車椅子で行くスペイン、マドリッド・アンダルシア編
4年前にも一度お越し頂いた車椅子ユーザーのショージさんから昨年、
スペイン再上陸のご相談をいただき、全ての準備が整ったのですが、
その後、手術をされる事となりました。
そして1年、、、ほとんど歩行不可だったショージさんが、自力で少し
歩けるようになって、今年の6月にスペイン再上陸を果たされました。
手術も、その後のリハビリも、頑張りましたね!
これを機に、またお母様も誘って遊びに来て下さい。
*ショージさんより。 古村さん、佐々木さんへ 早いものでスペインから戻って来て一ヶ月が経とうとしてます。 お二人には前回も今回も感謝、感謝の言葉しかみつかりません。 本当にありがとうございました。 特に今回は○○才の母に親孝行としてスペインへと言う想いが有ったのですが、 それを十分果たせたと思います。 母の事も考慮して頂き料理の量など調整してもらいました。 ツアー旅行ではなかなか無理な話だと思いますし、お昼寝タイムなども 取ってもらいました。 御蔭で母も旅行中、体調がよく旅を堪能できたそうです。 私、個人的には二度目のスペインと言う事もあり少しリラックスして 旅行出来たかもしれません。 今回の旅行の主な目的はコルドバの旧メスキータと前回工事中で観る事が 出来なかったアルハンブラ宮殿のライオンの噴水を観る事でした。 勿論この二つとも堪能させてもらいましたし、タイミングよく国王が交代の 式典間近と言う事もあり、王宮ではその準備の雰囲気と食事会場が セッティングされてる様も見学出来ましたし、車イスで見学と言う事で、 歴代の国王が使用して来たエレベーターに乗れたのは凄く貴重な経験だったと 思います。 また、佐々木さんの計らいで夕陽に照らされ、夜景に浮かび上がり、 うつりかわるアルハンブラ宮殿を正面に観ながらの夕食! 最高におつなものでした。 多分母にとってはいい冥途の土産になったと思います(笑) ただ私的には、なぜこんないい風景を○○歳の母と観てるのか? ちょっと自問自答してました(笑)。 ま、親孝行と言う事で(笑) これらの事を友人に聞かせたら、天気も含めて今年の運を全て使い果たした だろうから、2014年度後半は気を付けな、と言われてしまいました(^_^;) それから旅行の楽しみの一つは食事。 私の主義は口に合おうが合わまいが現地の食事を食べてみると言うものですが、 今回も佐々木さんのセレクションが抜群で、アンコウで出汁をとった 海老のパエージャ、イベリコ豚のカルパッチョ、子豚の丸焼き、 牛の尾の煮込み、アンコウとアサリで出汁をとったイカ墨パエージャ、 ガスパッチョ、イベリコ豚の熟成ハムにイベリコ豚のハンバーガー等、、、 これ以上ない位に食べつくした旅でした。 おかげで帰路はズボンがきつくなり、家に帰って体重を量ると1.5s 太ってました(>_<) とにかく、スペインには古村さん、佐々木さんがいらっしゃる限り、 私の様な障害者でも自由に旅が出来ると言う事をまた実感する事が出来ました。 また一生懸命働いて稼ぎ、御世話になろうと、もう仕事に邁進してますので、 その時はまたまたくれぐれも宜しくお願いします。 |
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☆6月12日
仙台から成田、ドュッセルドルフを経由して長い旅の末、マドリッドに夜、
到着です。 マドリッド泊 |
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☆6月13日
ホテルで朝食をとり、マドリッド見学に出発です。 マドリッドは市バスも地下鉄も、そのほとんどが車椅子対応と なっていますからこれらをどんどん利用してみましょう。
これははずせませんね〜
そして美術館の北側にあるのが巨匠ゴヤの像。 これらの銅像と記念撮影をしたあと、建物の裏手にあるヘロニモの門から 入場です。
美術館にあるオーディオガイドや、ガイドブックとは違った角度からの 解説をたっぷりお楽しみいただいたあと、プラド美術館を後にしました。
王宮も、車椅子ユーザーは、特別なルートから入れてくれます。 そして、一般の方々は観る事の無いお部屋や、利用する事の無い エレベーターなどを使わせてもらうことが出来ます。 私自身、過去に何度か車椅子ユーザーと共に、マドリッドやアランフエス、 ラ・グランハなどの王宮を見学させて頂いたことがありますが、 その都度、普段は見ることの無いお部屋や廊下、絵画、彫刻作品などを 観る機会に恵まれました。 車椅子ユーザーの皆さんに感謝です(^^)
