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毎日のトップニュース
12月27日(月) ただいまSpainnews.comのスタッフが風邪をひいて寝込んでいますので、 誠にご迷惑をおかけ致しますが、トップニュースはお休みとさせて頂きます。皆様も風邪をひかれませんようお気を付け下さい。 |
12月24日(金) 内務省、爆発物を積んだワゴン車とETAの関連について調査
月曜日に引き続き、火曜日にも発見された爆発物を積んだワゴン車と
ETAとの関連について捜査をしている内務省は警察のつかんでいなかった
ETAの別部隊の基地がアラバ地方に存在する事を確認した。 総選挙、来年3月12日に行われる予定
昨日、政府スポークスマンのピケ氏は次期総選挙は来年3月12日に行われる
可能性が高い事を発表した。最終的な日にちの決定は1月中旬頃に
アスナル首相によって正式発表となる。 貧困にあえぐジプシーたち
議会の付属機関の調査によって、50万人以上のジプシーたちが常に偏見や
差別にさらされている事が指摘された。
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12月23日(木) クリスマス宝くじ、大当たりはエルチェ
昨日、発表されたクリスマス宝くじの1等大当たりはアリカンテのエルチェから出た。大当たりの番号は「65379」。全てエルチェで売られており、賞金総額は435億円。 アトレティコ・マドリードの会長ヘスス・ヒル、詐欺の容疑で会長を解任される
昨日、全国管区裁判所のガルシア・カステジョン裁判官によりアトレティコ・マドリードの会長ヘスス・ヒル、副会長のエンリケ・セレソ、その他の役員が解任された。彼らに対する容疑は詐欺、横領、公文書偽造等で、検察庁の調べでは詐欺の金額は94億円あまりにのぼるとみられている。 移民法、上院で可決
昨日、上院にて採決された改正移民法はPPとCIUが提出していた修正案の賛成票が過半数に達しず(昨日の記事参照)、結局下院にて通過したオリジナル通りの移民法が採択された。
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12月22日(水) 950キロの爆弾を積んだワゴン車、検問にひっかかる
昨日、月曜日にサラゴサ地方のカタラジュ近郊で950キロの爆発物を積んだワゴン車が治安警察隊の検問にかかり、運転手が逮捕されていたことが発表された。 PP、移民法修正案に関してカナリアス連合の支持を得られず
昨日、カナリアス連合(CC)はPP及びCIUの提出している移民法修正案に関して本日の票決にに反対票を投じるとの発表をした。この決定により、PP、CIUは可決に必要なだけの過半数を得ることができず、11月に下院で可決したオリジナル通りの移民法に落ち着くもよう。 スペイン女性の平均出産人数は1.07人
国家統計局の出した報告によると、1998年度の出産可能なスペイン女性(15歳から49歳)の平均出産人数は1.07人とイタリア、香港とならんで世界最低となっている。
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12月21日(火) ETA、ゆすりの手紙を30の企業に送りつける
12月3日に一方的に休戦停止宣言をしたETAがこの2週間の間に30あまりのバスク、ナバーラ地方の企業に“革命税”と称する金銭を支払うよう、脅迫の手紙を送りつけていることが判明している。 運転中の携帯電話の使用の危険性
消費者・利用者団体(OCU)が運転中の携帯電話の使用についての危険性についての報告書を発表した。 大学生の47%が移民の流入は犯罪を増加させると信じている〜マドリード
マドリードの大学に在学する大学生4200人(18歳から25歳)を対象に聞き取り調査を行ったところ次のような結果が出た。
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12月20日(月) PSOEアルムニア幹事長、IUに連帯を呼びかける
昨日、PSOEのアルムニア幹事長はグラナダの討論集会にて、IUのリーダー候補フランシスコ・フルトスに総選挙前後にわたって、反右政権として連帯を深めるように呼びかけた。 勧業省の技術者、勧業大臣に抗議文を手渡す
