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2月29日(火) PPの選挙公約の目玉は所得税減税
昨日、アスナル首相は次期総選挙の公約の、目玉とも言える税制改革についての詳細を発表した。 CCOO、8ヶ月に及ぶRENFEの内紛に終止符をうつ
労働団体CCOOの交通連合委員会は昨日、中央鉄道セクターの首脳陣を解任することによって8ヶ月に及んだRENFEの内紛に終止符をうった。この解任により交通労働組合の代表者13人がRENFEの役員会と労働団体UGTと話合いを持ち、状況、関係改善のための同意を持つに至った。 社会保険庁、病院での病原菌感染により死亡した女性に対し補償金を支払うことで和解
1997年にマドリッドの公立病院ラ・パス病院で心臓手術を受けた22歳の女性が手術中に感染したバクテリアが原因で10ヶ月後に死亡した件につき、社会保険庁と女性の家族が1450万ペセタの補償金で和解をすることとなった。
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2月28日(月) PSOE、アンダルシア議会で議席回復か
アンダルシアでは3月12日に総選挙と同時にアンダルシアの地方選挙も行なわれるが、この地方選挙についての聞き取り調査の結果が発表された。2月の18日から23日にかけて2521人を対象に行った調査ではPSOEが44.6%の得票率で獲得議席を1席から最高3席伸ばすもようで、もし、最高の伸びを見せた場合はPSOEは絶対多数を獲得することとなる。 アウストゥリアスの炭坑で政府の補助金不正受給発疑惑
産業省は補助金の不正受給の疑いを持たれているアストゥリアスの炭坑、ラ・カモチャとゴンサレス・イ・ディエス社に国家エネルギー委員会(CNE)の調査団を送った。 ヨーロッパ室内陸上選手権でスペイン勢、メダル獲得
ベルギーのガンテで行なわれているヨーロッパ室内陸上選手権で土曜日に引き続き、最終日の昨日もスペイン勢が頑張り、計4つのメダルを獲得した。
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2月25日(金) 建設業界、建設中の事故防止を求めて48時間ストライキ
昨日から建築現場で働く労働者達の48時間ストライキが始まった。スペインの建築現場での事故はEU諸国で一番多く、昨年は290人の生命を奪っている。 マドリード市長の財産開示を求める
昨日、マドリード市長の市長裁量の銀行口座からの不透明な支出についての質疑応答でマドリード市議会は騒然とした。 エル・エヒドの移民との同意の期限せまる
2月の始めに起こったアルメリアのエル・エヒドでの移民の襲撃事件で行政と移民との同意の期限が本日25日となったことで、行政の対応の遅れ、同意の不実行に対し、ストライキを再開するかどうかで移民達の間で意見が分かれている。
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2月24日(木) スペイン各地で反ETA集会が行なわれる
一昨日、ビトリアでETAのテロ行為(昨日のトップニュース参照)の犠牲者となった2人の葬儀がとりおこなわれ、アスナル首相を始めとして各党の党首、6万人の市民が参列した。また、スペイン各地で反ETAの集会が行なわれた。この集会の中で、バスク州首長イバレッチェ氏の辞任を求める声も聞こえてきている。 テレフォニカの役員会、BBVAとの提携について承認
各方面から反対の声が上がっている2月11日になされたテレフォニカとBBVAとの提携について、発表があって12日後の昨日テレフォニカの役員会で承認された。 C型肝炎の感染源は麻酔医
1994年から1998年にかけてバレンシアの公立病院で蔓延したC型肝炎の感染源が麻酔医ではないかという疑いについて、裁判所命令でバレンシア大学の専門家たちが調査をしていた件で、DNA鑑定を行った結果、マセオ医師と171人の患者のビールスのDNAが一致したことが判明した。
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2月23日(水) ビトリアでETAのテロ、2人死亡
昨日夕刻、アラバ県ビトリアのビトリア大学校内でETAによる爆弾テロが起きた。駐車車両の中にあったワゴン車に積んであった爆発物を遠隔操作で爆破させ、側を通りかかったバスク州の社会主義政党の幹部、フェルナンド・バエサとその護衛の警察官を死亡させた。 アスナル首相、BBVAにテレフォニカとの提携についての詳しい情報を求める
