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5月31日(木) Cesidが防衛省を離れ、総理府直属に
国家諜報機関であるCesidは機関自体を国防省に残し、長官を総理府直属とする公算が高まった。現長官であるハビエル・カルデロンの後継者をアスナル首相自ら任命することになる予定。 バリオヌエボ、ベラの刑務所収監時間はたった10時間
「マレイ事件」にかかわったとして有罪判決を下されていた元内相ホセ・バリオヌエボ、元国務長官ラファエル・ベラを始めとする関係者9人は、最高裁によって恩赦適用以外の期間について刑務所への再収監が言い渡されたため、昨日、各人はそれぞれ対応する刑務所へ出頭し、収監された。しかし、そのうちの5人は刑務所内での安全性、身辺警護の問題が発生するなどの理由により、刑務所での滞在時間がたったの10時間で開放されることとなった。 ウエルバで不法移民と警官隊が衝突
昨日アンダルシアのウエルバで県議会の建物に進入しようとした約100人の不法移民と警官隊が衝突、移民の1人が軽いけがをおった。
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5月30日(水) イバレチェ氏とマジョール・オレハ氏との会談成る
昨日、ついにバスク自治州暫定首長であるイバレチェ氏とPPのマジョール・オレハ氏の会談が実現した。15ヶ月ぶりの歩みよりは先週金曜日に予定されていたが、ETAのテロ事件の影響で延期されていたもの。 スペイン国内の住宅価格、4年間で46.6%の値上がり
勧業省が公表したデータによるとスペインの平均住宅価格がここ1年で16%、最近4年間では46.6%値上がりしているという。この状況に危機感を抱いていた中央政府では1年前に不動産業界の自由化政策に関する計画案を国会に提出しているが、進捗状況は思わしくない。 合衆国でのスペイン人死刑囚の再審、検察側は終身刑を求刑か?
米国フロリダ州で1995年に死刑判決を受けたスペイン人、ホアキン・ホセ・マルティネス死刑囚は一貫して無罪を主張してきた。先週、検察が提示していた最重要証拠物件のビデオテープが証拠能力を欠くとの裁判所の判断により証拠物件から退けられたことで、同囚に対する再審の行方がかわってきた。
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5月29日(火) 中央政府とPSOE、司法改革協定に合意
昨日中央政府と野党第一党であるPSOEとの間で司法改革協定の合意が成立、アセベス法相及びロペス・アギラルPSOE議員によって発表された。この司法改革には司法審議委員会(CGPJ)の委員選出方法の変更も含まれている。 キャンプ中の小学生、渓谷に落下して死亡
昨日、バダロナの小学生が校外活動のキャンプ中、河渡りのアドベンチャー・スポーツの最中に3メートル下の渓谷に落下、2人が遺体となって発見されるという悲劇が起こった。 セウタの少年保護施設、衛生面に問題あり
公共衛生局の調査によってセウタにある少年不法移民を収容する保護施設の衛生状況が劣悪であることが明らかになった。この施設は15年間使用されていなかった軍所有の一軒家を自治体の社会福祉局が1年半前に借り受けたもので、収容人数は30人程度が限度。しかしながら、常時80人から90人の子供達が居住しているといい、窓ガラスが割れたままであったり、下水が壊れたままで、汚水がバスルームに広がった状態になっていたり、換気の悪い寝室で床に直接マットレスをひいて寝るなど、とても満足な衛生状況とは言えない。 EU内の値段比較、スペインは生鮮食料品が安く、電気製品が高い
ヨーロッパ委員会が行った各国の製品の値段調査によると、物価の高いといわれる国や付加価値税の高い国が必ずしも全ての製品が他国より高い値段であるとは限らない、という。委員会では各国の値段の相違は時により商品やサービスの円滑な流通が妨げられることに起因するとみる。
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5月28日(月) バスク自治政府内務局長、辞任の意向をもらす
バスク自治政府内務局のハビエル・バルサ局長が側近に辞任の意向をもらしていることが明らかになった。このことはまさにこれから地方議会のてこ入れを考えるイバレチェ氏にとって大きな打撃となることは間違いない。 ガリシア地方選を前に各党南米詣で
今年の10月に予定されているガリシアの地方選挙を前に、各党では有権者の支持獲得を目指して、精力的に動き始めている。 EU委員会、スペインのたばこ農家への補助金撤廃を検討
