SNJ日西文化協会 2016年特別企画

マドリッドのくまさんと行くスペイン自由旅行 第3弾


 アストゥリアスとガリシアを巡る気ままな旅 (5泊6日) 

マドリッド集合 / サンティアゴ解散
主な訪問地
オビエド、大聖堂ビーチ、サンティアゴ・デ・コンポステーラなど

催行日 : 2016年7月12日〜7月17日
参加費用 : お一人様 875ユーロ (シングルルーム利用の場合は1012ユーロ)
募集人数 : 最大で6名程度で締め切りとさせていただきます。
催行必要人数 : 1名様より催行されます。


今回が第三回目となるこの活動は、SNJ日西文化協会の会長を務める古村(こむら)(ハンドルネーム:マドリッドのくま)が、個人的にスペイン国内を旅するにあたって、 「同行されたい方があれば、一緒に行きましょう!」 と言った企画です。
よって、古村は観光ガイドとして同行するのではなく、一人の旅仲間として同行します。
勿論、スペイン在住31年、日本におけるスペイン語通訳・観光ガイド歴2年、スペインにおける通訳・観光ガイド歴27年の経験を生かした 様々なお話はさせていただきますが、これを職務としては行ないません。
スペインが好きで、一般ツアーや、個人の力ではなかなか行きづらいところを観たいと言う方、スペインの文化により深く触れてみたいと言う方、 一緒に気ままな行き当りばったりの旅を楽しみたいと言う方、ご一緒ください。

今回は鉄道の旅です。
鉄道大国スペインの特急や田舎を走る無人駅ばかりが続く単線鉄道の旅、山や畑や海、、のどかな風景を 楽しみつつ、アストゥリアスの中心地、オビエドの街とスペイン北部に残るロマニコ(ロマネスク)様式の教会建築、そしてカトリックの大聖地として 知られるサンティアゴ・デ・コンポステーラを訪れます。
サンティアゴ巡礼(ヤコブ巡礼)で日本でも知られるようになった聖地ですが、日本で放映されるテレビ番組、日本で出版される書物には 余りにも多くの間違った情報が氾濫しているようです。
これはとても残念な事なので、今回、一か所だけこの有名どころを含めてみました。
誤った情報や解釈ではなく、サンティアゴの正しい認識を少しでも日本の方々にお伝え出来れば、、と思っています。
また、今回は、近年、ガリシアでサンティアゴの大聖堂に次いで2番目の入場者数を誇るまでの人気を持つに至った 「大聖堂ビーチ」に立ち寄ります。
「大聖堂ビーチ」の詳細は、下方、日程表をご覧ください。

定員は出来れば6名ぐらいに抑えたいところです。

  • お食事は、現地の美味しいものを、現地のお値段で楽しみましょう。

  • 個人的な旅行へのお誘いですので、他のスタッフや友人、親族が同行する事もあります。

  • 下記の日程は、大筋を記したものに過ぎません。その時その時の状況に応じてアレンジして行きます。



日程
(おおまかなものです)


☆1日目 7月12日(火)(マドリッド → オビエド)


チャマルティン駅に集合です。
11時05分発特急にてアストゥリアスの州都、オビエドへ向かいます。
15時36分、オビエドに到着。ホテルにチェックインしたあと、街散策の開始です。

夜はアストゥリアス風煮込み料理、そして、地酒、シードラなどを味わうのも良いですね〜
右下の写真は、ウェイトレスさんが頭上にぴんと伸ばした右手に持ったボトルから 下方へピンと伸ばした左手に持つグラスへシードラを注いでいるところです。
目はまっすぐ正面を見つめており、グラスなど全く見ていないのですが、シードラは 1滴もこぼれる事なく、グラスへまっすぐ落ちて行きます。

オビエド泊





☆2日目 7月13日(水)(オビエド滞在)


ホテルにて朝食です。
今日はオビエドから少し離れたところにあるロマニコ建築の教会を幾つか見学して みましょう。(別途タクシー代が必要となることもありますのでその時には皆で割り勘にしましょう)
ゴシックやバロックの華やかな建築も良いですが、日本人のわびさび の感覚に通じるものがあるのは、やはりロマニコでは無いでしょうか。
セビージャやトレドの大聖堂、ガウディ建築のサグラダ・ファミリアなど、大規模で派手な教会建築は特に解説が無くても、 視覚からの情報だけで感動を得る事がありますが、ロマニコ様式の質素で控えめな建築はその素晴らしさを感じ取るために、 多少、解説が必要な部分もあります。
そのため、日本から同行する添乗員さんだけでモニュメントの説明をうやむやに終わらせてしまう一般ツアーでは ロマニコ建築の見学を主体にしたツアーが組まれる事はほとんどありません。
が、これまで私がご一緒させていただいた日本の方々の多くが、ロマニコ様式による建築のファンになられています。
ロマニコの魅力に一緒に触れてみませんか?

