スペイン旅行 SNJ日西文化協会・文化部からの活動報告

スペイン手作り旅行

 2015年4月 原先生と行くこだわりのスペイン 

マドリッド、トレド、コンスエグラ、モントーロ、コルドバ、セビージャ、グラナダ、アランフエス

すでに何度もご一緒させて戴いている村田さんから、新たに楽しい旅仲間を誘ってのスペイン旅行の ご相談を戴いたのが2013年の10月。
それから1年半かけてメールのやりとりを繰り返し、ようやく実現しました。
クラシックギター弾き語りで活躍される原 荘介先生とそのお弟子さん達を中心とした メンバーによる第1回スペインの旅(まだまだ続けましょう!)を紹介させて戴きます。


・・・帰国された後、嬉しいお便りを頂いています・・・


*古村様

  27日夕刻、無事に帰国しました。
  たいへんお世話になりました。
  古村さんたちにまた、お世話になりたいと先生を含め話しています。
  どうぞよろしくお願いします。
  奥様、武田さんによろしくお伝えください。
  盗難という災害がありましたが、
  そういうことを含めてスペインであることは理解しているつもりです。
  ガリシア地方、銀の道など、行ってみたいところがあります。
  今後ともよろしくお願いします。 


*古村様、武田様、
   
   DVDをお送り頂きまして、ありがとうございました。お礼が遅くなってすみません。
   旅程を思い出しながら何回も見てしまいました。
   楽しい思い出が1つ増えました。
   皆様とのご縁も今後大切にしていけたら良いなと思っています。
   日ごとに秋が深まって、紅葉の時期をむかえています。時の過ぎる速さを感じます。
   古村さんの奥様にもお世話になりました。改めて御礼申しあげます。
   また、お目にかかれる日がある事を願っております。
   皆様、お元気にお過ごし下さいませ。
   

*古村様

   「原先生と行くこだわりの旅」、本当に有難う御座いました。
   この度、お送りい頂きましたビデオ、早速拝見させて頂きました。
   あ、、、あそこ、あそこと、一つ一つが思い出され、なんと素晴らしい旅だったのかと。
   いつか機会がありましたら、またお訪ねしたく思っております。
   お手料理のおもてなし、奥様にもくれぐれもよろしくお伝え下さいませ。
   そして素晴らしい解説、武田様にも。
   スペインは今、どのような季節なのでしょう。
   皆さま、くれぐれもお身体、ご自愛下さいますように。

・・・ こちらこそ有難う御座いました! またお会い出来る日を楽しみにしています! ・・・

☆4月18日

ドバイ経由での長い空の旅を終えて、お昼過ぎにマドリッドに到着です。
空港で私、古村と合流後、国鉄近郊線列車を利用して空港から市内へ移動。
市内に着いて鉄道の改札口を出ようとしたところで、女性のスリが登場!(^^;
危うく、被害に遭うところでしたが、無事、追っ払って事無きを得ました。
やはり、空港から市内への鉄道や地下鉄、バスでの移動は、泥棒につけられている 事が多いので、気をつけないといけませんね、、、
協会MH傍のホテルにチェックインして、少し休憩をしたら、さっそく、お出かけです。

庶民の足、地下鉄を使ってマドリッドのど真ん中、ソル広場へ。
ソル駅に着くと、ちょっとしたハプニング発生!
上着のポッケに入っていたはずのSさんの携帯電話が見当たりません(^^;
地下鉄の電車内に、ちょっと怪しい人が確かに傍にいましたが、見るからに 怪しかったので、その人物から目を離さずにいました。
よって、あの人物の仕業では無いと思います。
電車を降りたあと、改札口まで人ごみにもまれて歩いた時にすられたのでしょうね、、、
いやいや、初日から、泥棒の洗礼を受けてしまいましたが、まぁ、これも経験(^^;
これで皆の気が引き締まって、このあと無事に旅が続くことを祈りましょう。


と言う事で、ソル広場からマジョール通り、そしてマジョール広場を散策です。 良いお天気、快適な気候の中をお散歩しつつ、マジョール広場横にあるメソン街へと向かいました。


とりあえず、マッシュルームが美味しい事で有名なメソン・デ・チャンピニョンに入り、そこでこの旅最初の 乾杯をし、食べ物の注文をしたところで、Sさんの盗まれた携帯電話を止めるため日本の電話会社へ連絡です。
勝手に使われ、後日、高い電話代の請求が来ないよう、電話を止め、携帯電話そのものは、 保険でカバーしてくれる事を確認したら、これで一安心。
あとは、旅を楽しむとしましょう(^^)


