スペイン旅行 2016年度特別企画

マドリッドのくまさんと行くスペイン自由旅行 第三弾

 2016年7月 アストゥリアスとガリシアを巡る気ままな旅(5泊6日) 

主な訪問地 : オビエド、大聖堂ビーチ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ


今回が第三回目となるこの活動は、SNJ日西文化協会の会長を務める古村(こむら) (ハンドルネーム:マドリッドのくま)が、個人的にスペイン国内を旅行するにあたって、 「同行されたい方があれば、一緒に行きましょう!」 と言った個人企画として行われたものです。
よって、古村は観光ガイドとして同行するのではなく、一人の旅仲間として同行しました。
スペインが好きで、一般ツアーや、個人の力ではなかなか行きづらいところを観たいと言う方、 一緒に気ままな行き当りばったりの旅を楽しみたいと言う方々を対象に参加者を募集したところ、 6名の方々から連絡を頂きましたが、内2名様が諸事情でキャンセルとなり、別の2名様が催行時期が 迫り過ぎてからのご連絡だったので間に合わず、、、結局、Kaoruさん、Minoruさんの2名と我々2名の計4名、 こじんまりとした少人数での気ままな旅となりました。 その時の様子をここにご紹介させていただきます。
尚、Kaoruさんは同年2月に行われた特別企画第2弾にもご参加、Minoruさんは前年9月に 行なわれた徒歩巡礼プログラム第1部にご参加いただいており、ご両人共にすでに気心知れた旅仲間です(^^)。

こんな旅をしてみたいと言う方がおられましたら、いつでも文化部の方へご相談下さい。


☆7月12日

Minoruさんは前々日にマドリッドにご到着、Kaoruさんは前日にマドリッドにご到着となり 協会宿舎MHにご滞在いただいたあと、この日の朝、皆でマドリッドからの出発となりました。

必要の無い荷物はMHに残し、出来るだけ身軽な恰好で出発です。

まずはMHのすぐ傍にある国鉄近距離線列車Cercaniaを利用して北行きの長距離列車が出る チャマルティン駅へ移動です。

今日は長距離列車でマドリッドからオビエドまで移動しますが、この長距離列車のチケットには マドリッド市内の近距離線を利用する費用が含まれています。

チャマルティン駅から特急アルビアに乗り込み、オビエドまで約4時間半の旅です。

マドリッドを出て30分ばかり走るとセゴビアを通過、、、車窓から大聖堂が見えました。

列車で移動中にお昼ご飯の時間となるので、予めMHの傍のパン屋で美味しそうなパンを 買い込み、保冷袋に入れた缶ビールも用意しておきました。

食堂車でビールを飲むと、缶ビール一つが300円ぐらいしますが、 自前で用意すれば60円で済みます(笑)

列車内で簡単に昼食を済ませ、少しうとうととすると、オビエドに到着です。

ホテルのチェックインを済ませ、早速オビエドの町見学を始めました。

この町には今回、2泊しますが、初日はまず大物、大聖堂の見学を終わらせておくことにしました。

オビエドは、日本でも近年、宗教、信仰に関係なく静かなブームとなったサンティアゴ巡礼文化のルーツとも 言えるところです。

大聖堂内にあり、世界遺産指定を受ける9世紀建築のカマラ・サンタ(聖室)にはヨハネによる福音、 第20章ー6節に出て来る、イエスの遺骸の顔を覆っていた聖布なるものが保管されています。

また、日本人の中にもファンが多いバルセロナと言う街の大聖堂が捧げられている聖人が眠る教会でもあり、 こちらが正統派、、、、宣伝上手なバルセロナの大聖堂が有名になっていますが、あちらは残念ながら ある意味、コピー、、、気に入った聖人のコピーをでっちあげた、まがい物である疑いが濃厚となっています(^^;

現在、スペインの守護聖人はサンティアゴとなっていますが、サンティアゴになる前は、 ここ、オビエドの大聖堂に遺骨のあるサンタ・エウラリアと呼ばれるメリダ出身の聖女でした。

ところがバルセロナの大聖堂に、このサンタ・エウラリアと酷似する伝承を持つ聖女が祭られ、 サンタ・エウラリア大聖堂と言う名称で呼ばれています。

つまり、カタルーニャが世界的に有名となった同聖女のコピーを作り上げ、メリダ出身ではなく、 バルセロナ出身の聖人としてすり替えてしまった疑いが強いようです。


ドン・キホーテを書いた作家セルバンテスは実はカタルーニャ人だった!
新大陸を発見したクリストバル・コロンブスは実はカタルーニャ人だった!

今もカタルーニャの学者の中には、すました顔をしてこう言う発言を行ない、歴史的著名人について、次から次へと カタラン人であった、、、と言う誤認識を広げようとする人がいますから、人気のあった聖人を実は カタルーニャ人だった! と歴史を曲げてしまった可能性は充分にあり得そうです(^^;

ピカソは実はカタルーニャ人だった! 
フラメンコのルーツは実はカタルーニャだった!
と言いだすのも時間の問題でしょうか(笑)

他民族、他地方の文化を横取するのではなく、自分達固有の文化に自信を持ってアピールすれば それで良いのだと思いますが、、、、

まぁ、余談はこれぐらいにしておいて、大聖堂内部の写真を何枚かご紹介しておきましょう。





大聖堂を出たあと、大聖堂前広場に立つ黒い女性像、ラ・レヘンタと一緒に写真を撮っていますが、 その左下の写真には、このラ・レヘンタの衣装(紫色)を来た女性が写っています。
この町を訪れ、ラ・レヘンタの銅像と一緒に写真を撮るツーリスト達に声をかけ、観光ガイドサービスを 行なっている地元ガイドさんのようでした(笑)

あまりにも目立つので、周囲のツーリストは皆、彼女の写真を撮っていましたが、彼女はそのフォーカスを 常に意識しているようで、いつも歩き方、手の動かし方など、彼女の全ての仕草にはいつも気品が感じられました。

なかなか、頑張っているようです(笑)


オビエド市内には、ラ・レヘンタ以外にも沢山の像が置かれており、これらの像巡りを するのも面白いかもしれません。


旧市街を歩き回ったあと、バルに入って小休止。

今回は、皆、飲むメンバーでしたね〜(笑)


