マドリッドのくまさんと行くスペイン自由旅行 第六弾
主な訪問地
(お越し頂けなかったNorikoさん、きっとまた次回、お会い出来るのを楽しみにしていますね!)
(せっかくお問い合わせを頂いたのに今回はそのコースの内容上、ご参加頂けなかった車椅子ユーザーの皆さんもきっとまたの機会に!)
ご参加いただいたのは、2017年7月に行われた特別企画第5弾にもご参加いただいたAtsumiさん、
2017年6月に徒歩巡礼プログラム第3部にご参加頂いたYusukeさん、
今回もお天気に恵まれ(暑い日もありましたが)、景色も綺麗でしたね〜 また近い将来、マドリッドでお会い出来るのを楽しみにしています。 それまで、皆、それぞれに健康に気をつけて、また全員が元気で再会出来ますように!
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☆7月7日
旅の報告はマドリッドを出発した7月7日からの内容とさせて頂きますが、Yukikoさんは6月25日から協会宿舎MHに
1カ月プランとしてご滞在で、Yusukeさんは7月4日に、Atusmiさんは7月6日からマドリッド入りされました。
この日は、フライト時間に合わせて少し早い出発となりました。
朝6時半頃、出発して国鉄近郊線列車を利用してマドリッドの空港へ。
空港に着いてから軽く朝食を摂ったあと、9時発の国内線フライトを利用してガリシアのビゴへ。
10時15分、ビゴの空港に到着したところで予約してあったレンタカーをピックアップして気ままな旅の始まりです。
まず向かったのが、歴史文化遺産指定を受ける街、リバダビア。
今回、この報告ページではリバダビアの写真から始めるとします。
ビゴの空港から70キロ弱走ってリバダビアに到着。
少しでも車上荒らしの被害の可能性を減らすため、出来るだけ警察署の近くに路上駐車して町散策の開始となりました。
ビゴを出発する頃は少し曇っていましたが、リバダビアに着く頃には青空が広がり始め、あっという間に晴天となりました(^^)
石畳が続く旧市街をお散歩しつつお昼ご飯を食べるところを探しました。
簡単につまむだけなら何軒がお店がありましたが、普通にランチを取れるような店になかなか出会えずにいると、
あるバルのスタッフが、レストランを紹介してくれました。 そのバルと同じ経営のお店だったようです。
教えてもらったお店に入ってテーブルにつき、今回の旅、最初のお食事の始まりです。
この時、注文したのが、、、、
キノコと卵の料理
小烏賊の鉄板焼き ポテト添え そして小鯵のフリッター
これらをYusukeさん、Atsumiさん、そして我々二人の計4人で分けて頂きました。
Yukikoさんは、体調管理のため、日常生活の中でもいつも昼食を抜くようにされていたので、今回の旅行中も
朝食と夕食だけご一緒されることとなりました。
この日のお昼はどれも美味しく頂きましたが、印象に残ったのが鯵のフリッター、、、、小型サイズとは言え、
鯵は骨もゼイゴも硬いものですが、丸ごと全部食べられるぐらい、上手に揚げてありましたね〜
いろいろな種類の食後酒をサービスで出してくれましたが、ドライバーを務める私はその日の運転を
終えるまではノンアルコールビールで我慢です(^^;;
我々が食事を摂っている間、村散策をされていたYukikoさんと合流し、市役所の前で記念撮影。
その後、再び車に乗り込んでオレンセへと向かいました。
オレンセまでは30キロ程度の道のりです。
オレンセに着いて、旧国鉄駅の駐車場に車を置いて徒歩散策を開始。
ここに立ち寄った目的は大聖堂見学、、、私もまだ一度も入ったことが無かったのです。
ここでは正面から見た外観の写真を1枚、そして内部の写真を3枚だけ紹介しますが、
なかなか見応えのある大聖堂でした(^^)
他にも内部の写真を沢山撮っていますが、ここではとても紹介し切れません。
参加者の皆さんには後日、全ての写真を旅の写真ビデオに編集してお届けしますので今しばらくお待ちください。
大聖堂見学を終えたあと、近くのバルで休憩しようと思いましたが、間もなく閉店、、、との事だったので
トイレだけを使わせてもらいました。
このあたりのバルは、不思議な事に、昼食の時間帯が終わると、どこもバタバタと閉め始めました。
他の街では見かけない光景を目にした、、、そんな感じでした(^^;
それでもお手洗いだけは使わせてもらえたので、安心して町散策を続行(笑)
ローマ時代の浴場跡を見学。 結構熱いお湯が出ていましたね〜
午後になってどんどん気温が上がり始め、とっても暑くなって来たので散策を切り上げ、車へと戻りました。
でもって、駐車場料金を払おうとすると、、、、どこを見渡してもオフィスらしきものも無ければ、料金精算用の機械も
ありません。 通りかかった地元の人に、どこで支払うのかと尋ねると、、、「いいんじゃない、、、そのまま出ちゃえば」(^^;
と言うことで、払いたくても払えないので、そのまま出発。 宿泊予定の村、アジャリスへと向かいました。
オレンセからアジャリスまでは約22キロの道のりです。
宿に着いて車を止めたら、今日の運転終了!