名物、マッシュルームの鉄板焼きをつまみに、マドリッドの乾いた気候の中で飲むビールは格別です。


いつものおじさんによる、エレクトーンの生演奏が始まりました。
最初、我々日本人に気を使って、日本の音楽を演奏し始めた時には、「なぜスペインで日本の歌??」 と、 驚いた方もありましたが、それだけ我々日本民族とスペインとの間に、交流がなされていると言う証しですね(^^)
他国の旅行者用に日本人が知らない曲ばかりが演奏され、周囲だけで盛り上がっていると言うのも寂しいものです。
やはりたまには、その中に自国の音楽も含まれている方が嬉しいものですね(^^)


スペイン語、日本語、英語の歌と、スペインに到着早々、まるで最後の晩餐のごとく盛り上がっていましたが、 その光景、しっかり、ビデオにとってありますよ〜(笑)
また、いずれ、ビデオファイルも含め、DVDビデオに編集して皆さんへお届けしますので気長にお待ちください。


最初のお店で大騒ぎをしたあと、次の店へ移動です。
青空の下、再びマジョール広場からサンタ・アナ広場へ向けて歩きました。
途中、大道芸人が見せる芸に驚きながら、お散歩を楽しみました。


サンタ・アナ広場に着くと、まずはつガルシア・ロルカの像と一緒に記念撮影。


入ろうと思っていたバルが、まだ時間が早すぎて閉まっていたので付近の別のお店へ。


2軒目のバルに入ると、すぐにウェイターさんが、テーブルをつなげて皆が座れる スペースを確保してくれました。
またまたビールで乾杯です(^^)


飲んでばかり、、と言う訳にも行きませんので、もう少し何かお腹に入れましょうと 言う事で、トマト、イワシ、ピクルスなどを乗っけたモンタードとサラダを注文。
モンタードが大きかったので、結構、お腹いっぱいになりましたね〜


早目の食事を終えたところで、お店を出てフラメンコのタブラオへ移動です。


今日は日本から空の長旅を終えたばかりで、お疲れの方も多いはずですから、 フラメンコが始まる前に夕食を終わらせ、一番早い時間に始まるショーを 鑑賞する事にしました。


食事を終えたあとなので、タブラオではドリンクショーの形を取ります。
ショーが始まる15分前ぐらいにタブラオに到着して、各自、好きな飲み物を注文。


近年、ビデオ撮影がダメでも、写真撮影については自由にやらせてくれるタブラオが 多いのですが、残念ながらここは、フラッシュ無しの撮影のみ可能となっています。
そのため、近距離から明るいステージを写す場合のみ、なんとかコンパクトカメラでも それなりに撮影出来ますが、ちょっと離れると、周囲が暗くなり、シャッタースピードが 遅くなりすぎるため無理が生じます。
どれも被写体ぶれの写真になってしまうのですよね〜(^^;
マドリッドで夜に出歩く時は、私もメインカメラは持ち歩かないようにしているため、 この日も、フジフィルムの簡易カメラしか持っていませんでした。
よって、一番後ろに座っていた私の位置からのフラッシュ無しズーム撮影では、残念ながら これが限界でした(^^;
どれもピントがあまくなっていますが、ご容赦のほどを(^^;
ちなみに、どうして夜、メインカメラを持たないかと言いますと、盗難を恐れているのでは 無く、バルで酔っぱらって置き忘れて来る可能性が大きいからです(笑)
これまで、何度か前科有り(^^;


フラメンコの踊りが前面に出て目立ちますが、今回のメンバーは、ギター、そして歌も 興味のある方が多かったのでは無いでしょうか。


日本からの長旅のあと、バルを2軒も周って飲んだ後のフラメンコ鑑賞、、、
早目の時間ではありましたが、最後は眠そうな方も何人かおられましたね。


スペインの夜はまだまだこれからですが、まだ初日ですから、明日に備えてホテルへ 戻る事にしました。
人でいっぱいのソル広場で、カメラを頭上に持ち上げて、マドリッドの街のシンボル、 くまの銅像をなんとかカメラにおさめてから、地下鉄の駅へ。
ホテルまで6、7分で到着です。
日本からの長い長い初日、、、お疲れ様でした。
明日からのラ・マンチャとアンダルシアの旅へは、スタッフ武田がご一緒させて戴きます。
思いきり楽しんできてください!