旅行中は、これが大切ですね。
ソフィア王妃近代芸術センターへ向かいました。
これからが本番です(笑)
まだ時間が早いので、お店は空いていましたね。
これはいつ食べても美味しいですね(^^)
夜の空が、独特の青い色に染まる時間帯です。
お疲れ様でした! 明日に備えて、ゆっくりとお休み下さい。 マドリッド泊 |
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☆6月14日 今日は、朝、9時前にホテルを出発してセゴビア遠足です。
デリシアス駅を通る国鉄近郊線列車は沢山ありますが、その中で 1時間に2本、車椅子対応の列車となっています。
スペイン王室が使って来た建物内を飾るガラス製品、シャンデリアなどの多くは ここ、ラ・グランハ王立ガラス工場で作られています。
ここで作られた作品、昔使われていた器具や道具、
ステンドグラスも綺麗でしたね。
ベラクルス教会を目指します。
まさに、ディズニー映画の白雪姫城のイメージ、、、でしょうか。
そうではなく、歴史に名を残したイサベル女王など、スペインには スペインのオリジナル王朝、トラスタマラ朝がありますが、 その時代に使われていた城塞です。
そろそろ腹ごしらえですね(^^)
薄くスライスしたイベリコ豚の生肉に 長期熟成のチーズを添え、トリュフを漬け込んだオリーブオイルを かけてあります。
キノコ料理に卵黄とフォアグラを乗せ、 これにトリュフを削ってふりかけて戴きます(^^)
ちょっとお洒落なカステジャーナスープです。
いよいよメイン、セゴビア名物、仔豚の丸焼き です。
赤ワインのアイスクリーム、 ルエダの白ワインゼリー、 その下には羊乳のヨーグルトが流し込まれています。
そしてローマ水道橋と一緒に記念撮影。
しっかり感じ取って、今回はセゴビアとお別れです。
スムーズに乗り降りできました。
メニューだったので、夜は海産物です。
ビール、そしてガリシアの白ワインを楽しみました。
マドリッド泊 |
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☆6月15日 朝8時頃、2泊するのに必要な最小限の荷物だけを持ってホテルを出発です。
旧市街の入り口に到着。
入ります。
町並みが広がります。
驚きます。
そして、たまには土産物店なんかも覗きながら、旧市街の迷路を 楽しみます。
使われていませんから、比較的、車椅子でもお散歩しやすいかも しれませんね。
まさにアンダルシアらしい景色が広がります。
一旦、旧市街の外へ。
普通に通行していました。 流石に、それでは歴史的遺産である橋がどんどん壊れて行きますよね(^^;
表面は綺麗な平面となっていますから車椅子でも難なく渡れます。
再び同じ橋を渡って、旧市街へと戻ってきました。
大聖堂ですが、この大物を見学する前に、まずは腹ごしらえです。
また、イスラムの侵略を受ける前にも、ここにはカトリック教会が存在
実に見ごたえのある歴史遺産ですね。
少し一服です。
お疲れ様でした。
セビージャ泊 |
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☆6月16日
今日も良いお天気です。
A級闘牛場の1つ、マエストランサ闘牛場を見ながら川沿いをお散歩しつつ
ここでもイスラムの色彩の強い建築美を楽しむ事が出来ますが
アルカサルをゆっくりと観光したら、次ぎは大聖堂へ向かいます。
アラブ調デザインの鐘楼、ヒラルダの塔を持つこの大聖堂は
ギネスの認定によると、世界最大の大聖堂とのこと。
ヒラルダの塔は、セビージャ市内のいたる所から見ることが出来ます。
建てるのに400年の月日を要し、その結果として世界最大規模の
大聖堂となったセビージャのシンボルとも言える聖堂をじっくり見学したあと
再び、グアダルキビール川の方へお散歩です。
ナツメヤシの木が空高く伸びる川沿いをお散歩しつつ、黄金の塔を見上げ、
橋を渡って対岸へ。
よく歩きましたから、お腹も空いたでしょう。
そろそろお昼ご飯ですね。
川沿いのレストランのテラス席に座って、グアダルキビール川を
眺めながらのお食事です。
まずはビールで乾杯!