ヨーロッパ委員会では、スペインのタバコ農家に対する補助金120億ペセタを減額もしくは撤廃する方向で検討に入っている。ここ数年間、常にささやかれてきたことであったが、今回は現実となりそうな状況である。
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5月25日(金) 頻発化するETAのテロ、当局のテロ対策後手にまわる
昨日も、15日の新聞記者殺害未遂事件に続き、地元日刊紙「El Diario Vasco」のファイナンシャル・ディレクターがETAに射殺されるといった痛ましい事件が起きているが、捜査当局では最近のテロリストたちの身元、コマンド部隊の動きの把握が日々困難になってきている。 スペイン国内のストリートチルドレンは1000人以上
スペイン国内には1000人以上のストリートチルドレンがいるといわれる。その大部分がモロッコから不法に入国してきた子供達である。実際にこれらの子供達がどのような状況におかれているかについて研究されたものが近々発表されることになっている。
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5月24日(木) CISのアンケート調査が再び野党の攻撃の的に
社会調査センター(CIS)が行った次期カタルーニャ州地方選挙の投票の行方についてのアンケート調査に関して、昨日、国会ではアスナル首相及び与党PPに対し、野党各党が一斉に公費の無駄づかい、PPの情報操作などと批判している。先日もバスク地方選に関するアンケート調査の結果発表が期限を過ぎたことについて責任追及されたばかりである。 レドンドPSOEバスク幹事長、議会与党との対立の時代に幕
昨日バスク州暫定首長イバレチェ氏はレドンドPSOEバスク幹事長を招き、2時間に渡って話し合いを行った。 「Diario Vasco」の幹部、ETAに射殺される
今朝8時半ごろ、サン・セバスティアンのマティア病院前の駐車場で日刊紙「Diario Vasco」のファイナンシャル・ディレクターがETAによって射殺された。殺害されたのはサンティアゴ・オレアガ氏、54歳で、出勤する前に肩のけがのリハビリのために同病院へ立ち寄るのがここ1ヶ月の日課となっていた。
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5月23日(水) イバレチェ氏とEHの会談決裂、EHの支持を受け付けず
昨日行われたバスク州暫定首長イバレチェ氏とEHのオテギ氏及びモルシージョ氏との会談で、当初予想された通り両者の話し合いは平行線をたどり、イバレチェ氏によってEHとの関係は断ち切られた。 ETAのコマンド・マドリードのメンバー身元判明
1999年の年末にETAが休戦協定撤回を通告してからマドリード市内におけるETAのテロ行為は7つにも及ぶ。その実行犯ともいえる"コマンド・マドリード"のメンバー3人の身元が判明したことが内務省から発表された。これはマドリード市内で起きたいくつかの車爆破テロの目撃証言をもとに捜査を続けた結果であるが、テロ対策局では100%確実とは言えないまでもかなり信憑性は高いとする。 アルサジュス党首の発言が国王に対する不敬罪にあたるかを検察庁が検討
何かと問題発言が多いPNVの党首であるアルサジュス氏がメキシコの雑誌のインタビューにて、スペインのフアン・カルロス国王のことを"ばか"呼ばわりした件について、国家検察庁のカルデナル長官はこの発言が不敬罪にあたるかどうかを検討する可能性があることを発表した。
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5月22日(火) オテギEHスポークスマン、EH抜きでバスクの平和はありえない、と警告
本日にもイバレチェ暫定バスク州首長と会見を予定しているEHのスポークスマン、アルナルド・オテギ氏は、昨日会見に先立ち、「EH抜きにバスクの平和はありえない」とイバレチェ氏に警告、さらに「イバレチェ氏はバスク州民から選挙で手渡された扉の"鍵"を、EHを締め出し社会主義者たちに開かれるために利用している」と攻撃した。 バルセロナ自治政府、禁煙に成功した人にその薬剤費用を還元
昨日、バルセロナ自治州政府の衛生局は、喫煙者が禁煙することに成功した場合にそれにかかった薬剤費用を還元するという試験的プログラムの導入を発表した。まずは自治州内にある3つの地域を対象とし、結果によっては来年にも州内全域に広げていく予定としている。 バスクTVのヘリコプター墜落、3人死亡、1人重態
