スペイン 手作り旅行
主な訪問地 : トレド、コンスエグラ、コルドバ、セビージャ、グラナダ
私も久しぶりにアンダルシアの主要都市を訪れ、いろいろ変わっている事に気付くことあり、学ぶ事ありの 旅となりました。 スペインは広いですから、きっとまた、違った地方の文化も見に行ってみましょう(^^) 次回はAnパパさんもご一緒いただけると良いですね〜 とりあえずは、また9月にお目にかかれるのを楽しみにしています!
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☆4月29日
すでにマドリッドにある協会宿舎MHにお泊りいただいて6泊目を迎えるこの日、
滞在中にしなければならなかったお仕事を終えられたと言う事で、トレドへの日帰り遠足へ出かける事と
なりました。
特に荷物も無いのでMHからアトーチャ駅へ徒歩にて向かいます。
駅内のカフェテリアはちょっとお値段が高いので、駅に向かう道中、カフェテリアに寄って
簡単に朝食を摂りました。
アトーチャ駅から古都トレドまで新幹線で僅か30分で到着です。
列車の旅、、、、と言うより、速くて便利な移動手段、、、と言った感じでしょうか(笑)
今回は、ラ・マンチャの風車のある景色を見に行きたい、、、とのリクエストがありましたので
トレドに到着後、まずはタクシーを使って風車と古城が残る村、コンスエグラへと向かいました。
あいにくのお天気で、空はすっかり雲に覆われていましたが、雨や霧でなくて良かったですね(^^)
コンスエグラに到着すると、そのままタクシーに、沢山の風車と古城が残る丘へ登ってもらいました。
ミニバスや大型バスでこの丘に登るには、予め、日時の予約をする必要があり、また有料と
なっているのですが、個人の乗用車やタクシーで登る分には、予約の必要もなければ、無料と
なっているようですね〜
丘の上から風車と古城を伴った広い広いラ・マンチャの景色を楽しんだあと、再び、タクシーに乗り込んで、
トレドへと向かいました。
再びトレドに到着し、まずはそのままタクシーで町の南側にある展望台へ行って、これから
散策する古都トレドの全景、全体像を確認。
絶景ですよね〜(^^)
そのあと、引き続きタクシーで町の周囲を走りつつ、街の西側にあるサン・マルティン橋のところまで
行って、ここでタクシーとお別れしました。
いよいよここから世界遺産指定を受けるトレドの徒歩散策開始です。
この橋を渡って旧市街に入るには、多少、坂道を登らなければなりませんが、普通に歩ける方々で
あれば、個人旅行の場合、ここから散策を開始するのが賢明です。
ここから始めて、主な見どころを周って行けば、最後には町の中心地で終る事が出来ますから、
そこからであれば、マドリッドへ戻るためのバスや鉄道の駅へ移動するための市バスやタクシーを
簡単に拾えます。
馬蹄形のアーチをくぐり、石造りの橋でタホ川を渡り、いよいよ旧市街に入ります。
今回、入場して内部見学を行なったのは、白い聖母マリアのシナゴーグ、サント・トメ教会、
そして大聖堂の3か所で、その他は、外観からの見学としました。
いつものごとく沢山の写真を撮っていますが、それらすべてをここで紹介するのは不可能ですから、
以下、何枚か散策中の様子を、、、、
その他の写真はいずれ必ずDVDビデオに編集してお届けしますので、気長にお待ちください(笑)
サント・トメ教会内は、撮影禁止となっていますので、まじめな私としては、隠し撮りはやめておきました(^^;
その昔、某日系航空会社の取材で使わせてもらった、サント・トメ教会内にあるエル・グレコの
最大傑作、”オルガース伯の埋葬” の高画質ファイル、、、、今も大事に保存してありますが、
これは無断掲載禁止ファイルなのでやめておいて、、、(^^;
ここではモニュメント内の様子としてはシナゴーグと大聖堂内の写真だけ紹介させて
いただくことにします。
逆回りの時間差攻撃?!により団体ツアーが動く時間を避けて周りましたから、モニュメント内も
静かに観る事が出来ましたね(^^)
特に、大聖堂内は美術館部分が狭いので、そこで幾つものグループ観光と一緒になってしまうと
せっかくの絵画も静かに楽しめませんが、今回も、ほとんど貸切のような環境で観る事が出来ました(^^)
昔、団体ツアーの案内をやっていた頃、大型バスでトレドに到着し、バスを降りて、街中を観光し、
そして再びバスに乗り込むまで、時間制限1時間30分〜最大で2時間! (^^;;;
これが普通でした。
バスを降りる場所から、再び乗り込む場所まで、わき目もふらず、ひたすら歩き続けたとしても
男性である私の足で35分はかかるでしょうか、、、、
それを、老若男女が混在する数十人と言うグループを伴い、通常の半日観光の場合で、大聖堂とサント・トメ教会の