昨日、ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)の総裁の1人フランシスコ・ゴンサレスは、BBVAとテレフォニカの提携に関する説明をする為首相官邸へ赴いた。 マドリードの市長の公金使いこみの疑惑、更に深まる
先日より、マドリードのマンサノ市長が市長裁量の口座より私的な旅行費用を支払ったという一連の使いこみ疑惑の調査で、新たな発見があった。
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2月22日(火) PPの公約、91.4%の達成率と発表
4年の任期終了まであと3週間ほどとなった現在、PPの先総選挙での公約が91.4%(511項目中466)達成されたとPPのインターネットのオフィシャルサイトで発表された。 イベリアの社長、空の混乱の責任は政府にありと発言
昨日、イベリア航空の社長、シャビエル・デ・イララはスペイン国内、ヨーロッパ内の空の混乱は管理、運営を出来ていない各国政府にあると指摘した。同社長はアメリカの航空状況を引き合いに出し、航空量とスペースの問題ではなく、管理の問題であること、具体的にはヨーロッパの国境がなくなった現在でも、各国が別々の国内システム、言語、オペレーションシステムを使っていることに問題があるのだと強調。ヨーッロパ内の統一したコントロールシステムを導入するよう政府に要求した。 “チンチョンの伯爵夫人”プラド美術館で本日より一般公開
昨日、プラド美術館において1800年にゴヤの描いた“チンチョンの伯爵夫人”が展示され、本日より一般公開が始まる。今のところ1階のベラスケスの絵の正面にガラスのプロテクションなしに展示されているが、そのうちに3階のゴヤの間に移されるもよう。
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2月21日(月) 総選挙を前に労働省大臣の辞任、PSOEが原因究明を求める
先週土曜日、労働省のマヌエル・ピメンテル大臣が突然の辞任を発表したことについて各方面での波紋が広がっている。 スペイン人が税金のために働く日数は179日
ヨーロッパ経営者団体UNICEの報告書によると、スペイン人は179日を税金を納めるために働いている。ヨーロッパ平均は208日、アメリカが138日、日本が146日である。世界の主要国の中ではスイスが125日と低く、一番税金に縛られている国は241日のベルギーという結果が出ている。 スペインの空港の未来
スペイン国内の主要空港は現在厳しい状況に追いこまれている。空の交通の自由化、乗客の増大は、慢性的な遅延を招いている。マドリード・バラハス空港、バルセロナ・プラッツ空港では空港拡大の必要性を主張しているが、近隣住民、エコロジスト、地方政府との折り合いがつかず、計画は宙に浮いたままの状況にある。
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2月18日(金) キリスト教教会、投票に値する政党はひとつもないと発言
昨日、スペイン司教会のスポークスマン、フアン・ホセ・アセンホは3月12日の総選挙で、投票に値する政党は一つもないことを発表。司教会は、堕胎を合法とする政党はキリスト教の教義と相反すると説明し、PSOE、IUさらに以前は堕胎反対を唱えていたが現在では方向転換をしてしまったPPなどの政党を支持することはできないと表明。さらに、暴力やテロを擁護するような団体も支持に値しないと付け加えた。 エル・エヒドの市長、移民の仮設住宅建設に同意
アルメリアのエル・エヒドで起こった移民襲撃事件で家を失った移民たちに赤十字が仮設テントや生活物資を供給しようとしていたことに反対を唱えていたエル・エヒドの市長とスペイン政府、アンダルシア自治政府が同意に至り、早ければ今日からも仮設住宅の建設を始める。 マドリードで消防隊員のデモ、警官隊と衝突
昨日、200人にあまりの消防隊員がマドリード市内で抗議行動を起こし、市内の主要な道路を一時的に遮断するという行為にでた。
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2月17日(木) PP、ついに選挙綱領発表
昨日、PPは215ページにわたる選挙綱領を発表した。あいまいな部分を多く残したこの選挙綱領はアスナル首相が各地で遊説を行う際に明らかにするという、劇的な効果を狙うPPの戦術であることもつけくわえられた。 バラハス空港で“エクスタシー”の運び屋逮捕
今週火曜日マドリード・バラハス空港内で男女4人のアルゼンチン人が“エクスタシー”12万錠を所持しているのが空港警察によって発見され、身柄を拘束された。 マドリードの飲食店協会、ウエルタス地区の深夜営業短縮措置に反対
