなった今でも初期診察制度は正常に機能しておらず、予約依頼を行なってから初診を受けられる日までの平均待ち時間が11日に達しており、これはCovid19危機が始まる前の年、2019年時の平均待ち時間の2倍に達しているとのこと。
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2022年6月6日(月) アンダルシア州選挙、PSOEが大きく後退か
PSOEは、中央行政に限らずスペイン全国でその支持率が落ちつつあるが、その後退により、間もなく6月19日に予定されているアンダルシア州選挙においても大きな影響が出ることが予測される。
アンダルシア州選挙を約2週間後に控えた今、世論・市場調査会社NC Reportが行なったアンケート調査によると、今回の選挙における各党の予想獲得投票率はPPが35%で第1位(前回は20.7%)となり、これにPSOEの25.9%(前回27.9%)、VOXの15.5%(前回11%)、少数派左翼連合PAの10.0%(左翼連合AAからの離脱派)、少数派左翼連合AAの4.1%(前回16.2%)、Ciudadanosの3.8%(前回18.3%)が続く。 ビルバオ: グラン・ビアのエル・コルテ・イングレス、夏に閉店
スペインの大手百貨店「エル・コルテ・イングレス」は、売り上げの少ない店舗の閉店を進めており、1年前にはすでにバルセロナのフランセスク・マシア、ハエンのリナーレス、ムルシアのエル・ティロなどの店舗をはじめ、8軒が閉店となり、その後、ブルゴスのラ・モネダ通りやビトリア通りの店舗もその営業を終えた。
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2022年6月5日(日) Covid19規制緩和: スペインへの入国時に必要なものは? EU諸国では経済活動再開を最優先する政策が取られているところが多く、夏のバカンスシーズンを目前に控えた今、Covid19による多数の死亡者の報告が続いているにも関わらず、感染拡大防止対策として行われて来た様々な規制をほとんど取り除くことにより、人々に積極的に旅行を行なうよう促している。
スペインでも、先月半ば過ぎにEU以外の国からスペインへやって来る旅行者に対するワクチンパスポート(接種完了証明)の提示義務を排除し、第3国からの観光客を呼び込もうとしている。
一方で、EUやシェンゲン加盟国以外の国、例えば日本からスペインへ入国する場合については、ワクチン接種完了証明の提示義務は解除されているものの、直前のPCRや抗原検査による陰性証明の提示義務は維持されている。
なお、これらの措置は状況により変更される可能性があるため、旅行の際は直前に関連機関への確認が必要。
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2022年6月3日(金) Covid19: 若者層の精神状態に強く影響
15歳〜29歳の若者層1500人を対象に行なったアンケート調査によると、Covid19危機が始まって以来、精神状態に異常を感じている若者が急増している。 担保ローン未払いによる差し押さえ、新築物件では57.4%増加
Covid19による経済状況悪化に伴い、住宅ローンの支払いが滞る例が増えているが、今年第1・四半期における差し押さえ件数は3320件に達し、昨年同時期と比べて3.4%の増加、前四半期比較では2.8%の増加となった。
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2022年6月2日(木) 海外に住むスペイン人
1900年代初頭、スペインから他国へと仕事を求めて移住する人が多く、特にその動きが目立ったのがガリシアからアルゼンチンへの移住であった。
そして近年、アメリカ発の経済危機の勃発と共に、2008年頃から再びスペイン人の海外への移住が目立ち始め、特に若者世代の失業率が高まったことにより、雇用を求めてスペインを出て行く若者が急増した。
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2022年6月1日(水) スペインからEU諸国へ大量にガス輸出
スペインとフランスとの国境に位置するララウ(ナバーラ)、イルン(ギプスコア)には、両国をつなぐガスパイプがあり、ロシアによるウクライナ侵攻が始まるまで、これらのガスパイプは常にスペインへ向けてガスを送るために利用されていた。 ローラン・ギャロス: ラファ・ナダル、ノバク・ジョコビッチを下して準決勝へ
スペインテニス界の新星、カルロス・アルカラスがアレクサンダー・ズベレフに敗れたあと、大会に残るスペイン人選手はラファ・ナダルのみとなっていたが、昨日行われた試合で、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチを6−2、4−6、6−2、7−6で下し準決勝戦へと進んだ。
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2022年5月31日(火) 金利上昇により住宅ローン月額100ユーロ増
スペインで契約される住宅ローンの多くで変動制金利が適用されており、その基本線となるのは欧州中央銀行が定める欧州公定歩合Euriborとなっているが、ウクライナ危機勃発以降、Euriborが急激な勢いで上昇している。 消費者物価指数、再び上昇傾向に
物価の急激な高騰により、今年3月には前年度同時期比較9.8%と、10%に届く勢いに達したが、4月にはこれにブレーキがかかり、8.3%と下降傾向に入ったかに見えた。
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2022年5月30日(月) 左翼支持者の多くが前倒し選挙を支持
世論・市場調査会社NC Reportが行なった世論調査によると、「PSOEとPodemosとで成る左翼連立政権による政治は、その任期が終わるまで待たずに前倒し選挙を行なった方が良い」と考える国民の割合が急増している。 サル痘: マドリッド州政府、PCR検査を開始
スペインにおけるサル痘感染確認数はすでに100名近くに及んでいるが、その多くがマドリッドに集中しており、現時点でマドリッドでの確認数は75名、そして46名が検査の結果待ちとなっている。
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2022年5月29日(日) チャンピオンズリーグ: シベレス広場に5万人以上が集結
昨夜、パリで行われたサッカー・チャンピオンズリーグの決勝戦、リバプール対レアル・マドリッドは0-1でレアル・マドリッドの優勝となった。
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2022年5月28日(土) チャンピオンズリーグ決勝戦: マドリッド中心部で特別警戒態勢
レアル・マドリッドとリバプールによるサッカー・チャンピオンズリーグ決勝戦が本日21時よりパリで行われるが、これに合わせてスペインの首都マドリッドでも特別警戒態勢が布かれる。
レアル・マドリッドが国内リーグ戦であれ、チャンピオンズリーグであれ、優勝した際にファンと選手が一同に集まって祝う場所は、マドリッド市内中心部にあるシベレス広場と決まっているが、今夜の試合終了後、レアル・マドリッドの選手団がマドリッドの空港に帰着するのは夜中の2時頃になることが予測され、その後、彼等がシベレス広場へ向かう予定は無い。
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2022年5月27日(金) Covid19: ワクチン接種と肝炎の関係
今月25日から3日間にわたってマドリッドで行われている第47回スペイン肝臓研究協会学会において、Covid19ワクチンと肝炎の因果関係の可能性についての発表があった。
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2022年5月26日(木) 清涼飲料の糖分を10%減量
昨日、スペイン清涼飲料協会はスペインで販売されている清涼飲料について、それに含まれる糖分量を2025年までに10%減らすことを発表した。 サル痘: スペイン、EUによる天然痘ワクチン共同購入に参加
サル痘の感染が広がる中、EU諸国内ではすでに天然痘ワクチンの使用を開始している国々があるが、スペインではマドリッド州行政をはじめ、複数の州行政からの要求があるにも関わらず、ワクチン発注の決断を下さずにいた。
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2022年5月25日(水) サル痘: 40歳未満のワクチン接種は無し
中央政府は昨日、40歳未満を対象とした対天然痘ワクチン接種は現時点では行わないことを発表した。 スペインにおけるアニサキス被害
スペインも魚介類の食文化が豊かな国の一つだが、同時にアニサキスによる被害も多く見られる。
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2022年5月24日(火) 元国王、スペイン訪問を終えアブダビへ
去る週末、2020年8月よりアブダビに居を移しているフアン・カルロス元国王がスペインを訪問した。
元国王は脱税や隠し資産の所有など、複数の提訴の対象となったが、それら全ての調査が終わり事実上無罪となったことから、今回のスペイン初訪問実現への流れとなっていたものであるが、幾つかの政党からは「国民は最高裁の発表には納得しておらず、元国王自身による説明と謝罪を求めている」として、今回のスペイン滞在を利用した記者会見を要求する声が高まっていた。 マドリッド州行政、中央政府にサル痘ワクチン使用認可を要請
現在、感染が広がりつつあるサル痘は、すでに世界十数カ国で感染が確認されているが、感染者総数の40%以上をスペインが占めており、また、そのほとんどがマドリッド州に集中している。
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2022年5月23日(月) 住居不法占拠、増加の一途
スペインでは、夏のバカンスシーズンなどに休暇を利用して1週間、2週間と言った単位で外出する人が多く見られるが、留守宅を外部からの侵入者によって占拠され、自宅に戻れなくなってしまうと言うケースが頻繁に起きている。
昨年、2021年度において住居不法占拠の増加率が最も大きかった州はラ・リオハであり、前年度比272%増に達した。 ヨーロッパ最大の人工ビーチまでマドリッドから車で30分
マドリッド市から約50キロ、車で約30分のところに、ヨーロッパ最大規模の人工ビーチの建設計画が進められている。 サル痘、40人の陽性確認、55人が結果待ち
スペインにおけるサル痘感染は拡大を続けており、昨日時点で陽性が確認された人が40名、検査の結果待ちとなっている人が55名となっていた。
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2022年5月21日(土) 住居事情: 賃貸物件不足により賃貸料高騰
新型コロナ危機と共に観光客が激減したことにより、それまで民泊として運用していた不動産物件を一般の賃貸物件として転用する例が増え、賃貸用物件数が急増した。
大手不動産会社であるFotocasaやIdealistaなどによると、今年第1・四半期には賃貸用物件の供給が全国平均37%減となり、バルセロナでは58%減、セビージャやマラガで50%減、ラス・パルマスで49%減、バレンシアやタラゴナで47%減となったとのこと。
一般的な指針として、家賃は収入の30%未満に抑えるべきとされているが、労働組合CCOOの調べによると、スペインでは賃貸物件に住む人の約41%にあたる300万世帯が収入の30%を超える家賃を払っており、更にその中の140万世帯では、家賃が収入の50%を上回っているとのこと。
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2022年5月19日(木) サル痘、7人の感染を確認
昨夜、マドリッド州において7人がサル痘に感染していたことが確認され、現時点で残り22名が検査の結果待ちとなっている。 カナリアス州の観光業、Covid19前のレベルに
Covid19危機によって長期に渡って深刻な打撃を受けたスペインの観光業だが、今年4月には外人観光客数にも顕著な回復が見られた。
これら外人観光の58.4%を占めているのがヨーロッパからの客となっているが、国籍別で見た場合、最も多いのはイギリス人で1.601.009名(全体の23%)、そしてこれにドイツ人1.121.843名(16.1%)、フランス人597.070名(8.6%)、イタリア人596.349名(8.6%)と続いた。
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2022年5月18日(水) 公共赤字、1兆4500億ユーロに
今年3月におけるスペインの総公共赤字額は、国内総生産額の117.7%にあたる1兆4.539億4.800万ユーロとなり、過去最大値を記録した。 バルのテラス席、95%が高レベルのニコチンで汚染
スペイン癌協会の癌予防コーディネーター、セバスティアン・デル・ブスト氏によると、スペインにおけるタバコを原因とした死亡者数は年間5万人以上にのぼる。
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2022年5月17日(火) 5月に記録的な猛暑
今年最初の熱波到来により、全国的な高気温が今週いっぱい続くと予測されており、5月としては過去に例をみない暑さとなる可能性が高いとのこと。 スペイン、EU内で3番目に結婚が少ない国
EU統計局による昨日の発表によると、スペインで2020年度に登録された婚姻数は国民1000人あたり1.9件であり、スペインはEU諸国内で3番目に婚姻数が少ない国となった。 スペインで最も過疎化が進む地方は?