チェックインをして、夕刻少し涼しくなるまでお疲れの方はお部屋で休憩いただいて、我々二人とYusukeさんは
喉を潤しに出かけました。
川沿いのバルのテラス席についてビールを注文。
心地よい風に吹かれつつ、冷たいビールで乾杯!
運転を終えたあとのビールはまた格別ですね〜(笑)
ビールを頂いたあと、宿に戻って少しお昼寝タイムとしました。
夕刻になり、暑さが引き始めてから皆で村散策へ出発。
まずは昔、城があった高台へと登ってみました。
上からの眺めを楽しんだあと、再び村の中心部へ降りて小さなロマニコ教会に入ると
たまたま、恐らく演奏会のリハーサルに遭遇、、、
石造りの教会独特の音響効果の中、しばらく生演奏を楽しませて頂きました(^^)
小さな村ですが、その中をぐるぐると歩き回り、散策を楽しむと同時に夕食を摂るお店を物色。
結局、ロマニコ教会前の広場にテラスを出していたお店の一つに落ち着く事となりました。
この時注文したのが、、、
ガリシア風蛸料理
そして海産物リゾット
リゾットは多分、2人前か3人前を5人で分けたと思いますが、充分すぎるボリュームでしたね(笑)
こんなに食べられるのか、、、と最初はびっくりしたリゾットでしたが、見事に完食(^^)
食事が終わる頃には、陽が暮れて、空が真っ青に染まる 「夜の青空」 の時間帯に突入しました。
「夜の青空」の時間帯から、真っ黒な夜空に変わって行く様を楽しみながら食後のお散歩をしつつ宿へ。
これにて気ままな旅の初日が終了です。
アジャリス(Allariz)泊 |
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☆7月8日
宿での朝食です。
宿は、かつて皮なめし工場として使われていた建物であるため、その時代のものが
少し、保存されています。
右側の写真にある石臼のようなものは、樫やナラの木の皮を粉々に砕く装置です。
そしてその粉を使って表皮の持つ成分、、主にタンニンでしょうか、、、を使って
なめし作業が行われるのが左の写真に見られる小さなバスタブのようなものが升目状に並ぶスペースです。
皆で朝食を摂ったあと、11時頃の出発まで、それぞれにのんびりと過ごしました。
我々二人とYusukeさんは宿の裏を流れる川沿いの散歩道へ。
朝の内、空は白っぽく見えましたが、あっという間に快晴へと変わって行きました。
出発時間となり、宿のオーナーと別れを告げ、今日もレンタカーを使った気ままな旅の始まりです。
まずはお昼から見学可能となるサンタ・クララ修道院付属の美術館へ。
小さな美術館でしたが、結構、見るべきものがありました。
特に印象深かったのが、ここに写真のある、観音開きのような形で掘られた象牙の聖母子像。
内部の細かい彫刻、、、凄かったですね〜
細部の写真も何枚も撮っていますから、旅の写真ビデオに収録しておきますね。
美術館の見学終了後、アジャリスの街を後にしました。
この日の宿泊予定地、パラーダ・デ・シルを目指して走りますが、道中、いろいろと寄り道をしながらの
気ままな旅です。
小さな村の教会に立ち寄ってみると、ちょうどミサが終わろうとしているところでした。
どこかでお昼を食べなければ、、、と思いつつ、ある村の中を通過しつつ良さそうな店を探していると
突然、目の前に、出張蛸屋さんが出現!(笑)
これはガリシアではよく目にする光景ですが、露天商のような形で、蛸屋さんが現れ、別のカフェ・バルなどの傍で
