スペイン旅行 SNJ日西文化協会・文化部からの活動報告

スペイン手作り旅行

 2019年6月 定期出発巡礼第8部 

主な訪問地 : マドリッド、サリア 〜 サンティアゴ・デ・コンポステーラ


2017年に定期出発 徒歩巡礼プログラム第3部へのご参加頂いたNorikoさん、Yusukeさんのお二人から再びの連絡を頂きました。
今回は同じく徒歩巡礼プログラムの最終部、第8部への御参加をご希望とのこと。
Yusukeさんは、2018年にも特別企画の旅に御参加頂いたので、これで3年連続でお越し頂く事となりました。


・・・終了後、嬉しいお便りを頂いています・・・


*古村さん

この度は大変お世話になりまして誠にありがとうございました。
おかげさまで無事空港に着き、ウィーン行のフライトを待っております。

とても充実したサンティアゴ巡礼とスペイン滞在を無事に終えることができ、
母も私も大変感謝しております。

まゆみさんともお話しできてとても楽しかったです。
どうぞよろしくお伝えくださいませ。

またお目にかかれることを楽しみにしております。

取り急ぎお礼まで。                                            By Yusukeさん
                           


こちらこそ、今回もまた楽しく、そして有意義な時間を共に過ごさせていただき、有難う御座いました!

私も久しぶりに巡礼路を歩きましたが自然の中、人類の歴史に触れながら歩くのはやっぱりいいですね〜

今回、かなり自分の体力の衰えを感じたので、もうちょっと鍛えるよう努力します(^^;

いつかまた、別の部を歩いてみましょう!

こんな旅をしてみたいと言う方がおられましたら、いつでも文化部の方へご相談下さい。


☆6月21日

イベリア航空の直行便を利用して夜、マドリッドに御到着。
空の長旅のあとなのでNorikoさんは ホテルにチェックイン後、お部屋でゆっくりとお休みになりました。
Yusukeさんはお休み前に我々とバルで乾杯となりましたが、この日の写真はありません。

☆6月22日

夕刻まで自由行動でしたが、お昼はMHのダイニングで一緒に昼食となりました。
今回の写真はここからスタートです。

昼食はMH滞在3年になるヴァイオリニストのAnちゃん、滞在1年になるトランぺッターのMちゃん も加えて計6名での賑やかなお食事会となりました。
メニューは天然クロマグロとアボカドのお刺身とイワシ丼。


昼食会のあと一旦、解散して、夕刻18時半ごろに再集合。

この日の夜、AnちゃんやMちゃん達も出演するコンサートがあったので 皆でこれを楽しませてもらうことにしました。

昼間のメンバーにスタッフA氏とその相棒も合流してのお出かけとなりましたが Norikoさんは残念ながらお疲れだったのでホテルでお休みとなりました。

スペイン放送管弦楽団が持つコンサートホールに到着して、開演前に会場前で 今夜のコンサートマスター、Anちゃんと一緒に記念撮影。


会場に入って席につき、久しぶりにオーケストラの生演奏を楽しませて頂きました。


コンマスのAnちゃん、トランぺットのMちゃん、、、MHが誇るアーティストの 舞台での様子を後ろの方からこっそりと写真撮影(^^;

テレビカメラも4台ばかり動いていたので、流石にいつもの一眼レフは目立ちすぎて 使えませんでしたが、コンパクトカメラのズームで撮影、、、これぐらいの 大きさでの掲載なら多少ボケていてもあまり気になりませんね(笑)


楽しい音楽のひと時を過ごしたあと、MHの近所のバルに集まって 今夜のアーティスト達に乾杯。

素敵な音楽をありがとう!