大都市への人口集中が進むのと同時に、各地方の小村の過疎化が深刻化している。
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2022年5月16日(月) ドン・フアン・カルロス元国王、5月21日に2年弱ぶりの帰国
スペインの元国王ドン・フアン・カルロス1世は、脱税や隠し資産の所有など、複数の提訴の対象となり、スペインにおける王室への社会的非難の増大を避けるなどの目的から、2020年8月3日以降、アラブ首長国連邦のアブダビへ居を移していた。
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2022年5月13日(金) RENFE、高速道路の有料化拡大を提案
スペイン国鉄RENFEにとって、最大の収益を生んでいる看板商品は、1992年に運行を開始した高速列車AVEによるサービスだが、これによる売り上げが近年、大きな落ち込みを見せている。
こう言った状況下でRENFEは、スペイン国内の高速道路の有料化を拡大することを提唱している。 ダリによる作品、40年以上ぶりに発見
サルバドール・ダリが1979年に制作した蝋を使った彫刻作品、「聖十字架のヨハネのキリスト像」は、その姿を消して43年が経過していた。
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2022年5月12日(木) 16歳以上の妊娠中絶、親の同意は不要に
政府は、来週の閣僚会議で中絶法改正案の可決を予定している。
これら中絶の問題以外にも、今回の改正案には様々な事項が含まれており、その中には生理用品やおむつなどの税率引き下げや、重度の生理痛による病気休暇申請の権利なども含まれる。
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2022年5月11日(水) ペガサス スパイ行為: 国家情報局長を解任
スパイウェア、ペガサスを使った、スペインの政治家を対象とした携帯端末の大規模ハッキングによる政治危機が続いている。
今回、政府の責任を押し付けられる形で解任となったパス・エステバン国家情報局長は同職にあって40年間、スペイン国家の安全を情報面から担って来た大ベテランであり、彼女の解任については、政党の違いとは無関係に避難の声が挙がっている。
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2022年5月10日(火) ガソリンスタンド、更に経営難
ガソリンやディーゼルの高騰による経済への悪影響を抑えるために政府が開始した特別支援(リッターあたり20センティモの援助)は、運送業界における急激な経費拡大を緩和するのには役立っているが、同時に多くのガソリンスタンドを運営危機に追いやっている。
ガソリンスタンド連盟によると、年間100万リットルのガソリンやディーゼルを販売する「地方の平均的なガソリンスタンド」の場合で、1カ月につき16.666ユーロの建て替えを行なわなければならず、これはつまり毎月、年間収益45.000ユーロの3分の1に当たる金額を建て替えなければならないことになると言う。 ジョビウ ウィルス(LLOV)取り出しに成功
ジョビウ ウィルス(LLOV)は、2002年にスペイン、アストゥリアスのジョビオにある洞窟で大量死していたコウモリのRNA(リボ核酸)から始めて発見されたが、今回、初めてこのウィルスを取り出す事に成功した。
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2022年5月9日(月) インフレにより無印商品の売り上げ急増
エネルギー費全般の高騰やウクライナにおける戦争による様々な食品の値上がりに伴い、スペイン国民の家計への圧迫が急速に進みつつある。 Covid19: スペイン、平均寿命ランキング脱落
スペインにおける平均寿命は、1999年から2019年までの20年間に渡って伸び続け、女性の場合で3.9年、男性の場合で4.5年のプラスとなり、全世界における長寿大国の一つとなっていた。
スペインを例にとると、2019年の平均寿命が83.6歳であったのに対し、2020年には82.3歳(女性:85歳強、男性:79歳)へと21年ぶりの後退となった。
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2022年5月7日(土) マドリッド、サラマンカ地区でガス爆発
昨日の午後1時頃、マドリッドの中心部にあるサラマンカ地区で大きな爆発があった。
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2022年5月6日(金) ペガサス スパイ行為: 国家情報局、18名に対するスパイ行為を認める
昨日行われた国家機密会議には、これまでで初めて独立派政党所属の議員等の姿が見られた。
今回の会議でその主要テーマとなったのは、独立派政党関連者60数名を対象としたスパイ行為の真相だが、説明を求められた国家情報局のパス・エステバン局長は、スパイウェア、ペガサスによる独立派政党の党員等計18名の携帯端末を対象としたハッキング行為について、最高裁からの認可と要請を受けて国家情報局が合法的に行な
ったものであることを認めた。 ディーゼル料金、過去最高に
4月1日より始まった20センティモ/リットルの経済支援が続いているが、燃料費の値上がりはそれを上回る勢いで続いている。
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2022年5月5日(木) Covid19: 高齢者への4度目の接種、先送りを検討
対新型コロナ・ワクチン、4度目の接種は、すでに免疫不全疾患を持つ人々を対象に開始されているが、それに続いて高齢者への接種についても認可を行なうよう幾つかの州政府から要請が出されている。
本日行なわれる中央政府と各州行政とによる合同保健会議で、4度目のワクチン接種の認可についての協議が予定されているが、アストゥリアス、アンダルシア、ガリシア、ムルシアなど、感染拡大状況が特に悪化している州が中心となって4度目接種の即刻の認可を要請している中、医療専門家等はこれを可能な限り先送りに、出来れば年末まで延期することを推奨している。 社会保険制度加入者数、初の2000万人超え
今年4月は、3年ぶりに新型コロナ関連の様々な行動規制による制限を受けないセマナ・サンタ休暇を利用しての国内旅行が盛況となり、これに伴って国内旅行を中心とした旅行業、飲食業などが中心となっての新規雇用が急増した。
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2022年5月4日(水) ペガサス スパイ行為: 国家情報局、首相発言に疑惑
スパイウェア、ペガサスによる独立主義政党関連者を中心とした大規模スパイ行為が行なわれていたことが発覚したことにより、政府への責任追及の圧力が強まる中、去る月曜日に政府は、サンチェス首相やロブレス防衛大臣も同様のスパイ行為の被害を受けていたことを発表した。
スペインでは政府が使用している携帯電話の安全性を確保するため、国家情報局が外部からの全ての攻撃を監視しているが、今回、首相や大臣の携帯電話への攻撃があったことや、その発見が遅れたことから、国家情報局長の解任の噂が広まり始めている。
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2022年5月3日(火) ペガサス スパイ行為: サンチェス首相、ロブレス防衛大臣にも被害
イスラエルの企業が国家の政府を対象に販売や貸し出しを行なっているとされるスパイウェア、ペガサスを使ったカタルーニャ、バスク独立主義政治家等を対象としたスパイ行為が発覚したことで、スペインの中央政府への責任追及の圧力が強まっているが、昨日、政府はペガサスによる攻撃を受けたのは独立主義政党の関係者だけではなく、ペドロ・サンチェス首相、そしてロブレス防衛大臣についても同様の被害を受けていることを明かした。 この時期に重なっていた大きな出来事と言えば、ポリサリオ前線の指導者ブラヒム・ガリ氏の突然のスペイン入国と、スペイン政府の同氏受け入れに対する報復行為と解釈し得る、モロッコからセウタへの大規模な違法入国、そしてペレ・アラゴネス氏のカタルーニャ州知事就任と中央政府によるカタルーニャ違憲独立運動に関わった政治家等に対する恩赦の適用開始、などが挙げられる。
今回の中央政府による首相、防衛大臣への攻撃事実の公開は、ペガサスの被害に遭ったのが独立主義政党関連者だけでは無いことを強調するのが狙いと見られる。
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2022年5月2日(月)はマドリッド州の祝日です。 公共医療: 706.740人が手術の順番待ち
スペインにおける公共医療は基本的に患者側の負担額は無く、無料で受けられるものとなっているが、常に需要が供給を上回っており、患者の容体に合わせての即対応が困難となっている。
