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毎日のトップニュース
12月31日(月)、1月1日(火) この2日間は大晦日と元旦のため、トップニュースはお休みさせて頂きます。
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12月28日(金) EU、ETAの関連団体もテロリスト名簿に含めることを決定
昨日3ヶ月にわたってEUで討議されてきたテロリスト集団の名簿作成についての合意が成立、スペイン政府から他国に先駆けてその内容が発表された。 ピケ外相、アルゼンチンを訪問し、経済立て直しを真剣に取り組むことを要望
深刻な経済危機に陥っているアルゼンチンを訪問したピケ外相は、昨日アルゼンチンのアドルフォ・ロドリゲス・サー暫定的大統領と会談、アルゼンチンの経済立て直しを援助していくことを約束した。会談では、アルゼンチン市場への信頼を回復することが重要であることを強調、また、これからの政策が堅実かつ厳しいものとしなければならないと助言、ルールを尊重し、司法を逸脱しないよう求めた。
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12月27日(木) 国の医療システムの地方移譲に関する最終的合意が成立
昨日、来年1月1日をもって国家が持つ医療システムを地方政府へ完全移譲することに関しての最終的合意が各地方政府と成立し、本日の閣僚会議において承認される運びとなった。これにより医療システムについても地方分権がすすむことになる。 バジャドリーの小学校から4人めの白血病患者、電話のアンテナが原因?
バジャドリーのガルシア・キンタナ公立小学校で4人目の白血病患者が発生したことで、カスティージャ・イ・レオン州政府は一時的に同校での行事を中止するよう決定した。
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12月26日(水) フアン・カルロス国王のクリスマスのお言葉は移民、テロ問題が中心
毎年恒例となっているフアン・カルロス国王の今年のクリスマスの「お言葉」は、移民問題とテロ問題が中心となった。 ハイメ・デ・マリチャラル氏、意識回復
先週土曜日夕方、エレナ王女のご主人であるハイメ・デ・マリチャラル氏(38歳)が自宅でエアロバイクで運動中に脳梗塞を起こし、グレゴリオ・マラニョン病院の救急に運ばれた。その病状が大変心配されていたが、昨日午後、医師から、意識が回復し少し会話ができるようになったと発表になった。 バスク社会党(PSE)のレドンド幹事長辞任、暫定的トップはハウレギ氏
先週末、バスク社会党(PSE)のレドンド幹事長が突然の辞任表明をしたことで、PSEでは緊急に暫定委員会を設置、ラモン・ハウレギ氏を委員長とし、パチ・ロペス議員、マヌエル・ウエルタス議員、ハビエル・ロホ議員が要職を占める。5月に行われる党大会で新幹事長を決定するまでの間、バスク社会党の中に見られる不協和音をおさめていくこととなる。
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12月24日(月)、25日(火) この2日間はクリスマスのため、トップニュースはお休みさせて頂きます。
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12月21日(金) 与党PP、野党の批判をものともせず5法案を可決、年内最後の国会大荒れ
昨日年内最後の国会は野党からの非難のなか、PPが5法案を採決、承認し、大荒れとなった。 BBVAの新体制発表となる
数日前にエミリオ・イバーラ頭取、ペドロ・ルイス・ウリアルテ代表取締役の早期退陣が承認されたばかりであるビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)であるが、早々にフランシスコ・ゴンサレス頭取以下新体制の陣容が発表となった。
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12月20日(木) ヘストラス・プロ・アムニスティアを非合法化
昨日、全国管区裁判所のガルソン判事はETAの服役囚を擁護する団体「ヘストラス・プロ・アムニスティア」を非合法団体に指定した。同団体は、数日前より「アスカタスナ」と名称変更しているが、この措置によって、非合法となった団体所有の建物、財産、銀行口座などを使用することができなくなり、「アスカタスナ」が「ヘストラス・プロ・アムニスティア」と目的を同じくすることが証明されれば、同様に非合法化措置が適用されるという。 中央政府、電力会社からの電気料金値上げ要請を承認できかねるものとの見解を出す
先週末から今週にかけ過剰な電力需要により電力会社が発電量を制限せざるを得ない状況に陥り、それが原因となって停電を引き起こしていることが問題となっているが、それをきっかけに、電力会社ではサービスの向上、設備投資のためには電気料金値上げが不可欠であると政府に要請している。 厚生省の緊急プログラムは2000年のレベルを達成できず
厚生省が今年3月に打ち出した順番待ちをなくすための医療緊急プログラムが一部は機能しているものの大きく前進しているほどではないことが判明した。これは、昨日、社会保険庁のボネット長官から提出された報告書によるもので、2000年レベルまで戻すことができなかったことが明らかになっている。
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12月19日(水) 経済省、産業界や市町村に電力消費をおさえるよう要望