小休止と食前酒が終わったところで、夕食をとるレストラン探しを始める事にしました。

ここアストゥリアスは、シードラ(リンゴ酒)が有名な地方です。

町中にはシードラバル・レストランが立ち並ぶ通りもあります。

沢山のお店と沢山の人々で賑わう飲み屋街を歩き、1軒、良さそうなお店を決めて お待ちかね、夕食の時間となりました。

とりあえずは、地酒、シードラで乾杯です。

ウェイターさんがボトルを持った手を頭上に伸ばし、高い位置から 泡立てながらシードラをグラスに注いでくれます。

ウェイターさんの中にも、上手な人、下手な人があり、下手な人にあたると、 結構、床にこぼしています(^^;

こんなにこぼされると、飲む分が減ってしまうじゃないか、、、と文句の一つも 言いたくなりますが、このシードラ、、、とっても安く、レストランのテーブルで注文して 1本あたり2.5ユーロ程度(^^;

この安さでは、文句も言えませんね〜(笑)

シドラを1本空けたところで、お代りするのをやめ、そのあとは、白ワインを注文しました。

そして白ワインのお供は、、、海産物の盛り合わせ、、、、写真は2人前ですが、これで充分ですね(^^;

これを4人でつまんで今回の旅、第1回目の夕食を終了。

そのあと、夜景が綺麗になって来る時間だったので、ライトアップが綺麗な大聖堂の傍まで行き、 別のお店でもう一杯(^^)

Minoruさんも、Kaoruさんも、上手にシードラを注いでいるように見えますが、、、、ボトルの位置と グラスの位置が全く合っていませんね〜!
これでは、全部、こぼれてしまいそうです(笑)

そうこうしている内に、外は真っ暗になる前の「夜の青空」の時間帯に突入しました。

夜空が一番、綺麗に見える時間帯です。


お店を出て、大聖堂を撮影し、その他にもいろいろとライトアップされた 旧市街をお散歩して今回の旅の1日目が無事、終了です。

今日、明日とここ、オビエドに2連泊ですから、明日ものんびりオビエド見学の 続きを楽しむとしましょう。


MH@オビエド泊


☆7月13日

ホテルで朝食を摂った後、町の少し外にある前ロマニコ様式の教会2件を 観に行きました。

距離にして町から僅か3キロ程度ですが、山の上にあり、登らなければ ならないので往路はタクシーを使う事にしました。

タクシーを降りるとオビエドの街が眼下に広がるのが見えます。

ここで見学できるのは、世界遺産指定を受ける2軒の教会、 サンタ・マリア・デル・ナランコとサン・ミゲル・デ・リジョ。

どちらも9世紀中ごろの建築です。

写真で最初に紹介するのがサンタ・マリア・デル・ナランコですが、 私が最後にここへ来た時には修復中で石の表面も磨いたばかりで真っ白け だったのですが、あれから何年が経ったのでしょう、、、風雨にさらされ、また 程よく?汚れて古めかしさを取り戻したようです(笑)

この時代の建物が、磨きたてであまりに汚れも無く真っ白で綺麗だと、どうも ピンとこないですね〜(^^;

やはり古いものは古く見えるのが自然です。

オビエド周辺には前ロマニコ様式のモニュメントが沢山残っており、 こう言った質素で素朴な教会建築に興味のある方々にはお勧めの地方です。

世界最大規模を持つセビージャの大聖堂や、マスメディアに影響されて近代技術を駆使したコンクリートの 塊と化しつつあるバルセロナのサグラダファミリアを観に行くのも良いですが、 宗教の相違に関わらず、より人の心を打つのは、ロマニコ以前の 教会建築では無いでしょうか、、、、私にはそう感じられますし、また、これまで 私がスペインを何度もご案内させていただいた日本人の中には、同様に 感じる方も多いようです。

教会建築は、観光目的を持って見学しても良いものですが、本来は 観光モニュメントではありません。

それを維持するために必要な入場料はとって良いと思いますが、商魂たくましく それ以上の入場料をとるべきものではありません。

物にはそれぞれ、その本質と言うものがあるのだと思いますが、その本質が 人間のエゴによってどうもビジネス中心へと歪められていることが多いようです。

サグラダ・ファミリアの入場料の高さ、、、、教会としてあるまじき設定と なっています。
あの値段をつけたいのなら、教会をやめて、純粋にガウディブランドで 観光モニュメントにすればそれで良い事です。

そうであるにも関わらず、単なる教会であるばかりか、「バシリカ」と言う称号を 使う許可まで教皇庁から取りつけたあたりが、残念ながら教皇庁も含め、 この世の中が経済力をはじめ、諸々の影響力で動いていることが明白に感じられますね(^^;

そして、サグラダ・ファミリアがスペインと言う国の平均収入を無視した 外人ツーリスト向けの入場料を設定し、これに成功したのを見て、スペイン全国の 主要モニュメントも同様に、スペインの物価を無視した高い入場料を設定するように なってきました。
実に嘆かわしいことです。
スペイン人の庶民が、家族揃って自国の観光モニュメントに入るのに 一大決心をしないと入れない、、、そんな値段になってしまったのですから(^^;

ちなみにこれら9世紀に築かれた前ロマニコ様式の二つの教会の見学料は どちらも市役所が用意したスタッフの解説付きで、二つ合わせて、、、、はて、 何ユーロだったでしょうか、、、記憶にも残らない僅かなご寄附程度のものでした。
宗教建築であり、世界人類遺産と言うのであれば、こうあるべきですね(^^)

またまた話がそれましたが、左列、教会をバックに皆で撮った集合写真のすぐ下 にある写真で、山道の脇に茂っている植物は日本にあるものと同じ山蕗です。
スペインで初めて見つけました(^^)

午前中、少し曇り気味だった空も青空が広がり始めたころ、歩いて山を下り、 オビエドの街中へと戻り、バルでビール休憩をとったあと、市場見学に行きました。

ここに2枚の写真がありますが、写っているのは、、、左の写真で目立つのが アンコウ、ビンチョウマグロ、カサゴ、鯛の一種、、、そして右の写真が 鯵、ホウボウ、蛸と言ったところでしょうか。

市場でこの土地の人々の食文化を垣間見たあと、お腹が空いて来たので 付近の小さなレストランへ。

いつものことなのですが、この国でランチメニューをとると、その量の多さに 驚くだけでなく、とても食べきれる量では無いので、残さざるを得なくなって しまうのが普通です。