マドリッド泊


☆4月19日

ホテルにて朝食をとったあとスタッフ武田と一緒に出発です。
大きな荷物は、また戻って来るマドリッドのホテルに預け、出来るだけ身軽な恰好で 出かけます。

まずは新幹線を使ってスペインの古都、トレドへ。
今日も良いお天気に恵まれたようです。


トレドの駅で、アンダルシアから迎えに来てくれた専用バスと合流です。
この後、今日、明日と二日間、小回りの利く専用バスを使っての旅です。


まずは、トレドの全景を楽しめる展望台へバスをまわして、皆で記念撮影。

そのあと、再び専用バスに乗り込み、トレドの北側へ回り込んで、そこから徒歩による町散策の 開始です。
世界遺産指定を受けるトレドの旧市街は、実際に自分の足で歩いてみないと その素晴らしさを深く感じ取る事は出来ませんね。




以下、トレド旧市街散策の様子を写した写真を何枚か。


















石畳を歩きつつ、中世の街並みを楽しみます。









のんびりと旧市街散策を楽しんだあと、最後に14世紀のサン・マルティン橋を渡って お散歩終了です。







トレド散策を終えたあと、再び専用車に乗り込んで、ラ・マンチャを南下します。


向かうは、沢山の風車と古城が残る町、コンスエグラ。



トレドから高速を飛ばすとあっという間にコンスエグラに到着です。



丘の上に今は使われていない風車と古城が並んでおり、一部、風車の中を見学する事も 可能です。


今回のようにお天気に恵まれると丘の上から見下ろす広大なラ・マンチャの景色が素晴らしい ですね(^^)



最近になって、この丘に登るのには町役場への許可申請が必要となり、また、有料と なってしまいました。


それだけならまだ良いのですが、丘の上に居られる時間制限まで設けられてしまったため、 以前のようにのんびり過ごすことが出来なくなってしまいましたが、まぁ、仕方ありません。


時間制限内で丘の上からの景色を楽しんだあと、再び専用車にて出発です。


更に南下してプエルト・ラピセと言う街へ向かいます。


作家、ミゲル・デ・セルバンテスが滞在してドン・キホーテの第4章を書いたと言うかつての 宿にて今日の昼食ですが、、、
残念ながら、昼食の様子を写した写真が無いようですね〜 
ちゃんと食事の写真も撮るよう、スタッフ武田に再確認しておきます(^^;


食事を終えたあと、再び専用バスに乗り込んで更に南下。
ラ・マンチャを縦断し、いよいよアンダルシアに入ります。


食事のあと、バスの中で少しうとうとする間に、アンダルシアはコルドバ県にある街、 モントロへやって来ました。


川の傍、小高い丘の上に広がる綺麗な白い街です。


青空をバックに白い町並みを写真に収めたあと、再びバスで移動です。


周囲に広がる広大なオリーブ畑の中に延びる地方道をくねくねと走り続けると オリーブ畑のまっただ中にぽつりと一軒、かつてのオリーブ絞り小屋を使った宿に 到着です。


宿にチェックインしたら、夕食までの間、それぞれが好きに時間を過ごします。


写真を撮ったり、スケッチしたり、ビールで喉を潤したり、、、


聴こえてくるのは風の音、鳥の声だけ。


いろいろとお買い物などを楽しめる街中のホテルも良いですが、たまにはこう言った 日常の雑踏から隔離されたような静かな宿もいいものですね。



それぞれにゆっくりと夕刻を楽しんだあと、お待ちかね、夕食の時間です。


宿の周りには、延々とオリーブ畑が広がるだけで、他に何もありませんから 今夜の夕食は宿で含めてあります。


夕食の時間が迫って来ると、全員、厨房に集合。


皆が入れる広い厨房です。


ここで、今夜、皆で戴くパエージャの作り方を見せてもらいました。


日本と同様に、米食文化が普及しているスペインですが、調理方法には 随分と違いがありますね(笑)


パエージャ講習会が終わったら、楽しい夕食ですが、、、、

残念ながら、ここでもほとんど写真が無いようです。

スタッフ武田は食べるのに忙しかったのでしょうかね〜(^^;;


食事のあと、宿にギターがあったので、原先生の特別コンサートの始まりです。


宿のスタッフ、レビ君も一緒になって合いの手を入れようとしたようですが、 音楽のジャンルが異なると、難しかったのでは無いでしょうか(笑)


