今回は、近年、毎年お越しいただく、たかたかだんだんさんご夫妻からのご要望で、マドリッドから日帰りでセゴビア遠足にご一緒させていただきました。
また、2種の日本酒、楽しませていただきました! 有難うございました。 また来年、お会い出来るのを楽しみにしています。 さて、次回は、どこへ行きましょうかね〜?(^^)
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☆2016年8月10日
協会メンバーズハウスの目の前にある地下鉄デリシアス駅から3番線に乗って
バスターミナルのあるモンクロア駅まで20分程度でしょうか。
そこからセゴビア行きのバスに乗り込んでマドリッドを出発です。
マドリッドの街を出てしばらくすると山越えとなりますが、山を越える前、左側に
Valle de los caidos(戦没者の谷)の巨大な十字架が見えてきます。
同じく左側、遠方にはエル・エスコリアル修道院も見えるのですが、今回はちょっと
見通しが悪かったので、あまり鮮明な写真にはなりませんでした(^^;
マドリッドを出て1時間15分〜30分ぐらいでセゴビアに到着でしょうか。
新幹線利用だと30分で到着出来ますが、鉄道駅が町の外にあるため、
到着後、またバスかタクシーで街中へ移動しなければなりません。
それに比べるとバスターミナルはセゴビアの街中にありますから、
到着後、そのまま歩いて世界遺産指定を受けるセゴビアの旧市街散策を開始出来ます。
真っ青な空と快適な気候の中、のんびり散策の始まりです。
この町は、大規模なモニュメントもありますが、こじんまりとしたロマニコ建築も多く、
少し歩くと、素敵なロマニコ教会に当たる、、、そんな感じです。
中には、普段、使われていない教会もありますが、幾つかは現役の教区教会として
使用されています。
そう言った素朴な歴史建造物と触れながらの旧市街のお散歩は心も身体も
リラックスできますね〜(^^)
また、観光客が多すぎないと言うのもこの町の良いところです。
旧市街のメインストリートをしばらく登ると、この町のマジョール広場に到着です。
マジョール広場には16世紀建築、、、スペインのゴシック様式による建築としては
最後の大聖堂と言われる一大モニュメントがあります。
これを見学せずに素通りする、、、と言うのは、私の中ではあり得ないのですが、
一般のツアー会社が行うセゴビア観光ではそのほとんどがこれをすっ飛ばす、、と言うのが
嘘のような本当のお話です(^^;
陽の沈むことの無い幻の大帝国、大イスパニア帝国の最盛期、カルロス皇帝の
時代に築かれたこの大聖堂です。
やはり、可能な限り、見学しておきたい歴史遺産ですよね(^^;
大聖堂内は、写真撮影可能なエリアが限らているので、ここでは少しだけ
紹介させていただくことにします。
大聖堂内をじっくり、、、、いつも、ここで時間を取り過ぎて、あとが慌ただしく
なってしまうのですが、、、、見学したあと、ロマニコ教会なども横目に観つつ、
アルカサルへ向かいました。
ディズニーの映画、白雪姫に出てくるお城のモデルとなったことにより、
不思議な付加価値?がついたモニュメントですが、スペインのオリジナル王朝、
トラスタマラ朝時代には重要な軍事拠点として使われた城塞で、見ごたえのある
モニュメントです。
周囲が崖になっている高台に聳える姿を見ると、これも難攻不落の城だったのだろう、、、と納得
してしまいますね。
アルカサル内を静かに、そしてのんびりと見学です。
王座の間、広間、王室礼拝堂などを見学したあと、テラスに出て周囲の景色を一望。
塔へ登ることも出来ますが、階段が狭く急であり、上り下りが結構大変であるのと、
テラスからの景色でも充分に楽しめるのとで、今回はやめておきました。
アルカサルの見学を終えたあと、再び、旧市街内をお散歩です。
道中、セゴビア市内で一番高い塔を持つロマニコ教会などにも立ち寄りながら
マジョール広場へと戻り、バルのテラス席に座って休憩 & 冷たいビールタイムと
なりました(^^)
ちょうど小腹も空いたところで、ビールと共に出してくれたタパスも楽しんで
お散歩を続行です。
更に歩いてローマ時代に築かれた水道橋へ到着。
書物にある写真で見るのとは違って、実際に水道橋に自分の手で触れてみると
なんとも不思議な感じがしますよね、、、、
これを2000年以上も前の人間が作り、それが今もこうして存在し続けていることを
実感出来る瞬間です。
いろいろな角度からこの人類遺産指定を受ける水道橋を見て、歴史を実感したら
いよいよ、お待ちかね、お昼ご飯の時間です(^^)
セゴビア名物として最も有名になっているのが子豚の丸焼きですね。
市内にも、ガイドブックに載っている有名なレストランが何軒かありますが、
このガイドブックお勧め、、、と言うのが曲者です(^^;;
そもそも、そのガイドブックを書いた人は、その店で実際に食べた事が
あるのでしょうか?(^^;
食べた事があったとして、その店以外に、いったい、何軒のお店を試したうえで
その店を紹介されたのでしょうか?(^^;;;
まぁ、このあたりのことは、わざわざ確認する必要もないでしょう。
ほとんどが、信用に値しない情報です(笑)
私も、以前、日本で某ガイドブック 「る○ぶ」に超お勧めとして紹介されていた
京都のウナギの老舗とやらに行ってひどい目に遭い、出版社に報告&クレームを
出しましたが、「無視」でした(^^;
こんなことで良いのでしょうか?
