スペイン旅行 SNJ日西文化協会・文化部からの活動報告

 2016年9月 アティエンサ、リアサ日帰り遠足

今回は、ちょくちょく長期滞在でお越しいただくTakumiさんのご要望でグアダラハラ県のアティエンサ村、セゴビア県のリアサ村へマドリッドからの日帰り遠足にご一緒させていただきました。
交通の便が良く無いのでレンタカーを利用することにしましたが、どうせレンタカー代を費やすのであれば、出来るだけ仲間を増やして費用を割り勘にするのが得策ですね(^^)
ちょうどこの時期にマドリッド滞在が重なったMihokoさん、ツマガリータさん、スカPaさん、Katsuyaさんをお誘いして計5名、そして運転手の私(マドリッドのくま)を加えて6名と なったので、
7人乗りの車を借りて、空いた席に妻も乗っかって計7名での1日遠足となりました。


・・・マドリッドを出発された後、皆さんからお便りを頂いています・・・




くまさん
わざわざホテルまでお見送り、ありがとうございました。予定通りAVEに乗車しました。
田舎町巡りにもまた行きたいです。                      By スカPaさん


四回目のスペイン楽しい旅を有り難うございました。直通便の運行でますます
行き易くなりますね。来年も是非出かけたいものです。           By Katsuyaさん


くまさん
今朝成田に着き、色々あって夜自宅に着きました。
今回は、田舎の村に連れて行っていただき、ゆっくりした時間を過ごせました。
たまたまお祭りで、生闘牛士にも会えたし、出来れば、のんびり泊まってみたい村でした。
タクミさん、お祭りの中で絵は画けたのかしら?
Mihokoさんとはビール友達になれそう(*^_^*)            By ツマガリータさん



たくみです。無事家に帰着しました。いろいろお世話になり、いろんな体験もさせていた
だきました。どうもありがとうございました。
また、夕方になるとbar病が出そうで心配です。              By タクミさん


無事に帰国出来ました。
今自分の家でPCに向かいmailをしていると現実を実感でき安堵の気持ちでいっぱいです。
札幌では明日の夕方には雪の予報が流され、まだ緑だった山の木々が紅葉も過ぎて
枯れ葉になっていました。マドリッドで買ったダウンがすぐに役立っています。
まだ頭の中はグチャグチャで整理がつきませんが、まずは無事の帰国報告まで。
少し落ち着きましたらまたメールします。
Mayumiさん、MH滞在中のAnさんにもよろしくお伝えください。
                                     By Mihokoさん


こちらこそ今回も皆さんと一緒に楽しい日々を過ごすことが出来ました(^^)

有難うございました。

また次回、お会い出来るのを楽しみにしています。

さて、次回はどこへ行きましょうかね〜?(^^)


☆2016年9月16日

朝、MH滞在組と一緒にMHを出発したあと、通り道にある近所のホテルで残り3名と合流して そのまま歩いてアトーチャ駅へ。

アトーチャ駅に着いて、レンタカーをピックアップしてマドリッド出発となりました。

首都マドリッドの朝のラッシュアワーにしっかりはまってしまい、町を出るのに苦労し、更に町を出てからも しばらくは渋滞が続き、予定よりも随分と移動に時間を取られてしまいました。

マドリッドの朝の渋滞、、、あなどれませんね〜(^^;;

町から完全に離れ、渋滞から離脱出来たところで、ドライブインに立ち寄って軽く朝食をとったら すぐに再出発。
今日の最初の目的地であるアティエンサへと向かいました。

国道から離れ、ローカル道に入ると景色は一変し、周囲はのどかな田舎の風景に変わります。

ようやくアティエンサのすぐ手前まで到着。

前方に村が見えて来たところで、丘の上にお城をいただく村の遠景を楽しむため、収穫が終わった麦畑の中に 車を突っ込んで停車、、、、写真タイムです。

車を止めた瞬間、目の前から野生のシカが2匹、飛び出しました。

走り去るのを見守りながら、急いで運転席のシートベルトを外し、車の外へ出て、後部座席に置いてあったカメラを 取り出した時には、鹿はすでにはるか遠方に、、、、(^^;;