二つのモニュメントの内部見学を行なった上で、1時間半〜2時間の間に、バスに戻らなければ
ならないのですから、まぁ、どんな内容の観光になってしまうか、想像するのは難しくありませんね、、、(^^;
観光と言うより、マラソンです(笑)
そして、案内する側は、ひたすら、早口で話し続けるだけ、、、 参加者からの質問を受け付けたり、
それに答えている暇はありません(^^;
それでも、限られた時間に何とか楽しんでもらおうと必死で努力し、参加者の皆さんもマラソンから
脱落しまいと、必死で付いてきてくれて、それなりに可能な範囲でのトレド観光をやったものですが、
出来れば、あのマラソン観光、、、やりたくないですね。。。。
大聖堂だけでも、驚くほどに見所がぎっしりと詰まった大美術館です。
ここだけを見るのに最低でも1時間は必要では無いでしょうか。
大聖堂内をのんびり、そしてじっくりと見学して外へ出ると、先ほどまでの白い空が青空に変わりつつ
ありました(^^)
ちょっと遅くなりましたが、そろそろお昼にしましょう。
朝からしっかり歩きましたから、出来れば、ゆっくりと落ち着いて食べられるところが良いですね。
レストランに入ってテーブルについて注文を済ませると、オードブルに出してくれたのが
イチゴのガスパチョだったでしょうか、、、、ちょっと記憶があやふやですが(^^;
お二人はスープを召し上がりたいとのことで、ソパ・カステジャーナ(にんにくスープ)とソパ・デ・セボージャ(オニオンスープ)を
注文。
その間、私は、ビールで燃料補給(^^;
そして、そのあと、ここの自慢メニューを2種類、、、
右の写真が羊の乳飲み子の丸焼き
ちょっとお高いメニューなので、これらを3人で分けて頂きました。
食事のあと、ソコドベール広場でトレド名物のお菓子、マサパンを少しお土産に買ってから、
市バスに乗り込んで鉄道駅へ。
鉄道駅に着いてから、駅のカフェテリアで、食後のコーヒーを頂きながら列車を待つことにしました。
駅に着いてからの方が、列車の時間を気にせずに飲めますから気楽で良いのですが、
ここのコーヒー、、、、高いですね(^^;;;
再び新幹線に乗り込み、マドリッドまで約30分。
マドリッドのアトーチャ駅に着いて、そこからMHまで、、、ゆるやかな下り坂ですから
徒歩にて15分ぐらいでしょうか。。。
これにて今日のコンスエグラ、トレド見学が終了です(^^)
夜は、どこか近所のバルへ行ったように思いますが、写真がありません(^^;
MH@マドリッド泊 |
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☆5月1日
トレドへ行ったのが4月29日でしたから、その翌日は4月30日でないとおかしいのですが、
ここの日付は5月1日となっています、、、、
その理由は確か、アルハンブラ宮殿のチケット入手に問題があったからだった
ように思います。
最初は、4月29日にトレド見学を終えたあと、30日にアンダルシアへ出発して5月2日には
マドリッドへ戻るように考えていましたが、グラナダ見学を行なう予定の5月1日は、すでに
アルハンブラ宮殿の前売り券が完売であったため、僅かにチケットが残っていた5月2日に
アルハンブラ見学を合わせる必要があり、マドリッドからの出発を1日、遅らせる事になりました。
アルハンブラ、、、なめてかかってはいけませんね、、、、スペイン国内の観光モニュメントの中で
毎年、最多入場者数を誇るモニュメントだけあって、良い季節にはあっという間にチケット完売と
なります。
よって、4月30日は飛ばして、この日、5月1日にアンダルシアへ向けて出発となりました。
前置きが長くなりましたが、2泊3日分の小さな荷物を持ってMHを出発し、すぐ傍にある国鉄近郊線、
デリシアス駅からアトーチャ駅まで6分ぐらいでしょうか。
今回は、少ないとは言え、荷物もあったのでアトーチャへ行ってしまってから駅内のカフェテリアで
朝食を摂り、その後すぐ、列車に乗り込みました。
新幹線AVEにてコルドバへ向かう道中、車窓から見えた羊の群れ、、、、美味しそうですね(笑)
アトーチャ駅を出て1時間40分ほどでアラブ時代の都、コルドバに到着です。
ここで降りて、まずはコルドバ駅の傍にある荷物預り所へ行き、観光に不要な荷物を預け、身軽な恰好で
コルドバ散策へ出発です。
今回、コルドバはセビージャへ行く前の途中下車で、この町に宿泊しないため、限られた時間内での
プチ観光です。
それでも、1時間半〜2時間で終らせてしまう団体ツアーとは違って、コルドバに5時間以上、いましたけどね(笑)
ここでも沢山の写真を撮りましたが、ここではその中の何枚かだけ、紹介させて頂きます。
い〜季節です(^^)
真っ青な空に白い町並み、、、、そして、咲き乱れる花々!