この時、食べたのは、、、


ベジョタの生ハム


サラダ


キノコとアスパラガスの鉄板焼き


コロッケ


チュレトン(牛の骨付きステーキ)


そして、羊、乳飲み子のリブ肉でした。


☆6月23日

この日は予備日として一日、ゆっくりとお過ごし頂いて、 いよいよ明日から巡礼に出発です。


マドリッドに3連泊


☆6月24日〜7月2日

マドリッドを出て、巡礼開始地点へ移動です。

まずは国鉄近郊線列車を利用してチャマルティン駅へ。


ここから長距離列車アルビア特急に乗ってサリアへと向かいました。



この列車は、その時によって、食堂車があったり無かったりするため、 食堂車をアテにしていくと、お昼、何も食べられないと言うことがあります。


よって、念のため、オニギリとビール持参で行きました(笑)


列車に乗り込んでみると、今回の列車には食堂車が付いていました。

持参したオニギリとビールは消費しないといけないので、まずは列車の座席で いただきま〜す!(笑)

そのあと、しばらくしてから食堂車へ行ってビールだけ注文して、 これまた持参のスナック菓子をつまみに乾杯(笑)


6時間ちょっとかけて目的地、サリアに到着しました。


宿のチェックインを済ませ、近所のバルへ夕食に。


この時、つまんだのは、、、


鶏の手羽揚げ


サラダ


そしてトルティージャ



そのあと、もう一軒、バルに入ってワインを飲んでからホテルへ戻りましたが、 この日、すぐ近くでお祭りをやっていると言うので、それをちょっと観に行ってみることにしました。


お祭りと言っても、小さな街のフィエスタですから、仮設のお店が少し並んでいて 小さな仮設舞台で小規模なコンサートをやっているぐらいのものでしたが それはそれでよいお散歩となりました。



以下、その時の写真を何枚か。










お散歩を終え、ホテルに戻って、長い移動日が終了です。


明日からの徒歩巡礼に備えてゆっくり休むとしましょう。



翌25日

お天気にも恵まれて、いよいよ徒歩巡礼開始です。


ホテルで朝食を摂って出発。


今回の第8部では、初日から頑張って歩きます。


この日の徒歩距離はだいたい23キロぐらいでしょうか。


巡礼はタイムを競うマラソンでも無ければ、ただひたすら歩くだけ、、と言うものでも ありません。


9世紀にサンティアゴの御遺体が発見されて以来、多くの国々からカトリックの 信仰を持つ人々がこの路を歩き、その道中、いろいろな足跡を残して行きました。


1200年の間に渡ってそう言った人々が残した足跡を感じ、確認しながら歩きたい ものですね。


何世紀も前に築かれた石橋、何世紀も前に巡礼者のために修復された橋、、、
昔から巡礼者に休む場所を提供して来た民家なども残っています。


また、巡礼者の祈りの場となって来たロマニコ様式の小さな教会群。


門が空いている限り、カトリック信者ではなくとも、これらの歴史遺産はその前を通り過ぎるだけでなく、 また、巡礼のスタンプをもらうだけでなく、じっくりと見学して行きたいものです。


この日は、サリアを出発して


バルバデロ


レンテ


ブレア


フェレイロス


アス・ロサス


ビラチャなどを通って


ポルトマリンを目指しました。



その時の様子を何枚か。




ポルトマリン到着前に昼食をとりましたが、この時食べたのは、、、


つぶしたアボカドをベースにしたグワカモレ、、、これはメキシコ料理です。


ミックスサラダ


ガリシア風スープ


どれも美味しかったですね(^^)


昼食を終えて、今日のゴール地点まであと僅か、、、、徒歩巡礼再開です。


急な坂道を降りると、なみなみと水をたたえた貯水池が見えてきます。


ポルトマリンです。


旱魃時や、放水時期の直後に来ると、ほとんど水が無く、全く違った様相と なるのですが、今回は綺麗な景色を楽しむことが出来ました(^^)









宿に着いて、チェクインを済ませたあと、Yusukeさんと私は近所のバルで 冷たいビールを1杯。





村の教会で巡礼のスタンプをもらい、夕刻のミサが始まる時間まで 宿に戻って一服です。



宿の部屋のバルコニーに出ると貯水池とそれを囲む緑豊かな景色が広がります。





夕のミサの時間に合わせて教会へ。


ミサのあと、そのまま夕食の時間となりました。


この時、食べたのは、、、


海産物スープ


サラダ


ホワイトアスパラガス


メルルーサ


羊肉の煮込み


チキン


そしてデザートまで頂いてますね(^^)


