3月31日現在 |
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空港の混乱、軍に責任なし−防衛大臣抗議 引き続き飛行機の遅れやキャンセルが相次いでいるが、 その原因として、イベリア航空パイロットのストとともに ユ−ゴスラビア攻撃のための軍用機の発着が上げられている。 しかし、それに対して防衛大臣は、トレホン基地(マドリッド 近くの基地)における軍用機の発着数は平常より少ないと抗議。 むしろ軍は連休の混雑にそなえて、軍基地の滑走路を民間機用に貸して 空港の混乱抑制に貢献している、とした。 確かに、ドイツ、フランスなど他のNATO加盟国では一切 空の便の混乱はなく、空港は平常通り機能している。 さて、一方のイベリア航空パイロットのストだが、会社側との交渉は 進んでおらず、予定通り1、2、4、5日に続行される。 昨日までに400便がキャンセルされ、50000人の旅行者に 影響を及ぼしている。 |
3月31日現在 |
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バスク、国連へ平和交渉の監視役派遣要請 昨日、バスク州会議で、ETAとの平和交渉に監視役を 派遣するよう国連に要請することが民族主義政党と左翼連合 の賛成により採決された。 その意図は、平和交渉は外部の公の機関から見て、分析される のが望ましいだろうというもの。PNVのスポ−クスマンは 「国連が今バスク問題に乗り出してくるとは私たちも 期待してはいない。ただ、バスク問題を国際問題として、 世界に認識してもらう第1歩だと思っている。」 と述べている。 |
3月31日現在 |
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セビ−ジャで父親が娘を鎖で縛って監禁 事件が起きたのはさる3月16日。セビ−ジャのアナ・ベレンさん (16歳)は父親から犬用の鎖で部屋のベッドに縛り付けられ、 ナンキン錠を4ヶ所かけられ家から出られないようにされていた。 彼女は夜10時に訪れた 友人の協力で家から脱出することが出来た。 アナ・ベレンさんは警察に通報していなかったが、たまたま自転車 窃盗で逮捕された彼女の知り合いによって警察の知るところとなった。 59歳の父親と53歳の母親は17日に逮捕された。父親は 「毎晩毎晩友達と出かけ、夜中の2時、3時、時には5時まで 家に帰ってこなかった。外出させないためにはこうするしかなかった。 縛ったのは一度だけだ。」と弁明している。 アナ・ベレンさんは日頃から殴る、蹴るなどの暴力を受けていたとし、 家に帰ることを拒否。今は保護センタ−に収容されている。 |