それでも何とかズームでその姿がかろうじて判るぐらいにはとらえることが出来ました。

せめて、後部座席では無く、手元にカメラがあればもっと素早く写せたのですけどね、、、

鹿が消え去るのを見届けたあと、遠方に見えるアティエンサの村をバックに皆で記念撮影です(^^)

実に広い景色でした。

普段、マドリッドに住む私の目にはこの広い田舎の景色が何よりの癒しです。

目にいい!  そんな感じがします(笑)

頭上に広がる青い空には体長3メートル近くもあるハゲワシが悠々と舞っているのが見えます。

村の遠景を楽しんだ後、再び車に乗り込んでいよいよ村へ向かいます。

ここもスペインの文化遺産指定を受ける、昔の雰囲気を残す村の一つ、、、

カメラマンや画家達に人気の村の一つでもあります。


村に入ると、まず、先とは別の角度から村の遠景を見に行きましたが、ちょうど逆光となったので ここでは写真は省きます。



再び村に戻り、高台から村を見下ろす古城へと登る事にしました。



ちょっと風が強かったですが、最高のお天気の中、お城から360度の大パノラマを楽しむことが出来ました(^^)


その素晴らしい景色は、いつまで見ていても飽きるものではありませんでしたが、何せ、日帰り遠足ですから 時間制限が、、、、(^^;;

ここで1泊出来るのであれば、もう少しここでのんびりと、そしてボーっと過ごしたかったですね〜〜


Takumiさんは、スケッチをする目的で来られましたが、朝のラッシュに巻き込まれ、1時間以上、予定より遅く着いたこともあって すでにスケッチは諦める覚悟が出来つつあったようです(^^;;

周囲の景色を目に焼き付け、同時にカメラに収めておられました。

また、最近、私と同じNIKON仲間となられたKatsuyaさんからもバシバシと軽快なシャッター音が聴こえてきます(^^)

そう言えば、TakumiさんもNIKONでしたから、この日のカメラマン?は、偶然、皆、NIKONISTA(ニコニスタ)だったようですね(^^)


お城の塔の一番上まで登り、再び車まで降りて来て、いよいよ村の中へ入る事にしました。







村散策開始に良さそうな場所を探して駐車したら、歩いて村の探検です。



週末であれば、スペイン人の観光客があってそれなりに賑わう村ですが、平日はほとんど誰もいません(笑)


すれ違う人も稀な静けさの中、、、中世の村のお散歩です。



Takumiさんは、スケッチのためにやって来たはずが、スケッチのための下見になってしまったようで、 ひたすらカメラ撮影、、、、次回、ここに宿泊予定で再訪するのが良さそうですね(^^;


村の中心部のお散歩を終えたところで、そろそろお昼の時間となりましたが、何軒かあるレストランが全て閉まっています(^^;


唯一、小さなバルは開いていましたが、食事が出来そうなところではありません。


薬局があったのでそこで、どこか美味しいものが食べられる店が無いか尋ねると、 1軒だけ開いているところがあると、教えてくれました。

いや、きっと開いていると思う、、、、と(^^;;


とにかく、その1軒に望みを託して行ってみる事にしました。


到着してみると、、、、最初、閉まっているかのように見えましたが、よ〜く確かめると、開いていました(^^)

これで美味しい食事にありつけそうです。(^^)

Takumiさんに、「我々はゆっくり食べていますから、その間を利用して、ボカディージョでもかじりながら頑張って スケッチをして下さい!」 とお伝えしましたが、もはや今回のスケッチは諦めたとのこと、、、、

全員揃っての昼食となりました(^^;;


まぁ、賑やかに皆で食べるのは楽しいですよね〜(^^)

それに、一杯、やりたいでしょうし(笑)