マドリードの中心地、ウエルタス地区にある150ものクラブ、パブが集まり、市から深夜営業の時間短縮を迫られていることに対し反対運動を起こすことにきまった。
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2月16日(水) TVEのPPよりのニュース放送に対して全政党結束して苦情提出
PSOEを筆頭にIU、その他民族主義政党は、TVE(スペイン国営放送)がPPに有利なニュース放送をしているとして中央選挙管理委員会に苦情を提出した。 エル・エヒドの市長、移民用キャンプ設営拒否の姿勢崩さず
先週起こったアルメリアのエル・エヒドでの北アフリカ系移民襲撃事件で被害にあった移民のためのキャンプ設営に対して、エル・エヒドの市長は住民8500人余りの署名とともに拒否しつづけている。 アラゴン地方、過疎化に歯止めをかけるための計画の中心は移民の定住
過疎化が進んでいるアラゴン地方では昨日自治体の現状を分析し、歯止めをかけるための対策を承認した。
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2月15日(火) BBVA株、テレフォニカとの提携発表後、急上昇
先週金曜日にビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)とテレフォニカが提携を発表したが、それにより、週明け月曜日の株式市場ではBBVA株に買いが殺到し、約15分間取引が中止された。通常は変動幅は15%までと設定されているが、25%まで上げざるを得ない状況となった。 PSOE、PP時代に民営化された大企業に税金をかけることを検討〜総選挙に向けて
社会主義政党PSOEはアスナル首相率いるPP政府が民営化した大企業が民営化によって得た莫大な利益に対し、特別な税金をかけることを検討することを発表した。
PSOEはPPに対し、民営化という名目の下、アスナル首相の取り巻きを企業のトップに据え、権力と富の集中を図っていると糾弾。 イタリアの南で海難事故、スペイン人3人死亡、10人が行方不明
日曜日の真夜中に4300トンのポルトガル船籍“ザフィール”がイタリアの南沖でイタリアの船と衝突、沈没し、乗組員14人のうち3人が死亡、10人が行方不明となった。1人は、通りかかったロシア船に救助された。
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2月14日(月) PP、選挙綱領の一部を発表
3月14日に行なわれる総選挙に向け、昨日PPは選挙綱領の一部を発表した。 エル・エヒドの移民、ストライキを一時停止
エル・エヒドで先週より北アフリカ系移民襲撃に反対してモロッコ人労働者がストライキを続けていたが、昨日労働者と雇用者の同意をみたことで、一時的にストライキの停止をし、本日より襲撃事件前の労働に戻る予定。 公立老人ホーム入居待ちは8万人以上
スペインの65歳以上の人口は約650万人に達しているが、大部分は一人住まいもしくは老夫婦2人で住んでいる。65歳以上の公立老人ホーム入居希望者の3人に2人しか入居することができないといわれる。社会保険庁では入居待ちの正確な人数を把握していないが、入居待ちの人の半分は特別な医療を必要としているとする。
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2月11日(金) BSCH、アルゼンチンのリオ・デ・ラ・プラタ銀行の株式取得に動く
昨日、サンタンデール・セントラル・イスパノ銀行(BSCH)はアルゼンチン第2位のリオ・デ・ラ・プラタ銀行の株式28.1%の取得申しこみをしたことを発表。この株式取得のために7億5千万ドルの増資が必要とされる。増資の手続き終了後、BSCHはリオ・デ・ラ・プラタ銀行の株主に同銀行株7に対し、BSCH株5の割合での交換を提案する予定。 モロッコ政府、エル・エヒドの人種差別に対し抗議の意を表明
昨日、モロッコ政府はスペイン政府に向け、アルメリアのエル・エヒドで先週から起こっている北アフリカ系移民(特にモロッコ人)に向けた人種差別攻撃に関して、どんな場合においても許せざる行為であると抗議の意を表し、これからもエル・エヒドでの情勢を追いつづけることを強調した。また、両国の友好条約の実行を求めた。 マドリード地方政府、アルコールの販売禁止年齢を16歳から18歳に引き上げ
スペインの主な地方自治体ではアルコール類を18歳未満の少年達への販売禁止政策を取っているが、マドリードでも近々販売禁止年齢を16歳から18歳に引き上げることになるもよう。
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2月10日(木) エル・エヒドの移民襲撃鎮火するが、新たな問題に発展