こうして、原先生のギターと歌声と共に、今日も楽しい一日が暮れて行きました。

コルドバ県 オリーブ絞り小屋跡ホテル泊


☆4月20日

小鳥の声で目覚め、宿で朝食を楽しんだあと出発です。

今日も青空の下、専用車で今日の最初の目的地、コルドバへと向かいました。
この街の旧市街地も世界遺産指定を受けています。
そう言う町並みを楽しむためには、車を降りて歩くことですね。

早速バスを降りて、白壁に囲まれたコルドバの旧市街散策開始です。


旧ユダヤ人街を歩き、そして旧イスラムモスク、現在の大聖堂などを見学したはずですが、 やれやれ、、、大聖堂内部の写真も、その後の昼食の様子を写した写真も無いようです(^^;

スタッフの武田!(^^;;;

無いものは仕方ありません。

皆さんの記憶に刻み込まれた映像を思い出してみて下さい(^^;


最後にローマ橋を歩いて渡り、今回のコルドバ散策の終了です。


再び専用車に乗り込んで、今日の宿泊地へ向かいます。


コルドバから2時間ばかり高速を飛ばしてセビージャへ向かい、セビージャから更に 半時間ほど走ってセビージャ郊外の小村に到着です。

昨日と同様に、今日も都会の雑踏を離れ、緑に囲まれた静かな宿を楽しみます。

貴族が所有するプライベートな家屋を使ったお屋敷ホテルです。

ホテルに到着したところで、ここまでお世話になった専用バスのドライバーさんと お別れです。

昨日、そして今日の二日間、専用車が無いと楽しめない内容の旅が組み込まれていましたが、 この後は、その他の交通機関を利用する事によってクリア出来ますから、少しでも旅の 経費を抑えるため、専用車はここで解放するようにします。
無駄な費用をかける必用はありませんからね(^^)

ドライバーさんに別れを告げ、チェックインを終えたら、お屋敷ホテルそのものを ゆっくりと楽しみましょう。

その広い広いお庭の散策を楽しむ人、
素敵なインテリア、歴史を感じさせる数々の調度品が置かれたお部屋を楽しむ人、
お部屋でお昼寝をする人、
テラスで冷たいビールを飲みながら会話を楽しむ人、、、

忙しく走り回るだけではなく、こう言った時間を楽しむことが旅には不可欠ですね〜


それぞれ、ゆったりとした午後をお過ごし戴いたあと、今夜はこのお屋敷内レストランでの 夕食をお楽しみ戴けたと思うのですが、、、、

また写真がありません(^^;;

旅で楽しんだお食事の文化、、、これは大切な思い出なのですから、今後、こういう事が 無いよう、スタッフにはよ〜く注意を促すようにしますね(^^;

皆さんの中に、お食事の写真を撮られた方もおられると思いますので、また皆さんの間で 写真交換などされて下さい(^^;

と言う事で、今日も一日が終わりです。

セビージャ県小村、お屋敷ホテル泊


☆4月21日

今日も良いお天気です(^^)

ゆったり気分でお屋敷ホテルでの朝食を楽しみ、最後にもう一度お屋敷内外をお散歩したら ここを出発です。


セビージャ郊外で静かな1泊を楽しんだ後、今度はセビージャ市内へと移動です。

専用バスは昨日、解放したので、今日はセビージャまでタクシーで移動します。



セビージャに着いて、まずはホテルにチェックイン。

このチェックイン時に、ちょっとした盗難トラブルがあったようですが、、、
まぁ、今後の教訓として役立てましょう(^^;



チェックインを済ませたら早速、セビージャの町散策に出発です。

ホテルを出るとすぐそのまま旧市街の中心部へと入って行きます。

ここもまた、白壁に囲まれた町並みですね。

細い道が迷路のように入り組んでいる中を歩いて大聖堂へと向かいました。


UNESCOより世界最大規模を持つ大聖堂としての認定を受けるサンタ・マリア大聖堂内の 見学を行ないましたが、、、、

すみません、、、ここでの写真は全てピンボケのようです(^^;;


ヒラルダの塔の上からの写真が少しあるようですね、、、、

私は、時々、塔に登らず、下で待っていることもあるので、皆さんと一緒に登った スタッフは偉い! とは思いますが、、、(^^;


と言う事で、残念ながら、大聖堂の写真は、ヒラルダの塔の上で撮った2枚だけです(^^;



塔の上からセビージャ市内を一望して、大聖堂内部見学を終えたあと、昼食!