一角、まがる度にシャッターを切りたくなります。
そう言えば、今、私が使っているNIKONのカメラを買ってからアンダルシアの主要都市に来たのはどうも
これが初めてのようです(^^;
と言うことは、、、う〜ん、、、随分と長い間、アンダルシアのハイライトとはご無沙汰だったようですね〜
南部ではマイナーな地方巡り、そして北部やら東部やらポルトガル方面への案内が続いていたのでしょう、、、、
と言う事で、これまでに写したアンダルシアの写真コレクションは新しいものでもFUJIFILMの
ネオ一眼による写真ばかり、、、、
今回は、はりきってNIKONの一眼レフでアンダルシアの風景を追っかけるとしましょう(^^)
世界遺産指定を受けるコルドバの城壁内、、、旧市街地を散策し、大聖堂(旧モスク)に入る前に
腹ごしらえです。
大聖堂の周囲のレストランは、どうしても観光客用のお値段となっていますから、とりあえずは
ローマ橋を渡って、川向うへ。。。
いや〜本当に青い空ですね〜
川向うから、ローマ橋、グアダルキビール川、そして大聖堂を含む旧市街をバックに記念撮影を
したあと、川から離れて、地元民が集まるバル・レストランへ。
ここまで来ると、同じものを食べてもお値段が異なります(^^)
心地よい気候の中、まずは日蔭テラス席を確保!
今日は日曜日なので、スペイン人の昼食時間にかかると、あっという間に満席となってしまいます。
よって、早めに座って注文。 メニューは、、、
コルドバ名物、ラボ・デ・トーロ(オックステール)の煮込み
エビのアヒージョ(エビのオリーブオイル煮)
これらを3人で分けて頂きましたが、どれも美味しかったですね(^^)
そして、勿論、私は冷たいビールで燃料補給、、、、これも最高でした(^^)
我々が食べ終わる頃には、お店の中も外も、空席が出来るのを待つ客でいっぱい!(^^;
ウェイティングリストに名前を登録して、気の長いスペイン人は、いつまでもお喋りを楽しみながら
待っています。
食事を終えた我々は、再び川を渡って旧市街へ戻り、日曜日は午後からしか観光を受け付けない
大聖堂(旧モスク)へ直行しました。
オープンの40分ほど前に行きましたが、すでにチケット売り場には超長蛇の列が(^^;
実はこの週末、、、普通の週末ではなく、首都マドリッドの祝日を含めた連休だったうえに、
更に、アンダルシアの多くの街で、”聖十字架祭”が祝われていたため、アンダルシアの
観光地は、どこも超混雑、、、、(^^;
あの長蛇の列に並んでいたのでは大聖堂内部の見学をする時間が無くなってしまうので
ちょっと裏技を、、、(^^;
無事、並ばずにチケットを入手! そのまま入口へと向かいましした(^^)
いえいえ、、順番抜かしなど、悪いことはしていません(笑)
大聖堂(旧モスク)に入場し、内部をたっぷり1時間かけて見学。
もっとゆっくり観たいところですが、今回はこのあと、まだセビージャまで移動しなければ
ならなかったので1時間で切り上げる事にしました。
この建物の中はいつ来ても、何かしら不思議な雰囲気を感じますね〜
大聖堂の見学を終えたら、旧市街の散策の続きです。
が、このあとの列車の時間もありますので、旧市街を歩きつつ、徐々に鉄道駅方面へ、、、
旧市街を抜け、新市街に入るあたりで、一度、ベンチに座ってアイスクリーム休憩(^^)
途中、「聖十字架祭」に合わせて設置された大きな赤い十字架の前で記念撮影。
続いて、ローマ時代の神殿跡の前でも記念撮影。
左列にある10本ぐらいのローマ時代の柱が写っている写真までがコルドバでの写真で、
その右側の写真からは、セビージャでの写真に変わります。
ローマ神殿前での写真を撮ったあと、鉄道駅まで歩き、預けてあった荷物を受け取って
セビージャ行きの新幹線に乗り込みました。
コルドバからセビージャまで45分程度の移動です。
セビージャに着いたらタクシーで市内中心にあるホテルへ。
タクシーに乗り込むと、ドライバーは見るからにロム族(ジプシー)のお兄ちゃんで、
カーステレオからはフラメンコのカンテが流れていました。
世界で最高のフラメンコ歌手を教えてやろう、、、、それはこいつだ!