昨日夕方、バスク公共放送ETBのドキュメンタリー番組撮影中に、撮影班の乗っていたヘリコプターが墜落、3人が死亡し、1人が重態となる事故が起こった。
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5月21日(月) アルサジュスPNV党首、後継者をイバレチェ氏に指名
昨日、アルサジュスPNV党首はバスク州暫定首長であるイバレチェ氏を次期PNV党首として指名し、自らの退陣が次回の党改選時であることを明らかにした。アルサジュス党首は先のバスク地方選で60万の支持を受けた現在、円滑な政権交代に最適な時期であるとの判断を下した。 M&Sの従業員、マドリードでデモ行動
英国の大手スーパーマーケットであるマークス&スペンサーのヨーロッパ撤退発表から2ヶ月、フランスやベルギーでは早くから従業員の権利を求めて行動を起こしていたが、スペインでは昨日初めて、撤退に反対したデモを行った。労働団体CCOOやUGTなどの主導によりスペイン国内9店舗、786人の従業員のうち500人がマドリードに終結英国大使館からセラーノ通りの支店までを労働者の雇用と権利を訴えねり歩いた。 マドリードにおけるエイズ死亡者数、減少
マドリードはスペインのみならず、ヨーロッパにおいてもエイズの罹患率の高いことで有名である。1980年代の初頭、マドリードで14000人といわれていたエイズ患者のうち現在までに8880人が死亡している。
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5月18日(金) アスナル首相、平和を求める対話の席に"自決権の余地はない"と言明
昨日、アスナル首相はバスク州の政局の安定化を目指すための対話の席に民族主義政党の掲げる"自決権"の余地はないと言明した。スペインには侵害することのできない憲法という規定が存在する、というのがその理由であるとする。PNVのアルサジュス党首が"アイルランド方式"による対話を求めたことに対しては、北アイルランドとバスクでは歴史的な土壌が異なると話す。 カスティージャ・イ・ラ・マンチャ、家庭内暴力の加害者の名を公表する法案を可決
カスティージャ・イ・ラ・マンチャ州議会は昨日、賛成多数で虐待予防及び虐待被害女性保護法を承認した。この法案では、家庭内暴力の刑事責任が問われ、確定判決が出た加害者の氏名を公表する、というもの。公表に関しては、被害者やその家族、特には未成年者のプライバシーを犯す危険性があるため、常に被害者の同意のもとに行われるという条件がつく。
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5月17日(木) 最高裁による"マレイ事件"の判決、バリオヌエボ、ベラ両名再び刑務所へ
昨日最高裁は、元中央政府内相ホセ・バリオヌエボと元国家保安委員長ラファエル・ベラに"マレイ事件"に関して、先日憲法裁判所が下した裁定に従い、残りの刑を服さなければならないとし、両名の刑務所収監を命じた。1998年3月に閣僚会議にて刑期の3分の2を免除する恩赦が認められたが、その残っている刑期についての免除は憲法裁判所に却下されていた。バリオヌエボは1104日、ベラは956日を残しており、その他の被疑者9人もそれぞれ502日から852日の間で刑期を果たさなくてはならない。しかしながら、囚人の持つ刑務規定を新たに適用することとなるため、刑期の3分の2を終了した時点で仮釈放措置がとられることになる。さらに第3級処遇をうけることとなるため、月曜日から木曜日まで刑務所で夜を過ごせばよく、それ以外は自由の身を満喫できる。 少年愛好者2人に66年と17年の懲役
昨日、バルセロナ地方管区裁判所は少年達にわいせつな行為を働き、ポルノ映像などを撮影していたラバル地区の青少年センター指導員シャビエル・タマリトとコンピューター技師のジャウメ・リにそれぞれ66年と17年の懲役を言い渡した。 国際陸路運送連合会がスペイン、モロッコ内務省に移民の不法出国取締まり強化を求める
国際陸路運送連合会(IRU)はスペイン、モロッコ両国の内務省に対し、トラックやバスに隠れてスペインへの不法入国を試みる移民達の取締り強化を求める文書を提出した。
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5月16日(水) イバレチェ氏、バスクでの平和を求める席からEHを排除すること発表
