今回は、日本・スペイン交流400周年記念行事の一環として、日本の皇太子殿下のスペイン御訪問に 合わせ、仙台からお越し頂いた方々2名様のスペイン、ポルトガルの旅に ご一緒させて頂きました。 暑くも無く、寒くも無く、お天気に恵まれた素晴らしい旅が出来た事に感謝です。
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☆6月10日
残念ながら、今日、明日と、カメラを持ち歩かなかったため、ご紹介できる画像が ありません、、、とりあえずマドリッドの写真で埋めておきます(汗) 日本からの長旅のあと、午後20時前に、マドリッドの空港に到着。 スタッフとミート後、タクシーにて市内のホテルへ移動してチェックイン。 荷物をお部屋に置いたら、さっそく喉を潤しにバルへ出発です。 6月の日は長く、21時半でもまだ明るく、バルはまだまだこれからです。 空の長旅のあと、お疲れであったと思うのですが、そのままバルを3軒ぐらい 周ってようやく長い一日の終わりです。 マドリッド泊 |
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☆6月11日 今日もカメラを持たなかったためご紹介できる画像がありません(汗) ホテルで食を頂いたあと、前日の疲れもありますから、のんびりと近くをお散歩 して午前中は過し、お昼ご飯のあと、日本大使館へ。 皇太子殿下のご訪問中と言う事で、大使はお留守でしたが、公使とのお時間を 頂き、仙台市民としての日西文化交流への取り組みについて お話をさせて頂きました。 その後、オペラ座へ移動して、皇太子殿下ご出席の式典コンサートに出席して 一日が終了です。 マドリッド泊 |
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☆6月12日 ホテルでの朝食の後、大きな荷物は全てホテルに預かってもらい、最小限の荷物だけを 持ってマドリッドの空港へ。 国内線フライトにてサンティアゴ・デ・コンポステーラへ飛びました。 今回の旅の目的は、まず、日西交流400周年の式典に出席する事。 そしてそれが終わったら、サンティアゴから南下して、ガリシアとポルトガルの文化を 楽しむこと。 サンティアゴに着くと曇り空で、少し寒いぐらいでしたが、曇ったのはこの一日だけで あとは、好天に恵まれました。 ちょうどお昼時に到着したので、パラドールのチェックインを済ませたらまずは 昼食です。 ガリシアでの第1回目のお食事は、前菜にガリシア風パイ、生アサリ、マテ貝! 食べたいものはいっぱいありますが、ここは欲張らずに少しずつ無理の無い程度に。。。 生アサリは、生きたアサリにレモン汁を絞っていただきます。 こりこりと食感が良く、なんとも言えない甘みを持った絶品で、これが白ワインと 最高に合います(^^) 前菜だけですでに大きな感動がありましたが、その後、メインに注文した 海産物パエージャがまた最高の出来栄えでした。 スペイン料理の定番として日本でも良く知られるパエージャですが、 スペインのどこで食べても美味しい、と言うものではありません。 が、この日のパエージャは抜群でした。 最低注文単位が2人前であるため、これを注文して男性3人で分けましたが、 問題なく完食です。 レストランが出してくれた食後のデザート酒を3種頂いてガリシア第1回目の お食事を終了。 その後のお昼寝の気持ち良いこと。。。 少し休むと、また夕刻から元気が出ると言うものです。 御昼寝のあと、大聖堂を中心にサンティアゴの町散策を行ない、お腹が空いた ところで夕食です。 お昼にたっぷり食べたので、夜は軽くつまみましょう、、と言う事で、 ベジョタの生ハムを少々、生野菜のサラダ、そしてガリシア名物のしし唐をつまんで、 最後にイカの鉄板焼きをつまんで終了となりました。 ほろ酔い加減で、サンティアゴの美しい夜景を楽しみながらパラドールまでお散歩。 頭の中は、「明日はどんな美味しいものを食べるか」です(笑) サンティアゴ・デ・コンポステ−ラ泊 |
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☆6月13日 ホテルでゆっくりと朝食を楽しんだと、10時ごろの出発です。 2人だけでの旅ですから、費用を抑えるため、出来るだけ公共の交通機関を 利用する予定でしたが、やはりそれでは行動に限界があります。 多少、費用がかかっても良いので小回りが利き、多少の気まぐれも許される 旅をされたい、と言う事でしたので、二日間だけ専用車をチャーター する事にしました。 サンティアゴを出る時は、夜の間降り続いたらしい雨が僅かに残っていましたが、 車で移動を開始すると空は明るくなり始め、最初の休憩を取る時には青空が 広がり始めました。 昔ながらの鄙びた猟師町の雰囲気を残す町、コンバーロでのお散歩を楽しみ、 冷たいビールを1杯やったあと、バイオナへ向かいましたが、バイオナへ 着くと、真っ青な空と真っ青な海が迎えてくれました(^^) 心地よい風に吹かれ、海辺のお散歩を楽しんだら、お待ちかねのお昼ご飯です。 まずは、レストラン選びから、、、 数ある海産物レストランでも、その日の仕入れはまちまちです。 ガリシアの海産物で絶対に食したいものの一つが、地元のリアス(入り江)で採れた 毛蟹です。 フランスものやモロッコからの輸入ものは、安くで出回っていますが、 地元のリアス物は、色にも味にも違いがあります。 よって、地元産の毛蟹が今日、入ったお店を探します(^^) そして、これまた地元産のえぼし貝があるかどうか、、、 次に、値段と注文単位の交渉です。
値段、仕入れ、共に納得の行くお店を見つけてここに決定!