そう言って、カマロンの写真を見せてくれました(笑)
ホテルに着いてチェックインを済ませ、少しお部屋で休んだらホテルを出発。
コルドバのローマ神殿跡での写真の右側にあるのがセビージャでの一枚目の写真ですが、
この撮影時間が19時38分です。
まだまだ真昼間のような明るさですね(笑)
ムリージョの公園からサンタ・クルス地区へ。
サンタ・クルス地区から旧ユダヤ人街を通過してオレンジの中庭へ出てくると大聖堂の
鐘楼、ヒラルダの塔が目の前に迫って来ました。
この世界最大規模を誇る大聖堂の内部見学はまた明日、ゆっくりと行なう予定です。
今日のところはその壮大な外観だけを見てそのまま先へ。
この日の夜は21時半からのフラメンコショーを観る予定をしていたので、とりあえず
フラメンコ場の傍まで行ってから、夕食を摂るレストラン選びです。
フラメンコ場のすぐ傍にあるレストランのテラス席に着いて乾杯したのが20時半ごろ。
フラメンコ開始まであまり時間が無いことをレストランに伝え、順番を気にせず、出来た料理から
どんどん運んでくれるようにお願いしました。 今夜のメニューは、、、、
エビのスクランブルエッグ?
そしてサーロインステーキ
どれも美味しかったですね!
食事を終えて、「おまえさんは、なぜ、そんなに完璧なアンダルシア弁を話すんだ?」と
不思議がる(笑)メトレ(食堂での責任者)に別れを告げ、レストランを出てフラメンコ場へと
向かいました。
フラメンコを初めてご覧になるお二人、、、と言う事で、今回はコテコテのフラメンコだけではなく、
フラメンコの影響を受けたスペインクラシック舞踊なども含めたショーへご案内しました。
元、バレエ界におられたAnママさん、、、如何でしたか?
また次回、機会がありましたら、今度はもう少しコテコテのフラメンコを観に行ってもいいですね(^^)
それにしても、いつもフラメンコをご覧になっている間、私は外のカウンター席でビールを飲みつつ
鑑賞したり、たまに中へ入って、舞台の写真を撮ったりして過ごしていたのですが、今回、
久しぶりに行ってみると、公演中の写真撮影は禁止になっていたのですね〜(^^;
撮って良いのは、最後のエンディングだけとのこと、、、、 別にお前さんが撮る分には問題無いのだけど、それを見て他のお客さんが皆、撮り始めると 困るから、やっぱり撮るのはやめてくれ〜 と言われてしまいました(^^; 大きなカメラだけに、目立ちますしね(^^;
とは言え、すでに沢山、写したあとでしたから、後日、お届けする写真DVDには全部、収録
しておきますね(笑)
初めてのフラメンコをお楽しみいただいたあとは、ようやく暗くなった夜のセビージャの散策です。
最上級カテゴリーに含まれるセビージャのマエストランサ闘牛場もライトアップされているので
まずはその前で記念撮影。
そしてグアダキビール川にかかる橋、黄金の塔などのライトアップを楽しんでからホテルへ
向かいます。
その道中、大聖堂のライトアップを観に、少しだけ寄り道、、、、
このライトアップを見逃す手はありませんね、、、、圧巻です!
