住所:Glorieta del Emperador Carlos V. Tel: 91 506 68 46 アトーチャ・セルカニアスと呼ばれます。Metro(地下鉄)、バスとも接続しています。 |
つい先日オープンした、新駅舎の様子を見てきました。
これまで使われていた入り口、、タクシーを降りて、回転ドアから入るとすぐに植物園のようなスペースがあって、エレベーター、または、動く歩道?のようなもので、下階へ降りていく、、、と書けば、アトーチャ駅をご存知の方には、お判り頂けるでしょうか、、、あの入り口が、Salidas(出発ターミナル)の入り口となっており、その向かい側に、Llegadas(到着ロビー)と書かれた別の入り口がオープンしていました。
内部では、この二つのターミナルの間に、Cercanias(近郊線列車)のターミナルが挟まれた形になっています。
長距離列車でアトーチャ駅に到着した人々は、トレドから来た場合を除いて、この到着ターミナルの方から駅の外へ出る形となります。
ただし、トレドから到着した場合のみ、従来と同じ場所、つまり、現在の出発ターミナルから出てくる事になっています。
到着する人を迎えに行く時など、間違えないようにしなければいけません。
また、出発ターミナルですが、ほとんどの列車については、中二階のようなところに荷物チェック、チケットチェックがあり、そこから入るのですが、トレド行きのAVANTをはじめ、アリカンテ行きや、サンタンデール、ヒホン行きもそうだったでしょうか、、、幾つかの列車のみ、一番下の階からの搭乗となっていて、少しややっこしくなっています。
出発時刻、ホームナンバーなどを示す電光掲示板をよく注意して見ると、例外的に最下階から搭乗する列車のところだけ、一番右に、Planta Baja(最下階)と表示されるので、これを確認してから、搭乗口へ行く必要があります。
Planta Bajaと言うスペイン語が、最下階 と言う意味にはならないのですが、アトーチャ駅の場合、段差のある土地に建てられているため、構造がちょっと複雑になっていますので、地上階、、と書くと、場所によって、どこが地上階を指すのかが明瞭ではなくなるため、ここでは最下階と書いておきました。
要するに、Planta Bajaと言う表示が出ていれば、一番下の階に乗り場がある、、と言う意味です。
更にややっこしいのは、Media Distancia(中距離列車)と称して、また別に乗り場が設けられている列車もあります。
これは、Cercanias(近郊線列車)の乗り場に隣接しているのですが、恐らく、RENFEのHPで、乗りたい列車の通過駅を確認する際、マドリッドの駅名のところに、Atocha Cercaniasと書いてあれば、乗り場はこのCercaniasに隣接したところにあるもの、、と言う事になるのではないかと想像します。
アトーチャ駅を良く知っている人でも、ちょっと判りづらくなっていますから、アトーチャ駅から列車に乗る予定の方は、充分に時間的ゆとりを持って駅に到着するようにされた方が良いかもしれませんね。
(2011年1月)