Covid19危機が始まる前の2019年12月時点で、公共医療による手術待ちとなっていた人の数は全国で704.997名と、一つのピークを迎えていた。
更に、手術待ちの状況について忘れてはならないもう一つの現実が存在する。
尚、これら平均値は専門の科によって大きな差異があるため、待ち時間がほとんど無い科もある。
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2022年4月29日(金) 独立派政党、国家機密へのアクセス権を入手
マルウェア、ペガサスを使用したカタルーニャやバスクの独立派政党関係者へのスパイ行為が発覚したことによる政治危機に対応する目的で、政府は、国家機密委員会の設立と、その構成メンバーとして独立派政治家等の参入認可について画策していた。
与党、そして独立派政党以外の政党からは、国家の安全を脅かす大失策であるとの声が挙がっており、PP所属で現EU議員を務めるホセ・マヌエル・ガルシア・マルガジョ氏は、政権維持のために、憲法を尊重せず国家の分断行為を繰り返す独立主義者等に国家安全維持のための機密事項を公開するのは自殺行為としか言い様が無く、こ
の愚行を行なうサンチェス首相が政権から退いたとしても、その傷跡は長くスペインを苦しめることになるだろうと指摘している。
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2022年4月28日(木) ペガサス スパイ行為: 防衛大臣の辞任を要求
イスラエル製マルウェア、ペガサスを使ったカタルーニャ、バスク独立派政治家等を対象にした大規模スパイ行為について、国会における政府の説明が行なわれたが、これに納得する政党は無く、政府に対する追及は強まる一方となっている。
ペガサスを使ったスパイ行為を行なったとの疑惑を持たれている国家情報局は、防衛大臣の管轄下にあることから、責任追及の声はサンチェス首相、そしてロブレス防衛大臣に集中しているが、昨日の国会討論で同大臣が「憲法を無視する者(違憲州民投票や一方的な独立宣言を行なったカタルーニャ独立派政党)を前にして、国家や政府は一体何をすべきか?」と言った発言を行なった。
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2022年4月27日(水) マドリッド、地下鉄ストライキ
本日4月27日の11時〜14時半にかけて、マドリッドの地下鉄サービスのストライキが行われるが、ミニマムサービスとしては70%が予定されている模様。 Covid19:児童の精神状態に大きく影響
子供向け製品および娯楽技術研究所AIJUが行なったアンケート調査によると、Covid19の感染拡大に伴ってとられた様々な行動規制により不安、悲しみ、恐れ、怒り、不眠症、注意力散漫など、精神的に不安定となっている児童が全体の30〜45%を占めているとのこと。 マドリッド州政府、帯状疱疹ワクチン摂取開始
マドリッド州政府は、5月第1週より帯状疱疹ワクチンの接種を開始する。
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2022年4月26日(火) 国王、資産を公開
昨日、スペインの国王、フェリペ6世は個人として所有する資産について、初の公開を行なった。
国王フェリペ6世は、その即位当時より、王室や政府は道徳的、倫理的模範であるべきことを強調しており、今回の資産公開も、国民に対して王室の公正さと透明性を示すためのもので、異例と言える。 Podemos、国王の資産公開を信用せず
国王フェリペ6世がその個人資産についての公開を行なったことについて、Podemosから強い反発が見られた。
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2022年4月25日(月) 外国人による不動産購入、最多数がモロッコ人によるもの
スペイン公証人評議会まとめによると、2021年度にスペインで不動産物件の購入を行なったスペイン在住外国人の中で最も多かったのは、モロッコ人であった。 原因不明の小児肝炎感染者数、スペインでも増加
イギリスで最初の警鐘があった原因不明の小児肝炎の感染確認数は増加を続けており、WHOではすでに11カ国で計169件の感染を確認している。
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2022年4月23日(土) 独立派政治家等へのスパイ行為についての説明を要求
去る火曜日に、カナダのトロントに本部を持つCitizen Labが、スペインにおいて独立主義政党の政治家を中心とした60名以上を対象にしたスパイ行為が行われていること確認したと発表した。
スパイ行為に使われたのはペガサスと呼ばれるイスラエルで開発されたマルウェアの一種で、これを通じたスパイ行為が2017年〜2020年の間に、少なくとも独立主義政治家等を中心とした63名を対象に行われていたとのこと。
一方、中央政府は同スパイ行為についての政府による関与を全否定している。
このスパイ行為が行われたとされる時期は、カタルーニャで違憲独立運動が激化していた時に重なっているが、スパイ行為自体は、カタルーニャ州政府がカタルーニャ警察を一般市民として首都マドリッドに潜入させ、中央政府の主要メンバーを監視させていたなど、行政が公費を使って当然のように行っていたことで、特に珍しいことでは無い。
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2022年4月22日(金) 公的社会保険制度加入者数、過去最高に
政府の昨日の発表によると、Covid19やウクライナ問題の影響による経済危機が続く中ではあるが、健康保険や年金保険が統一されているスペインの社会保険制度への加入者数は、過去最多に達しているとのこと。 マスク着用義務解除によりマスクの税率が戻る?
Covid19感染拡大防止対策の一環としてマスクの着用が義務付けられていたことにより、スペイン政府はマスクを生活必需品として最小税率対象品目の一つとし、その税率を従来の21%から4%に引き下げていた。
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2022年4月20日(水) Covid19: 屋内でのマスク着用義務解除
スペインではこれまで、バルやレストラン、商店、劇場、映画館など、屋内におけるマスク着用義務が維持されて来たが、昨日の政府広報でこれの廃止が発表となり、本日よりこれが有効となる。 春の積雪: 各地で通行止め
30度近い気温に身体が慣れ始めたかと思えたところで、大寒波Rossbyがスペインを覆いつつある。
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2022年4月19日(火) ガス料金高騰により火力発電依存度上昇
スペインにおける石炭を使った火力発電所は、その多くがすでに閉鎖されている。
そう言った中、昨今のガス料金の高騰によるガス発電力不足を補うため、閉鎖認可待ちとなっていた火力発電所が再稼働されており、今年第1・四半期におけるその発電量は昨年度同時期と比較して2倍に膨れ上がった。 郵便局の名を使ったフィッシング詐欺に要注意
郵便局の名を使ったフィッシング詐欺被害が広まっていることについて、スペインの郵政庁が警鐘を鳴らしている。
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2022年4月18日(月) 高速鉄道サービス Iryo、今秋、新たに参入
スペインにおける長距離旅客鉄道サービスは、長年、国鉄RENFEのみによって運営されていたが、近年になって一部、他社の参入が始まっている。
ここへ新たに、今秋からIryoの参入が予定されている。
また、今回10億ユーロの投資により開始することとなるスペイン高速列車市場参入だが、同社の予測では2026年ぐらいから収益を生み始めるとしており、そこから参入第2段階としてガリシア方面への路線についても運行を開始する予定とのこと。 フェイホー効果によりPP支持率急上昇
第1野党PPの党首としてアルベルト・ヌニェス・フェイホー氏が就任して僅か15日が過ぎた今、スペイン国民の各政党に対する支持率は大きな変化を見せている。
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2022年4月14日(木) 本日、明日は、聖木曜日、聖金曜日の祝日です セマナ・サンタに3年ぶりの平常
「エルサレム入場、枝の主日」となった去る日曜日よりセマナ・サンタ(聖週間)が始まっているが、多くの州では本日の聖木曜日から聖金曜日、聖土曜日、そして復活の日曜日にかけて、また幾つかの州では明日の聖金曜日から復活の月曜日までの連休となり、この休暇に合わせてスペイン全国で人々の大移動が行われている。