世界最大規模を持つ大聖堂のライトアップを堪能したあと、ホテルへ戻りました。
ホテルに戻って部屋の窓、、、確か5階か6階ぐらいだったでしょうか、、、高い目線で見た
大聖堂のライトアップにズームインしたのが、この日の一番右下の写真です。
それまでの下から見上げて撮った写真とはちょっとまた違いますね。
長い一日でしたが、これにてアンダルシアでの1日目が無事、終了です。
明日に備えてゆっくりとお休みください(^^)
セビージャ泊 |
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☆5月2日
セビージャで迎えた朝は、、、、快晴です!
まだ低い角度から朝日が差す時間帯に起きだして窓からの景色をカメラに収めます。
左が窓からの景色で、遠方に見える大聖堂の鐘楼、ヒラルダの塔にズームインしたのが右の写真。
まずは、ホテルで簡単に朝食を摂ります。
朝食のあと、再び部屋に戻り、もう一度窓からの景色を一枚。
朝食の写真のあとにある左側の写真ですが、先の早朝の写真と比べて、随分と日が高くなり
光の差す角度も色も変わってきたのが良く判りますね。
このあと、ホテルのチェックアウトを済ませ、町散策に必要の無い荷物をホテルに預かってもらってから
セビージャ散策へ出発です。
ビゼー作曲のオペラ・カルメンで有名になった旧タバコ工場の前は赤い色のブーゲンビリアが
満開でした。
11世紀の英雄、エル・シドの騎馬像のバックには淡い紫色の花が満開なのが見えますが、
これは何の花でしょうね、、、、 ジャカランダではありませんでした。
真っ青な空の元、これら咲き乱れる花も楽しみながらのんびりとお散歩しつつ
まずはプラサ・デ・エスパーニャ(スペイン広場)へ向かいました。
1929年に開催されたイベロアメリカ博覧会のメイン建造物として作られたセビージャの
スペイン広場はスペイン国内に数ある同名の広場の中で、最も美しい広場ではないでしょうか。
一般の団体ツアーだと、この広場での写真ストップは15分から20分程度、、、ぱっと解散して
あっという間に集合です(^^;;
美しい広場です。 時間など気にせず、気が済むまでゆっくりお散歩を楽しみましょう(^^)
どこを取っても絵になる広場で、ついついシャッターを切ってしまいますが、ここでは撮った写真の
ほんの一部だけ紹介させていただくとします。
スペイン広場を心行くまで楽しんだあと、今日のセビージャ見学のメインとなる大聖堂へと
向かいました。
昨日、セビージャに到着した時に大聖堂はその外観だけ、まだ明るい時間と、日が暮れてからの夜景とを
ご覧頂きましたが、今日はその内部の見学です。
大聖堂に到着してみると、、、いや〜ここも長蛇の列、、、恐るべし、連休と聖十字架祭(^^;;
近年、こう言ったメジャーな観光地への案内は全て他のスタッフに任せ、私はもっぱら地方都市や
田舎巡りばかりやっていますので、久しぶりに観光地の凄さを目の当たりにした感じがしました(^^;
ここでも並ぶのを避けようとツテを探しましたが、残念、、、馴染みの顔は誰も見つからず、
諦めて並ぶ事にしました。
30分ばかり並びましたが、その間に、突然現れた数人組、、、
あっという間に大きなタブラ(板)を地面に置いて炎天下の元、フラメンコを披露し始めました。
所謂、路上パフォーマンスですが、大聖堂へ入るのに並んでいる間、楽しませてもらいました(^^)
世界最大の大聖堂とのギネスブック認定を受けているセビージャの大聖堂。
ここも巨大な美術館のようなものです。
ゆっくり観はじめるときりがありませんが、今回は1時間と20分かけて見学していますね。
団体ツアーだと30〜40分程度で駆け抜けて行きますが、ちょっともったいないですね(^^;
写真は大聖堂内部の様子と、大聖堂内部に入り口があって登れるようになっている
鐘楼、ヒラルダの塔の上から眺めたセビージャの街です。