先週、勧業省道路港湾局のもとで働く220人のうち88人の技術者が連名で勧業省のアリアス大臣に抗議文を手渡した。 麻薬中毒者の犯罪、被害者と和解への道を探る〜マドリード
今年5月よりモラタラスの援助協会によって始められた計画で、現在までに22人の麻薬中毒者が調停により犯罪被害者に損害賠償をすることで刑務所行きを免れている。
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12月17日(金) 移民法修正案、上院通過に黄信号
与党国民党(PP)が提出している移民法の修正案が来週水曜日に上院にて採決される予定だが、PPを支持する政党がカタルーニャ連合(CIU)だけとなり過半数を獲得できず、上院での通過が危ぶまれている。 F.C.マラガの会長、タバコ密売とマネーロンダリングの容疑で逮捕
昨日、スペインのサッカー一部リーグに所属するF.C.マラガの会長フェルナンド・プチェと彼の右腕であり副会長でもあるペドロ・アントニオ・マルティンが逮捕された。 フリオ・アンギータ、緊急手術
左翼連合(IU)のリーダー、フリオ・アンギータは昨日、マドリードのラモン・イ・カハル病院に緊急入院し、心臓外科手術を受けた。93年に選挙運動中に最初の心臓発作をおこし、昨年の夏も同じ原因で入院したという前歴がある。昨日も急に体調が変化したため、入院し検査したところ狭窄がみられたため、心臓に3つのバイパスを通す手術を行うこととなった。手術は3時間半に及んだが、問題なく終了、3ヶ月後には普通の生活が遅れるようになる予定。
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12月16日(木) 物価上昇率高騰のため、年金受給者に年金の追加支給を決定
先月11月の物価上昇率は昨年同時期に比べ、当初の予想1.9%に反して2.4%となったため、それによって生じた不利益の穴埋めとして、年金受給者に追加で年金を支給することとなった。このため政府は来年2月に一人当たり、7千ペセタから2万ペセタ、計600億円を支出することを余儀なくされた。 ラサ−サバラ事件、裁判2日目
前日に引き続き、ラサ−サバラ事件の裁判が行なわれ、昨日は元治安警察隊情報局長ガリンド容疑者が検察側の質問に答えた。 マドリード市中心街の無料バス、初日はガラガラ
年末年始のこの時期、マドリード市内の交通渋滞は想像を絶するものとなる。これを少しでも回避しようとマドリード市役所の鳴り物入りで登場したのが12月15日から1月9日までの期間限定の特別無料バス。乗車時に当日他のバス路線もしくは地下鉄で使用した切符を提示すれば無料というシステム。公共交通機関の利用を促し、自家用車の市内中心部への流入をとめる有効策と考えられ、市内中心地を12の路線が走り始めたのであるが、ほとんど人が乗っておらず、初日は失敗に終った。
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12月15日(水) ラサ−サバラ事件の裁判、始まる
昨日、1日延期されていたラサ−サバラ事件の裁判が開始された。 有鉛ガソリンの禁止によって影響を受けるのはスペインの車の25%
EU内での有鉛ガソリンの使用禁止についての協議がブリュッセルで行なわれるが、禁止によって影響を受けるのはスペインの車輛の25%に及ぶものとみられている。 スペインの医療システムの欠陥は情報不足
昨日、提出された調査報告で、将来自分で病院を選択できるようなシステムにかわっても国民にあまり利益をもたらすことはないであろうことが指摘された。医療サ−ビスを受ける側へ詳しい情報提供がないと言う不満、病院側は国の医療政策のためにデータ収集に困難をきわめることが大きな問題となってる。
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12月14日(火) アルサジュスPNV党首、“バスク独立には過半数の支持があれば十分”
昨日、アルサジュスPNV党首はラジオの対談で、PNVの“シンパ”は彼同様バスク独立支持の票を投じるだろうこと、バスクの“国民投票”で過半数の賛成が得られれば十分であると考えていることを明らかにした。 ラサ−サバラ事件の裁判、延期される