そして今日のメニューは、、、
冷たい野菜スープ、ガスパチョ
そしてメインがイカ墨パエージャです。
口を真っ黒にしながらパエージャを楽しんだ後は
受け取って鉄道駅へ。
さすが、世界最大のオリーブ産出国だけありますね。
これも見ごたえあります。
グラナダに到着です。
チェックインを済ませたら、日が落ち始める前に、アルバイシンの丘へ。 ここから眺めるアルハンブラ宮殿は最高です(^^)
地ワインで乾杯です。 これから、夕暮れ時にかけて、どんどん変化する空の色、それに伴って 姿を変えて行くアルハンブラを眺めながらの贅沢な夕食の始まりです。
自家製パテをつけて食べるプリッツ ハブーゴの生ハム ソラマメ料理 ナシと山羊チーズのサラダ
アルハンブラ宮殿のライトアップが始ります。
今回の旅の1つのクライマックスかもしれませんね〜
今日の夕食のメインディッシュ、鶏肉のクスクスが登場です。
更にアルバイシンの夜景を楽しみつつ、ホテルへ向かいました。
グラナダ泊 |
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☆6月17日 今日も青空です。
旧市街地を通り、コロンブスとイサベル女王の像に挨拶をした後、 赤い市バスを利用してアルハンブラ宮殿へと向かいました。 細い道を走り抜ける小さな市バスですが、ちゃんと車椅子対応です。 でも、この市バス、結構スリルがあって、遊園地の乗り物みたいですよね(笑)
のんびりと散策です。
見学させてもらってから、宮殿敷地内のお庭をお散歩しつつ 夏の離宮、ヘネラリフェへ向かいます。
作曲したタレガにそのインスピレーションを与えたと言われる噴水を見て その水音を聴きながらゆっくり過したら、再び、お庭をお散歩しながら 敷地内にある、パラドールへと向かいます。
パラドールに着いたら、ここでお昼ご飯です。
テラス席で戴くことにしました。
お昼ご飯を楽しんでから、アルハンブラを後にしました。
見る事が出来ました。
モンゴウイカの鉄板焼き
マドリッド泊 |
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☆6月18日 あっという間に1週間の旅が終わってしまいましたね。。。
きっとまた会える日を楽しみにしています!! 機内泊
企画・手配&報告: By マドリッドのくま、こと、 古村周三 |
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当協会・文化部の活動についてのお問い合わせ、旅のご相談は下記、文化部のアドレスまでご連絡ください。
通常、ご連絡を頂いたあと、2営業日以内には必ず何らかのお返事を差し上げます。返事が無い場合は、ネット上の
トラブルのため、メールが届かなかった可能性がありますので、再度、ご連絡を頂きますようお願い致します。
また、それでもお返事が届かない場合は、皆様が受信された際、セキュリティーシステムが迷惑メールと誤認して、
迷惑メール用フォルダーに格納した可能性がありますのでそちらをご確認下さい。
それでも、連絡がとれないような場合は、その旨、掲示板を通じてご連絡頂きますようお願い致します。
なお、携帯電話のメール設定が最初から「携帯電話からのメールしか受信しない」という設定になっていることが多いようです。こちらはパソコンから送信しておりますので、携帯電話のメールをご利用になる場合は、パソコンからのメールを受信できるようになっているか再度ご確認ください。
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