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このマーヒトリヒト条約の規定に従い、経済通貨同盟の(Economic and Monetary Union・略称EMU)単一通貨を発行・管理する銀行として1998年に設立されたのが、欧州中央銀行(ECB)です。このEMUは、今までその国々で個別に行っていた経済・金融政策を一つにまとめようという同盟であり、その為に新しい通貨「ユーロ」が考案されました。2013年9月現在、EU加盟28カ国中の17カ国でユーロが採用されています。
上の地図でオレンジ色に塗られた17の国々、
1ユーロ = 166.386ペセタ です。
これらの紙幣のデザインはユーロ圏において共通です。欧州の歴史における建築様式の発展を、 人と人をつなぐ「窓」と「橋」という図柄によって表現しているそうです。 一方、硬貨には1、2ユーロがあり、そして、その下のセントには1、2、5、10、20、50の計8種類が あります。硬貨の片面には共通のデザインが描かれていますが、もう一方の面には各国の オリジナルのデザインが施されています。 もちろん、どの国のデザインの硬貨でも、ユーロ参加国内で使用できます。
*25.64ユーロは、veinticinco con sesenta y cuatro と読むのが通常ですが、 正確には、veinticinco eruros con sesenta y cuatro centimos になります。
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