スペイン旅行 SNJ日西文化協会・文化部からの活動報告

スペイン手作り旅行

 2018年4月 定期出発プログラム サンティアゴ巡礼 第1部 

主な訪問地 : イバニェタ峠、ロンセスバジェス、ブルゲテ、エスピナル、ビスカレタ、リンソアイン、スビーリ、ララソアーニャ、アケレタ、スリアイン、イロツ、 トリニダ・デ・アーレ、ブルラーダ、パンプロナ、ハビエル、サングエサ


今回、初めてご連絡を頂いたRyoさんとFumiさん。

20日間弱のスペイン個人旅行の一部として徒歩巡礼を組み込まれたいとのご相談を頂き、マドリッドを拠点とした、 サンティアゴ巡礼 第1部の旅とアンダルシアの旅実現の御手伝いをさせて頂きました。

ここではその時の巡礼部分の紹介をさせて頂きます。


・・・帰国された後、嬉しいお便りを頂いています・・・


*古村さま

  旅行中はお世話になりました。25日に無事日本に帰りつきました。
  今日ぐらいから、スペインで溜まった疲れが取れてきた気がします。歳ですね。
  今回の旅は私たち二人の中で、忘れられない思い出になりました。
  それはスペインだったからだけでなく、古村さんご夫妻や佐々木さんから、沢山のお話を聞けたからだと思います。
  本当に中身の濃い、面白い話を聞けました。ありがとうございました。
  スペイン巡礼のおかげで後一年くらいは穏やかに暮らせそうです。
  本当にありがとうございました。
                                                       By Fumiさん
                            


こちらこそ、楽しい時間、そして楽しいお酒にご一緒させて頂き、有難う御座いました。
今回、巡礼ではお天気に恵まれませんでしたが、それも巡礼、、、
次回は、きっと青空に恵まれるでしょう(^^)
また近い将来、スペインでお会い出来るのを楽しみにしています!

こんな旅をしてみたいと言う方がおられましたら、いつでも文化部の方へご相談下さい。


☆4月8日

朝8時40分着の便でマドリッドにご到着となり、送迎車にてホテルへとお越し頂きました。

ホテル、チェックインのあと、日中はご自由にお過ごし頂き、夕刻、近所のバルへご一緒させて 頂きました。

が、カメラは持って行かなかったため、この日の写真はありません(^^;

マドリッド泊


☆4月9日〜14日

いよいよ巡礼路へ向けて出発です。

ホテルでの朝食のあと、10時半頃、スタッフ佐々木と一緒にホテルを出発し、国鉄アトーチャ駅へ。


11時35分発の列車でパンプロナへと向かいました。


14時40分、パンプロナに到着。


そこから予約してあったタクシーを利用して巡礼第1部の開始地点であるロンセスバジェスへ。


タクシーでの道中、この日に宿泊する予定の村を通過するため、宿に荷物を預けて、身軽な恰好で 出発地点へと向かいました。


歩き始めるのはロンセスバジェスからの予定でしたが、一旦、ロンセスバジェスを通り過ぎて ローランの碑があるイバニェタ峠へ。




ピレネーの反対側に広がるフランスを見下ろしてから 再び、ロンセスバジェスまで戻り、そこから徒歩巡礼開始となりました。


ロンセスバジェスの教会に入り、サンティアゴの御像に旅の安全をお願いしてから出発です。


たまに青空が顔を覗かせる程度のあいにくのお天気でしたが、緑の多いこの地方、

少し、雨でぬれている方が綺麗ですね(^^)



マドリッドからの移動日でもある徒歩巡礼初日は、11キロちょっとの 徒歩距離として組んであります。


特にきつい上り下りもありませんから、良いウォーミングアップになったのではないでしょうか。



ロンセスバジェスを出たあと、、、、




ブルゲテ




エスピナルを経て




今日の宿泊地、ビスカレタに到着です。




以降、道中の様子をご紹介します。
























この日の夜は、宿で夕食をお取り頂きましたが、写真は無いようですね〜(^^;;




翌10日

宿で軽く朝食を摂ってから出発です。



残念ながら今日もまた雨天のようですね、、、



でも、雨に濡れた緑はやっぱり綺麗ですね〜


乾燥したマドリッドでは滅多に見る事の無い色です。


この日はビスカレタを出発して、、、、


リンソアインを経て


スビーリまで歩きました。


10キロちょっとの徒歩距離ですが、悪路を伴った下り路が多いですから 特に雨で濡れている時は要注意ですね、、、


スビーリに着いて宿にチェックインを済ませ、お昼ご飯となりましたが、この日のメニューは、、、 全ての写真はここにはありませんが、、、


牛タン、セシーナス、生ハム、チストーラ(腸詰の1種)


ひよこ豆の煮込み


モツ煮込みリゾット、、、と言ったところでしょうか。


夜は、バルで軽くつまんで夕食とされたようですね。



翌11日

雨運?!がついてしまったようですね〜(^^; スペインの北部全体が雨模様。

特に、歩いておられた地方では大雨となり、マドリッドに居た私はテレビニュースを見ながら 心配していました。

が、まぁ、同行スタッフから電話が無いのは良い知らせ、、、と言うことで、現場の判断は スタッフに一任してありました。


この日は、スビーリを出発して、、、


ララソアーニャを経て



アケレタに到着です。


ララソアーニャの石橋の写真(右列)を見ると、普段は浅い川なのに随分と水量が増していますね、、、


道中、昼食を摂れなかったので、宿に着いて軽食を出してもらいました。



この日は、洗濯をしたりするための時間が取ってありました。



夕刻はのんびりお過ごし頂いて、夜は宿の食堂で夕食となりました。



夜、召し上がったのは、、、


牛ステーキ



鱈の煮込み



牛の煮込み



そしてデザートが



パンナ・コッタ



チーズ




チョコレートケーキのアイス添え、、、でしょうか。



これにて3日連続で雨天に見舞われ、明日には晴れてくれれば良かったのですが、、、




翌12 日

宿で朝食を摂ってから出発です。


てるてる坊主を作った(嘘!?)にもかかわらず、引き続き、雨でした。


雨にも負けず、宿を出て歩き始めましたが、しばらく行くと、、、唖然!