ヒラルダの塔に登ったのは何年ぶりでしょうね〜(^^;;;
いい運動になりました(^^)
ここでも全部は掲載出来ませんので、何枚かだけ紹介させていただきましょう。
それにしても、塔の上から見たセビージャ、、、文字どおり雲一つ無い快晴ですね〜
スペインでは日常、よく目にする風景ですが、雲一つない青空を見る事は日本では珍しいのでは
無いでしょうか。。。
セビージャの広い景色を360度、楽しんだ後、ヒラルダの塔から降ります。
この塔は、ほとんどがスロープで階段は僅かしかありませんので、比較的登りやすいかも
しれませんね(^^;
地上に戻ったら、大聖堂のオレンジの中庭へ。
オレンジの中庭で少し座って休憩してから、大聖堂を後にしました。
大聖堂を出て向かったのは、昼食を摂るためのレストラン。
どこで食べようと決めていた訳でも無かったので、荷物を預けてあるホテル方面へ歩きながら、
そして道中にあるレストランが提示しているランチメニューの内容を見比べながらの
レストラン選びです(笑)
外国人は、太陽の元、暑いテラス席でも平気で食事を楽しめるようですが、日本人が
それをやると、干からびてしまいますので、室内で快適に食べられそうなお店を選んで
入りました。
今日のメニューは、、、
パエージャ、
コルドバで良く食される冷スープ、サルモレホ、
そして全国的に人気のある冷スープ、ガスパチョ
これらをそれぞれに注文。
そしてメインディッシュに、、、
ポークステーキのブルーチーズソース ?
イカ・リング揚げ
豚リブ肉
だったでしょうか、、、
腹ごしらえが終わったところで、ホテルに戻り、預けてあった荷物を受け取って
バスターミナルへと向かいました。
今日はこのあと、長距離バスを利用してグラナダへ向かいます。
所要時間が3時間ちょっとと、少し長いので、ゆったりとしたシート、トイレ付、そしておやつと
ミネラルウォーター付きのデラックスバスを利用することにしました。
移動中、車窓からアマポーラの真っ赤な絨毯も見ることが出来ました(^^)
私が乗っていた席とは、反対側の窓から見えたので、うまく写せませんでしたが、まぁ、なんとか
それと判りますでしょうか(^^;
アンダルシア独特の白い村々を幾つも見ながらのバスの旅です。
グラナダが近づいてくると、だんだんと雪を頂いたネバダ山脈の姿が迫って来ます。
写真はネバダ山脈の最高峰、ムルアセン山(約3479M)です。
16時にセビージャを出発して、19時15分ごろ、グラナダに到着です。
日本だと、もうすっかり夜、、と言った時間ですが、こちらはまだまだ昼間のように明るいです。
ホテルにチェックインして、荷物を置いたら、さっそくお散歩に出発。
ここも「聖十字架祭」で賑わっています。
子供も大人も華やかな衣装を来た女性達が目につきます。
このあと、日が落ち始め、夕刻から夜にかけて空の色がどんどん変化して行く素敵な時間帯へと
突入します。
これに合わせて、アルバイシンの丘へ登ることにしました。
丘へ登る道で、至る所から、いろいろな角度でアルハンブラ宮殿を眺める事が出来ます。
写真はアルハンブラをそろそろ傾きかけた太陽が低い角度から照らしている様ですね。
最初は低い場所から見上げる形でアルハンブラが見えますが、丘を登るにつれ、だんだんと
アルハンブラが自分の目線と同じ高さへと変わって行くのが判ります。
旧アラブ人街、アルバイシンの丘、、、ここはグラナダを訪れた時には必見エリアですね〜
上り下りが辛い方は、タクシーやミニ市バスでもアクセスできます。
が、元気な方は、やはり、このアラブ人が作り上げた迷路のような街並みを歩いてみたいですね。
徐々に徐々に太陽が低くなって行きます。
そしてそれと同時にアルハンブラがオレンジ色に染まりはじめ、光と影のコントラストが
くっきりと浮かび上がり始めます。
アルハンブラのバックには、ネバダ山脈もはっきりとその雄大な姿を見せてくれています。
カメラマンにとって、待ちかねた時間の到来!