先週の土曜日に始まった北アフリカ系移民への地元住民の襲撃は(2月8、9日のトップニュースの項参照)昨日の段階でほぼ鎮火した。ただ、警察当局はまだ警戒を解いておらず、バイクやヘリコプターでのパトロールを続けている。 スペインの高校生、大学入学選抜試験の改革に反対してデモ
昨日、各地方の高校生が一斉に文部省に対し、大学入学選抜試験の改革に抗議し、デモを行った。この抗議集会は、学生連盟(SE)が労働総協議会(CCOO)と労働総同盟(UGT)の教育部門の後押しを受けて各地方の高校生に呼びかけたもの。PSOEやIUも学生達の行動に共感を示している。 第19回国際現代美術展「アルコ」、マドリードで開催
昨日、第19回国際現代美術展「アルコ」がフアン・カルロス国王が出席し、始まった。
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2月9日(水) ETAの元“ナンバーワン”、フランスよりスペインに引き渡される
昨日、ETAの軍事担当の元“ナンバーワン”で1992年にフランス警察により逮捕され、同国内で刑に服していたフランシスコ・ムヒカ・ガルメンディア・“パキート”がフランスよりスペインに引き渡された。1997年にフランスの裁判所により10年の刑が言い渡されており、1992年からの拘留期間を含め8年弱の刑期を務めた。スペイン側に引き渡された後、マドリードの刑務所に収監されたが、これから全国管区裁判所での26の犯罪についての裁判が待っている。 テレフォニカの子会社「テレフォニカ不動産」株式上場に向けて準備をすすめる
テレフォニカの子会社で1998年に創設された「テレフォニカ不動産」が株式上場に向けて準備をはじめている。この子会社設立当時は5億ペセタの資本金であったが、徐々に増資をし、現在の所、16億7千万ペセタとなっている。しかし、資産は1050億ペセタを超えており、そのうちの800億ペセタがテレフォニカグループの所有する土地の価値とみられている。 13歳の少女の落ち着き先はどこへ?〜裁判所の決定に村民全員が抗議のデモ
マリア・アンヘレス(13歳)はグラナダ県ベナマウレルで3年前から養子先の両親のもとで暮している。
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2月8日(火) エル・エヒドでの移民襲撃おさまらず
土曜日から始まったアルメリア県エル・エヒドでの北アフリカ系住民への襲撃は昨日もとどまることを知らず、暴走しつづけている。(昨日のトップニュースの項参照)放火、破壊行為、道路封鎖、警察の介入阻止といった行為は一般商店の休業、学校の臨時休校にまで発展した。 マドリード市長、私用の旅行を公費でまかなったことが発覚
マドリードのアルバレス・マンサノ市長が公金を使って私用の旅行をしたのではないかという野党の追及に対し、(2月2日付トップニュースの項参照)昨日、同市長はマジョルカとセビージャ行きの旅費215000ペセタを返金することを決めた。 堕胎用ピル、導入される
昨日、公式に堕胎用のピルが導入された。しかし、ある研究所の販売窓口によるとどこの病院にも配布されていないと言う。
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2月7日(月) テレフォニカとレテビシオンの争い、裁判にもちこまれる
テレフォニカとレテビシオンの電信電話市場における争いはついに裁判にもちこまれることとなった。
レテビシオンの訴えではテレフォニカが打ち出した“プラネス・クラロス”は市場に混乱を招き、消費者がレテビシオンの料金表の利点をきちんと判断できなくさせるものとされている。これによって受けた経済的損害については現在裁判所で調査を行っている。レテビシオンの社長ペドロ・デ・トーレスは、同社は市場の19%を握っているが、もし、テレフォニカがこのような競争を阻害するような戦略をとらなければ、もっと割合はもっと伸びていたであろうと語っている。 エル・エヒド(アルメリア)の住人、移民達を襲撃
土曜日の夕方から始まった移民への襲撃は日曜日の夜、小康状態に落ち着いている。この襲撃はアルメリア県のエル・エヒドで土曜日の朝、26歳になる同村の女性が北アフリカ系の移民に刺殺されたことがきっかけとなって始まった。 精神錯乱者、4人を殺害
昨日早朝、バレンシアで62歳になる精神錯乱者が自宅のガスを爆発させ、警察官2人、消防署員1人、隣人1人をイノシシ狩用の散弾銃で殺害するという凄惨な事件がおこった。
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2月4日(金) セビージャの家具店、床がぬけて185人がけが