前方に伸びているはずの路がありません(^^;

川が氾濫して付近一帯が川のようになっていました。


ここを進むのは危険との判断で、一旦、後退、、、山道ではなく、車用の地方道まで戻り、 そこから、車用の標識に従いつつ、パンプロナ方面へ歩く事にされたようです。


左列の写真を見ると、車道はなんとか浸水を逃れていたようですが、道路のすぐ横まで まるで川と化していますね、、、


本当に無事で良かったです。



歩く巡礼路を避け、県道沿いを歩き、ようやくパンプロナへと到着です。





写真を見ると、パンプロナでは雨が止んでいたようですね(^^)





パンプロナ市内に入り、宿へ向かう道中、リュックを背負ったまま町散策の開始となりました。



以下、その様子を何枚か。












市内中心まで来て、宿にチェックイン。




このあたりで、どこかできっと昼食を摂られたのだと思いますが、写真は無いようですね〜


或は、雨の中を歩き続けたあと、とにかく宿で熱いシャワーを浴びてそのまま休憩となったのかもしれませんね



宿で少し休憩されたあと、夕刻、リュックから解放されて町散策&夕食へ出発となりました。




この日に召し上がったのは、、、



パエージャ



そしてホワイトアスパラガス



サングリアで、無事パンプロナへの到着を祝う乾杯となったようですね(^^)


翌13日

お天気は引き続き雨模様、、、、


朝食を摂ったあと、タクシーをチャーターしてサングエサ、ハビエル遠足へ出かけました。


サングエサを少し見学したあと、ハビエルへ。


ハビエル(ザビエル)は、日本にキリスト教を伝えたとされるカトリックの聖人です。


彼の生家、ハビエル城へとやって来ました。



まずは、ハビエル城のすぐ横にある教区教会を見学。



数年前まで、ここは女子修道院として、シスターが生活されていましたが、高齢となられ 介護が必要となったため、引っ越されました。


今は誰もおらず、礼拝堂部分のみ、教区教会として使われています。


教会の中には、ハビエル(ザビエル)が生まれた時に洗礼を受けた、古い石造りの洗礼台が ありましたね。





教区教会の見学を終えたあと、ハビエル城を見学です。



以下、ハビエル城内の様子を何枚か。





















最後にハビエル家のイエス像にお祈りをしてハビエル城の見学を終了。



続いて、その横に増築された部分、バシリカを見学しました。



ハビエル(ザビエル)の里の見学を終えたあと、近くにあるホテルでコーヒータイム、、、

タクシーのドライバーも一緒に何やら食べてますね〜


この運転手さん、きっとよくしゃべったでしょう?(笑)

彼とはもう随分と古い付き合いです。



再びタクシーに乗り込み、ルンビエルの落ちた石橋などをご覧いただきつつ、パンプロナへ 戻りました。


13時前にパンプロナに帰着されたようです。


ちょうどお昼の時間となったところで、この日、召し上がったのが、、、、



グリーンピースのクリームスープ



ローストポーク



牛肉の肉団子



更に、しっかりデザートまで頂かれたようですね(^^)




昼食を終えたあと、そのままパンプロナの見学開始です。



まずは大聖堂へと向かいました。



以下、大聖堂内の様子を何枚か。













大聖堂見学を終えたあと、ぶらぶらとお散歩しつつ宿へ戻って、少し休憩です。



午後になって、ようやく明るい青空がみえてきましたね〜



夜になって、バル街へ出発。




生ハムなどをつまみに乾杯! 

きっと、ヘミングウェイの話などで盛り上がったのでしょう。


これにて今回の徒歩巡礼第1部の最後の夜が終了、、、明日はマドリッドへ戻ります。



翌14日

帰る日になって快晴ですね〜(^^;

せめて、たとえ2日でも早くお天気が回復してくれれば良かったのですが、、、、


朝9時発の列車に乗ってマドリッドへ。


12時20分ごろマドリッドのアトーチャ駅に到着です。


宿へ向かう前に、アトーチャ駅傍のバル・レストランへ入って昼食を摂りました。


メニューは、、、


前菜にトロツナと赤ピーマン、トマトのサラダ


メインがリゾットですね〜


ワインで乾杯し、食後にはお店がサービスしてくれたオルホで乾杯!


そして無事、スタート地点、、マドリッドのホテルへと戻って来ましたね〜

お疲れさまでした!

マドリッド泊


☆4月15日、16日 マドリッド滞在

マドリッドでゆっくりとお過ごし頂き、巡礼の疲れが取れたところで、、、

☆4月17日〜22日 アンダルシアへお二人での自由旅行

ホテルの予約、鉄道チケット、アルハンブラ入場券など、一部、御手伝いさせて頂きました。

☆4月23日 アンダルシアからマドリッドに戻られて1泊

翌日には、日本へ帰国されるので、この日が最終日、、、

一緒にバルへ出動して、再会を願っての乾杯となりました。

マドリッド泊


☆4月24日 ご帰国

機内泊


企画・主催: SNJ日西文化協会

同行案内、撮影: 佐々木郁夫

報告: マドリッドのくま、こと、古村周三



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