今週の月曜日に寒波の影響により電力の消費量が急激にアップしたため、電力会社2社が電力供給を制限、大規模な停電が起きた(昨日のトップニュース参照)が、昨日、経済省では、産業界や市町村に電力消費をおさえるよう協力を求めた。 サパテロ幹事長、モハメッド6世国王と会談しモロッコ訪問を終える
モロッコ訪問を終えたサパテロPSOE幹事長は、帰国前にモハメッド6世国王と40分にわたり会談、その後記者会見の席ではユスフィ首相とも同席した。 BBVA、イバーラ頭取の退陣早まる
ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)は合併以来2人頭取制をしいてきたが、このたび、エミリオ・イバーラ頭取及びペドロ・ルイス・ウリアルテ副頭取の退陣が発表された。合併当初は来年3月に退陣が予定されていたが、ここ1年間の経営不振、先行き不透明な経済を前に決定が早まった。
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12月18日(火) スペイン、カブールに700人の軍隊を送ることを決定
昨日、アスナル首相は、スペインがアフガニスタンの暫定政権を支援するために多国籍部隊の一員として700人の軍隊を送ることを決定。当初予定されていた500人から700人に増員したことでフランス軍隊の指揮下に入ることなく、スペイン一個隊として割り当てられた特別任務を遂行、責任を負うこととなる。 サパテロPSOE幹事長のモロッコ訪問
アスナル首相を始めとする中央政府から非難を浴びながらもモロッコ訪問を実現させたサパテロPSOE幹事長は、モロッコ政府高官と会談、スペインとモロッコの関係の正常化、召還されたままとなっている在西モロッコ大使のマドリードへの帰還、漁業交渉の再開を求めるメッセージを発した。 大寒波による電力消費量大幅アップでマドリード、バレンシアの一部が停電
先週末から押し寄せている大寒波によって、昨日午後6時半に電気の消費量が最高潮に達した。クリスマスシーズンということもあり街頭のイルミネーションに消費される電力も相当なものであるが、それに加え、急激な冷え込みが各家庭の暖房をフル稼働させることとなり、スペイン電力ネットワークが設定している最大35000メガワットを500メガワット超過してしまった。
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12月17日(月) カタルーニャ、15年ぶりの大雪にみまわれ交通機関麻痺
先週末から大寒波にみまわれたカタルーニャ州では15年ぶりの大雪となり、高速道路、国道、鉄道など交通機関が麻痺、電力の供給がストップするなど大きな被害が続出、カタルーニャ州のレスキュー部隊だけでは対応しきれず、中央政府に軍隊及び治安警察の出動を要請する事態となった。 医療システムの地方への管轄権移譲に際し、PSOEがさらなる資金を要求
依然として国の社会保険に所属している10地方政府へ医療システムを権限移譲する計画に関して、中央政府の提示する資金額に野党第1党であるPSOEは大きな不満を漏らしている。
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12月14日(金) バスク地方議会、与党PNVの強引な来年度予算案採決に野党3党が議会欠席
来年度の地方予算の修正案承認に向けての話し合いが膠着状態となった中、アトゥチャ議長が修正案の個別採決に持ちこもうとしたことに反発した野党3党が議会を欠席、これにより採決に必要な定数に達しなかった議会は中止となった。 サパテロ幹事長のモロッコ訪問早まる
来週に予定されていたサパテロPSOE幹事長のモロッコ訪問が今週末に早まることが明らかにされた。この訪問に関しては、モロッコとの関係が悪化したまま修復できない状態となっている政府、外務省から横槍が入り訪問中止を促されていたが、その要請を受け入れることなく訪問を実現させる。 文部省、宗教教師解雇裁判において教会の主意に同調
昨日開廷されたアルメリアの宗教教師不当解雇裁判において、文部省、アンダルシア教育委員会、検察局は教会の主意に同調、不当解雇とは認められないとの主張を展開した。
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12月13日(木) フランスで、ETAメンバー養成幹部逮捕される
昨日昼、フランスのオーシュでETAのメンバー男女4人が逮捕された。 サパテロPSOE幹事長、税制についてアスナル首相を批判
昨日の国会で、PSOEのサパテロ幹事長はアスナル首相及びモントーロ蔵相に対し、来年1月1日から税金が値上げされることについて、「結束を固め税金を減らす」という選挙公約に反するとし、政府は11の間接税を値上げし、予算案とつじつまあわせをしようとしている、批判した。
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12月12日(水) サパテロPSOE幹事長のモロッコ訪問に批判的な外務省
来週19日から3日間の予定でモロッコを訪問する予定のサパテロPSOE幹事長は、これに批判的な外務省、中央政府に向け、「スペイン人の利益を守るため」の訪問であり他意はないことをはっきりさせている。 離婚手続き期間の短縮を進めるための野党提案をPPが却下
昨日の議会において、PPを除く全ての野党の支持を得てCIU、PSOEから提出されていた離婚手続きの簡素化を進める法改正の提案がPPの反対によって却下された。 セビージャの幼児死亡事件、尋問が続く
先週土曜日の午後に、セビージャのウトレラにて21ヶ月の女児が自宅プールで死亡していた事件について、予審裁判での関係者への尋問が続いている。
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12月11日(火) 西仏間の犯罪者一時的身柄引渡し協定がETAのメンバーに初適用となるみこみ