そう、珍しく、お食事の写真がありました(笑)

どれどれ、、、何を召し上がったのでしょうか・・・


トマトとツナのサラダ


チーズと生ハム


レタス、トマト、オニオンのサラダ


マッシュルームの鉄板焼き


小魚のフリッター


イカの鉄板焼き


と言ったところでしょうか。。。

どれも美味しそうですね(^^)

こうやって、写真があると、その時の匂いも味も蘇って来るのでは無いでしょうか。


お腹がいっぱいになったところで、セビージャ散策を続行です。



今回は、ちょうど、フェリア・デ・アブリルと呼ばれる、スペイン三大祭の一つに数えられる セビージャの春祭りの時期に重なってのセビージャ訪問となりました。


よって、街中を歩いていると、セビジャーナス衣装を着た女性達が良く目に入ります。

セビージャの華やかな雰囲気に良く似合いますね。




散策を終え、ホテルで少し一服したら、今夜はフラメンコのタブラオへ出かける前に 少し早目の夕食を取る事にしました。



メニューは、、、何でしょうね、、、写真だけでは、良く判らなかったので、 スタッフに確認してみたところ、、、


モルシージャを包んで揚げたパリパリ仕上げ


海鮮風味のパイ


パプリカをまぶしたエビ入りクレープ


との事でした。


どれも美味しそうです(^^)


早目に夕食を済ませたあと、タブラオへ行きましたが、残念ながら写真はありません(^^;


フラメンコはマドリッドでの初日にまず1回目の鑑賞をしました。

そしてこの日は本場、セビージャのタブラオです。

数あるタブラオの中では、比較的、観光向けではなく、昔からしっかりとした ショーを見せるタブラオですが、お楽しみ戴けたでしょうか?


セビージャの夜はまだまだこれから始まります(笑)

フラメンコ鑑賞のあと、お疲れの方はお休み戴き、まだ元気が残っている方々は フェリア(春祭り)へ出動です(^^)


イルミネーションに包まれた広大なフェリア会場は、人でいっぱいです。

その中に、カセタと呼ばれる仮設小屋のようなものが沢山並んでいますが、 どれも、プライベートなものですから、中へは入れません。

スペイン三大祭の一つに数えられ、世界中から多くの人々がこれを観に来る訳ですが、 プライベートなカセタばかりで、外来者が入れないと言う排他的な一面を未だに残している と言うのが、このお祭りの残念なところですね(^^;

それでは、地元民に混じってお祭りを楽しむことが出来ませんから、 特別にお願いして、皆さんには我々の知り合いのプライベート・カセタへ入れてもらえるように しておきました(^^)


地元、セビージャの人々と一緒に、スペイン3大祭りの一つをお楽しみ戴いて、 今日も一日が終了です。

セビージャ泊


☆4月22日

ホテルでの朝食を済ませたあと、路線バスを利用してグラナダへ向かいました。

3時間でグラナダに到着です。

16世紀のアラブ風屋敷ホテルにチェック・インしたあと、少し遅めの昼食となりました。

残念ながら、ここでもほとんど食事の写真がありません(^^;

スタッフもお腹が空いていたのでしょうねぇ(笑)

2枚だけあった写真から想像するに、この日のメニューは

イカのフリッター

そしてこれは、おそらく、コンチャ・フィナでしょうか。

アンダルシアで良く見かける貝ですね。
我々日本人は、お刺身にして食べる事もある貝です。


昼食を終えたあと、早速、アルハンブラ宮殿の見学に出発です。


カルロス5世宮殿から見学を始めて、そのあと、予約した時間に合わせてナサリー宮へ入場です。

アルハンブラ宮殿は、スペイン国内で最多入場者数を誇るモニュメントです。

毎日、入場券は売り切れとなりますから、見学しようと思う方は、必ず、 前売り券を入手しておく必要があります。

我々も予め予約しておいた入場券で、無事、宮殿内へ入場。

中は広いですから随分と歩きますね〜(^^;


以下、アルハンブラの内部の写真を何枚かご紹介しておきます。










ギターを弾かれる今回のメンバー、、、
それぞれにアルハンブラの想像をされていたと事と思います。

夏用の離宮、ヘネラリフェにある噴水の音を聴いて、タレガが「アルハンブラの想い出」 を作曲したと言われていますが、アルハンブラは想像と比べてどんな印象を受けられた のでしょうね、、、、





アルハンブラをのんびりと散策した後、ホテルへ戻り、少し一服してから、 夜は、アルバイシンの丘にあるレストランの展望ルームを借り切って夕食となりました。


アルハンブラの夜景を楽しみながらちょっと豪華な夕食をお楽しみ戴けたと思うのですが、 なんと、、、この時の写真もありません!(^^;