これにて徒歩巡礼の初日が無事終了です。


明日に備えて休むとしましょう。


翌26日

徒歩巡礼2日目に突入です。


宿で朝食を摂って出発。


今日は約24キロ歩きます。





朝もやがかかった人気の少ない静かな村を出る前に教会の前で記念撮影。


お天気にも恵まれ、朝霧のようなものはだんだんと消えて行き、このあと青空が広がり始めます。



この日はポルトマリンを出て


ゴンサル



カストロマイオール



オスピタル・デ・ラ・クルース



ベンタス・デ・ナロン



リゴンデ



アイレクセ



アベノストゥレ



などを経由してパラス・デ・レイを目指しました。





その時の様子を何枚か。















途中、お昼に食べたのは、、、


ガリシア風スープ



マカロニサラダ



サラダ



あとは、、どれもフライドポテトが添えられていますが、恐らくチキン?



下味付き豚肉と目玉焼き



トンステーキ、、、でしょうか。



そしてデザートもしっかり食べてます(笑)




食事を終え、目的地まであとひと頑張りです。


道中、もう一度、休憩を挟んでからこの日のゴールを目指しました。





パラス・デ・レイに着いて、まずは教会に入り、内部見学。


そしてスタンプを頂きました。



宿で一服してから夕刻のミサへ。



ミサのあと、スーパーで買い物をして、Norikoさんはお部屋で軽く夕食。

Yusukeさんと私はバルへ。

豚肉とイカをつまみに一杯(数杯?)飲んで、夕食としました。

お昼にランチメニューを食べると、夜はこれで充分ですね(笑)

これにて徒歩巡礼二日目も無事、終了です。


翌27日

最初の二日間、始まりにしては結構、長距離を歩いたので今日、明日と少し ペースを落とします。


徒歩巡礼3日目となる今日は15キロ歩きます。

ホテルにて朝食を済ませて出発!


今日も良いお天気です(^^)


パラス・デ・レイを出発して、


カサノバ



レボレイロ



フレロスなどを経由して



メリデを目指します。


数回の休憩をはさみ、巡礼路上に残る教会建築は可能な限り全てその内部まで 見学をしながらの、のんびり巡礼です。





馬に乗った巡礼チームもいましたね。





以下、巡礼路の様子を何枚か。





















到着直前の村にある教会には、十字架から片手が落ちた感じで作られた イエス像を見ることが出来ます。


ちょっと珍しいですね。



この日は短めの徒歩距離に設定してあるので、教会建築などの見学をしながら 歩いても、お昼の時間にはゴール地点に辿り着けました。



街に入ったら、宿へ入る前にそのままレストランへ。



この日、食べたのは、、、


ガリシア風蛸料理



たっぷりのサラダ



ガリシア風スープ



これらをガリシアの白ワインと一緒に楽しみました(^^)



そして最後に自家製デザートも(笑)


食事を終えたあと、宿にチェックイン。


シエスタタイムです。



休憩のあと、この日も夕刻のミサへ。



お昼が軽かったので、今夜は3人揃っての夕食となりました。


ミサが終わったあと、宿へ向かって歩きながら何件か食べる所を物色しましたが 特に良さそうなお店も無かったので、宿のレストランで頂く事にしました。


注文したのは、、、


サラダ


エビのアヒージョ


イカリング揚げ


これらをつまみにビールで乾杯(^^)

これにて徒歩巡礼3日目が無事、終了です。


翌28日

今日もまた青空に恵まれての出発です。

宿での朝食を含めてあったので食事を済ませてからの出発となりました。

昨日に続いて今日も短めの距離に設定してあります。


約14キロの道のりです。


のんびりと行きましょう。



この日はメリデを出発して、、、


ボエンテ



カスタニェダ



リバディソ・ダ・バイショなどを経由して



アルスアを目指します。


いつものごとく、歩くだけが目的ではありませんから、巡礼路上に残る 教会建築は可能な限り全て見学して行きます。




この辺りは、ロマニコ建築が沢山残っているところですね。





以下、巡礼路の様子を何枚か。
























道中、休憩を2度ほど挟みつつ、のんびり進みました。













この日も、ちょうどお昼の時間ぐらいに目的地に到着。

宿のチェックインを済ませたら、すぐにレストランへ。

なんとかレストランが混みはじめる前に入れましたが、そのあとどんどんと 混んできて、あっという間に待ち時間が出来てしまいました。

この時、食べたのが、、、

温野菜


スープ


イワシの塩焼き


何かのお肉料理ですね〜
記憶が、、、(^^;