なので、ついつい、ランチメニューではなく、単品で食べられそうな量を 注文しようと考えてしまうのですが、それをすると費用的には高くなってしまいます。

と言うことでこの日も結局、経済面の効率を優先して残す覚悟でランチメニューを 注文することにしましたが、、、、前菜料理が出て来るのを待つ間にお店からの サービスで厚切りチーズがたっぷり、、、、美味しいのですが、これですでにお腹が膨れそうです(^^;

そしていよいよ前菜登場ですが、チーズの右横の写真が煮込み料理2人前。 これをそれぞれのお皿に取り分けて食べるのですが、充分4人分あります(^^;

その下のもう少し白っぽい色のひよこまめたっぷりの煮込み料理が私が 注文した1人前、、、これも二人分はしっかりあります(^^;

結局、これらを皆で好きに分けて、、、と言うのがランチメニューの 楽しみ方ですね(^^)


ひよこ豆の煮込みの左下の写真は肉団子入りパスタですが、この時、 Minoruさんだけ、ちょっと飲み疲れでお腹の調子が完全では無く、 何か、麺類が召し上がりたいとのことだったので、ランチメニューではなく、 パスタを注文しました。


その下の写真がKaoruさんが注文したメインディッシュでお魚料理。

何のお魚だったか、忘れてしまいました(^^;


その右横はMayumiさんが注文したメインディッシュの鶏肉料理。


そしてその左下は、私が注文した、、、、おばあちゃんの何とか料理(^^;

たまにあるのですよね、、、メニューの中に、内容が全く把握出来ない、 おばあちゃんの、、、と言う形容詞がついたその店の特別料理が、、、、

大抵の場合は、その地方の郷土煮込み料理である場合が多いのですが、 このお店には、そう言った、内容の把握が困難な「おばあちゃんの・・・・」メニューが 二つあったので、ウェイトレスさんに、「あなたが好きな方を持って来て」と お願いすると、これが出てきました。

想像を大きく裏切る、目玉焼き、生ハム、巨大なチョリッソ、フライドポテトと言う、 逞しいトラックの運ちゃんが食べそうなメニューでした(^^;;

勿論、これを平らげることなど、私には全く不可能な話で、半分だけ食べて 残すことにしました(^^;

まだこのあと、デザートも付いていましたからね、、、、、、(^^;

昼食のあとホテルに戻って1時間半ばかりお昼寝タイム。

そのあと再び、散策に出発です。

左列にある大きな樽の写真はシードラ、リンゴ酒の樽ですね。

その下にある写真、、これもまた前ロマニコ様式のサン・フリアン・デ・ロス・プラドス教会です。

ここも、僅かな入場料で、なかなか詳しい解説を聞かせてくれました。

また、内部の保存状態も素晴らしいものですが、残念ながら撮影は禁止と なっていましたので、今回は紹介出来ません。

そしてその右側の写真は、泉、洗濯場として使用されたものですが、オビエドに残る 前ロマニコとしては唯一、宗教建築文化ではなく、庶民の生活文化を伝えるものと 言えそうです。


これにて、オビエド市内に残る9世紀の主要歴史モニュメントの見学を終え、 大聖堂前広場に戻ってテラス席で一服です。

大聖堂前広場は、歩行者天国、、、ひっきりなしに人が通るので、 人間ウォッチングをしているだけで結構、楽しめます(笑)
が、同時に、極端に人通りが多いと言う事もなく、静かに楽しめるのが良いですね。


で、今日も例の銅像の女性、、、ラ・レヘンタが現れました(笑)

左列のテラス席で一服している写真の下にあるのがラ・レヘンタの黒い銅像。
そしてその右側の写真が、この銅像の人物、、小説の登場人物ですが、、に なり切ってツーリスト相手に観光ガイドをしているお姉さんです。

望遠でフォーカスした私のカメラに気付いたようで、にっこりと笑ってくれました(笑)

ここでしばらく人間ウォッチングを楽しんだ後、Minoruさんはホテルへ少し休憩に戻られ、 我々はすぐ傍の公園へお散歩に行くことにしました。



沢山の花や鳥、ファミリーでのお散歩の様子を眺めながら公園でのお散歩を 楽しんだあと、ホテルへ戻ってMinoruさんと合流。

遠出はせず、ホテルの近所で夕食を摂る事にしました。


ホテルの前の広場にガリシア料理のレストランがあったのでそこに決定。

お昼にたっぷり食べ、夜になってもあまりお腹は空いていなかったので、


ガリシア定番の蛸料理、


野菜補給に獅子唐揚げ、


そして小イカの鉄板焼き、


などを軽くつまんで夕食としました。

これにてオビエドでの2泊が終了。

Minoruさんは少しお疲れだったようで翌日の完全復活を目指してお休みになり、 我々3名は、寝る前に近所のバルで食後酒を1杯(^^)

明日はいよいよ大聖堂ビーチへ向けて出発です。

オビエド泊


☆7月14日

利用する列車の時間に合わせるため、ちょっと早い出発だったので ホテルでの朝食は含めずにおきました。

まだ薄暗いうちにホテルを出発して鉄道駅へ。

「夜の青空」の時間帯と同様に、「明けの青空」の時間、、、お天気の良し悪しに 関わらず、綺麗な青空が見られる時間帯です。

駅のカフェテリアで朝食をとり、列車内で喉を潤すためのビールを確保して 持参の保冷袋に入れて準備完了、、、いざ出発(^^)

スペイン北部を走るFEVEと呼ばれる鉄道で、古い幅の狭い線路を使った 単線鉄道を利用しての移動です。

写真にも見られるように、乗っているのはほとんど我々だけ、、、、 全車両を確認しましたが、我々以外の乗客は一人か二人だったと思います(^^;


がら〜んとした静かな超ローカル列車に揺られ、窓の外に広がる牧歌的な風景を 楽しみながら4時間ちょっとぐらいの旅でしょうか。


飽きる事の無い景色をつまみに、冷たいビールを楽しみながらの鉄道の旅も いいものですね〜(^^)


早朝出発だったわりには、ほとんど誰も居眠りをすることも無かったようです。

車窓からの景色を楽しまれたのでしょう(^^)