先日、ご一緒させて戴いたスタッフ武田に会い、なぜ写真を撮らなかったのか尋ねてみましたが、 「忘れてた〜」 の一言でした(^^;

普通、アルハンブラの夜景を目の前にすると、ほとんどの人が写真を撮りたく なりますけどねぇ、、、、(^^;;

本当に申し訳ない事です(^^;

せめて、皆さんがご自身のカメラで撮影されていることを願います。

勿論、別の機会に写した私の手持ちの写真は沢山ありますが、皆さんの夕食の 写真がありませんからね〜

まぁ、いずれ、ここでは紹介し切れない今回の全ての写真をDVDビデオに焼いて お送りしますが、その中に、せめてアルハンブラの夜景は、手持ちの写真を何枚か入れておくように しますね(^^;





と言う事で、夜の写真は一枚もありませんが、今日もグラナダの美しい夜景と夕食を 楽しんで、一日の終わりです。



グラナダ泊


☆4月23日

ホテルでの朝食のあと、グラナダからマドリッドへ戻ります。

最初は鉄道での移動を予定していましたが、高速列車を走らせるための工事が グラナダの駅を始め、その周辺で始まってしまいました。
よって、急遽、予定を変更して、軽食、トイレ付のプレミアムバスを利用する事となりました。
ゆったりシートで快適な移動が出来たのでは無いでしょうか。

マドリッドに到着して、ホテルにチェックインしたあと、昼食を挟んでプラド美術館や ソフィア王妃近代芸術センターなどを見学しましたが、なんと、この日のマドリッドでの 写真が1枚もありません(^^;;

確か、お昼も夜も、中華レストランへ行かれたと聞いたように思いますが、写真が1枚も 無いようです。

本当に申し訳ないことです(^^;

とりあえず、無事、マドリッドに戻られた、、と言う事でこの日の報告は終わりです(^^;

マドリッド泊


☆4月24日

ホテルでの朝食のあと、路線バスを利用してアランフエスへ出発です。

クラシックギターを弾かれる方なら一度は行ってみたい街ですね(^^)



アランフエスに到着して、まずは王宮内部を見学です。




内部見学のあと、今度はのんびりと周囲に広がるお庭散策です。


良い季節ですから、いろいろなお花が咲いていたのでは無いでしょうか。




散策を終えたあとのお昼ご飯、、、何を召し上がったのでしょうね〜
相変わらず、写真がありません(^^;

6日間ご一緒させて戴いて、お食事の様子を写したのが4回だけ、、、
朝食を除いても、12回のお食事を楽しんだはずなのですが、、、(^^;

スタッフは、撮影を忘れるほどにお腹を減らしていたのでしょうか(^^;;





お食事を終えたあと、再び路線バスを利用してマドリッドへ向かいました。


ホアキン・ロドリーゴ作曲のアランフエス協奏曲から受ける街のイメージがあったと 思いますが、実際にご覧になってみて如何でしたか?






マドリッドに戻ったあと、夕刻までの時間を利用してショッピングに出動です。



女性陣は何やら、沢山、手に持っていますね〜

いろいろと収穫があったようですね(笑)




ショッピングを終え、買ったものをホテルへ置きに帰ったあと、今度はギター工房へ出発です。



有名なギター制作家アルカンヘルのあと、その工房を継いでいるレオナルド・プラットナー氏 と待ち合わせをして、その仕事場を見学させて戴きました。



ギターについていろいろとお話を伺ったあとは、原先生のミニコンサートを 楽しまれたようですね〜



皆さんの中には、ここで作られたギターをお持ちの方もおられたようですから、 実際に工房をご覧になって、感動があったのでは無いでしょうか。



見学&ミニコンサートのあと、レオナルド氏に別れを告げ、ホテルへ戻りました。




ホテル到着後、ここで私、古村も合流させて戴いて、夕食に出発。

アンダルシアから戻られ、6日ぶりの再会です(^^)


ホテルの近所にあるバルに予約を入れて、テーブルを確保。


飲んでつまんで、賑やかに、そして楽しく過ごしました(^^)


この時は、念のために私もカメラを持って行きましたので、バルでのお食事の様子を 何枚か(^^;


こんなに旅の間の食事の写真が無いと知っていれば、この夜のメニューも、 もっと写しておいたのですけどね、、、(^^;


何はともあれ、ラ・マンチャ、そしてアンダルシアの旅は楽しく終わったようで 何よりです。

バルで大いに盛り上がり、最後は、バルのカウンターの中まで侵略して、女性陣はオーナーの ホセさんと一緒に記念撮影!