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2022年4月13日(水) エネルギー危機続くも、原子力発電廃止計画は続行 燃料費、電気料金の高騰に加え、ウクライナ危機の影響によるロシアからEU諸国への天然ガス輸入停止へ向けての動き、そして西サハラ問題の影響を受けたアルジェリアからスペインへの天然ガス供給の減量など、エネルギー問題が日々深刻化する中、スペインでは原子力発電の廃止計画が頓挫すること無く、今も進められている。
EUではエネルギー危機を乗り切るため、今年2月に原子力発電を「持続可能で環境にやさしいエネルギー」の一つとして認定した。
これらの原発を止めるのにかかる費用として、2100年までにおよそ265億ユーロが見込まれているが、最も経費がかかるのが核廃棄物の処理であり、その費用がおよそ136億ユーロとのこと。
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2022年4月12日(火) フェイホーPP新党首: アジュソに自由を
野党第1党PPの新党首に就任したアルベルト・ヌニェス・フェイホー氏は昨日、党首として最初の党運営委員会議を開いた。
今回のPP党首の前倒し選挙は、前党首であったパブロ・カサード氏と同党所属のマドリッド州知事、アジュソ氏との間での衝突が主な原因となった。
これまでパブロ・カサード前党首時代は、中央集権型で党全体の方針をPP本部が統率する形で進められてきたが、フェイホー新党首は各任地でその責任者が才能を発揮して、それぞれの担当地方で党の勢力を伸ばしてくれることを望むとのこと。
アルジェリアのガス輸出、スペインからイタリアへ乗り換え
これまで、アルジェリアによるヨーロッパへの天然ガス輸出の多くは、スペインを介して行なわれて来た。
そう言った中でのスペイン政府による突然の「西サハラ=モロッコの領土」との見解発表を受け、モロッコとスペインとの国交は回復し、2年間、運行されていなかった海の交通も本日より再開されることとなったが、同時に、スペインは独立国家としての主権を主張する西サハラ住民、そして兼ねてよりこの西サハラの領有権争いに加わっていたアルジェリアとの外交危機を招く結果となった。
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2022年4月11日(月) 西サハラ問題: ポリサリオ戦線、スペインとの国交断絶
ペドロ・サンチェス政権が西サハラのモロッコによる領有権を承認する姿勢を示したことを受け、西サハラの民族自決権を主張して活動を続けるポリサリオ戦線は昨日、スペインとの国交断絶決定を発表した。 ひまわり栽培、活発化 初夏になると、見渡す限り広がるひまわり畑を一目見ようと、スペイン、特にアンダルシアを訪れる観光客も多かったが、スペインでひまわり畑がその全盛期を迎えたのは今から20〜15年程前のことで、その後、急激な衰退を見せる事となった。
ひまわり栽培の黄金時代となった20〜15年前には、EUからの資金援助の恩恵を受け、ひまわり栽培は非常に効率の良い商売となり、これに従事する農家が増えた。
しかし、今年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻により、これら両国からヨーロッパへのひまわり関連製品の流通が絶たれたため、ひまわり栽培から手を引いていた農家に、今、その再開が求められ、すでにスペイン各地で栽培が始まっている。
収獲を見越して大口契約の注文が殺到しているが、今後、更に値が上がることが予測されることから、農業組合側も現時点ので契約は一部に抑え、今後の成り行きを見つつ契約を進めるところが多く見られる。
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2022年4月10日(日) 7月6日以降、自動速度制御装置の装備が義務化
スペインを含むEU諸国では、今年7月6日に自動車の自動速度制御機能搭載の義務化が開始される。 自営業は至難の業
スペインで自営業を営むと言うことは、年々困難になっており、今や、それを維持するのは至難の業と言わざるを得ない状態となっている。
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2022年4月8日(金) 西サハラのモロッコ領有権承認に否定決議
サンチェス政権が、野党のみならず政府閣僚等の承認を得ることもなく、西サハラにおけるモロッコの領有権の承認をモロッコ政府に伝えたことにより、スペインの政界に大きな混乱をもたらしているが、昨日の国会で、この首相の単独行動とも言える政策に対する賛否を問う決議が行われた。
注目すべき点は、PSOEと共に連立政権を維持しているもう一つの与党PODEMOSが、反対票を投じているだけでなく、野党であるERC、EH Bilduなどと組み、今回のサンチェス政権の単独行動を問題にしたこの投票開催を率先して進めた点であり、二つの与党間に大きな亀裂があるのが見て取れる。 スペインの長期失業者数、ヨーロッパの17国合計を上回る
Covid19危機による経済危機が続いたあと、政府はその回復傾向を強調するような報道を熱心に行なっているが、実際には厳しい現実がある。
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2022年4月7日(木) Covid19:屋内でのマスク着用義務解除
昨日、トレドで行われた全国保健会議において、屋内におけるマスク着用義務の解除について協議が行われたが、全州代表がこれに賛同した。
この結果を受け、政府はセマナ・サンタ休暇が終わったあと、今月19日に政府広報による発表を行ない、翌20日から有効となる予定。 郵便局ストライキ
最大手の労働組合であるCCOOとUGTが、6月1、2、3日に全国の郵便局によるゼネストを発表した。
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2022年4月6日(水) 在スペイン・ロシア大使館の職員等27名に対し国外退去令
ウクライナのブチャやマリウポルなどで確認されているロシア軍による無差別大量虐殺の事実を受け、スペイン政府はスペイン国内に駐留しているロシア大使館の職員等27名に対し、「本国の平和を脅かす存在」であるとして1週間以内の国外退去を命じた。 今週金曜日よりパンが変わる
パンはスペインにおける食生活にとって欠かす事の出来ない食材だが、今、スペインで販売されているパンに大きな変化が起きつつある。
現代人の食生活では塩分の過剰摂取が問題とされることが多いが、中でも知らず知らずのうちに体内に取り込まれる「隠れ塩分」の摂取量について専門家等による指摘が集まっている。
これにより今週金曜日以降、販売されるパンの全てにおいて、パン100グラム中に含まれる塩の量は最大で1.31グラムまでとなる。 経済成長率見通し、7%から4.5%へ
今年2022年のスペイン経済成長率について、政府は昨年12月時点の見通しとして+7%と言う数字を打ち出していたが、昨日、スペイン銀行が発表した報告書では、政府予想より2.5ポイントも低い4.5%となっていた。
政府が予想値を算出した後にウクライナ危機が勃発し、世界経済全体への影響が出たということも政府とスペイン銀行によるそれぞれの予測値に大きな差異が生じたことの大きな要因の一つとなっていると考えられるが、いずれにせよスペイン経済の回復は、まだまだ長期的な視野を持って受け止める必要がありそうだ。
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2022年4月5日(火) 西サハラ問題 ペドロ・サンチェス首相が、政府閣僚会議すら通さずにモロッコによる西サハラ領有権を認める旨をモロッコ国王、モハメッド6世宛て書簡にて伝えたことについて、スペインでは全野党だけでなく、PSOEと連立政権を組むPODEMOS党や首相が所属するPSOE内からも強い非難の声があがっている。
これまでスペインは、西サハラのあり方については国連が示す姿勢と同調する形を維持して来た。
サンチェス首相は間もなくモロッコへ飛び、西サハラのモロッコ領有承認についてのサインを行なう予定となっているが、その前に本日の国会で、この首相の独断とも言える決定に対する賛否を問う投票が予定されており、ここで全野党、そして政権の一部を担うPODEMOSまでもが反対票を投じる可能性が高く、更にはPSOE所属議員内にも反対票を投じる者が出ることもあり得る。 燃料費支援をガソリンスタンドが建て替え、休業へ
トラックやバス、タクシーなど、輸送業車両に対する経済支援として政府が打ち出した「燃料1リットル当たり20センティモの援助金制度」は今月頭より有効となっているが、その金額を実際に負担しているのは、その場で割引を行なっている各ガソリンスタンドであって、政府ではない。
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2022年4月4日(月) Covid19: 室内でのマスク着用義務、間もなく解除か?