昨日、全国管区裁判所において開かれる予定であったラサ−サバラ事件の裁判が被告の1人であるフェリペ・バジョの健康上の理由で突如延期となった。 脳死状態の女性の胎児は順調
アストゥリアス地方ヒホンで34歳の妊娠中の女性が1ヶ月前から脳死状態で病院に収容されている。
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12月13日(月) 国王夫妻の2番目の孫、洗礼を受ける
昨日、フアン・カルロス国王夫妻の次女であるクリスティーナ王女とイニャキ夫妻の息子フアンの洗礼式がサルスエラ宮で行なわれた。国王夫妻にとってはエレナ王女の息子フェリペ・フアンに次いで2番目の孫にあたり、9月29日にバルセロナにて産声を上げている。 PP、バスク議会の選挙期日を繰り上げるよう要求
バスク・ETA問題に関して、PNVと一線を画してしまったPPは昨日、バスク自治州首長イバレッチェ氏に対して、バスク議会の問題早期解決、バスク州の選挙期日繰上げを要求した。 時代遅れのピルに公的助成金
現在、妊娠可能な年齢のスペイン女性のうち16.5%にあたる168万3千人が経口避妊薬を使用している。他のヨーロッパの国々に比べ、使用率が低いとはいえ、1998年は年間60億円にのぼっている。
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12月10日(金) PNV、バスクの独立についてHBと提携の道をとるか
アスナル首相のバスク政府に対する批判的な発言(12月7日の記事参照)はPPとPNVの間に決定的な亀裂を生じ、バスク民族主義者達の態度を硬化させてしまった。 飲酒運転は罪にならず?
1997年2月にPSOEの議員ハビエル・バレーロが車を運転中、パトロール中の治安警察隊に止められアルコール検査を求められたが、2回にわたり拒否、議員の身分を明かし、その場をのがれた。彼のこの行動は重大な不服従の罪に当たるとし、最高裁判所で審議されていた。検察側はアルコール検査を拒否したことを刑法に照らし合わせ、懲役6ヶ月を求刑していたが、道交法では10万ペセタの罰金と最長3ヶ月の免停を規定している。 警察官、大晦日の特別出勤手当が5万ペセタ
マドリード市警察の6つの組合と地方議会代表者は市警察官の大晦日の特別出勤手当に関し、1人当たり5万ペセタ(手取り)プラス1日の代休を取ることで合意した。当初は10万ペセタを要求していたが、3回にわたる協議で上記金額におさまったもの。
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12月9日(木) PP、上院にて移民法草案の大幅修正を提案
先月25日、下院にて移民法草案が絶対多数で可決しているが、上院にてPP(国民党)より大幅な修正案が提案された。この修正案では合法滞在者はスペイン人に較べ行使できる権利がせばめられ、さらに不法滞在者の権利は医療と教育に限られることとなる。 大型連休最終日、交通機関に大きな乱れ
昨日8日、スペインの大型連休最終日は霧のために空の便が大幅に乱れたのをはじめとして、RENFEの人為的ミスのためマドリードとアンダルシア、レバンテ地方を結ぶ路線がストップした。 アストゥリアスの家族とロシア政府の対立、深刻化
夏になると民間団体の招聘によって多くのロシア人孤児達がスペインでの夏休みを過ごすためにやってくる。その中でも1997年にアストゥリアス地方にやってきた9歳から13歳の9人の孤児達は特別措置によってスペインの家族の下、2年間地元の学校に通ってきた。今年の8月、ビザの期間が終了した為、ロシアに戻らなければいけなくなったのだが、このアストゥリアスの家族は全て彼らを養子にとの希望で、ロシアに帰すことを拒否している。
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12月8日(水) 本日は「無原罪のお宿り」の祝日にあたるため、トップニュースはお休みにさせて頂きます。
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12月7日(火) アスナル首相、民族主義者を民族浄化に走っていると批判