この世の中、、、何か、狂ってますよね〜(^^;
と言う事で、掲載料を支払って紹介してもらっているガイドブックお勧めのお店
ではなく、郊外にある本当に地元民から愛されているお店へ行っての昼食と
しました。
いつ焼いたか判らない子豚ではなく、この日の昼食のために焼いてくれるよう、
予約しておいた子豚を食べに、、、、です(^^)
前菜にキノコ料理と、セゴビア名物、お豆の煮込みを注文。
この豆料理、、、一人前の量が多く、これを食べたらあと、何もお腹に入らなく
なってしまうので、特別に小鉢に少しずつサーブしてもらいました。
この量なら、安心して楽しむ事が出来ます(^^)
前菜のあと、予約してあった子豚の1/4身、、、通常、これが2人前なのですが、
これを3人で分けて頂きました。
外の皮がパリパリになっていて、皮の下にゼラチン質のとろりとした層があり、
その下に柔らかい乳飲み子の肉と、3層仕立ての仕上がり、、、これが
本当の豚の乳飲み子の丸焼き、、、美味です!
どうでしょう? これまでにセゴビアで召し上がった方、
パリッ! とろ〜! ふわ〜っ! うまっ!
この三層仕立ての旨さを楽しむことが出来ましたか?
そんなに美味しいものでは無かった、、、と言う方、それは、残念ながら、
ちゃんとしたものを召し上がっていないのです。
いつかきっと、もう一度セゴビアへ食べに行ってください。
その時には、ご連絡頂ければご一緒しますよ〜(^^)
美味しい子豚を食し、レストランのオーナーと一緒に記念撮影をしたあとタクシーで、
たかたかだんだんさん達からリクエストのあったラ・ベラ・クルス教会へ向かいました。
が、その前に、タクシードライバーがもう一軒、道中にある別のロマニコ建築、
サン・ロレンソ教会に立ち寄ってくれました。
セゴビアの旧市街から少し離れていることもあり、なかなかここまで来る事は
少ないのですが、非常に良い保存状態にあるロマニコ建築の一つです。
勿論、今も現役の教区教会として使われています。
サン・ロレンソを観たあと、再びタクシーに乗り込んでラ・ベラ・クルス教会へ向かいました。
ラ・ベラ・クルス(=本当、本物の十字架)教会に到着すると、ここでもタクシーに
少しの間、待ってもらって教会の見学です。
ここまで来ると、アルカサルを北側から遠方に眺める事が出来ますね。
大聖堂やサン・エステバン教会などを含むセゴビアの全景としては北西から眺める形に
なるでしょうか。
この報告ページの一番右下の写真にある定番の写真スポットも素敵ですが、
ラ・ベラ・クルスへ来ると、また違った角度からセゴビアを楽しむことが出来ますね(^^)
実はセゴビアの全景を楽しむのには他にもまた違ったスポットがあるのですが、、、、
全景の写真を撮ったあと、ラ・ベラ・クルスに入場です。
テンプル騎士団が築いたとも、聖墳墓騎士団が築いたとも言われる12角形の
ロマニコですが、すでにややゴティコ(ゴシック)の香りが伺われる建築でしょうか。
現在はマルタ騎士団の管轄にあったと思います。
こう言った、聖墳墓騎士団やテンプル騎士団によってエルサレムの聖墳墓や岩のドームを真似る形で作られた
教会はスペインにも何軒か残っています。
ラ・ベラ・クルス教会の見学を終えたあと、再びタクシーに乗り込み、そのまま
アルカサルを撮る定番の写真スポットへ。
一番右下の写真ですね(^^)
この辺りがまさにディズニーの白雪姫の映画に出て来るお城のヒントとなった
アングルです。
最後に定番の記念撮影を終えたら、そのままタクシーでバスターミナルへ。
バスでマドリッドまで戻って、セゴビアの日帰り遠足の終了です。
来年は、さて、どこへ行きましょうか?(^^)
マドリッド泊
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