人の乗り降りの無い無人駅を幾つも通り過ぎるうちにアストゥリアス地方が終わり、 ガリシア地方へと入ります。

これが真夏のバカンスシーズン、そう、超ハイシーズンなのですから、 嘘のようですね(笑)


ガリシアに入って少し進んだところで目的地に到着。

ここもやはり無人駅、、、我々以外に降りる人は無く、また、駅の周囲にも 人影はありません。

風の音、風に揺れる草木の音しか聴こえてきません。

そんな中を、我々を運んでくれた1日に2便しか無い単線列車がゴトン、ゴトンと 鈍い音を立てて遠ざかって行きます。


何もない無人駅に残された我々、、、、

どうでしょう、、、静けさが伝わりますでしょうか(笑)


すぐ傍にある海へ向かって歩き始めると、ようやく一つの騒音が聴こえてきました。

ここには写真を載せていませんが、たま〜に周って来る小型機、パトロール用の飛行艇でした。

このパトロール艇もしっかりフォーカスしていますが、撮った写真のすべてを ここに掲載するのは全く不可能なのでカットしています(^^;


海辺に出てまずは宿にチェックイン。

宿の目の前に広がる広い広い白浜は、やはりハイシーズンとは思えないほどの 静けさです。

普通、夏のバカンスを楽しむための目的地を探す時、旅のパンフレットなどで 見る写真はこんな感じの風景ですよね〜
そして、実際に行ってみると、夏の超ハイシーズン、、、こんな写真とは別世界で 物凄い数のパラソルと人がひしめき合って、砂浜などほとんど見えないような 状態となっており、リラックスしに来たのか疲れに来たのか判らない、、 そんな所が多いのでは無いでしょうか。

とにかく賑やかで人混みやお店だらけの環境が好きだ、、、と言う方は そう言うリゾート地へ行かれれば良いのでしょうが、心身共に休暇を求める人なら 断然、こちらが正解ですね(笑)

間もなくお昼の時間になるタイミングだったので、宿のチェックインを済ませたあと そのまま宿のレストランで海を見ながら食前ビールで乾杯です。
ビールと一緒に出してくれたタパス(無料のおつまみ)の一つが、ビールを飲んでいる 写真の右側にあるマルミタコ(お魚、ジャガイモ、人参などの煮込み料理)です。
パエージャ鍋のミニチュア版に盛られたもので、これも欲しい人には一つずつ サービスしてくれましたが、美味しかったです(^^)

食前酒を終えたあと、食堂に入ってそのまま昼食としました。

注文した料理が出て来るまでの時間つぶしに、オリーブの実ぐらいを 出してくれると嬉しいのだけど、とウェイター君に伝えると、 なんと、出て来たのは、これ、、、先のビールを飲んでいる写真のすぐ下の写真、、、 カサゴのパテ!  これは立派な一品ですね〜  とっても美味しかったです。 ご馳走さま!

そしてこの日の昼食で注文したのは、、、、

サラダ

仔牛のTボーンステーキ、、、お皿に取りやすいように切って出してもらいました。

想定外の1品が、この物凄い量のフライドポテト、、、(^^;
これは予定していませんでしたが、お肉につけてくれました。

そして、メインに4人で2人前のパエージャを頼んだのですが、、、
パエージャ鍋と言うより、もっと深さのある巨大なリゾット鍋が出てきました(^^;

これは日本人の胃袋だと、10人分あります(^^;


このお店に来るのは2度目でしたが、まだここの量が読めませんでした(^^;

恐るべしレストランです(笑)


仔牛に海の幸と、ガリシアの豊かな食文化を白ワインと共に楽しんだあと、 今朝、出発も早かったので、少しお昼寝です。


昼食のあとの2枚の写真は宿の部屋から撮った景色です。


海の見える、、、と言うより、海の目の前のお部屋に引き上げて シエスタを楽しんだあと、夕刻に再集合して、いよいよ今回の旅のメインイベント、 大聖堂ビーチのお散歩へ出発です。

大聖堂ビーチとは、本来、ビーチではなく、荒波に洗われる険しい岩場となっている 海岸線で、普段は近寄りがたいところです。

が、朝、夕の干潮時だけ、その日の潮の引き加減にもよりますが、岩場の周囲に 綺麗な白浜が広がります。

そしてそこに長年の荒波による浸食をうけ、巨大なアーチのような形となった岩が 並んでおり、普段は海の底となっているところを干潮時に歩くと連続する巨大な 岩のアーチの存在により、まるで大聖堂の中を歩いているような感覚を与えるところから 「大聖堂ビーチ」と呼ばれるようになったようです。

今回は、夕刻の干潮と、翌日の朝の干潮の時間に合わせて2度、この海底お散歩を 楽しむことにしました。

宿を出て、徒歩10分ぐらい先にある大聖堂ビーチまで、海沿いに快適な遊歩道が あるので、心地よい海風に吹かれながらのお散歩です。

歩いていると、いろいろな変わった小鳥とも出会えます。



さて、毎日、同じように繰り返されているように思われがちな潮の満ち引きですが、 日によってその時間も大きく違えば、満ち引きの加減も全く異なります。

潮が引けば引くほど、普段は水深が深いところまで歩けるようになりますが、 あまり引かない日に当たってしまうと、あまり先まで進むことが出来ません。

よって、海洋気象局が発表する干潮・満潮情報で、同じ月の中でも、 最も潮が引く日を選んでこの旅の日程を決定しました。

大聖堂ビーチに着いてみると、、、確かに、昨年、来た時よりもずっと潮が引いて いました。


皆、足が濡れてもいいように、短パンとサンダル姿になっていざ、海底、、、いや、 普段は海底ですが、干潮時の数時間だけ姿を現す砂浜へ! 