来る4月6日にトレドにおいて全国保健会議が行なわれる。 セビージャ春祭り、労働法改正により開催危機に
現連立政権のPODEMOS側が中心となって進めた労働法改正案が可決されたあと、去る3月31日より新労働法が施行されることとなったが、これがスペイン三大祭りの一つとして知られるセビージャ春祭り開催の大きな障害となっている。
この2年間、Covid19の影響でスペインでも多くの祭りが中止となり、開催地の地元民は再び開催出来る日を楽しみにしていたが、3年目にしてようやくその念願が叶おうとしているところへ、予想外の障害となって表れたのがこのPODEMOS発の新労働法であった。
世界的に広く知られるようになったセビージャの春祭りでは、約1週間の間、その会場で連日に渡って一晩中カセタが営業されており、そこで「飲んで歌って」と言ったお祭り気分を楽しむことが出来るが、この間、1000軒以上立ち並ぶカセタで働く人々には、労働法が定めるところの労働時間の規制などは適用されていなかった。
こう言った状況を受け、1000軒以上あるカセタの80%をその管轄下に持つアンダルシア・フェリア飲食業協会は、労働基準法についてのフェリア会場における例外的措置を求め、春祭り開催期間に合わせる形で4月30日から5月7日までの期限付きストライキを発表した。
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2022年4月2日(土) PP: アルベルト・ヌニェス・フェイホー新党首誕生
昨日と今日の二日間に渡り、セビージャでPPの第20回全国集会が行われており、その中で本日、アルベルト・ヌニェス・フェイホー氏がPPの新党首として承認される。
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2022年4月1日(金) 社会保障制度赤字額、111億9200万ユーロに
国民年金、社会保険などを担う社会保障制度収支は、2021年度期終了時点で111億9200万ユーロの累計赤字となった。 ディーゼル料金、初めてガソリン料金を上回る
燃料費の高騰が続く中、ディーゼル料金がガソリン料金を初めて上回ると言う現象が起きた。
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2022年3月31日(木) 3月のインフレ、10%近くに
後日、正確な数値での公式発表があるが、昨日、国家統計局によって先行発表された仮集計によると、今年3月の前年度比インフレ率は9.8%と、二桁台に乗る直前にまで達したとのこと。
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2022年3月30日(水) 家賃の値上げ、2%を上限に
Covid19危機によって後退した経済が充分に回復する間もなく、ウクライナ危機による影響がスペイン国民の家計を締め付ける中、政府は様々な対応を求められているが、経済対策の一環として賃貸住宅の値上げ率に上限が定められる事となった。
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2022年3月29日(火) Covid19: 屋内でのマスク着用義務の廃止について警鐘 政府は4月6日に予定されている全国保健会議で、バルの店内など、屋内におけるマスク着用義務の廃止について協議する予定としているが、これについて医療界から時期尚早として警告の声が挙がっている。
スペインでは感染拡大防止措置として取られて来た数々の規制が解除され、社会生活が新型コロナ危機以前の状態に戻されつつあるが、この規制緩和と共に感染拡大状況に明確な変化が見られ、しばらく続いていた減少傾向から増加傾向に転じている。
政府による「新型コロナの風邪扱い」と「それによる強引な平常化」は、4月のセマナ・サンタ休暇をはじめ、各種春祭り時期の到来に向け、経済活動を活発化させることが狙いと思われるが、ワクチン接種が最優先された高齢者などは、3度目の接種を受けてからすでに半年が経ちつつあり、彼等の間での感染も拡大しつつあるのが現状である。 輸送業界ストによる影響、大きく緩和
輸送業によるストライキは3週目に突入しているが、先週、政府と大手労組との間で合意が得られて以来、ストの勢いは弱まりつつある。
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2022年3月28日(月) インフレによる家計への圧迫深刻化
エネルギー費の継続的な高騰、ウクライナ危機、運送業界によるストなどが重なったことによる急激な物価上昇が続いており、スペイン国民の家計の圧迫が深刻化しつつある。
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2022年3月27日(日) Covid19: 明日以降、軽症の新型コロナはインフルエンザ扱い
スペインにおけるCovid19の扱い方に急速な変化が生じており、今月1日から
感染者との濃厚接触者についての隔離義務が無くなったのに続いて明日、28日からは感染者であっても軽症者、無症状者についてはその隔離義務が廃止される。
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2022年3月25日(金) 運送業スト: 燃料1リットルにつき20センティモの支援
運送業界によるストライキは今日で11日目となる。
そう言った中、スト開始後10日目になった昨日、ようやく政府と運送業界大手労組との協議の場が持たれた。
これらの合意により、政府は運送業界によるスト問題の終了としているが、同ストを進めて来た運送業界内少数派グループは、政府との協議への出席すら認められておらず、彼等と政府との間での直接的な協議の場が持たれない限りストは続行すると警告している。
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2022年3月24日(木) 空港の出入国審査混乱の兆候
Covid19危機によって外国人旅行者数が激減したことに伴い、スペインの全空港でパスポートコントロールを行なうスタッフ数が減らされていたが、徐々に旅行客が増えつつある今も、その人数は削減されたままの状態となっており、その結果として円滑な出入国審査が行なわれていないと言った問題が報告されている。 Covid19により肥満児が増加
Covid19危機が始まって以来、スペインでは子供達の肥満が増加しつつある。
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2022年3月23日(水) ラ・リオハで天然ガス採掘調査を再開
スペイン政府は、ガス確保が外交における重要課題となっている今、ラ・リオハ州ソテスにあるビウラ鉱床の追加採掘調査の再開を、2023年11月12日までと言う期限付きで認可した。 運送業ストにその他の業界が合流
運送業界によるストライキは今日で10日目に入り、この影響ですでにスペイン全国の流通が麻痺状態となり、スーパーや市場から一部の食品や日用品が姿を消すなど、国民の日常生活に大きな影響が出始めている。
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2022年3月22日(火) 運送業スト拡大
先週月曜日に始まった運送業のストライキは今日で9日目に入るが、ここで大きな変化が生じた。
ストが始まって1週間も経たないうちに、すでにスペイン全国での物資流通に大きな問題が生じており、全ての食料品を含む生活必需品の供給に弊害が見られる。
政府に対し各方面から迅速な対応を求める声が高まる中、政府は「小規模企業や個人営業主などの連盟は、同業界の代表とは見なさない」として彼等と話し合いの席につくことを拒み続けており、彼等との協議を行なう代わりに、多数のパトロールカーを出動させ、営業を続けようとする運送会社のトラックを護衛するなど、力づくでストによる効果を減少させようと試みた。 フェイホー氏、PP史上最高の支持率で党首選へ
PP新党首として唯一の立候補者となっている現ガリシア州知事のアルベルト・ヌニェス・フェイホー氏に対する承認投票は、4月1日・2日に予定されているが、昨日、それに先立つ二つの投票がスペイン全国のPP支部で行われた。
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2022年3月21日(月) PSOEとPODEMOSの関係悪化
最近になって、連立政権を組む2党、PSOEとPODEMOSの関係悪化が急速に進んでいる。
そして、続けて生じたこれら2件の不一致による関係悪化に油を注ぐような出来事が、先週末に起きた。
これら連続して起きたPSOEによるPODEMOSを無視した行為によって、両党間の関係は急速に悪化しており、現連立政権の土台が大きく揺らぎ始めている。 新道路交通法、本日より施行 本日より施行となる新道路交通法により、様々な変更が生じるが、主なものは以下のとおりである。 *運転中に携帯電話の使用を行なった場合、罰金はこれまでの200ユーロが維持されるが、免許証の減点ポイント数がこれまでの3から6へと変更。 *シートベルト、乳幼児用シート、ヘルメットなどの着用義務を怠った場合や、適切な形での使用が行われていなかった場合、罰金はこれまでの200ユーロが維持されるが、減点数が3から4へ引き上げ。 *自転車やバイクなどを追い越す際、進行方向の車線が2つ以上ある場合は必ず隣の車線に入って追い越すことが義務となり、2つ以上無い場合は、安全確保のため1.5メートル以上の距離を保つことが義務付けられる。これを怠った場合の罰金は200ユーロで減点数は4から6へ引き上げ。 *車窓からのポイ捨てについては、事故を引き起こす可能性やタバコの吸い殻などにより火事の原因となり得ると判断された場合、500ユーロの罰金が課せられ、減点数もこれまでの4から6へと引き上げられる。 *18歳未満の運転(4輪車、2輪自動車、自転車、障害者用電動椅子、スケートボード、キックボードなどを含む)について、酒気帯び運転の基準値はアルコール血中濃度0.0%とされ、アルコール、麻薬、覚せい剤などの服用と運転との共存は全面禁止とされる。 *追い越し・追い抜き時の最大速度は従来の「制限速度+20キロ」が廃止となり、制定された制限速度までに変更。
*速度違反測定妨害を目的とした機器について、それが接続されている、いないに関わらず、車内に設置していたら違反行為と見なされ、3ポイントの減点、200ユーロの罰金となる。
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2022年3月20日(日) スペイン政府、モロッコによる西サハラ領有権を承認
かつてのスペイン領、西サハラは1975年末にスペインが撤退したあと、モロッコとモーリタニア両国による領有権争いとなり、1979年にモーリタニアが身を引いたあと、その最西部を除く全地域がモロッコの支配下となり、最西部はサハラ・アラブ民主共和国と称される国連非公認の勢力圏となっている。
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2022年3月18日(金) 運送業者ストにより流通悪化
今週の月曜日に始まった運送業による無期限ストは、ウクライナ危機による物資流通の悪化に拍車をかけた。 カタルーニャ独立派勢力、大きく後退
カタルーニャの社会学研究所が昨年11月から12月にかけて行なったアンケート調査によると、カタルーニャの人々の53%が独立に反対としており、賛成と答えた人は38%にとどまった。
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2022年3月17日(木) マドリッドのタクシー68台、ウクライナ避難民を乗せて今朝到着
今朝、日付が変わり午前1時になった頃、マドリッド市に68台のタクシー群が到着した。
これら68台のタクシーは、マドリッドの個人タクシー運転手等が運転するもので、ウクライナ危機への救援活動への参加を思い立ち、それを成し遂げた勇士等の凱旋である。
昨日中の到着とはならず、日付が変わり、今朝の1時過ぎになってようやくマドリッドに到着。
マドリッドに到着したウクライナの人々は、「平和の使者協会」の創立者であるアンヘル神父が待つ、Hortaleza通り63番地にあるサン・アントン教会に導かれ、そのあとマドリッド市やその他の都市のそれぞれの受け入れ先家族の元へ向かった。
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2022年3月16日(水) バジェ・デ・ロス・カイードス(戦没者の谷)の十字架、世界最大として認定
マドリッド市から約54キロ地点にあるバジェ・デ・ロス・カイードスには、40キロ離れた所からでも見ることが出来る巨大な十字架があるが、この度、ギネスブックによって世界最大の十字架(高さ152.4メートル)としての認定を受けることとなった。 マドリッドで放射性機器が盗まれる
昨日、マドリッド州のウマネス市で、放射性機器が盗まれる事件があった。
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2022年3月15日(火) 防衛費予算、2%へ引き上げ
スペイン政府は、今月29日に行われる閣僚会議において、防衛費予算の大幅な引き上げを決定する予定としている。 サハラからの砂、大量に飛来
去る日曜日より、空気中に混じったサハラ砂漠の砂がイベリア半島を覆い始めており、昨日にはスペイン各地で大量の砂混じりの大気により、赤く染まった風景が見られた。
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2022年3月14日(月) ひまわり油不足により数週間後には生産停止企業続出か