その身とミソの濃厚な味わいを楽しんだ後、次ぎはこれもまた地元の生牡蠣。 そして、海の味と香り高い、”亀の手”とも呼ばれる、えぼし貝。 今回のメンバーは、飲兵衛ぞろいと言う事で、お昼はこれらの海産物を つまんだ後、最後にガリシア風スープを頂いて終わりとしました。 通常、スペインではスープは最初に頂くものですが、日本人の飲兵衛は 飲んだ後に、汁物が欲しくなるのですよね、、、 と言う事で、スープを最後に頂きました(笑) お食事のあと、コーヒーを頂きながらしばらく海を眺めて過し、 それから再び専用車で、「イセエビ天国」と呼ばれる町へ移動です。 ここは、スペイン国内におけるその圧倒的な生産量から、 イセエビ天国と呼ばれ、毎年、イセエビフェスティバルが開催されます。 ここでは、仕入れたての、しっかりと身の詰まったイセエビを 楽しむ事が出来ます。 よって、今日の夕食は、当然、イセエビですが、その前に、お腹を減らすために 少し運動を。 車で近くの山に登ると、そこには1世紀ごろの住居群跡が良く保存されているのが 見られます。 また、山頂からの眺めは絶景です。 青空、青い海を眺めつつ、これらの散策を楽しんだあと、ホテルにチェックイン。 夕刻は海辺でビールグラスを傾けながら、のんびりと「イセエビの時」を待ちます。 そして、待ちに待った夕食! まずは、生簀から、程よい大きさのイセエビを選び、これをボイル、 或いは鉄板焼きにしてもらうかの指定をします。 今回は、鉄板焼きにしました。 これが出てくるまでの間、おつまみにベルベレーチョスと呼ばれる これまた、海の香りの強い二枚貝をのワイン蒸しを注文しました。 これも鮮度が良く、火の通し加減がうまければ絶品です。 ベルベレーチョスをつまみながら、ガリシアの白ワインを楽しんでいる ところへ、先ほどのイセエビが登場。 ぎっしりと詰まったその身の美味しいさ、、堪能して頂けたでしょうか。。。 専用車をチャーターした甲斐がありましたね! 今日はお昼も、つまむ程度で軽く終わったので、夕食の〆は少し炭水化物も 取りましょうという事で、皆さんからのご要望により、パエージャを頂きました。 2人分を注文して、専用車のドライバーも含め、4人でちょうど良かった感じです。 食後は、海に沈み行く夕日を眺めつつ、お店が出してくれた食後酒で乾杯! また楽しい一日が終わりました。 イセエビ天国泊 |
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☆6月14日
ホテルで朝食を取り、9時半ごろ、専用車を使って出発です。 この町の大聖堂の屋上へ上がると、対岸のポルトガルの町、バレンサと その要塞を見渡す事が出来ます。 トゥイをお散歩したあと、スペインとポルトガルの国境を成す鉄橋を 歩いて渡りました。これも良い経験です。 島国である日本では、国境を歩いて越えるという事は ありませんものね、、、 ポルトガルに入ると、少し南下して、お天気も良かったので、 景色の良い所に立ち寄りつつ、この国第2の町、ポルトへ。 ポルトに到着したところで、昨日、今日と二日間、お世話になった スペインの専用車をスペインへ帰しました。
ホテルにチェックインしたら、まずはお昼ご飯。 ガリシアで、ずっと海産物主体のお食事が続いたので、ここで一度、 お肉料理を、、と言う事になり、川べりのテラス席で、ポルト名物、 モツ煮込みを頂きました。 昼食のあと、食後のお散歩を兼ね、ワイナリー見学へ。 ポートワインを味わって、お土産のワインも入手したあと、 ロープウェーに乗って、世界遺産指定を受けるポルトの町を見下ろします。 19世紀建築の美しい鉄橋、ルイス1世橋を渡り、大聖堂前のバルで ビールを一杯、、、この休憩が大切ですね。
旧市街地を散策しつつ、再び、川辺へ降りホテルに帰着。 夜はまた川べりのレストランで、イワシの塩焼き、車海老の塩焼きを つまんだあと、アンコウと海老リゾットで〆、、、米粒一つ残さず(?) 今日も完食です。
夕食のあとも、まだまだお休みになるはずもなく、ポルトの美しい夜景を
楽しみながら、テラス席で1杯。 ポルト泊 |
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☆6月15日 今日も真っ青な空です。 ホテルでゆっくりと朝食を楽しんだあと、ポルト散策に出かけました。
朝のお散歩を終えたあと、お昼前にホテルを出発、タクシーで鉄道駅へ。
列車内で昼食を済ませ、リスボン到着後、タクシーで市内ホテルへ。 少しお部屋で一服してからリスボン散策に出発です。 徒歩にてお散歩を楽しんだ後、今夜も、皆さんのご要望で海産物。 まずは、蟹ミソスープを一つずつ、次に、まだ食べていなかった別種の蟹を1匹、 そして、お魚を少し、と言う事で、クエ(アラ)のオーブン焼きを一つ、 注文して、皆で分けて頂きました。 どれも美味しかったです(^^) 食後は、展望バルで、暮れ行くリスボンの景色を楽しみながら ウィスキーを一杯。。。 楽しい一日の終わりです。 リスボン泊 |
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☆6月16日 今日も青空です!