この大聖堂ビーチは、この2、3年であっという間に有名な観光地となってしまい、 それまでツーリストの姿などほとんど無かったこの地に、どっと観光客が 押し寄せるようになってしまいました。

そのため、急激な環境破壊の恐れが問題となり、2年ほど前から、入場制限が 始まりました。

一日に入場出来る人数にリミットを設け、豊富な貝類などの密漁が無いよう、 監視スタッフを置き、その自然環境の維持に努めています。

そのおかげで、周囲の岩肌を見ると、ま〜美味しそうな天然のムール貝や 烏帽子貝、カサガイなどがいっぱい!  文字どうり、ぎっしりと張り付いています。

ものすごく獲りたくなりますが、ここは自然保護地区、、、、ぐっと我慢です(^^;




真っ青な空、真っ青な海、岩にあたって砕ける波、そして長年荒波によってえぐられた 岩々の不思議な自然のアートを楽しみながらお散歩していると、あっという間に時間が 流れて行きます。




大聖堂ビーチでのお散歩を心行くまで楽しんだら、また来た時に通った同じ遊歩道を 辿って宿へと向かいました。






宿に戻り、バルのテーブルについて、海を見ながらビールを1杯!

最高です(^^)


ここのバルは、ビール1杯頼むだけで、テーブルに座っている限り、2、3分に一度の 頻度で、エンドレスに次から次へと出来立て、熱々のタパスを持って来てくれます。

勿論、全て無料サービスです(^^)


ここに何枚か、この無料タパスの写真を紹介しますが、どれも美味しいですよ(^^)

サン・セバスティアン=美味しいピンチョスの街、、、と、雑誌やテレビの宣伝に すっかり洗脳されてしまった方、、、いるでしょう?(笑)

作ってから何時間もたち、冷たくなった揚げ物に2ユーロも3ユーロも払って 食されたサン・セバスティアンでのピンチョス、、、本当にどれも美味しかったですか?

円高となった今でも、2ユーロと言えば250円、3ユーロと言えば400円弱、、、それだけのお代を払うだけの 価値がありましたか?(笑)


勿論、観光化されたサン・セバスティアンでも、納得の行く美味しいピンチョスに 出会えることもありますが、大半は駄目です(^^;

これまでにあの町の飲み屋街のほとんどのバルに入り、ピンチョスを試してみましたが、 合格点を出せるものは、ほんの僅かでした。

そのほとんどが、他の地方へ行けば、無料で出してくれて当たり前のものばかりです(^^;

この日、このど田舎のお店で、2ユーロもしないビール1杯に、出してくれたこれら、 全て出来立て、熱々のタパス類、、、、これこそ、観光ずれしていない、スペインの バル文化ですね(^^)

テレビや雑誌に惑わされないで、是非、ツーリスト向けではない、地元民が楽しんで いるバルの文化を経験してみてください。

スぺインバルの本当の凄さ、楽しさが感じられますよ〜!

こんなに出してもらうと、なんとなく申し訳ないので、私はビールを1杯だけでなく せめて2杯、頂きました(^^;

この日の夜、これだけのタパスを出してもらったあと、もう夕食をとる必要が 無くなったのは言うまでもありません(笑)

このあと、快晴の空なので、満天の星空を楽しもう、、、と言う事で、一度 22時半に集まりましたが、空はまだまだ夕焼けのような感じで、星は見えず(^^;

一度、部屋に戻って、23時に再集合。

ようやく夜空らしくなって来ました(^^;

空は星を見るのには抜群の快晴、、、でしたが、同時に明るい満月(^^;

それでも無数の星が姿を現し始めたので、綺麗な星空の写真が撮れそうでしたが 物凄い強風で、カメラを固定できず(^^;

強風で三脚など全く使える状況では無かったのでとにかくカメラを下に置いて、 レンズを空に向け、何枚かシャッターを切りました。

このリサイズされた小さな写真では、強風の中で苦労して撮ったこの星空は ほとんど見えないかもしれませんね〜(^^;

こうして、今日も一日が無事、暮れて行きました。

大聖堂ビーチ泊


☆7月15日

今日もい〜お天気です(^^)

早朝に起きだし、朝の干潮時に合わせて、再び、大聖堂ビーチへのお散歩に出かけました。



空気は冷たく、実に快適です(^^)



日によっては干潮がもっと早朝になることもあり、そう言う時には懐中電灯が必要ですが、 この日の干潮は日の出の直後ぐらいだったでしょうか、、、大聖堂ビーチまでの遊歩道を 歩くのに、懐中電灯の必要は全くありませんでした。



大聖堂ビーチに到着すると、前日の夕刻とは違って、ほとんど人はおらず、静かに海底散歩を 楽しむ事が出来ました(^^)


誰の足跡もついていない砂地に足を踏み入れて行くのは不思議な快感があるものですね(笑)




潮が引く時に残して行った波の紋を見ていると、昔、何度か朝一番に訪れたサハラ砂漠の風景を思い出しました。



風が残した砂漠の縞模様ほどくっきりとしたものではありませんが、ちょっと似た感じがありますね〜





以下、何枚か、朝の海底散歩、、、大聖堂ビーチの様子をご紹介します。






















ほとんど人気の無い早朝の大聖堂ビーチをのんびりとお散歩したあと、 再び、海沿いに続く遊歩道を歩いて宿への帰路につきました。




宿について、まずは朝食。


朝食の写真はありませんが、質素ではありながらもたっぷり出してくれましたね〜(笑)



朝食のあと、お昼の出発予定時間まで、またまた海辺のお散歩です。


今度は海水に濡れる事はありませんので、出発の準備を整え、長ズボンに靴を履いてのお散歩です。



普段、都会に住んでいると、喉の弱い私は、いつも喉の調子が悪いのですが、 こう言うところだと、喉も鼻も快適、、、咳も出ず、安心して深呼吸を楽しめる、、、そんな感じです。


そして吸い込む空気の美味しいこと!