男性もウェイトレスのアレクサンドラさんと記念撮影(^^)


これにて、6日間、ご一緒させて戴いたスタッフ武田とはお別れと言う事で、 最後に皆さん、ハグをして別れを惜しみました。


そのあと、まだ元気な方々は2次会へ!

もう一軒、別のバルでワインを戴いてからお開きとなりました。

そのあとの内緒話ですが、、、酔っぱらった私は、このお店にカメラを忘れて来てしまい、 皆さんをホテルへお見送りしたあと、我々3人でまたあのバルへ戻り、無事、カメラを 受け取ったあと、また更に1軒、飲みに行ってしまいました(^^;

これが夜、出歩く時には、メインカメラを持ち歩かない理由です(^^;
ついつい、飲み過ぎて、忘れて来てしまうのです。

マドリッド泊


☆4月25日

今日は、旅の最後の予備日です。

自由行動の日でしたが、お昼過ぎまで全員で一緒に行動する事となり、 スタッフ武田からバトンタッチ、、、私がご一緒させて戴く事となりました。


ホテルでの朝食のあと、国鉄近郊線列車に乗って、王宮の裏まで移動したあと、 マドリッド・リオ公園をのんびりとお散歩です。

今回の旅では、専用バスだけではなく、新幹線、地下鉄、路線バス、タクシー、近郊線列車と 地元民が日常生活で利用しているほとんどの交通を経験しましたね。


幸い、薄い雲が広がり、それほど暑く無かったので、お散歩日和でした。


以下、王宮、大聖堂、サッカースタジアムなどを観ながらのお散歩の様子を何枚か。






お散歩の前半は、薄曇りでちょうど良かったのですが、後半は、青空が広がり、 景色はその方が綺麗なのですが、ちょっと暑くなってしまいました(^^;










途中、公園内のバルのテラス席で一服です。


昨夜、飲み過ぎた私は、テラス席でビールを飲む元気も無く、 コカ・コーラを注文しました(^^;







休憩のあと、もう一頑張り。

晴れて暑くなってくると、やはり疲れ具合が違いましたね(^^;;







道中、八重桜、センダンの花などが咲いていましたが、バラはちょっとまだ早かった ようです。






最後に、もう一度、ベンチで小休止。

そのあと公園を出て、そのまま市場へと向かいました。

この日、市場に生きたウニがあれば買うつもりでいましたが、残念ながらありませんでしたね〜(^^;

と言う事で、予定どおり、生ハム、チョリッソ、セシーナ(スモークした牛肉)、チーズ、 そして、生後3週間以内の羊の乳飲み子などを仕入れて市場を出ました。

羊は、丸々1匹分、仕入れました(^^)

ちょっと暗くなってしまいましたが、肉屋のおじさんが、高価なお肉が 沢山売れたので、上機嫌で羊を切っている写真もあります(笑)

予定していた牛ステーキ肉は、いつもいつも最高の部位が売られているとは限らないので、 予め、二日ほど前に仕入れておきました(^^)
牛肉は、新鮮なものより、数日、寝かせておいた方が美味しい、、と言う意味もあるのです。

市場を出たら、そのままSNJ日西文化協会のメンバーズハウスへ直行!
メンバーズハウスのダイニングキッチンを使って、最高の食材を用いた贅沢なお昼ご飯の 始まりです(^^)

たっぷりと歩いた後ですから、まずはビールで喉を潤し、そのあと、最高級の生ハムなどを おつまみに、リオハのグラン・レセルバで乾杯しました。

乾杯と前菜が終わったら、いよいよメインディッシュです。

まずは、仔牛のシャトーブリアン。

スペイン語では、メダジョン・デ・ソロミージョ・デ・テルネーラ と言います。
一頭の牛から、ほんの僅かしかとれない、最高の部位として珍重されているものです。

全く脂が無く、純粋な赤味のステーキですが、舌触りが滑らかで、その柔らかさはナイフとフォークではなく、 お箸で食べられるほどですね。

本当なら、全て、写真に撮りたいところですが、残念ながら、この日、私はずっと コック業に専念していましたので、流石にカメラマンまでは兼業出来ませんでした(^^;
よって、お料理の写真はほとんどありません(^^;

最高級の牛ステーキを楽しんだあと、次に登場したのが、羊の乳飲み子の、これまた、 とろけるようなお肉です(^^)
たっぷりの野菜サラダで口の中をさっぱりさせながら食べると、羊の濃厚な美味しさを より楽しむことが出来ます。