ホテルでゆっくり朝食を取ったあと、今日は、近郊の街、シントラへ遠足です。 世界遺産指定を受けるシントラの景観、そしてシントラ城の見学を楽しんだら、 まずはビールで乾杯、、、たまにガソリンを補給しないと動けなくなってしまう 飲兵衛メンバーです。 シントラで昼食を頂いたあと、再び近郊線列車でリスボンに戻り、一旦、ホテルで 休息です。
2時間ばかり休んでから、再び、リスボンの町へ繰り出し、前日に徒歩では散策
出来なかったところをタクシーを利用して見学しました。 皆さんからの、「路面電車にも乗ってみたい」とのご要望により、 大聖堂傍でタクシーを乗り捨て、昔ながらの路面電車でアルファ町区へ上って リスボン散策を終了。 ポルトガル最後の夜は、ファドの歌声に乾杯です。
ファドを楽しんで、ホテルへ帰る途中、スペイン人の若者達のグループと出会いました。 そのあとホテルまでの帰路で、更にバルに寄り道、、、もう一杯飲んでから ホテル帰着となり、ポルトガル最後の夜も無事、終わりました。 リスボン泊 |
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☆6月17日 今日もまた快晴です。
ホテルで朝食を取り、タクシーにてリスボンの空港へ。
マドリッドに着後、鉄道を使って市内ホテルへ。
しばらくスペインとポルトガルのお食事が続き、
また、連日の飲酒で胃腸も疲れてきたので、今日は、近所の中華屋で
ラーメンでも、、と言う事になりました。 食後は、ゆっくりとホテルでお休み頂いて、夕刻、涼しくなってから バルへ出動です。 協会宿舎MHにご滞在中だったNご夫妻も合流して、まずは、1件目の バルのテラス席で、イカ墨パエージャをつまみながらビールで乾杯。
次に、2軒目のバルで更に2名、合流して美味しいワインを2種類ばかり楽しみました。 そして更に3軒目、、、ここで更に3名合流して、計9名と、随分賑やかな団体と化し、 地元民も混じって大騒ぎとなりましたが、4件目はなく、無事、ここで終了(大汗) これで明日もまた、二日酔いは免れないようです。 マドリッド泊 |
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☆6月18日 今日もまた良いお天気です。 残念ながら、今日も日中、カメラを忘れてしまい、ご紹介できる画像が無いのですが、 協会宿舎に滞在中のNご夫妻が写された写真を何枚か分けて頂きました。
昨夜が遅かったので、朝はゆっくりめの出発。
日本から持ち込まれた、蒔絵、漆器などでスペイン全国に散らばっていたものを
一同に集めて展示したもので、一見の価値有りでした。 その後、デパートで土産物を買い揃えてホテルへ戻り、ホテルでお休みだった 方も合流してお昼ご飯となりました。 お昼になってもまだ前夜のお酒が抜けなかったため、ウコンがたっぷり摂取できる カレーを食べましょう、と言う事になり、ネパール人コックが作るカレーを食べに 行きました。 昨日の中華、そして今日のカレーと、比較的食べなれたお食事を 2回、挟んだところで、最終日の夕食は、海産物盛り合わせと、牛肉の鉄板焼きで 締めくくりです。 海産物盛り合わせは、鮮度の良い海老と貝が山盛り! そして、牛肉の鉄板焼きは、僅かに表面を炙っただけの肉が出されるので、 これを焼けた鉄板で各自、好きな焼き加減に仕上げて頂きます。 最後の最後まで、良く食べ、良く飲む旅でした。 マドリッド泊 |
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☆6月19日
早朝出発のため、ホテルで軽く朝食を取らせて頂き、6時ごろ、タクシーで空港へ向かいました。 Byスタッフ: マドリッドのくま、こと、 古村周三 |
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トラブルのため、メールが届かなかった可能性がありますので、再度、ご連絡を頂きますようお願い致します。
また、それでもお返事が届かない場合は、皆様が受信された際、セキュリティーシステムが迷惑メールと誤認して、
迷惑メール用フォルダーに格納した可能性がありますのでそちらをご確認下さい。
それでも、連絡がとれないような場合は、その旨、掲示板を通じてご連絡頂きますようお願い致します。
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