営業を始めるのです。
つまり、店も持っていなければトイレもなくテーブルも椅子も無い訳ですが、別のカフェ・バルの横で蛸料理だけを
売り始め、これに人が集まって来ます。
すると、蛸を買った人々は、傍にあるカフェ・バルが出しているテラス席に蛸を持って座り、飲み物はそのテラス席の
オーナーであるカフェ・バルに注文します。
勿論、そのお店では食べ物は出していない訳で、出張蛸屋さんが来たからと言って、営業妨害となる訳ではなく、
逆に、そのおかげで客が集まり、飲み物の売り上げが上がる、、、と言った仕組みです。
蛸屋さんは、カフェ・バルのおかげで、テーブル席、トイレなどを使わせてもらう事が出来、持ちつ持たれつと言った
ところでしょうか(笑)
と言うことで、この日の昼食は、迷わず、この蛸をつまむことにしました(笑)
車を駐車出来るところを探し、テラス席をなんとか確保。
昼食を摂られないYukikoさんには、また少し待っていていただいて、我々はガリシア名物、出張蛸屋の蛸を
楽しみました(^^)
昼食後、再び車に乗り込んで気ままな旅の続きです。
最初は、出来るだけ山の中の地方道を選んでドライブを楽しむつもりでしたが、途中で山から流れてくる水で
道が遮断されていて、通行不可となっているところに遭遇(^^;
仕方なく、予定を変更して、地方道ではありますがより主要な道路を取る事にしました。
宿へ向かう前に寄り道したのがサンタ・クリスティーナ・デ・リバス・デ・シル修道院
(Mosteiro igrexa de Sta.Cristina de Ribas de Sil)。
シル川流域の山の中にひっそりと佇む修道院跡で、その起源は9世紀にさかのぼります。
現在見ることが出来る建物は12世紀にベネディクト会修道院となってからのものですが、
この山奥までやってくるだけの価値がある貴重な歴史モニュメントですね〜
以下、このロマニコ(ロマネスク)建築美の写真を何枚か。
サンタ・クリスティーナ・デ・リバス・デ・シル修道院跡の見学を終えたあと、
再び車に乗り込み、細い山道を走って「マドリッドのバルコニー」と呼ばれる
シル渓谷を見下ろす展望台の一つへと向かいました。
車を止めたあと、真昼の暑さの中、少し歩かなければなりませんでしたが、
その価値のある展望を楽しむことが出来ました。
展望台から眼下を流れる川を見下ろすと、ちょうど遊覧船が通るのが見えました。
明日は、あの船に乗る予定です(^^)
マドリッドのバルコニーからの景色を楽しんだあと、再び車に乗り込んで
この日の宿泊予定地、パラーダ・デ・シルへ。
宿に着いてチェックインを済ませ、暑い時間帯はお部屋で休憩です。
とは言え、Yusukeさんと我々二人は、多分、休憩前に冷たいビールを1杯、、、
いや、きっと2杯ぐらい飲みに行ったのでは無かったでしょうか(笑)
夕刻、少し皆で村のお散歩を楽しんだあと、バルのテラスで夕食となりました。
この時食べたのが、、、
パタタス・ブラーバス
チーズと野菜サラダ
何かを包んで揚げたもの、、、がありますね〜(^^; そして小型のホタテ貝のような貝ですが、サンブリーニャスと言います
これらを5人で分けてつまんで夕食としました。
パラーダ・デ・シル(Parada de Sil)泊 |
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☆7月9日
今日も良いお天気です!