そして、ワインも、最初は牛ステーキに合わせてリオハのグランリザーブを 用意しましたが、その次は、リベラ・デル・ドゥエロのクリアンサと、より羊肉に合うものに 変更しました。

10人で子羊1頭分のスペアリブ、、、すっかり平らげましたね(笑)
残れば、戴こうと思っていましたが、見事に完食!
我々の口には、実に一切れも入りませんでした(笑)
あ、でも、ご心配は無用です。
スペインに住んいる限り、この贅沢はいつでも出来ますから(^^)

最後、デザートにイチゴを戴いて、贅沢な昼食が終了です。

今日のメニュー、、、、レストランで食べようものなら、 一人当たり70ユーロぐらいはかかると思いますよ〜(^^;
市場で仕入れて家で調理するなら、たまにこれぐらい楽しんでも良いですよね(^^)

お食事のあと、夜まで自由行動に入りました。
ホテルでお昼寝する方、お買い物に出かける方と、いろいろあったと思います。
我々は、皆さんをお見送りしたあと、ラーメンで簡単にお昼を済ませてお昼寝をしました(笑)

そして、夜になって、再集合。
いよいよ今回の旅、最後の晩餐です。

近所にある行きつけのレストランにお願いして、今朝、マドリッドの中央市場に 入った海産物を仕入れておいてもらいました。

レストランに着いて、まずは、辛口のカバで乾杯となりました。
ここまで無事、終わった事に感謝すると同時に、またきっとスペインへ戻って来れる事を 願って乾杯です(^^)

そしてそのあとは、美味しい海産物をつまみながら、ガリシアの白ワインを戴きました。

メニューは、お料理が出てくるまでの間に、お店がサービスで出してくれたトルティージャを つまんだあと、、、

車エビの鉄板焼き


強い海の香りがたまらない2枚貝、ベルベレーチョスのワイン蒸し


マテ貝の鉄板焼き


ムール貝


サンブリーニャスと呼ばれる小ぶりのホタテのような貝


そして、イワシの塩焼き


と、ここまでが前菜でした。



そして、このあと、メインに


ネコラ

これは小ぶりですが、濃厚な味を持つカニでスペインでは非常に珍重されているものです。


最後を飾るのはブエイ・デ・マルと呼ばれる、頑丈な甲冑のような甲羅を持つ大型のカニ。

これは、イチョウガニの一種で、日本語では一般にヨーロッパイチョウガニと呼ばれる ものだと思います。

身も美味しいですが、大量のカニみそを楽しめるのが特徴です(^^)


そして最後に、各種デザートの盛り合わせ!


これにて昼、夜と、贅沢なお食事が終わり、今回の旅のスケジュールも 全て無事クリア!
本当に良く食べた一日でした(^^)

明日はいよいよ日本へ向けて出発です。
ゆっくりとお休みください。

マドリッド泊


☆4月26日

ホテルにて朝食を取り、お昼頃の出発まで自由行動です。

お昼頃、ホテルを出発。 国鉄近郊線列車を利用して空港へ向かいました。
日本まで、またドバイ経由での長い空の旅です。

今回は、はるばるスペインまでお越しいただきまして有難う御座いました。
近い将来、スペインで再会出来るのを楽しみにしています!


機内泊


企画・主催: SNJ日西文化協会

案内・撮影: 武田正明 / マドリッドのくま、こと、古村周三(マドリッドポーションのみ)
報告: 古村周三



こう言った手作り、誂えの旅のご相談、承ります。下記、文化部のアドレスまでご連絡ください。

通常、ご連絡を頂いたあと、2営業日以内には必ず何らかのお返事を差し上げます。返事が無い場合は、ネット上の トラブルのため、メールが届かなかった可能性がありますので、再度、ご連絡を頂きますようお願い致します。
また、それでもお返事が届かない場合は、皆様が受信された際、セキュリティーシステムが迷惑メールと誤認して、 迷惑メール用フォルダーに格納した可能性がありますのでそちらをご確認下さい。 
それでも、連絡がとれないような場合は、その旨、掲示板を通じてご連絡頂きますようお願い致します。
なお、携帯電話のメール設定が最初から「携帯電話からのメールしか受信しない」という設定になっていることが多いようです。こちらはパソコンから送信しておりますので、携帯電話のメールをご利用になる場合は、パソコンからのメールを受信できるようになっているか再度ご確認ください。

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