ウクライナ危機が始まって以来、同国からスペインへの物流が滞り、これにより様々な農業製品の供給不足が生じている。
スペインで消費されるひまわり油の年間消費量は、一般家庭での消費が193.200トン、そして食品工場やレストランなどで消費されるものが186.800トンに及んでいる。 運送業による無期限スト開始
本日、スペインのトラック運転手など運送業による無期限ストライキが開始された。
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2022年3月13日(日) インフレ率、10%近くに
物価高騰は留まるところを知らず市民の生活への圧迫が強まっている。
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2022年3月11日(金) 教会内虐待に対する調査委員会、設置で合意
昨日の国会で、カトリック教会内部における、児童を対象にした性的虐待について掘り下げた調査を行なうための調査委員会を設置することが決定した。 マドリッド州、面積の3分の1がラドン・ガス多発生地域
マドリッド州はその3分の1が花崗岩の大地に広がっており、ガリシア、エクストレマドゥーラ、カタルーニャ、ピレネー域などと並んで、自然発生するラドン・ガスの量がスペイン国内で最も集中している地域となっている。
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2022年3月10日(木) カタルーニャ州知事、プーチデモン氏とプーティン大統領との関係を糾弾せず カタルーニャの違憲独立問題により海外逃亡中のプーチデモン元カタルーニャ州知事が、ロシアのプーティン大統領の協力を得てカタルーニャの独立運動を進めていたことを裏付け得る事実がすでに幾つか露呈しており、同件についての調査がEUで開始される。
ロシアはかねてよりEUの結束を崩す目的でEU諸国への工作を続けて来たが、その一環としてカタルーニャ独立運動の激化についても力を注いで来たと推測される。
こう言った状況を受け、カタルーニャのPPを率いるアレハンドロ・フェルナンデス氏は昨日のカタルーニャ議会で、独立派政党ERC所属のペレ・アラゴネス州知事に対し、「EUによる調査によってプーチデモン元カタルーニャ州知事とプーティン大統領の協力によるEUの結束に対する攻撃的行為が明らかになった場合、それを糾弾するか」との問いかけを行なったが、これに対しペレ・アラゴネス州知事は「その件についてコメントするつもりは無い」と、明言を避けた。
スペイン政府、ウクライナへの更なる武器提供の可能性
スペイン政府は、ウクライナ付近のEU諸国の防衛のため軍隊を派遣しているのとは別に、ウクライナへの支援目的で武器の提供も行なっているが、昨日の国会でマルガリータ・ロブレス防衛大臣は、状況の変化に応じて武器の更なる提供を行なう可能性もあると示唆した。 カルフール、オン・ライン販売専用の大規模施設がマドリッドで稼働
大手スーパーチェーン“カルフール”が、マドリッドのヘタフェに同社初の通販専用の大規模施設を設置し、昨日その運営を開始した。
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2022年3月8日(火) 新道路交通法、3月21日より施行
道路交通法の改正に伴い、日常の運転の中で幾つか注意すべき点が挙げられるが、その一つが前方の車を追い越す時に適用される最高時速の変更である。
次に自転車や二輪車を追い越す時の規則にも変更が生じており、同一方向の車線が二つ以上ある道路における追い越し時は、必ず自転車や二輪車が使用している車線から隣の車線へ移動してから追い越すことが義務付けられる。
続いて飲酒運転についての規制にも変更が見られる。
また速度違反測定妨害を目的とした機器について、それが接続されている、いないに関わらず、車内に設置していたら違反行為と見なされ、3ポイントの減点対象となる。
ドン・フアン・カルロス1世、アブダビに残留
最高検察庁がドン・フアン・カルロス1世前国王に対する不起訴決定を行なって5日が経った今、今後の行動について述べた書簡がフェリペ6世国王の元に届けられた。
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2022年3月7日(月) PP、党内危機により支持率低下
PSOEの支持率低下に伴いPPへの支持率が上がり、1月実施の世論調査では、PPがPSOEを抜いて第1党となる可能性が高いことが明らかになっていた。 従業員50人以上の企業、今日が性別間差別解消プラン提出期限
明日、3月8日は国際女性デーとして、スペインでも女性の権利を守るための大規模デモが予定されているが、その前日である今日は、スペインの企業(従業員50〜100名)に対する「性別間差別を無くすためのプラン」を行政へ提出する期限日となっている。
この従業員50〜100名と言う枠組みに相当する企業は約3万社あるが、現時点でその企画書を正式に登録しているのは僅か5000社程度であり、全体の17%程度にしか達していないとのこと。
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2022年3月5日(土) ウクライナ危機によりヒマワリ油の販売に制限
ウクライナにおける戦争による影響がスペインの食料品スーパーでも表面化しつつある。
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2022年3月4日(金) ガソリン料金過去9年間で最高に
電力、ガスに並んでガソリンやディーゼルの料金の高騰も続いており、一昨日に過去最高値となったばかりであったが、昨日には更に記録を更新することとなった。 アトーチャ駅を改名、アトーチャ・アルムデナ・グランデス駅に
中央政府は、スペインで活躍した女性達の存在を社会により強調する目的で、主要都市の駅名に彼女等の名前を追加する計画を進めている。
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2022年3月3日(木) 一人当たり国内総生産、Covid19前より約5%減
Covid19危機によりスペイン経済は大きな悪影響を受けたが、2021年後半には急速な回復が見られた。 ドン・フアン・カルロス前国王に対する3つの疑惑捜査を終了
スペインの前国王ドン・フアン・カルロス1世に対し、スペインの最高検察庁は3つの容疑について捜査を進めていた。
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2022年3月2日(水) カサ―ド氏、党首として最後の全国役員会
昨日、PPのパブロ・カサード氏は党首として最後の全国役員会を開催した。 Covid19: ワクチン未接種の濃厚接触者に対する隔離を廃止
これまで、感染者との濃厚接触者でワクチン未接種の人については一定期間の隔離期間が設定されていたが、昨日行なわれた保健省と各州行政保健局による合同会議の中で、この措置を無くすことで合意に至った。
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2022年3月1日(火) 厚生年金と国民年金の受給額格差40%
労働法改正に伴う、自営業者への年金システム改正についての交渉が労働省と自営業者連盟との間で行われているが、未だ合意への兆しは見えない。 週末明けのCovid19感染状況、発表できず
週末分のCovid19感染状況全国集計は、各州行政からの報告を元に毎週月曜日、中央政府よりそのまとめが公表されるが、昨日は夜中になっても発表されることが無かった。
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2022年2月28日(月) Euribor、2年間で最上昇
欧州銀行間取引金利Euriborは今年2月、過去2年間における最上昇率を示した。 Covid19: 死亡者数累計、10万人越え
先週金曜日に政府は、Covid19による死亡者総数を99.410名と発表していることから、週末が明けた今日の発表でこれまでの死亡者数が10万人を越えることが予測される。
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2022年2月26日(土) スペインの対ウクライナ、ロシア貿易額113億ユーロ
ロシアによるウクライナ侵攻による世界経済への影響が懸念されるが、スペイン経済も大きな影響を受けることとなる。
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2022年2月25日(金) DANAによる雨到来
干ばつ続きのスペインに雨の知らせがやって来た。 在ウクライナのスペイン大使、国外へ避難
ホセ・マヌエル・アルバレス外務大臣は今朝、在キエフ、スペイン国大使館勤務のシルビア・コルテス大使が、100名程度の現地在住スペイン人と共に陸路にてポーランドへ向かっていることを発表した。
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2022年2月24日(木) PP次期党首はアルベルト・ヌニェス・フェイホー氏
昨夜、最大野党PP所属の各州代表など主要メンバーがスペイン全国から召集を受け、PP党首の今後についての協議が行われた。
新型コロナ危機が始まって以来、その対応についての国民の不満も多く、PSOEとPODEOMOS連立による現政権に対する支持率が落ちており、最近のアンケート調査では、今、選挙を行なった場合、PPがPSOEを抜いて第一党になる可能性が高いと言う結果が見られる。
現在、不祥事によりPPへの支持率が一時的であるにせよ下がっている事がアンケート調査により見受けられるが、PPに投票していた人々がPSOEに流れると言う現象はアンケート結果には現れておらず、PPの指示が減った分、極右翼政党であるVOXの支持率が高まっている。
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2022年2月23日(水) 水道、電気、ガスの供給停止禁止令、強制退去禁止令を延長
新型コロナ危機による経済活動への大きな影響が続く中、スペインでは水道・光熱費や家賃の支払いに支障が生じている世帯が増加している。 パブロ・カサ―ド氏、PP代表として最後の国会か
最大野党PPのパブロ・カサード党首は本日、党首として恐らく最後となる国会に臨んだ。
事の発端はパブロ・カサード氏派が行なったと見られる、同党所属でマドリッド州知事を務めるイサベル・ディアス・アジュソ氏に対するスパイ行為で、これが発覚したことにより、アジュソ氏派を中心にカサ―ド氏に対する大規模抗議を招く結果となった。
本日、PPの各地方支部の代表等が集まり現党首カサ―ド氏への信任度が測られるが、その多くがカサ―ド氏の退任を希望していると見られる。
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2022年2月22日(火) 平均気温、過去60年間で1,5度上昇
様々な環境問題についての観測を行なっている民間団体OS調べによると、1961年から2018年にかけての57年間に、スペイン国内にある約8200の市町村の内、半数以上にあたる51%の町々で平均気温が1.5度以上、上昇しており、その中で2度以上の上昇となった市町村が全体の14%にのぼっているとのこと。
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2022年2月21日(月) サンチェス首相とカタルーニャのアラゴネス州知事、日曜日に再会か
Covid19危機が始まって以来、カタルーニャの独立問題についての協議を行なうための会合が中断されたままとなっており、未だ再開されていない。
こう言った緊張が続く中、これまでカタルーニャのアラゴネス州知事と顔を合わすのを避けて来たサンチェス首相だが、今月28日から来月の3日までバルセロナで行われるワールド・モバイル・コングレスの開会式が予定されている27日の日曜日に、その夕食会で二人が再会することが予測されている。 年金、4人に1人が早期受給
スペインでは、2013年に施行された改正案により、年金受給開始年齢や満額受給のために必要な加入年数などが毎年、徐々に延長されているが、昨年、2021年における受給開始のための基本年齢は66歳(必要加入年数は36年)であり、早期受給を希望する場合は65歳から受給が可能だが、そのための必要加入年数が37年3カ月以上となっていた。
そう言った中、昨年、新たに年金受給者となった人の数は316.156名で、その内の75%にあたる238.415名が66歳になるまで待たない早期受給者となっており、平均すると昨年度の受給開始年齢は64.65歳であった。
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2022年2月20日(日) 低料金高速列車AVLO: マドリッド ー バレンシア線、明日から運行開始
スペイン国鉄RENFEによる低料金高速列車AVLOによるマドリッド ー バレンシア線の運行が明日、2月21日より開始となる。
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2022年2月19日(土) Covid19: ワクチン接種率、91%で停滞
スペインにおける対Covid19ワクチン接種は早急に進められ、全世界でも最も浸透するのが早い国の一つとなったが、感染拡大第6波が峠を越えて以来、その進み方にはブレーキがかかった状態が続いている。 スペインの州別平均収入: 最も収入が高いところは?