宿の傍にあるカフェで朝食を摂ったあと、今日もレンタカーを使った気ままな旅に出発です。
まずは、シル渓谷に点在する展望台を更に何か所か巡ってみることにしました。
快晴の中、出発しましたが、、、、なんと渓谷には霧が立ち込めていて、高台にいる我々にとっては
快晴なのですが、山と山の谷合は霧で真っ白、、、何も見えませんでした(^^;
大雲海のような景色をバックに記念撮影をして、次ぎの展望台へ。
更に2か所ばかり展望台を周る内に、徐々に霧が晴れて行ききました。
展望台を数か所、巡ったあと、シル川の遊覧船乗り場に到着です。
船が出る時間に少しゆとりをもって到着。
出発する頃には沢山の人が集まって来ました。
大勢いた客の中から、我々を一番先に船に乗せてくれましたね(^^)
日本人ツーリストをこの辺りに連れて来るに先立っての視察だ、、、という事を先方に
伝えてあったので、何やら小物をプレゼントしてくれたり、先に乗せてくれたり、少しだけ
気を使ってくれたようです。
あれ以来、まだ足を運んでいないのですが、再訪の機会を作らなければいけませんね、、、(^^;
一番に乗っけてもらったので、張り切って見渡しの良い2階席に座りましたが、直射日光があたる
2階席は暑かったですね(^^;
しばらく暑さを我慢して景色を楽しみましたが、その内、階下のエアコンが効いた席へと移る事に
なりました。
崖に挟まれた細い谷間を行く遊覧船に1時間ばかりゆられて、元の場所へと戻って来ました。
片道30分ぐらいの道のりを行って、また戻って来る感じでしょうか。
船着き場に戻るとちょうどお昼時となったので、そこにあるバルで軽く昼食を済ませる事にしました。
飲み物をとると、タパスとして豚の耳を出してくれたので、あとガリシア風パイを少し注文して
昼食は終了です。
霧も完全に晴れ、最高のお天気となったので、この日のホテルへ向かう前に、もう1か所、
展望台へ行ってみる事にしました。
車を止めて、少し歩けば展望台、、、のはずだったのですが、歩けど歩けど、それらしき場所には
辿り着けません(^^;
どんどん山道を降りて行く事となってしまい、展望台へ行くのにこんなに下るはずは無い、、と、
路を間違ったことを確信したころ、目の前にど〜んと現れた石造りの大きな建物、、、
なんと、幸いなことに、それが今夜宿泊予定のパラドールでした(笑)
あれだけ降りて来た山道をもう一度、歩いて戻らなければならないとなると、さて、皆さん、
体力がもつかな、、、と心配だったのですが、偶然にも宿泊予定のホテルにたどり着いたので
そのままホテルへ、、、、
と、このように書けば、めでたしめでたし、、、のように思えますが、そう旨くは行きませんよね〜(^^;
何せ、歩き始めた場所に車を置いてきたのですから(^^;;
結局、女性陣だけそのままホテルに入り、休憩してもらって、運転手の私は、何かトラブルが
あった時のためにYusukeさんにも付いて来てもらって、降りて来た山道を再び登り、
車のある場所まで戻る事となりました。 普段から運動不足なのもあって、登りでは心臓が
パクパク、、、いや〜きつかったです(^^;
Yusukeさん、お付き合い、有難う御座いました。 やはり山道は一人だと不安ですからね(^^;;
車まで無事行きつき、車が通れる路からパラドールまで辿り着いてチェックイン。
午後は修道院跡を使ったこのパラドール内の見学などをしてのんびりと過ごしました。
夜になって、、、と言っても、真夏のスペインは日が落ちるのが遅いため、まだまだ明るいのですが、
パラドールのレストランで夕食となりました。
テーブルにつくと、サービスのオードブルとして一口サイズのグラスに出て来たのが、、、
そして、それぞれいろいろなものを注文しましたが、、、、
今となっては、写真を見ても、その内容が思い出せません(^^;;
リゾットのようなもの
何かのお魚のソテーのようなもの
これはきっと、蛸入りリゾット
そして何かのお肉料理の上に野菜が乗っかってるのもありますね(^^;
皆さん、どんなお料理だったか、覚えておられますでしょうか?