オビエド泊




☆3日目 7月14日(木)(オビエド → 大聖堂ビーチ)


今日はスペイン北部を走るFEVEと呼ばれる鉄道の旅です。
7時30分発と言う列車の時刻の都合上、早朝出発となりますが頑張りましょう。
出発が早いので朝食は出発後、駅でとることにしましょう。

オビエドを出発し、西方、ガリシアへ向けて旅を進めます。
アストゥリアスののどかな田舎の風景や海の景色を楽しみながら、ガタンゴトンと ローカル列車に揺られての旅もまた楽しいものですよ(^^)

4時間ちょっと鐡道の旅を楽しんだあと、何も無い無人駅で降ります。

宿にチェックインしたら海辺のカフェテラスでのんびりビールでも頂きましょう。
お昼は海を見ながら、ガリシアの豊かな食文化を楽しむとしましょう。
今朝、早い出発でしたから、お昼ご飯を食べたら少しお昼寝でしょうか。

夕刻、干潮の時間に合わせて大聖堂ビーチの海底散歩へ出かけます。
大聖堂ビーチと言うのは、近年、急速に人気の出て来たガリシアの新しい 観光スポットで、まだ外国人はほとんど訪れません。
ガイドブックにも紹介されていませんからね(笑)
当協会運営のホームページ、「スペインなんでも情報リアルタイム!!」では、 これまでに何度か、ニュースのコーナーでこの新スポットの存在をお伝えして来ま したが、私自身、2015年の夏に下見に行ってきました。
なかなか良いところです。
激しく打ち寄せる波が岩を打ち砕き、岩に開いた大きな穴がどんどん大きくなり、 ついには巨大な岩のアーチとなったものが並ぶ風景は、まさに大きなアーチが並ぶ 大聖堂の中にいるような感覚を与えます。
激しい波が打ち寄せるこの海岸にも、一日に2度、干潮の時が訪れ、大きく水位が下がります。
そうすると、海底が地表に現れ、巨大なアーチが並ぶ ビーチ状の海底をお散歩する事が可能となります。
露わとなった岩肌には、ムール貝や烏帽子貝がぎっしりと張り付いているのも見ら れます。荒波を避けて快適な海底散歩が可能なのは、干潮を挟んだ前後2時間程度。
この間を利用して沢山の人々がここを訪れるため、特に人が多い夏場は入場制限が 行われているので、ちゃんと予約を取って行くとしましょう。
この日の引き潮の山場は19時21分頃、、、昨日、今日、明日が今月で最も水位が下がる時です。
スペインの夏のこの時間は、まだまだ昼間のように明るいです。
小さなお子さんでも、ご年配の方でも特に危険はありません。
あらかじめ、必要な 準備についてはお伝えするようにします。
特に水着姿になる必要もありません(笑)

海底散歩と自然の作り出す風景を楽しんだら、お待ちかね、、、夕食ですね(^^)
田舎ですから最高の海産物が、本当に安くで楽しめます。
こう言ったところの鮮度に慣れてしまうと、都会のレストランでは食べられなく なりますね、、、、
海を見ながら海産物とガリシアの白ワインを楽しんだあとは、お天気さえ良ければ 最高の星空が待っています。そう、あくまでもお天気次第ですが、、、

大聖堂ビーチ泊










☆4日目 7月15日(金)(大聖堂ビーチ → フェロール → サンティアゴ・デ・コンポステーラ)


今日は元気な方だけ、干潮の時間に合わせて早起きをし、再びビーチへ降ります。
昨日、夕刻時とは違い、朝は人が少なく、大自然の織りなす景色を静かに楽しむことが 出来ます。
勿論、これもお天気次第ですが、、、


カメラマニアは、朝焼けと干潮の時間、、、、これに合わせた出動はMust ですね(笑)
三脚持参のカメラマンが沢山、目に留まります。
ちなみにこの日の朝の干潮は7時54分頃、山場を迎えます。