2020年度の統計によると、スペイン全国の平均月収は2038ユーロとなり、これを上回る地域としては、まず自治都市メリージャ(平均月収2662.6ユーロ)、自治都市セウタ(2257.2ユーロ)が挙げられる。
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2022年2月17日(木) ラ・二―ニャ現象:干ばつにより一部地域で給水制限始まる
スペインでは夏の降水量が少なく、その他の季節に降る雨が一年を通じて消費される水の供給源となっているが、今年は年始から春にかけて記録的な干ばつが続いており、21世紀開始以降、2番目に少ない降水量となっている。 フランス国鉄とスペイン国鉄による共同便廃止へ
現在、フランス国鉄とスペイン国鉄による共同便として運行されているバルセロナ ー リヨン ー パリ線、 マドリッド ー マルセーユ便について、フランス国鉄は一方的にその廃止を決定した。
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2022年2月16日(水) 不動産売買数、バブル時代レベルに
Covid19危機により、一旦、大きく落ち込んだ不動産売買だが、2021年には前年度比較34.6%増と言う、過去に例を見ない増加となった。 全国で高気温
2月後半に入ったが、スペインでは全国的な高気温と雨不足が予測されている。
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2022年2月15日(火) カスティージャ・イ・レオン: VOXの要求
去る日曜日に行われたカスティージャ・イ・レオン州選挙でPPが最多議席数を獲得したものの、単独政権を得るために必要な過半数には遠い結果となった。 スペインで持ち歩いて良い現金の上限
マネーロンダリング防止策の一環として、スペインでは認可申請無しで持ち歩ける現金の上限額が制定されている。
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2022年2月14日(月) カスティージャ・ラ・マンチャ州選挙、PP勝つも大勝とはならず
昨日行われたカスティージャ・イ・レオン州選挙で、PPが最多数議席を獲得した。 Covid19: 感染拡大第6波による死亡者数、第4波、第5波を上回る
オミクロン株を主流とした感染拡大第6波による死亡者数は9.100名近くに至っており、すでに感染拡大第4波、第5波の死亡者数を上回っている。
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2022年2月11日(金) インフレ率、賃金引上げ率を大きく上回る
政府は、今年から最低賃金をこれまでの月額965ユーロから1000ユーロへ引き上げることを決定し、これにより、最低賃金受給者の収入が昨年に比べて3.6%増となったことをアピールしている。
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2022年2月10日(木) 最低年収、14000ユーロに
政府、企業連、主要労組などの協議によって進められていた今年度最低年収についての発表が、昨日、第2副首相によって行われた。
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2022年2月9日(水) Covid19: 屋外でのマスク着用義務、条件付きで明日から廃止
本日の政府広報により、屋外におけるマスク着用義務の廃止が発表される。 二重電話による詐欺に要警戒
消費者協会OCUは、最近、多発している二重電話による詐欺の被害に遭わないよう、警戒を呼び掛けている。
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2022年2月8日(火) 国会議長、PP議員によるオン・ライン投票の内容確認せず
先週木曜日に行われた労働法改正案決議(2月4日の記事参照)において、PP議員が行なったオン・ライン投票が本人の意思に反した内容となり、この1票の差で決議結果が反転してしまったことについての様々な議論が今も続いている。 養鶏場、一斉閉鎖の危機
電気、水、飼料、プラスティック、ダンボール、ディーゼルなど、養鶏場運営に必要な様々なものの料金が全て高騰していることから、スペイン全国の養鶏場が深刻な経営難に陥っている。
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2022年2月7日(月) 屋外のマスク着用義務廃止へ
スペイン保健省と全自治州は、今朝の会合で12月末から続けられていた屋外でのマスク着用義務を廃止することを全会一致で合意した。 国内の銀行支店数、10年で半減
銀行サービスの急速なデジタル化に対する、高齢者の抗議活動が最近話題となったが、スペイン銀行の調査によると、国内の銀行支店数は、この10年で半分にまで減少した。 スペイン・ポルトガル、2030年W杯唯一の欧州候補に
2030年に開催予定のサッカーFIFAワールド・カップの共同開催地として立候補を昨年表明したスペインとポルトガルだが、この大会の唯一の欧州立候補となる可能性が高くなった。
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2022年2月4日(金) オン・ライン投票の不具合で国会決議が反転
昨日の国会で、労働法改正案についての決議が行なわれた。
政府の計算では2票差で決議されるはずだったが、ナバーラの保守派政党UPNの党員2名が、党の指示に背く形で反対票を投じたことが判明。
開票結果の発表時には否決となったことを通知しておきながら、その後すぐに可決であると訂正した事などからも、国会執行部はこの「謎の1票」の存在を把握しており、必要に応じてこれを利用したとして、PP、Voxなどは、今回の決議の無効性と政府による違憲行為について憲法裁判所へ提訴するとしている。
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2022年2月3日(木) マドリッド地下鉄11番線の大規模拡張計画
マドリッドの地下鉄の大規模な拡張工事の計画が進められており、その対象となる路線は11番線とのこと。
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2022年2月2日(水) Hipra(イプラ):初のヨーロッパ純正対Covid19ワクチンはスペイン製?