それとチキンでしょうか、、、


ランチメニューだったので、ここでもきっちりデザートまで食べています(笑)


食事のあとはシエスタの時間です。

しっかり運動をし、ビールとワインを頂いたあと、シャワーを浴びて汗を流してから とるシエスタ、、、至福の時ですね〜(笑)

この日、確かお二人の巡礼手帳がスタンプでいっぱいになって来ていたので 新しい手帳を探しに行ったような気がします。

何か所かで尋ねて、たらい回しにされたあと、ようやくゲット(^^;

そしてこの日も夕刻のミサに与りました。

ランチメニューを食べると、夜になってもお腹が空かないので、ミサのあと、 スーパーでビールなど、ちょこっと買い物をしてこの日はおひらきとなりました。

私は宿の傍のベンチに座り、心地よい風に吹かれながら缶ビールを飲み、 それで寝ようかと思いましが、あまりにもまだ時間が早かったので、バルに入って カウンターで更に瓶ビールを2本。

店が出してくれたタパスをつまんでから宿に戻りました。


翌29日

今日も快晴!

この日も宿にて朝食をとってから出発です。

二日ほど歩く距離を短めに設定した日が続いたので、今日はもう少し頑張って 歩きます。

約20キロの道のりです。

前日まで、各々がリュックを背負って歩きましたが、少し疲れが出てきたところで、 今日からNorikoさんだけ、リュックは配送サービスに任せ、身軽な恰好で歩く事に なりました。

現代の巡礼では、そう言ったサービスがありますから、無理をせず、それぞれの 体力や体調に合わせた巡礼をする、、、これが大事ですね。

リュックが無くなったNorikoさん、歩くペースも速くなり、快適に歩けたようですね(^^)

この日は、アルスアを出発して、、、

サルセダ




サンタ・イレネ




ルアなどを経由し


ペドロウゾを目指しました。

最初の休憩中、気がつくと、背中の真後ろ、、、身体に触れそうな至近距離を 牛が通過しているのに気づき、びっくりしましたね(笑)


ペースも早まり、長距離の割には、早く目的地に到着、、、

この日も、昼食時間に到着することが出来ました。

宿のチェックインを済ませ、荷物を置いたら、早速レストランへ。


昼食時間に着けたとは言え、少し遅めの時間だったので、レストランは満席、、、

それでも少し待つとテーブルが一つ空き、食事にありつくことができました。

この時に食べたのは、、、

大量のフライドポテトと一緒に乗っかっているのは
確か、豚肉のセクレトと呼ばれる部位でしたか、、、、


そして何か白身のお魚のフライですね。


そしていつものごとく、デザート。
アイスケーキにちょっとだけウィスキーをかけてくれるようお願いすると ボトルごと置いて行ってくれたような、、、(^^;


食事のあと夕刻のミサに与る予定の教会を少し見に行ってから一旦、宿に戻って シエスタの時間としました。




夕刻になって再び教会へ向けて出発。


道中、同じく教会へ向かうスペイン人の巡礼者2名と一緒に記念撮影。

徒歩巡礼中、追い越したり追い越されたり、、、何度も遭うので顔見知りに なります。

確かこの二人はガリシアのア・コルーニャあたりの方々だったでしょうか、、、

夕のミサは、スペイン語のミサと、英語のミサの二つに分けて行われていましたが 我々はスペイン語の方へ。


司祭が、各国からやって来た巡礼者に対し、どこからやって来たのか、、、、と 訊ねたので、ハポン! と、ちゃんと我々の存在もアピールしておきました(笑)