昨年10月にスペイン、フランス間で合意に至った犯罪者の一時的身柄引渡し協定がETAのメンバーホセ・ハビエル・アリスクレン、通称"カンタウリ"に初めて適用されるみこみとなった。 イバレチェ首長、バスク州に課せられた割当金のうち400億の支払いを拒否
年末に失効する中央政府とバスク州政府の間で取り交わされた経済合意書の再締結問題が暗礁に乗り上げるなか、昨日イバレチェバスク州首長は、バスク州が税務局に支払わなければならない割当金のうちの400億ペセタに関する支払いを拒否すると発表した。 コプロビッツ邸に押し入った絵画強奪犯逮捕
警察では、今年8月に実業家エステル・コプロビッツ邸に押し入り、ゴヤやブリューゲル、ソロージャなどの絵画、宝石20点を強奪した犯人グループ6人を逮捕したことを発表した。
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12月10日(月) グルジアで誘拐されていた実業家2人、373日後に解放
昨年11月20日に、仕事で訪れていたグルジアにおいて誘拐された2人の実業家フランシスコ・ロドリゲス氏とホセ・アントニオ・トレミーニョ氏は、誘拐されてから373日後の昨日、ついに解放された。 自治政府、教会によって解雇された宗教教師への損害賠償金支払いを命じられる
今年の年度始めから宗教科目を受け持つ教師が、教会の意にそぐわないことが原因で解雇されるという件が続々と明るみに出てきているが、不当解雇を理由に裁判へ持ちこまれるケースも増えてきている。すでに判決が下ったケースではいずれも教師の所属する自治州に対して、教師への損害賠償金支払い命令が出ている。 憲法記念日の連休で交通事故多発、52人死亡
先週5日から9日日曜日にかけての憲法記念日をはさんでの連休中の交通事故は47件を数え、死亡者は52人、16人が重傷、27人が軽傷を負ったと報告されている。
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12月7日(金) 憲法記念日に際し、アスナル首相、憲法改正の必要性を認めず
昨日12月6日はスペインの憲法記念日にあたっていたが、その記念行事の席でアスナル首相は、PPが政権をもつ間の憲法改正はない、と断言した。 フランス警察、銃撃戦後、ETAのメンバー3人を逮捕
昨夜11時ごろ、フランス、トゥールーズから77キロ離れたオーシュの地方道で交通規制を突破しようとした自動車がフランス警察に止められ、運転手と同乗者1人がその場で逮捕された。助手席に乗っていた男は警察官に向かって発砲、銃撃戦となり、現場から5キロ離れたジプシーの部落内に逃げ込んだが住民の通報によって逮捕された。 来年度の長期外国人労働者受入枠の40%をカタルーニャが負担
先日、労働省及び社会行政省から発表になった来年度の長期外国人労働者受入数の40%はカタルーニャで負担することが明らかになっている。
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12月6日(木) 本日は憲法記念日にあたり祝日のため、トップニュースはお休みさせて頂きます。
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12月5日(水) 社会保険加入者は過去最高に
昨日労働省では、本年度11月期の社会保険への新規加入者が111,017人、全体の加入者数が15,876,290人となったことを発表、この数字は1985年に本制度が導入されて以来最高のものとなった。昨年12月の時点からみて加入者総数は約64万人増、年内に1600万人に達しそうな勢いとなってきている。 裁判にビデオコンファレンスシステム導入、EUで初
昨日、ビデオコンファレンスシステムを裁判に導入することが法務省より発表され、近日中に使用が開始されることとなった。 スペイン人15歳の読解力は世界平均以下
世界32カ国の15歳26万5千人を対象に行われた経済協力開発機構(OECD)の調査において、スペイン人6214人の平均は全世界平均以下であるという結果がでた。 ***昨日のニュースの中に誤った報道がありましたので、削除させていただきました。 関係者の方々には多大なご迷惑をおかけしました事、深くお詫び致します。 |
12月4日(火) ヘストラス・プロ・アムニスティアのスポークスマン、フランスでついに逮捕される
昨日、全国管区裁判所のガルソン判事より国際指名手配を受けていたヘストラス・プロ・アムニスティア(ETAの服役囚を支援し人権を擁護する団体)のスポークスマン、フアン・マリア・オラノがフランスのバイヨンヌでフランス警察に逮捕された。 バルセロナの刑務所から、囚人が逃亡
昨日朝5時ごろ、バルセロナのブリアンス刑務所から4人の囚人が逃亡を図った。
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12月3日(月) ETA、バスク地方警察官がこれからも標的となると脅迫
ETAはあらためてバスク地方警察官がETAの標的であるとの声明を発表、先日の地方警察官2人の殺害を認めた。今回ETAはこの声明を初めてフランス紙で発表したが、先月17日と28日にフランス国内で起きた警察官への発砲事件に関しては言及していない。
ETAはバスク地方警察を、「おしつけられた政策を武器を持って擁護し、スペインへこびている」と評し、「バスク国のために闘う者たちに敵対するものは国家警察や治安警察共々、制裁の対象になる」と断言。 マドリードでの外国人犯罪に関する警察統計
マドリードの高等警察本部では外国人、未成年者、組織的窃盗団に関する統計を発表した。
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