席につくと、お店がズッキーニと茄子を揚げたものに甘めのソースをかけたものを 出してくれました。


そして注文したのが、、、、


サラダ


サーロインステーキ


羊の乳飲み子


鱈料理



だったでしょうか、、、


これらを皆で少しずつ分けていろいろな味を楽しみました(^^)


そしてそのあとデザートを少し、、、

これにて楽しい昼食が終わりです(^^)




昼食を終えたあと、再び車に乗り込んで、アティエンサの村を後にしました。


次なる目的地は、セゴビア県の小村、リアサ。


またまたとってもローカルな道をたどり、リアサに着くと、ここはお祭りの最中でした。


周囲の村々から沢山の人々が祭を観にやって来ていたようで、普段はそれほど路上駐車も目立たない村ですが この日は車だらけ、、、、


なんとか止められるところを探し当てて駐車。


村の広場には仮設闘牛場が設置され、その周囲にはいろいろな露店が並んでいました。


この日、Takumiさんだけがこの村に宿泊され、その他のメンバーはマドリッドへ帰る予定だったので、 まずは、Takumiさんの宿探しです。


幾つか宿がある村なので、一部屋ぐらい問題無く見つかると思っていましたが、村祭りと重なっていたとは 予想外、、、(^^;;


主な宿は毎年の常連客や、闘牛士を含めた興行チームの予約で満室(^^;


これは、泊まる所が無いかな、、、とあきらめかけたところ、何とか広場に面したホテルが1室、工面してくれました(^^)

これで一安心です。

まぁ、お祭りの日に、お祭りのメイン会場である中央広場に面したホテルで夜、ゆっくり休めるはずが無いのは 想像がつきましたが、それでも、ベッドがあって横になれるだけでも善しとすべし、、、(^^;



チェックインして、部屋を確保し、その周辺を少し散策して、傍にあった教会内部を見学。



やや不安そうなTakumiさんを一人残して立ち去る前に、皆で、バルに入って喉を潤し、トイレを使わせてもらってから 我々6名はマドリッドへ向けて出発となりました。




Takumiさんはそのあと、間もなく始まろうとしていた闘牛のチケットを無事、ゲット。

村の闘牛を観戦し、賑やかな、そう、とっても賑やかな一夜を過ごされたようです(笑)



我々は暗くなる前にマドリッドへ到着すべく、地方道から主要国道であるブルゴス街道に出て、あとはマドリッド目指して まっしぐらに南下。


無事、明るいうちにマドリッドに到着し、今朝、車をピックアップした同じアトーチャ駅で車を返却。

これにてドライバーは肩の荷がおりた感じです(^^;


車を返したら、ようやくビールが飲めます(笑)

そのまま、バルへ行って軽く夕食を摂ることにしました。


MHの近所にある蛸バルへ行って、まずはビールで乾杯(^^)

タパスに生ハムとチーズを出してくれました。

続いてガリシアの白ワインを1本注文。

タパスにトルティージャ、サルチチョンを出してくれました。

そしてガリシア風タコ料理を半人前だけ注文し、これをつまんで夕食の終了となりました。


これにて、無事、アティエンサ、そしてリアサの日帰り遠足が終了です。


あれ、、このあと、おとなしく寝ましたっけ??

このメンバーで、そんなはずは無いと思うのですが、、、、(^^;;

記憶が怪しい時には、毎日の掲示板を見るのが一番です(笑)
掲示板によると、、、このあと、MHの下にあるバル・イタのテラス席に座って リオハの赤ワイン、クリアンサを2本空けてからお開きとなったようですね〜(^^;;

このあと、ツマガリータさん、スカPaさん、Katsuyaさんは翌日のAVEでバルセロナへ。

Takumiさんはそのまま今回は3週間ちょっとのMH滞在を、Mihokoさんは6週間ちょっとの滞在を 楽しまれてから帰国されました。

マドリッド泊


同行案内、運転、撮影、報告: マドリッドのくま、こと、古村周三



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