ミサが終わり、宿への帰り道でバルに入り、カウンターでちょこっと1杯。 出してくれたタパスをつまんで、夕食としました。

宿に戻り、宿の裏庭でYusukeさんと私はのんびりお茶を頂いてから部屋へ。

これにて今日も無事、終了。 明日はいよいよ聖地到達を目指します。

翌30日

朝、宿で朝食を摂ってから出発です。

青空が続いていましたが、この日から雲が広がり始めました。

この日もNorikoさんは、リュックを配送サービスに任せて身軽な恰好で出発です。

徒歩巡礼最後の日となる今日は20キロ弱の道のりです。

ペドロウゾを出発して、、、

ラバコージャ



サン・マルコス



喜びの丘などを経由して



聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指しました。

道中、いろいろな国からやって来た巡礼者達と交流を持ちつつ、最後のひと頑張りです。



以下、巡礼路の様子を何枚か。







<













見事、歩き切ってお昼の時間にはサンティアゴに到着することが出来ました。



宿のチェックインをしていると、レストランが混む時間になってしまうので、 リュックを持ったまま、まずはお昼ご飯、、、レストランへ直行しました。

聖地到着を祝って乾杯です(^^)


この時食べたのは、、、、


海産物スープ


サラダ


ペルセーベス(烏帽子貝)


ボガバンテ(ロブスター)のリゾット


ビールで乾杯したあと、ガリシアの白ワインと一緒にこれらのお料理を楽しみました。


そして食後のデザートもたっぷり(笑)


最後にお店が出してくれた3種の食後酒で〆!


どれも美味しかったですね(^^)

ご馳走様でした!


食事を終えたあと、宿にチェックインして、シエスタタイムを取りました。



Norikoさんはお疲れモードで、夕刻の散策はパスされ、Yusukeさんと私の二人で 出発。



翌日に来るために、巡礼オフィスのオープン時間などを確認してから、大聖堂へ。




大聖堂内は、修復工事で結構、大変な状態になっていましたが、とりあえず 聖ヤコブの墓参りを済ませました。






大聖堂を出てバル街へ。


行きつけのバルに入り、カウンターでガリシア産 メンシア種の赤をボトルで注文。


いろいろとタパスを出してくれましたね(^^)



バルのテレビでは、ちょうどこの日、ユースのサッカー代表選、決勝戦をやっていた のでしょうか、、、

スペインの優勝を観ることが出来ました(^^)

ワインを飲み終えて宿へ帰る途中、ラーメン屋の前を通りがかったので ついつい誘惑に負けて、「飲んだ後のラーメン」 となってしまいました(^^;

寝る前にしっかり炭水化物を摂取して聖地での一日目が終了です。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ泊


翌7月1日

曇天で迎えた聖地での二日目です。

宿での朝食のあと、巡礼オフィスへ巡礼終了証を受け取りに行きました。

少し、列に並ぶこととなりましたが、それほど待つこともなく、無事、受け取る事が 出来ました。

が、、、我々は幸運だったようで、このあと、9月に行かれた巡礼チームは 早朝から並んでも長蛇の列で、危うく受け取れずに終わりそうだったようです。

巡礼終了後、サンティアゴに1泊しかしないような場合は、受け取れずに終わる 可能性が高いようですね、、、、

証明証を無事、受け取ったあと、大聖堂へ行って10時半に予約してあった 「栄光の門」見学ツアーに参加。

残念ながら内部での撮影は禁止なので、写真はありません。

大聖堂内が工事中で、ほとんど見学出来る状態では無いのですが、 先に修復が終わった「栄光の門」だけ、今、別の入り口から入って観ることが出来ます。

確実に観るためには、予約が必要で有料となっていますが。


栄光の門の見学を終えたあと、今回は利用しなかったパラドール内を見学。

ついでにお手洗いを使わせてもらいました(笑)