やはり都会住まいの者はたまにこういったところへ、心身の浄化に来る必要がありますね〜(^^;;



心地よいお散歩を楽しんだ後、宿に戻り、予め頼んであったお弁当を受け取って スペイン狭線鉄道の駅へと向かいました。



が、、宿を出発する少し前に、お弁当のピックアップをすることになっていたのですが、受け取りに行くと、 なんと、まだ作り始めてもいなかったことが判明(^^;

慌てて始めてもらいましたが、これを待っていると乗る予定の列車に間に合わなくなりそうだったので 私だけがそこに残り、他のメンバーは先に駅へ向かって歩き始めてもらいました。


待てども待てどもお弁当は出て来ず、、、、、

かなりぎりぎりになってやっと受け取り、速足で皆のあとをおっかける私の後ろから 車が一台、、、、私に追いついたところで車が止まったので車内に目をやると、宿の女性が乗っています。

何かと思えば、私が受け取ったお弁当は、頼んであった分の半分だけだったらしく、 あとの半分を車で届けに来たのでした(笑)



それにしても物凄いボリューム、、、、大量のお弁当を持って無事、列車が来る前に 駅に到着し、皆と合流することができました。


昨日、我々が乗ってきた同じ列車に乗り込み、更に先へと進む訳ですが、 この時、同じ列車に乗り込んだのは、我々以外にあと1名だけ、、、、相変わらず利用者の少ない鉄道です(^^;




無事、列車に乗り込み、今日もまた快晴の中、ローカル列車の車窓からの風景を楽しみつつ 向かうはこの路線の終着駅、フェロールです。



列車の中で、苦労して受け取ったお弁当、そして保冷袋に入れて持ち込んだビールとで お昼ご飯(^^)

日本のような駅弁はありませんが、これはこれで楽しいものですね(^^)


それにしても、今回、列車に冷たいビールを持ち込むために用意しておいた保冷袋が 最初から最後までフルに役立ちました。(笑)


特急列車だと食堂車でビールも買えますが、缶ビール一つが2.7ユーロぐらい、、、結構な出費です。

そして狭線鉄道の超ローカル列車だと、車内では何も買えず、、、、で、保冷袋が大活躍でした。(^^)


終着駅、フェロールに着いたら、駅のすぐ傍にあるバスターミナルへ行ってそこから今度は 路線バスに乗り継ぎです。


3時間の鉄道の旅を楽しんだ後、フェロールから今日の目的地、サンティアゴ・デ・コンポステーラまで バスで1時間20分。


サンティアゴに到着して、涼しければ宿まで歩こうと思っていましたが、つい先ほどまでいた 大聖堂ビーチとは別世界、、、、サンティアゴは暑かったです(^^;

とてもこの暑さの中、歩く気にはなれず、さっさとタクシーを拾って宿へ向かいました。

宿にチェックインして、夕刻になって少し涼しくなるまで宿で休憩です。


夕刻になると、随分と過ごしやすくなりました。


お昼のお弁当がまだ半分、残っていたので、それを持って公園へ。

サンティアゴ大聖堂を眺めながら、公園のベンチでお弁当の残りを食べる事にしました。

サンティアゴで食べたいものもいっぱいありますが、食べ物を無駄にする訳には行きませんものね〜


お弁当の残りをちゃんと平らげたあと、サンティアゴの旧市街の散策を開始。


大聖堂は翌日、じっくりと見学する予定だったので、街中のお散歩を楽しみました。


そして、少し歩きまわると喉もかわき、小腹も空いて来ます。


よって、バルに入って、少しだけ食べなおし(笑)


ガリシアの白ワインを1本とり、おつまみに、海の香りが強い2枚貝のベルベレーチョ、 そしてムール貝を注文しました。


お腹に優しい軽いメニューで今夜の夕食は終わりです。


これで明日はまた、お腹が空いて、サンティアゴの美味しいもの、いろいろと楽しめるでしょう(^^)


夜のサンティアゴのお散歩を楽しみつつ、宿へと向かいました。


これにて今日も一日が無事、終了、、、


明日は、いよいよカトリック世界三大聖地の一つ、サンティアゴの大聖堂をじっくり見学します。



サンティアゴ・デ・コンポステーラ泊


☆7月16日

ホテルで朝食です。

昨日、今日とサンティアゴで2連泊なので、町散策に必要なものだけを持って 身軽な恰好でのんびり散策の開始です。

まずはこの町の市場を見学に行きました。

ここは、海の幸、山の幸、どちらも豊かな地ですが、普段、内陸に住む私としては ついつい、魚介類に目が行ってしまいます(^^;


右列の写真は上がマテ貝、下に写っているのは、、、、金目、ビンチョウ、アンコウ、メルルーサでしょうか、、、

そして左は、、烏帽子貝、、、これは大聖堂ビーチでいっぱい見ましたね〜

そしてその下が、はっきり見えているのはカサゴ、ヘダイ、そしてサルゴでしょうか、、、



市場で美味しそうなものをいっぱい見て、すでに頭の中は昼食モードになってしまいましたが、 まだお昼では無いので、そのまま大聖堂へ。

今年、カトリック世界では特別な年となっており、日本語では「いつくしみの特別聖年」と言ったような 呼び方をしているようです。

サンティアゴは、カトリック世界3大聖地に数え上げられる聖地で、ここでは サンティアゴの祝日である7月25日が日曜日と重なる年を聖年とし、その時だけ一年間、 普段は閉ざされている大聖堂の「赦しの門」が開かれ、巡礼者達はその門をくぐって赦しを得、 大聖堂内に入る事が出来ます。

今年はサンティアゴ聖年では無いのですが、カトリック全世界で特別聖年とされているため、 サンティアゴ大聖堂の「赦しの門」も開かれています。

通常、サンティアゴ聖年にあたる年の夏のバカンスシーズン、この赦しの門の前には 長蛇の列が出来ているものですが、今回、念のために行ってみると、その列は建物の外までは 至っておらず、予想外にその場で門をくぐる事が出来ました。

聖堂内に入ると、巡礼者の列は大祭壇に置かれたサンティアゴの御像と、大祭壇地下に置かれた サンティアゴのお墓へのアクセスルートへと続きますが、こちらも大した列は無く、驚くほどスムーズに お参りを終えることが出来ました。

そのあと、大聖堂内の見学を一旦、中止して、予約をしてあった大聖堂屋上見学へ。


大きな聖堂ですから、屋上に至るにはかなりの階段がありますが、今回、最年長、80歳のMinoruさんも 頑張って登り切りました(^^)


登るのは大変だったと思いますが、上まで行ってみると、真っ青な空の下、サンティアゴの街を全方向、 見渡す事が出来ましたね(^^)

案内してくれたスタッフの女性が、とっても真面目にお仕事されていたので、 ちょっと長い解説付きでしたが、、、、(^^;;



屋根の見学を終えたあと、再び、階段を下りて大聖堂内へと戻りました。



聖堂内の見学の続きに入りましたが、正午から始まる「巡礼者のミサ」まで、あと1時間を 切っており、ミサに座って参加したい方々はすでに椅子に腰かけて場所を確保しつつあり、 空席はあと僅か、、、、