更に、何種類かのデザートを楽しんで夕食が終了となったようです。
夕食が終わる頃、空が青く見える「夜の青空」の時間帯となっていたので、ライトアップされた
パラドールの夜景、そして星空を見に外へ出ました。
この小さなサイズの写真ではよく判りませんが、ライトアップの照明が明るいにも関わらず、
満天の星空を楽しむことが出来ましたね(^^)
これにてノゲイラ・デ・ラムインにあるサント・エステボのパラドールでの1日目が終了です。
今回はここに2連泊。
ここを拠点にして明日も周囲の散策を楽しみます。
ノゲイラ・デ・ラムイン(Nogueira de Ramuin)泊 |
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☆7月10日
今日も青空です(^^)
まずはパラドールのレストランで朝食。
この日は、一日、のんびり過ごせばよい、体調を整えるための予備日となっていましたが、
元気な方は我々と一緒にレンタカーで約20キロ離れた村まで行き、そこを拠点に
約9キロのハイキングを楽しみ、その道中、古い修道院跡を見学する予定となっていました。
日本出発前から少し体調を崩されていたAtsumiさん、そしてちょっとお疲れ気味のYukikoさんは
それぞれパラドールでの滞在をのんびりお楽しみ頂き、我々とYusukeさんの3名でハイキングへ出発と
なりました。
Yusukeさんは、前年度にも徒歩巡礼プログラムにご参加頂いているので、山歩きは慣れたものですね(^^)
巡礼では、リュックを持って歩きましたが、今回は、カメラだけ、、、ほぼ手ぶらでのハイキングです。
お天気も良く、綺麗な景色、綺麗な空気に癒されながら山歩きを楽しみました。
真夏だけあって、流石に日向が続くとそれなりに暑かったですが、日蔭は快適でしたね(^^)
しばらく歩いて、そろそろ修道院跡があるかな、、、と思った頃、前方からスペイン人女性が二人やって来るのと
出会いました。
挨拶をすると、「修道院はもうすぐ先か?」 と尋ねられました。
それはこちらが訊きたい事だったのですけどね〜(^^;;;
我々が進む方向に修道院跡があるはずで、彼女らはどんどん遠ざかっているのです。
彼女達は車で修道院跡のすぐ横にある駐車場まで来たとのこと、、、どうやら車を降りたあと
すぐ傍の修道院へ行くのに、間違って逆方向へ歩き始めたようです。
我々と出会ってなければ、まだ更に先まで行ってしまっていたかもしれません(笑)
そのあと少し歩くと無事、目指すサン・ペドロ・デ・ロカス修道院に到着。
石造りの苔むす古い古い修道院跡です。
一日にいったい何人の人々がここを訪れるのか、、、、
山中にひっそりと佇むこの歴史モニュメント、、、現在、残っている部分の多くは9世紀の
ものですが、その起源は6世紀にまで遡るようです。
大規模で荘厳なゴティコ(ゴシック)の教会や修道院建築、コンクリートを固め、近代技術を駆使して
観光用に作り上げたガウディの造形美もいいですが、私はこの人知れず長い長い年月の間、
山中に眠り続けている、人類文化と自然とか一体化したような「前ロマニコ」の建築美を見るのが好きですね〜
ここには、我々のように山中を歩いてやって来た人々が休憩出来るように、お手洗い、飲み物の
自動販売機などを備えた資料館がありました。
スタッフの方も親切で、その土地の歴史や文化を学びつつ、よい休憩が出来ました(^^)
休憩と修道院跡の見学を終えたあと、ハイキングの続行です。
長く続いた森が終わり、だんだんと景色が開けて来ました。
広々とした眺めは良かったですが、こうなると日蔭が無くなり、後半、結構、暑かったですね(^^;
ぐるっとまわって距離にして約9キロ歩き切ると、最初に車を止めておいた村へと戻って来ました。
村の県道沿いにあったカフェ・バルで冷たいものを飲んで喉を潤したあと、車に乗り込んで
昼食を摂るレストランを探しました。
山歩きのあとの食事は美味しいですね(^^)
この時食べたのは、、、
マッシュルームと生ハムの入ったスクランブルエッグ
サラダ
そしてメインが、、、
骨付き豚肉
牛ステーキ
メルルーサのフライでしょうか
食事を終え、パラドールへの帰り道で、一か所、寄り道をすることにしました。
昨日、路を間違い、行きつけなかった展望台に再挑戦です(笑)
予めパラドールでも情報をもらっておいたので、今回は無事、行きつく事が出来ました(^^)
