5.残高証明書
大抵外国為替コーナーなどで扱っていると思います。注意すべき点は、
○ 残高証明は即日発行されません。なぜならば証明証発行日の翌日に、前日の残高を
確認後発行されるからです。
○ 前日の残高確認後事務作業に2営業日程度かかります。
○ 残高証明の発行を申し込んだ支店が、口座のある支店と異なる場合は、申し込み支店から
発行依頼書を、口座を開いた支店に転送する事になるので更に時間がかかります。
私の場合はその期間が1週間かかると言われました。
※いずれにせよ、各銀行により事情が変わるでしょうから、実際に確認なさってください。
また、英文の残高証明にも必ず支店印(本店の場合は本店印)・残高証明書印が押印されていないと、
大使館で申請を受理してもらえません。銀行側が「英文のドキュメントにはAuthorized Signetureが
あれば、印鑑は必要ない。」と言っても必ず押印してもらってください。私は大使館側に「もしも
残高証明印がもらえないなら、印が押印された和文の残高証明書もあわせて提出しないとならない」
と言われ、結局、頼み込んで押印してもらいました。
6. 健康診断書
申請書と一緒に雛型をくれます。それをお医者さんに手渡して書き込んでもらいます。
診断項目は、
a) 検疫対象の疾患:コレラ・ペスト・黄熱病。
b) 現行の法律上、公共秩序あるいは社会の安全を害する薬物常習、重大な精神異常、
猛烈な興奮状態を伴う精神疾患、妄症、混乱による幻覚症及び精神疾患。
* 注意したいのは、この診断書は全てローマ字で記入する必要があるという事です。
それだけで「実績が無い」と言って病院に断られることがままあります。なるべく早めにお願いしましょう。
ただし、診断日が申請日のあまり前にならないように。
上記の申請書類が全て揃ったら、大使館に出向いて(または郵便で)申請します。
窓口の人に書類を渡すと、一緒にきちんと申請に必要な書類に不備が無いか確認してくれます。
申請受理の日から、ビザがおりる期間はまちまちです。2週間でおりる人もいれば1ヶ月以上
かかった人もいます。窓口の人に「おおよそどれ位ですか?」と聞いてみるといいかもしれませんね。
尚、当然のことですが申請の際にはパスポートを大使館に預ける事になります。
「申請が終わって一段落したらちょっと海外に・・・」と考えている人は、窓口で相談してください。
『とりあえずこれで一段落!』