スペインで開発が進められている対Covid19ワクチン「イプラ」は、実用化される前の最終段階であるフェーズ3に入った。
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2022年2月1日(火) 消費者物価指数計算の対象品目にマスクを追加
消費者物価指数の計算時に用いられる対象品目リストは、5年に一度、その見直しが行なわれる。 スペイン語辞書に登録されている日本語紀元の単語
スペイン語の中に取り入れられている外来の単語は数多く存在するが、その中には日本語紀元とされるものもあり、スペイン語の基準とされるスペイン王立アカデミー発行の辞書には、現時点で59の単語が登録されている。
Soja = 醤油
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2022年1月31日(月) Covid19: 入院患者数増加
スペインにおける最初の新型コロナ感染者が確認されてから2年が経つ今、感染拡大第6波による毎日の新規感染確認数は徐々に減少しつつあるにも関わらず、Covid19による入院者数は増えている。 テニス全豪オープン、ラファ・ナダル優勝
昨日行われた全豪オープン決勝戦でスペインのラファ・ナダル選手が優勝し、世界4大大会における最多優勝記録、21勝を達成した。 公共の高齢者用旅行プラン、売れず
スペインでは、冬場の旅行オフ・シーズンに合わせる形で、社会保障システムが組む高齢者を対象とした旅行プランの販売が毎年行われる。
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2022年1月28日(金) Covid19: 感染状況、4日連続で減少傾向
昨日発表された前日分(26日分)の全国集計では、新規陽性確認数が130.888名で人口10万人あたりの数値が3.139名となり、4日連続で減少傾向が続いた。 EU諸国内で最も長寿の木、スペインにあり
これまでEU諸国内にある樹木の中ではギリシャにある
松の木がトップの座を占めていたが、この度、バジャドリ大学とフアン・カルロス国王大学等の共同研究の結果、その木よりも更に400年ほど長寿の木がスペイン、カナリア諸島の中のテネリフェ島で確認された。
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2022年1月27日(木) Covid19: モデルナ社ワクチンによる副反応、痺れ
スペインでは3度目の追加接種としてファイザー社ワクチンとモデルナ社ワクチンの2種が使われているが、3度目の接種時に1度目、2度目に受けたワクチンと同種のワクチンを受ける事になるかどうかについての事前情報提供は無く、接種会場へ行くまで把握出来ない。
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2022年1月26日(水) 高齢者、金融機関に「より人間的な扱い」を要求
金融サービスにおけるデジタル化が急速に進む中、スペインでは銀行の支店数が急速に減少している。 ビニール袋代より安いオレンジの卸値
去る週末、首都マドリッドにおいて農業従事者等による大規模デモが行われたが、大手スーパーチェーンなどによる圧力もあり、農作物によってはその生産コストを下回る値段でしか出荷出来ないものも多い。
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2022年1月25日(火) スペイン、ポルトガルにおける癌死亡者の分布
マドリッドにある国立疫学センターとリスボンにある国立保健研究所による共同研究の結果として、イベリア半島に広がるスペイン、ポルトガル両国における各種癌による死亡者の分布図が作られた。
・肺癌
・乳癌
・前立腺癌
・食道癌
・胃癌
・大腸癌
・膵臓癌
・咽頭癌
・膀胱癌
・白血病
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2022年1月24日(月) スペインで最も美しい村リストにプエンテデイが追加
「スペインで最も美しい村」協会が2022年度版として更新した美しい村リストには、計105か所の村名が挙げられているが、今年新たに追加となった村は一つだけで、ブルゴス市から約80キロ離れたところにあるブルゴス県のプエンテデイ村だった。 19県に低気温注意報
スペイン各地で寒さが続いており、気象局では本日も引き続き19県に対し低気温に対する注意報を発している。 住居不法占拠増加
スペインにおける住居不法占拠は、増加傾向が続いている。
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2022年1月22日(土) スペイン、コロナ渦でも臓器移植数世界でトップ
スペインは臓器移植において、その件数で常に世界でトップを競う位置を維持しているが、2020年にCovid19危機が始まると同時に、他の国々と同様にドナーの数が大きく減少した。
また死亡後の臓器提供だけでなく、生存中の提供についても増加しており、2021年には前年度比25%増、323件の腎臓移植が行われた。
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2022年1月21日(金) サッカー国王杯、8強決定
先週末から順次行われていたサッカー国王杯の8強決定戦が昨夜の2試合で終了となり、準々決勝へ進む8チームが決定した。 スペイン、黒海へ軍艦を派遣
ウクライナのNATO加盟の可能性が発端となり、ロシアとNATO加盟国との間での危機感が頂点に達しつつある中、OTANの一員であるスペインからも、二日前に黒海へ向けて乗組員52名の小型艦が送られているが、更に200名以上を乗せた艦2隻が2,3日中に出動予定であり、また2月には空軍の出動も予定されている模様である。
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2022年1月20日(木) Covid19: 感染者多数により学校教育に混乱
Covid19の感染拡大第6波がその山場を迎えたとされる今、スペインにおける学校教育は混乱状態にある。 各地で寒波による注意報発令
スペインを覆っている寒波による影響は今日も続いており、気象局では各地に気温低下や積雪に関する注意報を発令している。
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2022年1月19日(水) Covid19:大臣2名が感染
昨日、中央政府の閣僚会議が行われたあと、これに出席していた2名の大臣の感染が確認された。 Covid19: カタルーニャ、感染拡大続く
昨日のカタルーニャ州行政発表によると、同州におけるCovid19感染拡大には未だ衰えは見られず、過去1週間における新規陽性確認数合計は203.000名と、これまでの最多記録更新となった。
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2022年1月18日(火) スペインの人口、2016年以降初めての減少
国家統計局がまとめた2020年の人口推移(2021年1月のデータ)によると、2020年におけるスペインの人口は65.688名の減少となり、47.385.107名であった。 2021年度、不動産価格1.74%の高騰
不動産業大手Fotocasaが毎年公開する不動産価格年間報告によると、2021年度には17州の内、11州で高騰が見られ、スペイン全国平均としては1.7%の値上がりとなったとのこと。
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2022年1月17日(月) Covid19: 感染拡大第6波、峠を越えるか
昨年の1月16日〜17日にかけて、スペイン政府は感染拡大第3波がその山を越えたとの見解を発表したが、あれからちょうど1年経つ今、同様のことが第6波について生じつつある。 Covid19: ワクチン追加接種、伸び悩み
スペインにおける対Covid19ワクチン接種率は世界的に高く、WHOからも模範国とされていたが、それは2度目の接種までのことで、追加接種となる3度目についてはその普及速度は遅く、EU諸国内でも最後尾に近い所に位置している。 サッカー: スーペルコパ・デ・エスパーニャ、レアル・マドリッドが優勝
サウジ・アラビアで行われたスペインサッカー“スーペルコパ”は、昨シーズンにおけるリーグ戦の上位2チームと国王杯における上位2チームの計4チームによって競われたが、昨夜の決勝戦はATマドリッドを下したATHビルバオ、バルサを下したレアル・マドリッドの両チームによって行なわれた。
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2022年1月15日(土) 2021年、スペイン人の購買力が大きく低下
2021年は前年度に比べ、物価が平均3.1%の高騰を見せたが、同年におけるサラリーマンの給与上昇率は1.5%にとどまり、その差、1.6%がスペイン人の購買力の大幅な低下に繋がった。 週末は全国的な冷え込み
スペイン気象局ではこの週末に向け、全国的な冷え込みが予測されるとして警戒を呼び掛けている。
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2022年1月14日(金) 2021年度インフレ率6.5%
2021年度のインフレは予想値より0.2%低い6.5%に落ち着いた。 Covid19: ワクチン追加接種による副反応
昨日発表時点で、スペインではワクチンの追加接種を終えた人が16.448.649名に達している。
ファイザー社ワクチンの場合:
モデルナ社ワクチンの場合:
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2022年1月13日(木) クリスマス休暇とCovid19感染拡大の影響で血液が不足
スペインでは、クリスマス休暇が終わったあと輸血用血液の蓄えが大きく減少するのは毎年見られる現象だが、今回はこの時期に合わせてCovid19の感染拡大第6波があり、これに拍車をかけることとなった。
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2022年1月12日(水) Covid19: 一日の死亡者数247名
昨日発表のCovid19感染拡大状況全国集計によると、前日、月曜日の新規陽性確認数は134.942名となり、人口10万人当たりの数値はCovid19危機が始まって以来、初めて3000名ラインを突破し3042名となった。
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2022年1月11日(火) 25歳以下の失業率、13年ぶりに30%を切る
昨日のユーロ統計局発表によると、スペインにおける若者層(25歳以下)の失業率が、昨年11月時点の統計で13年ぶりに30%を下回った。 Covid19: オミクロンの感染が最大で90%以上に
昨夜発表された中央政府のCovid19感染拡大状況全国集計によると、先週末分として新規陽性確認数は292.394名が、そして新規死亡者数は202名が登録された。
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2022年1月10日(月) Covid19蔓延の中、新学期始まる
1月6日、東方三賢人の祝日でクリスマスの祭事が終了し、その後に続いた週末が明けたところで子供達の冬休みが終わり、本日より学校教育の新学期開始となる。 自動車業界、2022年も10万人以上を仮解雇
経済活動を完全復旧出来ない状態が長引く中、スペイン国内に17か所ある自動車工場で働く人々の生活も大きな不安に包まれている。
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2022年1月7日(金) スペイン、肉の輸出額は世界で5番目
地球の自然環境保護の観点から、近年、しばしば取り沙汰されている大規模畜産業だが、スペインも世界で大量の食用肉を輸出している国の一つであり、その総額は2020年には85億4100万ユーロ、2021年も70億ユーロ以上に達し、世界で5番目の肉輸出大国となっている。 銀行の支店数、2008年時の半数以下に
金融関連サービスのデジタル化が進む中、スペインでは銀行の支店が次々に姿を消しつつある。
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2022年1月6日(木) 主の御顕現の全国祝日です
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2022年1月5日(水) 前国王フアン・カルロス1世、国外で2度目の誕生日
スペインの前国王フアン・カルロス1世は、本日、84歳の誕生日を迎えるが、2年連続で国外で祝うこととなる。 2022年、不動産価格は4%高騰の見通し
スペインにおける不動産業では昨年、2008年以来の活発な動きが見られた。
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2022年1月4日(火) Covid19: 冬休み明けの授業は通常登校で
政府は、昨年末30日から1月2日までの新型コロナ感染拡大状況全国集計として、新規陽性確認数372.766名、新規死亡者数168名との報告を行なった。 Covid19: 新型コロナ患者によるICU使用率21.18%に
オミクロン株の感染拡大により、スペインではICUの使用率が全国平均21.18%に達すると言う深刻な状況で新年を迎えることとなった。 2021年の新雇用776.478名
2021年の12カ月間に国の年金・健康保険制度に加入した人(一時停止後の再開を含む)の総数は776.478名となり、新型コロナによる大打撃を受けた前年度と比べて4.1%の雇用増となった。
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2022年1月3日(月) ペットが法的に家族の一員に
ペットを飼う人々にとっては、その存在が家族の一員であることは言うまでもないが、スペインでは今週水曜日より、ペットの権利が法的に保障されることとなる。 マドリッド州、年明けから早朝までの緊急通報28%増
マドリッド州によると、年が明けた午前零時から同9時までに緊急電話番号112への通報は、夜間外出制限があった昨年のこの時間帯より28%増加した。 カタルーニャで国内初のフルロナ確認
カタルーニャ州政府の保健担当官は本日会見を行い、州内で国内初となるフルロナ感染者が複数確認されたと発表した。
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