潮が引いた海の底を歩いた後は、崖の上からの眺めを楽しみます。

前日の夕刻に見た人ごみが嘘のように思えます。


まだ薄暗いうちに出発し、だんだんと空が白み始め、 そして水平線から登る朝日を拝んで、、、、と言う予定ですが、これもすべて お天気次第ですね(^^;



ビーチ散策を終えたあと、宿に戻って朝食です。

朝、ゆっくり休まれた方も、このあたりで合流でしょうか。


この辺りには、大聖堂ビーチ以外にもお散歩を楽しめる素敵な白浜が沢山あります。
そして、有名なリゾート地と違い、真夏でも静かな海を楽しむ事が出来ます。


朝食のあと、綺麗に澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込み、静かな浜のお散歩を楽しんだ ら、また前日の無人駅へ戻ってローカル鉄道の続きに乗り込みます。


また、海や野山の風景を楽しみながら3時間ばかり鉄道に揺られるとガリシアの街 フェロールに到着です。
ここは昔からイギリスからやって来るサンティアゴ巡礼者が船で上陸し、徒歩巡礼を始める拠点となって来たところです。
が、今回はこの街は通過するだけです。
ここからタクシー、または路線バスにてサンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かいます。
車で1時間半程度の移動です。


今回も、マニアックなところばかりを巡っていますから、最後に少しメジャーな街にも立ち寄る事にしました。
今夜、明日とサンティアゴに2連泊します。


近年、日本でもサンティアゴ巡礼の文化が広く知られるようになり、それに伴ってテレビや出版物を含め、 あまりにも間違った情報が多く広がっているようです。
マスメディアがそんな状況ですから、一般ツアーの添乗員さんのお話もそう言った 間違いだらけのものとなってしまうのは避けられませんが、これはもう彼等の責任とは言えませんね、、、
テレビ局や出版社が、もう少しちゃんと調べて番組や書籍を作るべきです(^^;
が、これではちょっと残念すぎますから、今回は私が責任持ってこのカトリックの大聖地に ついて私の知る限りの事を詳しくお話させていただくようにします。


とは言え、難しい話をする前に、サンティアゴに着いたら、まずはここでも美味しい海産物や ワインを楽しみたいところですね(笑)


サンティアゴ・デ・コンポステーラ泊


















☆5日目 7月16(土)(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)


宿で朝食です。

今日は一日かけてカトリック世界3大聖地の一つ、サンティアゴ・デ・コンポステーラを見学しましょう。


勿論、ガリシアの食文化を堪能すること、、、これも最重要課題です(^^)


ガリシア最後の夜は地元ワインで乾杯ですね。


サンティアゴ・デ・コンポステーラ泊







☆6日目 7月17日(日)(サンティアゴ・デ・コンポステーラ → マドリッド)


宿での朝食のあと、サンティアゴで解散です。 私はお昼ごろ発の鉄道でマドリッドへ向かいます。
ご一緒されたい方はマドリッドまで一緒に帰りましょう。

サンティアゴ解散



参加費用には、上記日程をこなすのに必要な全ての交通費、宿泊費が含まれますが、 モニュメントなどの入場料はその都度、各自支払いとなります。

本協会、会長のプライベート旅行ですから、催行するのに必要な最少人数は存在せず、催行は最初から確定しています。

スペインの旅を楽しみたいと言う方であれば、お一人様からご参加頂けます。
ただし、大人数での旅行にはしたくありませんので、規定人数のお申込みがあった時点で締め切ります。

マドリッド発着の前後、マドリッドでの宿泊やその他の手配を希望される方は遠慮なくご相談下さい。

日本ースペイン間の飛行機チケットの手配を希望される方もお気軽にご相談下さい。

お申し込み、お問い合わせは下記メールアドレスへお願い致します。
通常、頂いたメールには、2営業日以内にお答え致します。お返事が無い場合は、 メールトラブルがあったとお考えいただき、再度、ご連絡をお願い致します。
携帯メールを御利用の方は、パソコンからのメールについて、受信を拒否する設定に なっていないか、必ずご確認下さい。
また、ホットメール、 yahooメール、Gメールなど、WEBメールを御利用の方は、 こちらからお出しするメールが、自動的に、迷惑メールフォルダーに振り分けられる事があります。 返事が届かない時には、まず、迷惑メールフォルダーの中をご確認いただきますよう、お願い申し上げます。

尚、こう言った特別企画が発表となった際、メール連絡をご希望される方はその旨、ご連絡下さい。 次回よりご連絡させていただくようにします。