トイレ休憩を済ませたあと、お昼から行われる巡礼者のミサへ。


大聖堂内部が工事中のため、巡礼者のミサは近くにある別の教会、サン・フランシスコ教会で 行なわれています。

ここも大きな教会ではありますが、毎日到着する沢山の巡礼者達が入るには ちょっとスペース不足ですね、、、、

よって、ミサの時間よりもかなり早めに行かないと、座れないことが多いです。




巡礼者のミサが終わったあと、大聖堂付属美術館の見学へ。

美術館内の展示室はカメラによる撮影が禁止されていますので、 ここでの掲載は出来ません。



一番上の階まで上がると、テラスと言いますか、渡り廊下のようなところへ 出られますが、そこは撮影可能なので、そこから見下ろした風景の写真を何枚か。








ここから大聖堂前のオブラドイロ広場も見下ろすことが出来ます。


教区美術館の見学を終えたところで、お昼の時間にしました。


今日もちょっと贅沢なお食事です。

注文したのは、、、

生きたアサリの踊り食い?!
甘味があり、こりこりとして旨いです。


生野菜補給にサラダ


ヨーロッパケアシガニ
味が濃く、人気がある蟹です。


マテ貝
良い火の通り加減でしたね〜


そしてメインにヨーロッパスズキのオーブン焼き


どれも美味しかったです。 ご馳走様でした!

しっかり食べて飲んでシエスタの時間となりました。

そしてこの日は、そろそろ食べ疲れも出てきたようで、夕刻以降は自由行動&休息となりました。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ泊


翌7月2日

宿での朝食を済ませて今日もまた町散策に出発です。

チェックアウトを済ませ、荷物を預かっておいてもらって10時頃出発。

まずは市場を見学しに行きました。


市場内の様子を何枚か。


生食OKの新鮮な魚が沢山並んでいますね(^^)










そしてガリシアは魚介類だけでなく、肉も美味しい所です。

ここを立ち去る前に、肉も食べなければいけませんね〜(笑)


市場見学を終えたあと、サン・ビイエイト・ド・カンポ教会を見学。

ここで若い司祭としばらくお話をしましたね。








続いてサン・パイオ修道院の教会部分を見学しました。




そのあと、大聖堂へ。




先述のとおり、大聖堂内は工事中ですが、見学可能な部分を見て、 ヤコブのお墓参りを済ませて見学終了としました。










大聖堂を出て、裏の広場にあるバルのテラス席で大聖堂を見上げながら コーヒー休憩。


休憩のあと、アラメダ公園へ行って大聖堂をバックに記念撮影。



公園内をのんびりとお散歩し終えるころ、お昼の時間となりました。


レストランのオープンと共に入り、テーブルを確保。

ここは遅く来ると、結構、混んでいることが多いのです。

聖地サンティアゴでの今回最後のお食事で頂いたのは、、、

ホタテ貝
サンティアゴ巡礼に来たからにはこれは外せませんね(笑)


野菜の鉄板焼き


そしてメインがガリシア牛の骨付きステーキ


これまでのお食事で海産物を堪能しましたが、最後にガリシアの美味しいお肉を 楽しむことにしました。


そして最後にジンジャー風味のアイスクリーム、、、
だったと思います(^^;


どれも美味しく頂きました。 ご馳走様でした!



横のテーブルで騒いでいた賑やかなお嬢さん達と一緒に記念撮影をして お店を出ました。


食事のあと宿に戻り、預けてあった荷物を受け取ってタクシーにて空港へ。

巡礼を終えてサンティアゴを後にします。


マドリッド行きフライトのチェックインを終え、セキュリティーコントロールを通り、 出発時間となるまで、ラウンジでのんびり過ごしました。

マドリッドまでの国内便でビジネスクラスを利用した訳ではありませんが、 お二人がラウンジを利用出来るカードをお持ちだったので、私もそれに便乗させて 頂きました(^^)


17時40分発のフライトでマドリッドに18時50分の到着。

タクシーを利用してホテルへ。


スペインでの最後の夜は、Mayumiさんも合流させて頂いて4人で乾杯となりました。


1軒目のバルでしっかり飲んで食べたあと、Norikoさんはお部屋へ引き上げて 翌日の出発準備。

我々3名はそのあと更に次のバルへ。

この日もちょっと飲み過ぎましたね(^^;


これにて今回の第8部 プライベート巡礼が無事、終了です。

 

マドリッド泊



7月3日

ホテルでの朝食のあと、ウィーンへ向けて御出発となりました。

このあとも良い旅となりますように!

ウィーン泊


企画・主催: SNJ日西文化協会

同行案内、撮影、報告: マドリッドのくま、こと、古村周三



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