昨日、午前中セビージャ県のドス・エルマノスの家具店で開店直後に1階の床が落ち、185人が怪我をするという災害が起こった。 テラの最高幹部、ペレア氏からリナレス氏ヘ
テレフォニカのビジャロンガ会長はテレフォニカの子会社のインターネット事業会社テラの最高責任者にビジャロンガ氏の右腕であったフアン・ペレア氏から、TPI(電話帳のイエローページ)の役員であったアベル・リナレス氏に変更する旨の決定した。 マドリード市長、不明瞭な公金使用
マドリードの市長のアルバレス・マンサノは野党PSOEより公金の不明瞭な使用について説明を求められている。
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2月3日(木) ETAの幹部、フランスで逮捕される
昨日、フランス警察は、フランスのタルノにてETAの幹部で“コマンド・ビスカヤ”の元リーダー、フアン・カルロス・イグレシアス・“ガダフィ”(36歳)を逮捕した。また、ガダフィと一緒にいたETAのメンバー、コンセプシオン・イグレシアスも同時に警察に連行された。 1999年のスペインの経済成長は3.7%
スペイン銀行の見解では、1999年のスペインの経済成長率は1998年より0.3%下がり、3.7%となり、スペイン政府が最終的に予想していた数値と一致した。 建設現場での事故死者数が急増〜マドリード
最近7年間で建設現場での事故による死者数が急増している。マドリードの地方に限ってみても昨年1年間に18859件の事故があり、85人の犠牲者がでている。この問題に抗議するため、労働総協議会(CCOO)と労働総同盟(UGT)は全国14万人の労働者に呼びかけ、24、25日にストライキを敢行する予定でいる。
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2月2日(水) PSOEとIU、上院への立候補者リストを共同で提出することに同意
3月14日の総選挙に向けて、PP打破のためのPSOEとIUの共同戦線においてなかなか同意がみられなかったのであるが、昨日、上院への立候補者リストを共同で提出することに関しての同意をみた。この同意では、30の選挙区の3つの議席に対し、PSOEは1席をあきらめIUへ譲り、IUは2席をあきらめPSOEに譲り票の集中をはかることを意図している。さらにホアキン・アルムニアPSOE幹事長を次期首相候補として擁立する可能性をも含んでいる。 新外国人法施行、初日は予想通りの大混乱
昨日は新外国人法の施行初日であったが各地の警察移民局で大混乱を招いた。長蛇の列を作る外国人同士、外国人と警察官の小競り合いが発展して、怪我人も出ている。 ガリシア地方で最新の病院の現状
昨年夏に開業した“北部スペイン最新”の公立病院、サンティアゴ・デ・コンポステーラ病院。140億ペセタの総工費をかけて作ったこの病院のベッド数は755。
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2月1日(火) BSCHがソシエテ・ジェネラルと協定締結
サンタンデール・セントラル・イスパノ銀行(BSCH)とフランスのソシエテ・ジェネラルグループがヨーロッパ初の協定を締結するに至った。BSCHは現在同グループの株式を5.5%持っているが、さらにこの割合を7%まで引き上げ、同グループ一の株主となった。また、同グループもBSCHのの株式を所持するという合意に至り、これによって動く金額は13億ユーロとみられている。 不法移民の合法化手続きの期間を延長するよう、ONGが政府に要請
本日2月1日より新外国人法が施行されるが、この新法により恩恵を受けるであろう7万から8万人の不法移民の合法化手続きの期間が2ヶ月とされていることに関して、ONGを初めとして様々な機関から不充分であるとの声があがっている。 マドリード地方政府、小学校の時間割について現状を維持することを決定
マドリード地方の公立小学校の時間割は現在、9時から12時半と14時半から16時までとに別れている。この時間割に関して、アルカラ・デ・エナーレス、トレホン・デ・アルドス等の72の小学校の父兄から昨年9月に9時から14時までの継続した時間割に変更して欲しい旨の要求が教育委員会にだされていた。父兄たちはこの要求を通す為に毎日のようにデモをしたり、子供達を学校に連れて行かないなど教育委員会に圧力をかけていたが、結局はいくつかの例外を除いては現状の時間割を維持して行くことに落ち着いた。
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