マラガ観光のノウハウ

MALAGA

パラドールからの景色

モニュメント の開館時間、休館日などの情報

マラガは人口約60万人、マラガ県の県庁所在地、20世紀最大の画家ピカソの生まれた町です。スペインのリゾート地として最も人気のあるのがアフリカを前に4県にまたがって約300kmにわたる海岸、コスタ・デル・ソルであり、その交通の 拠点となるのがこの町マラガなのです。


観光モニュメント

まずは、カテドラル。16世紀、ディエゴ・デ・シロエが建設をはじめ18世紀までおよそ250年もかけて作られてきましたが、1898年最後の試みはキューバ戦争によって絶たれ、当初2つの塔が建つ予定が左の塔のみになり、「片腕の貴婦人」と呼ばれるようになりました。入場券売り場の前に右の塔に乗せようとした時計が飾られています。聖堂内へ入るだけではなく、入場券売り場から2階へ上がる 階段がありますから、その上にある絵画、聖器類などの展示室も見逃さないようにしましょう。
カテドラル見学後はピカソ美術館へ。2003年10月28日オープンしたばかりで、ピカソ13歳の作品から92歳まで、ピカソ生誕地ならではの幅広いコレクションです。入場券には常設展示のみ見学が可能なものと、常設展示、特別展示の 両方の見学が出来るものとに分かれています。 出来れば両方見られるチケットを買って入りましょう。その方がずっと充実した見学が出来ます。 ピカソの作品以外にも、地下に行くとフェニキア時代や中世の遺跡が保存されていますので、そう言ったものに興味のある方はお見逃し無く。 また、20歳以下の学生には学生割引が あり、半額になりますので、チケットを買う時には自己申告してみましょう。 ピカソ美術館を右に出てさらに右に曲がると ピカソが洗礼を受けたサンティアゴ教会です。入ってすぐ左の礼拝堂に今でもその洗礼台が残っています。そしてメルセデス広場へ向かうと、その広場の奥にピカソの生家があります。
その後、10世紀の城跡 ヒブラルファロの丘にのぼりましょう。ヒブラル(アラビア語源「岩」を意味します。)ファロ(灯台)は130Mの高台に城壁が残っています。グラナダのアルハンブラ宮殿のように城は残っていませんが、アラビア時代の城壁の周りを当時の見張りの兵士になった気分でぐるりと歩いてみてはいかがですか?穴場として、マラガの台所、中央市場を訪れるのもいいかもしれません。


観光ノウハウ

マラガ空港はヨーロッパ各地からダイレクト便が入ってきますし、マラガ国鉄駅には2007年にはAVE(スペイン新幹線)も乗り入れが決まっています。しかしグラナダ、セビリア、アンダルシア各地からはバスが便利です。
国鉄駅、バスの駅ともに町中にあり、マラガ市内の観光はすぐ徒歩にて始められます。
まず観光バス(2階建てでテープで日本語放送あり)にておおまかな、マラガのモニュメントを見てしまうのも良いでしょう。(乗り場は郵便局前、大聖堂前など。)
又歩いてグアダルメディナ川を渡り、アラメダ通り(通りの中央プロムナードには花屋が並んでいてきれいです。)をラリオス伯爵の像の所まで降りラリオス通りに入りましょう。コンスティトゥシオン広場で終わるマラガのメインストリートでのお買い物はいかがですか?(開店時間にご注意 10:00〜13:30、17:00〜20:30)この通りはいつもたくさんの人々で賑わっています。
この広場のひとつ前の道を右に曲がると観光局のマラガ本局(空港、駅、郵便局前などにも観光局がありますが、ここではアンダルシア全体の情報ももらえます。)です。地図を始め色々気軽に観光ルートなどの相談も出来ます。


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