純粋にミサに与りたいと言う方もあれば、世界的に知られるようになった ここサンティアゴ大聖堂での巨大な御献香、、、ボタフメイロ見たさに場所取りをしている人も いるのでしょう。


とにかく、座れる場所は、ほとんどなくなりつつあったので、我々もまだミサ開始時間まで 45分ぐらいあったかもしれませんが、着席して待つことにしました。


座って待ちながら周囲の様子を見ていると、本人はいないのにその友達が 場所取りをしており、先にミサにやって来た別の人々にその場所を譲らない、、、 と言った、まあ、よくありそうな場面もありました(^^;

周囲に座っていた年配の方々がそう言った若者に注意をしても無視(^^;

どれだけお年寄りが席を求めてやって来ても、あくまでも、後で来るはずの 仲間の席を確保して譲らない若者たち、、、

何のためにミサに来ているのやら、、、、と、ちょっと情けなくなりましたが、 ここで外国人の私が注意したところで、効き目は無かろうと思い、 聖堂内のセキュリティースタッフを呼びに行きました(笑)

このスタッフ、、、先方は私の事を覚えていないでしょうが、私は知っている顔です。

以前、新聞社の取材でこの大聖堂へ来た時に、ボタフメイロの写真を撮っていたら 注意された事がありました(^^;;

撮影許可を取っていませんでしたから、仕方無い事で、謝罪しておきましたが(^^;

この私にとっては顔見知りの超真面目スタッフ君を探し、彼に「(禁止項目である場所取り)をしている 若い連中がいるよ!」 と知らせ、現場まで彼を引っ張って来ました。

これにて一件落着(笑)

長いベンチ二つ分、、、計8名ぐらいが無事、着席することが出来ました。

この若い連中、、、最後まで不満な顔をしていましたから、全く反省の気持ちは 無かったようですね、、、、 いつか、学んでくれる時がくれば、と思いますが、、、



そんな前置きもあり、巡礼者のミサが始まり、ボタフメイロも終って、更に聖堂内見学の 続きを行なったあと、聖堂を出て昼食を摂るレストランを探しに行きました。

一昔前までは、サンティアゴへ来ると、いつも食べに行くレストランが数件、あったのですが、 いずれも世代交代、、、、私もいつの間にか古くなったものです(^^;

どこもオーナーが引退してしまい、全く別の店になってしまいました。

行きつけの店が全て無くなったため、今は、毎回、行くたびに新しい優良店開発です。

今回も2連泊する間に、何軒かの店に入りました。

今日のお昼は、、、、


トルティージャ
(これは注文した訳ではなく、サービスのタパスです)


前菜は、生きたアサリをそのままパク!
(これは私の中ではガリシアに来た時には必須です)


サラダも少し食べたほうが良いですね。


そしてメインは海産物リゾットを2人前注文しました。



これらを4人で分けて、今回は残す事もなく、ちょうど良い量を食べきった感じです(笑)

どこの国の出身かは尋ねませんでしたが、最初、あまり愛想の良いウエイトレスさんでは 無かった彼女、、、、何度も話しかけているうち、最後はすっかり我々に馴染んでくれたので 最後に一緒に記念撮影(^^)

食後、サービスで出してくれたハーブ入りオルホ(ブドウの粕取り酒)を食後酒に頂いて お昼ご飯の終了です。


ビールにワイン、そして食後酒を頂いたあとは、自動的にお昼寝タイムとなります(笑)


一旦、宿に戻って真昼の暑さが少し引き始めるまでシエスタとしました。






ゆっくり休んだ後、夕刻、ホテルのロビーに再集合。


再び、見学に出発です。




大聖堂の屋根見学に参加すると、同じチケットで更に二つのミュージアムの見学が出来ます。


よって、これら二つを順番に見学しました。


どちらも大聖堂と同じ建物内にある美術館ですが、特に常設展は見ごたえがありますね。


急ぐことなく、ゆっくりと時間をかけて見学したいミュージアムです。




これら二つのミュージアムを見学したあと、またまた夕食を楽しむためのレストラン探しです(^^)



メインストリートを避け、今回もまた初めてのお店に入ってみました。


ガリシアの白ワインで乾杯したあと、、、


前菜に烏帽子貝、、、

大聖堂ビーチで見るだけでしたがやっと食べられましたね(^^)


そしてサンティアゴ巡礼のシンボルとなっているホタテ貝!

これもここへ来たからには必須ですね(^^)


メインは、、、海産物が続いたので、ガリシアの牛!

Minoruさんは大のお肉好きです。

サーロインステーキとシャトーブリアンをそれぞれ一つずつ

全く違った美味しさを持つこの二つの部位

4人いれば、ちょっとずつ分けていろいろと楽しめますね(^^)


これにて夕食を終え、サンティアゴの夜景を楽しみながら帰路につきましたが あるレストランの前を通った時に、店の前に立っているウェイターと私の目が合いました。

お互いに、「お〜! 久しぶり!」

昔から行きつけのレストランはどこもオーナーがリタイヤしてしまい、無くなって しまいましたが、その内の1軒で働いていたスタッフが、今は別の店で働いていたのです。

どこのレストランも代替わりして、行くところに困ってるよ、、、と話をすると、 今度からここへ来い、、、と言って、その店のオーナーを紹介してくれました。

なので、宿への帰り道でしたが、ここでちょっと寄り道、、、ワインがいい人にはワインを、 お茶が欲しい人にはお茶を、そして、いろいろなタパスを出して、全てご馳走して くれました(^^)

また次回、いつになるか判りませんが、このお店に顔を出すとしましょう。


このあと、ホテルまでMinoruさん、Kaoruさんを送り届けたあと、まだ夜も早かったので 我々二人は、夜のサンティアゴを楽しむべく更なるお散歩に出かけました。


途中で、バルのテラス席に座りましたが、そこはもうお店を閉めるところだったので そのままお散歩を続行。

石の街、サンティアゴの美しい夜景を楽しんだ後、最後にもう1軒、バルに入って ビールを飲んでから宿へ戻りました。


サンティアゴ・デ・コンポステーラ泊


☆7月17日

それぞれ、ホテルでの朝食をとったあと、出発の時間になるまで自由行動としました。

この日も快晴、、、、真っ青な空の下、それぞれにお散歩を楽しまれたことと思います。


我々は朝、ゆっくり起きて、朝食後、少しだけ町に繰り出し、列車内で食べるためのお弁当を 仕入れに行きました。

勿論、冷たいビールも欠かせません。(笑)