眼下にレンガ色の屋根のパラドールが見え、更にそのバックには先日、遊覧船に乗ったシル川が
流れる渓谷を見渡すことが出来ました。
なかなかの絶景でしたね(^^)
今回、これをご覧頂けなかったAtsumiさん、Yukikoさん、、、、ちょっと残念でした(^^;;
展望台からの絶景を堪能したあとパラドールへ。
これにて今日の一日遠足が無事終了です(^^)
パラドールで1日、のんびり過ごされたお二人と合流して今夜も夕食はパラドールのレストランで
頂く事にしました。
テーブルにつくと、サービスでガリシア風パイが出てきました。
この日、頼んだワインは地酒、リベイラ・サクラの赤ワイン。
渓谷に見られる急勾配の小規模なブドウ畑で採れるブドウを使ったワインで、品種はメンシアが主流の
ワインです。
少量しか生産できないこともあって、安くはありませんが、美味しいワインです(^^)
前日に続いて、この日の夕食も、何を食べたのかあまり記憶がありません(^^;
写真もピンボケ、手ぶれが多いのですよね、、、、酔っぱらっていたのでしょうか(^^;;
まぁ、昼間、車の運転をしていて飲酒が出来ない分、夜は楽しませてもらいました(笑)
パラドールのレストランでの夕食、そしてリベイラ・サクラのワインを楽しんだあと、
今夜もまた、夜景と星空を観に少し外のお散歩へ。
この夜もまた、綺麗な星空を楽しむことが出来ました(^^)
これにて、サント・エステボのパラドール、2泊目が終了。
明日はまた、更にマニアックな宿へ向かいます(笑)
ノゲイラ・デ・ラムイン(Nogueira de Ramuin)泊 |
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☆7月11日
少し雲が広がり始めました。
パラドールで朝食を摂った後、今日もまたレンタカーを使った気ままな旅の始まりです。
まず向かったのがミーニョ川を見下ろすカボ・ド・ムンド展望台。
山の中まで車で入り、少し歩いて辿り着いた展望台でしたが、夏場、沢山の木が生い茂り、
ミーニョ川の景色はほとんど見えませんでした(^^;
再び車に乗り込んで次に向かったのが、ミーニョ川の遊覧船乗り場。
先日、乗ったシル川の遊覧船では、切り立った崖や急勾配の山々に挟まれた細い渓谷の
景色を楽しみましたが、ここ、ミーニョ川の遊覧船では、もっと幅広い川と開けた景色を楽しむことと
なりました。
曇天になると、船に乗っている間、結構、寒くなります。
よって、皆の服装も真夏の服装では無いのが判りますね。
船から岸辺を見ると、リベイラ・サクラのワインの原料となるブドウ畑、そして栗やナラ、樫の木などが
沢山見られました。
栗は花が満開でしたね、、、緑色に見える木々がほとんどなのに、その中で黄色っぽく見える木々が
沢山集まって見えるところがあるのですが、それが栗の花のようです。
左列の写真で、アカトビとコウノトリの写真の間にある写真に栗の木と思われる
ものが沢山写っています。
のんびりとした遊覧船でしたが、退屈そうな船長さん、、、乗客の中にいた小さな男の子に
船の舵を握らせ、しばらく操縦させていました(^^;
たまに船がどちらかの岸辺へ接近しすぎると、船長さんが舵をまわして船首の向きを修正(笑)
1時間ぐらいの舟遊びを終え、再び車に乗り込んで近くの村に立ち寄って昼食です。
獅子唐
ロシアンサラダなどを食べたようですね〜
昼食後、村はずれにある修道院へ行ってみましたが、残念ながら見学可能な時間帯では無く、
入れませんでした。
そのあと、再び車に乗り込み、この日の宿へと向かいました。
この日はこのあたり、リベイラ・サクラに残る有名なロマニコ建築の一つ、サント・エステボ・デ・リバス・デ・ミーニョ修道院跡の
すぐ傍にある田舎風宿に宿泊です。
宿に到着すると、オランダ人の奥さんとイギリス人の御主人が出迎えてくれました。
過去にここを訪れた日本人は、フランス人だったかと一緒にやって来た男性が一人だけで、
我々が2番乗り、、、全体を貸切で使った日本人グループは我々が始めてだったようです。
まぁ、、、ここまで来るもの好き?!は、そうはいませんよね〜(笑)
チェックインを済ませて少し休憩したら、早速、すぐ横にある修道院跡を見学しました。
予め、このあたりの管轄の村役場と連絡をとり、普段は閉まっているこの歴史モニュメントの見学許可を
とってありました。
待ち合わせした時間に、近所の集落に住む女性が来てくれて中を見せてくれました。
