ユーロ導入の時期


 2001年12月15日 

ユーロ圏のすべての国々において、ユーロの全種類の硬貨をセットにしたキットが発売されます (43枚、2000ペセタ相当)。 これは一般の人に、事前に新貨幣に慣れ親しんでもらう事が目的です。 ただし、このキットの硬貨を使用できるのは、2002年1月1日からです。


 2002年1月1日 

ユーロの紙幣及び硬貨の流通が始まります。ユーロ圏内のすべての銀行、郵便局、キャッシュ・ディスペンサー、 そして商店でユーロを手にする事ができますし、使用できます。
ただし、この日からペセタが全く使用できなくなるわけではありません。
ペセタは2月28日までは使用できます。
*これはスペインの場合です。フランス、アイルランド、オランダは、それ以前にユーロと自国の通貨との 併用が打ち切られますのでご注意ください。
尚、手元のペセタは街の金融機関及び銀行でユーロに交換してくれます。


 2002年3月1日 

通貨はユーロに完全に切り替わります。この日からペセタは使用できません。


 2002年7月1日 

この日からは、ペセタの交換はスペイン銀行でしか受け付けてくれません。
2013年9月現在、3000ユーロ相当以上のペセタの場合のみ交換が受け付けられ、交換の期限は2020年12月31日です。