ビールを買う時、このあと長い列車移動の中で飲むんだ、、、と伝えると、 お店のお兄ちゃんがビニール袋を2重にして氷を入れてくれました。

氷とビールを一緒に保冷袋に入れて準備万端(^^)



集合時間になったところで、皆で鉄道駅まで歩きました。



お昼の12時過ぎ発の新幹線でオレンセまで行き、そこでアルビア特急に乗り換えて マドリッドまで、約5時間45分の移動です。


大聖堂ビーチへ行く時と、大聖堂ビーチから立ち去る時に利用した狭線鉄道と違って 今度は最新の鉄道、、、、超ローカルなガタゴト列車のような風情はありませんが、より快適ではありますね(笑)



道中、お弁当を食べ、氷と保冷袋のおかげで、しっかり冷えたビールを楽しみ、 窓の外に広がる景色を楽しみながらの鉄道の旅、、、、


私は持ち込んだ缶ビール一つでは足らないので、更に食堂車でビールを買い足しました(笑)


が、持ち込んだビールの2倍以上のお値段で、持ち込んだビールの方が良く冷えていました(^^;


鉄道の旅には、保冷袋、、、必需品です(笑)



マドリッドのチャマルティン駅に到着後、長距離列車のチケットに含まれている近郊線列車の チケットを使って、そのまま協会宿舎MHのあるデリシアス駅まで移動です。


無事、今回の旅を終えて協会宿舎MHに戻り、皆さん、シャワーを浴びたら、 なんだか、ほっとした感じになりましたね(笑)


しばらくスペインの食事が続いたあとですから、この日の夜はバルへは行かず、 少しお腹を休めるために、MHのダイニングでうどんを食べることにしました。


小麦粉を捏ねてうどんをつくり、カツオ・昆布出汁を冷やして、ザルには盛りませんでしたが、 ザルうどんをつるつる!


これで少しお腹を休めておくと、あと数日のスペイン滞在中、またスペイン食を楽しめますね(^^)


これにて、今回の特別企画第3弾の旅は無事、終了です。


MH@マドリッド泊


☆7月19日

特別企画第3弾の旅が終わったあと、その翌日は休息日とし、皆さん、それぞれにマドリッドでの 1日を過ごされました。



夜にはまた一緒にバルへ出かけましたが、カメラは持って行きませんでしたから写真はありません(^^;



そしてその次の日、、、7月19日に、特別企画とは別に、セゴビアへの日帰り遠足へ出かける事となりました。



その時の写真を何枚か、ここで紹介させていただきましょう。




まずは、路線バスを使ってセゴビアまで行き、アルカサルを下から見上げる展望台?へ行って 崖の上にそびえるアルカサルの姿を眺め、そのあと、街中の散策開始です。


この日もやっぱり快晴に恵まれての快適な遠足となりました(^^)





大聖堂内をゆっくり見学し、街中に残る何軒かのロマニコ教会をまわり、 ディズニーの白雪姫に出て来るお城のモデルとなったアルカサル内部を見学。


日帰り遠足だと、それらのモニュメントを見学しつつ、世界遺産指定を受ける旧市街をお散歩し、 ローマ水道橋を見て、美味しいお昼を食べれば、それだけでもうタイムリミット、、、ですね、、、(^^;




お昼はセゴビア名物、子豚の丸焼き、1/4身を注文して、3人で分けて食べました(^^)


予定していたレストランが夏休みで閉まっていたので、別のお店となりましたが、 まぁまぁ、ここも美味しかったです(^^)


でも、本当のことを言うと、もっと美味しいところがあるのです(^^;



またいつか機会があれば、もう一度、食べに行きましょう(^^)





セゴビア日帰り遠足を終え、マドリッドに戻り、翌日の出発準備を整えてから 今回、最後の乾杯をしに皆でバル出動となりました。

が、カメラは持って行きませんでしたから、その時の写真はありません(^^;




これにて今回の予定が全て終了し、翌日、それぞれのフライトに合わせてMHをご出発。


また次回のスペイン上陸まで、しばしの間のお別れとなりました。



また、近い将来、スペインで再会出来るのを楽しみにしています(^^)



(以下、この日の写真をもう少し、ご紹介しておきます)














MH@マドリッド泊


・・・帰国された後、嬉しいお便りを頂いています・・・


*古村様

皆さんとご一緒させて頂いたアストゥリアスと
ガリシアの旅はとても楽しく思い出深いものでした。
 
大聖堂ビーチの朝の風景の素晴らしさ、何時までも味わっていたかった
干潮の砂浜の空気、本当に本当に忘れがたいです。

素敵な経験をさせて頂いて、ありがとうございました。

 エビ、カニ、貝類は日本での何回分?というほど食べたし
牛肉や子豚さんも頂いてお腹も大満足でした。

 
昨日友人にオリーブオイルを渡しました。
夕べは私お勧め、冷や奴をオリーブオイルと塩で食べる、を
実践し、香り高く素晴らしいお土産だと喜んでくれています。

 
SDカードに入れなおして下さった2月の旅、お蔭様でしっかり
見ることができました。
沢山の写真で感激を新たにしています。
夜の青空や夜景がとても綺麗ですね。
教会内部の様子、様々な祭壇とそれを飾る彫刻や絵画、
広大なスペインの風景、一生懸命あるいは景色に惹かれて歩いた
土地のそれぞれが、同行した方々の笑顔や疲れた顔などとともに
思い出されます。あれも素敵なスペインの旅でした。

 本当にお世話になりました。
まゆみさんにもどうぞよろしくお伝えください。               By Kaoruさん




*古村様

此の度は、本当にありがとうございました。
楽しく、感動の旅でした。サンティアゴに着いた時、感無量でした。
歩いて着いたのなら、涙が止まらなかったでしょうね、、、
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。                  By Minoruさん


こちらこそ、今回もまた、皆さんと一緒に旅を楽しむことが出来ました(^^)

有難うございました。

次回は、どこへ行きましょうか?!

今回撮った沢山の写真、、、またその内、送りますね!


同行案内、撮影、報告: マドリッドのくま、こと、古村周三




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