ここもまた、素晴らしいガリシアのロマニコ建築の一つです。
以下、内部の様子を何枚か。
中を案内してくれた近所の住民、カルミ―ニャさんは、子供のころからこの教会に通っていたそうです。
もともと修道院があったところですが、修道院としての形が無くなったあとも、教会部分だけは現役の
教区教会として使われいたようです。
見学を終えたあと、最後にカルミーニャさんと一緒に記念撮影をしてお別れしました。
後日談ですが、この時一緒に撮った写真を、彼女の息子さんのメールアドレスへ送りました。
息子さんが彼女に写真を見せると、とっても喜んでくれたそうです(^^)
彼女と別れたあと、宿のお庭に置かれた木のテーブルとイスを使ってのんびり1杯(^^)
昼間、運転中は我慢したビールをここで1杯、、、いや確か、お代りしましたね〜(笑)
相変わらず、飲むのは我々とYusukeさんの3名だけですが(笑)
自然に囲まれ、静かな環境での冷たいビール、、、い〜ひと時でした(^^)
夜になって、今夜はこの宿でオランダ人のイレネさんの手料理を頂きます。
ダンナのイアンさんも、頑張って御手伝いしていました。
何を食べたかと言えば、、、
サラダ、そして
メインが低温調理した豚肉だったように思います。 デザートはフルーツポンチみたいなものだったでしょうか。
使い慣れない英語が共通の言語となっての楽しい夕食でしたね(^^)
サント・エステボ・デ・リバス・デ・ミーニョ(Sto Estevo de Ribas de Mino)泊 |
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☆7月12日
いよいよ最終日となりました。
まずは宿での朝食からスタート。
自家製マーマレード、トーストパン、それから、、、フレンチトーストもありましたね。
朝からまた慣れない英語での会話でした(^^;
日本からお越しの皆さんは、我々より英語での会話が楽だったようですが(笑)
食事を終え、チェックアウトを済ませ、最後に宿の前で皆で記念撮影!
イレネとイアンに別れを告げ、レンタカーに乗り込んでビゴの空港へと向かいました。
が、、、道中、車の中で、誰やらのポッケから宿の鍵が、、、、(^^;
ビゴの空港にあるレンタカーのチェックインカウンターのスタッフにお願いして、そこで鍵を預かってもらい、
あとで、イレネとイアンが自家用車で鍵を受け取りに来てくれることとなり、なんとか解決(笑)
このあと、Yukikoさんは更に2週間、Yusukeさんは3日間、Atsumiさんは1泊、マドリッドに滞在して
帰国となりました。
右列一番下の写真は、Atsumiさんが帰国されたあと、MHのダイニングで
お寿司パーティーをやった時の写真ですね〜
寿司ネタは、、、この時の掲示板書き込み記録によると、天然本マグロ、カサゴ、鯵、そして烏賊の
4種盛りだったようです。
Yusukeさんが日本から運んでくださった米、きぬひかりを使って、皆で握った
お寿司は美味しかったですね(^^)
その後、日本へ帰ってから、握り寿司の練習、やってますか〜?(笑)
マドリッド泊
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当協会・文化部の活動についてのお問い合わせ、旅のご相談は下記、文化部のアドレスまでご連絡ください。
通常、ご連絡を頂いたあと、2営業日以内には必ず何らかのお返事を差し上げます。返事が無い場合は、ネット上の
トラブルのため、メールが届かなかった可能性がありますので、再度、ご連絡を頂きますようお願い致します。
また、それでもお返事が届かない場合は、皆様が受信された際、セキュリティーシステムが迷惑メールと誤認して、
迷惑メール用フォルダーに格納した可能性がありますのでそちらをご確認下さい。
それでも、連絡がとれないような場合は、その旨、掲示板を通じてご連絡頂きますようお願い致します。
なお、携帯電話のメール設定が最初から「携帯電話からのメールしか受信しない」という設定になっていることが多いようです。こちらはパソコンから送信しておりますので、携帯電話のメールをご利用になる場合は、パソコンからのメールを受信できるようになっているか再度ご確認ください。
また、こう言った特別企画が発表となった際、メール連絡をご希望される方はその旨、ご連絡下さい。 次回よりご連絡させていただくようにします。
当サイト内の文章や画像の転載はお断りします