ETAの休戦撤回宣言から1週間。バスク地方、中央政府ともども様々な思惑が錯綜している中で、昨日、アスナル首相はバスクの民族主義者たちに痛烈な批判を浴びせた。 スペインの電気代は高い スペインにおける電気料金体系に“ゆがみ”が生じていることがOCDEによって指摘された。工業生産者用の1キロワット当たりの料金は世界でも9番目に位置するのだが、個人消費者の電気料金は日本、デンマーク、ベルギーに次いで高い。これについて、スペイン国内でのシェア〈76%〉がエンドサ社とイベロドローラ社の2社に集中していることが市場の寡占を招くと警告している。 モロッコの検察、ハシシを持ち出そうとした罪でスペイン人に10年の求刑
昨日、モロッコ、タンジェールの裁判所でスペイン人マヌエル・トリヴィニョに対してハシシ1379キロを持ち出そうとした罪により10年間の刑が検察により求刑された。
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12月6日(月) 本日はスペインの憲法記念日で祝日にあたるため、トップニュースはお休みにさせて頂きます。
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12月3日(金) 民族主義者、ETAの休戦停止を前にバスクの主権を強化
昨日、リサーラ同盟加盟政党による会談において、民族主義者達がこれまで果たしてきた平和へのプロセスを故意につぶしたとしてスペイン及びフランス政府を糾弾した。 安心して麻薬を打てる場所をマドリード政府が提供か
依然、解決すべき問題が残っているが、麻薬中毒者のためのサロンを建設する方向でマドリード政府はゴーサインを出した。 “ピラミデスの強姦魔”に690年の求刑
昨日、マドリードにて“ピラミデスの強姦魔”として知られるアルリンド・カルバーリョに対する裁判が行なわれ、検察側は41件の暴行・強姦、31件の窃盗に対し、690年を求刑。
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12月2日(木) アスナル首相、バスク自治州首長に責任を果たすよう求める
12月3日のETAの武装闘争再開を前にして今週は各政党とも慌ただしい動きを見せている。昨日は
バスク自治州イバレッチェ首長がアスナル首相を訪問し会談をもった。バスクの現状にに対してどのように対処して行くのか、それぞれの見解の違いを確認。その相違に関しての公式発表はなされなかったが、相違の一つは次の通り。イバレッチェ首長はこの問題に関してHBを含んだ政党で新たなテーブルを囲みたい意向を示したが、アスナル首相はそれを拒否。過去にもPNV主導で提案されたことがあったが、PPの反対にあっている。 HB、平和への集会に参加することを表明
明日、バスク州内においてバスクの各政党によって平和への集会が行なわれる予定であるが、HBがこのような性格を持つ集会に初めて参加することを表明した。 捨てられた赤ちゃん無事保護される〜マドリード
昨日朝、マドリードのテトゥアン地区で近所の人が犬を散歩中、不審なスーパーの袋を発見、警察に駆け込んだ。警察官がかけつけてみると袋の中には生まれたばかりとおぼしき赤ちゃんが入っており、即座に連れかえり病院へ運んだ。
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12月1日(水) アスナル首相とアルムニアPSOE幹事長、イバレッチェバスク自治州首長と会談予定
本日、アスナル首相はETA対策についてアルムニアPSOE幹事長とまたイバレッチェバスク自治州首長と別々に会談を持つ予定であるが、それに先立ち昨日IU党首アンギータ氏と会見した。アンギータ党首はETAが再び武器を取るのであればリサーラ同盟から脱退することをアスナル首相に伝えた。また、リサーラ同盟を破ることはETAの暴走に歯止めをかけられる可能性は全くないと示唆した。 汚職捜査担当検察官宅、盗聴される
マドリードの汚職捜査担当検察官ヒメネス・ビジャレホ氏の自宅電話が盗聴されていたことが、発覚。 スペインのエイズ患者、昨年より24%減少
本日12月1日は世界エイズデーとして、毎年、エイズと戦うキャンペーンが行なわれる。
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