光よし、景色よし、モデルよし! 3拍子揃いました(^^)
オレンジ色の時間帯の写真を一順、撮り終わったら、いつまでも写真ばかり撮っているわけにも
いきませんね、、、、、夕食も考えなければ(^^;;
日が落ちはめ、少し気温が下がりつつありましたが寒いと言うことは無かったので
アルバイシンの丘の上にあるテラス席で軽く夕食を摂りつつ、刻一刻と変わっていく光の変化を
楽しむことにしました。
注文したのは、、、、
焼きたてのトルティージャ
ガリシア風蛸料理
夕食ですから、これだけを3人でつまめば充分ですね(^^)
普段は、人でいっぱいのテラス席ですが、聖十字架祭が行われていたこの日、飲むだけの
お客さんにはテラス席を解放しておらず、ちゃんと食事をする人にだけテーブルを解放して
いました。
そのおかげで、静かに快適に食事を楽しむことが出来ました(^^)
夕食を終えるころ、ちょうどやって来ました、、、「夜の青空」の時間帯が。
僅か20分程度しか続かない魔法の瞬間です。
真っ青な夜空の下にアルハンブラが浮き上がり、グラナダの街が宝石を散りばめたように煌めきます。
この小さな写真ではほとんど判りませんが、ネバダ山脈も雪が光を反射するので、この時間帯には
まだくっきりと浮き上がって見えます。
今回は、聖十字架祭に重なった事もあり、ものすごい人出で、この素敵な時間帯、この素敵な
風景を静かに楽しむ、、、と言う雰囲気ではありませんでしたが、普段はもう少し静かに楽しむ
ことが出来ます。
Anさんはまたいつか、大切な人と一緒に来られると良いかもしれませんね(^^)
いや、その前に今回、お越し頂けなかったAnパパさんも一緒に!(^^;
展望台からの景色を堪能したあと、アルバイシンの丘を降ります。
カサ・ブランカ(白い家)が続く旧アラブ人街に街灯が灯ります。
細い道、細い階段、細い坂道、、、不安を覚える夜道ですが、近年、ここの治安はかなり
良くなっています。
油断は禁物ですが、特に危ない地域と言う訳ではなく、とってもロマンティックなお散歩が
楽しめるところですね(^^)
アルバイシンの迷路を降りる頃には、すでに夜の青空の時間は過ぎ去り、真っ暗な夜空と
なっていました。
そのままホテルへ戻っても良かったのですが、ほんの少しだけ遠回りをして大聖堂の夜景を
見に行きました。
大聖堂の裏では、十字架祭のイベント会場が設置されており、舞台で踊っていましたが、
物凄い人、人、人、、、なかなか近寄れず、よく見る事は出来ませんでした(^^;
右下の写真はカメラを頭上に挙げてのズーム撮影、、、、
私のカメラは角度を変えられるバリアングルやチルト式液晶画面は付いてはいませんので
頭上からの撮影は正確に被写体を狙えません(^^;
これにて今日も充実した一日が終了、、、明日はいよいよアルハンブラ宮殿の見学です。
グラナダ泊 |
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☆5月3日
まずはホテルで朝食です。
でも、一昔前は、ありましたよ、、、日本人にもビュッフェ朝食からパンやら果物やらを 平気でバッグに隠して持ち出す人! オレンジジュースをペットボトルに詰め込んで持ち出す人が、、、、(^^;
この翌日、私はAyuさん達とバレンシアへ食べに、、、いや、観光に(^^; 向かいました。 MH@マドリッド泊
同行案内、撮影、報告: マドリッドのくま、こと、古村周三
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当協会・文化部の活動についてのお問い合わせ、旅のご相談は下記、文化部のアドレスまでご連絡ください。
通常、ご連絡を頂いたあと、2営業日以内には必ず何らかのお返事を差し上げます。返事が無い場合は、ネット上の
トラブルのため、メールが届かなかった可能性がありますので、再度、ご連絡を頂きますようお願い致します。
また、それでもお返事が届かない場合は、皆様が受信された際、セキュリティーシステムが迷惑メールと誤認して、
迷惑メール用フォルダーに格納した可能性がありますのでそちらをご確認下さい。
それでも、連絡がとれないような場合は、その旨、掲示板を通じてご連絡頂きますようお願い致します。
なお、携帯電話のメール設定が最初から「携帯電話からのメールしか受信しない」という設定になっていることが多いようです。こちらはパソコンから送信しておりますので、携帯電話のメールをご利用になる場合は、パソコンからのメールを受信できるようになっているか再度ご確認ください。
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