バスク地方選挙で勝利をおさめたPNV−EA連合のイバレチェ暫定バスク首長は議会での組閣を控え、各政党との話し合いに入る予定にしているが、バスクの平和を求めるための対話の席にEHを含めないことを明らかにした。イバレチェ氏はイマス・スポークスマンを通して、将来に向けて政党間の接点を大きくとり、間口を広げておきたい意向であるが、EHに関しては、EHがETAとは一線を画し、暴力を否定する立場に方向転換しない限り、同席することはない、と強調。このテーブルにつくには人々の生活、民主主義に対して"最低限の倫理観"を持つ政党であることが必要であると述べている。 小包が爆発し、新聞記者負傷
昨日、ギプスコア県サラウス市の新聞記者宅で送られてきた小包が爆発、記者本人が重傷を負った。被害にあったのは"Cambio16"の記者やTV局"Canal Sur"のバスク特派員を務め、"Gesto Por La Paz"団体のメンバーでもあるゴルカ・ランダブル氏。同氏は以前より急進的な民族主義活動家の標的となっており、家屋に石や火炎びんを投げつけられたり、脅迫状を送りつけられるなどの被害を受けていた。最近になって、ETAのコマンド部隊の記録に同氏の名前がでてきたことから、警察による警護がついていた。前々日に送付された郵便物の中に問題の小包があり、護衛官が詳細に調べることをすすめたが、定期的に送られてきていた刊行物だったため格別の注意を払うことをしなかった。 中央政府、37人の不法滞在ナイジェリア人を強制送還
昨日未明、内務省は予定を早めて不法滞在中のナイジェリア人37人を特別チャーター機で本国に送還した。この措置は本国送還に反対するNGOの介入を防ぐために夜間に行ったものとみられる。
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5月14日(月) PNV−EA連合、バスク地方選に勝利
昨日行われた、バスク地方選挙において穏健派民族主義政党の連合であるPNV−EAが前回98年のときより大躍進、勝利をものにした。 金融機関の手数料収入11%アップ
銀行や信用金庫などの金融機関では、以前には無料で行っていた様々なオペレーションに関して手数料を徴収するようになり、それによって手数料収入が1年間で11%増加し、2000年度には1兆2千億ペセタに達していることが明らかになった。
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5月11日(金) エアーヨーロッパ社長、カジノ経営のライセンス不許可に不服を示し、PPを訴える
航空会社エアーヨーロッパや旅行会社アルコン・ビアヘなどを含むヨーロッパでも大手のグループ企業グロバリアのフアン・ホセ・イダルゴ社長は、サラマンカにおけるカジノ経営のライセンスを付与されなかったということに不服を示し、カスティージャ・イ・レオン州議会及びサラマンカ市役所を訴えた。 マドリードで何千もの人々がシンテルの社員を支援してデモ
昨日の午後マドリードで、滞納している給料の支払いと、行政府と労働組合、会社の経営陣との間の交渉による解決を求めて、警察の情報によると7000人、組織者らによると20000人というシンテルの社員を支援する人々がデモを行った。このデモはシベーレス広場とプエルタ・デル・ソル間を練り歩き、カンディド・メンデスUGT事務局長、マヌエル・フェルナンデス"リト"MCA−UGT事務局長、CC.OO.のイグナシオ・フェルナンデス・トクソ鉱業・冶金連合事務局長、CIGAの責任者マヌエル・メラ氏、左翼連合のコーディネーター・ガスパール・ジャマサーレス氏、マルセリーノ・カマチョ元労働組合リーダーも人々に加わった。 カステジョンでタンクローリー炎上、鉄道の架線に大きな被害、復旧に1週間か?
昨夜遅く、カステジョンの国道225号線のトンネルでタンクローリーが炎上、トンネルの上部を走るRENFE(スペイン国鉄)の架線にまで延焼した。
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5月10日(木) バスク地方選、投票の行方を探る調査表の信憑性に黄信号
総理府省に属する社会調査センター(CIS)が行ったバスク地方選の投票の行方を探る調査表が期限内に提出されなかったことに関して、中央政府では技術上の問題と説明したが、野党から調査表の改ざんが行われたのではないか、との攻撃を受けている。 シンテル、3通目の解雇通知、倒産申請間近
1996年までテレフォニカの子会社であり、その後キューバとアメリカの合弁会社に売却されたシンテルは深刻な経営危機に陥り、最後に残った従業員960人に対する解雇を労働省に申請した。すでに1回目には796人、2回目には405人の従業員の解雇を申請しており、1通目に関しては労働省が認めている状態にある。 事後避妊薬の導入に際しての論争がまきおこる
明日金曜日から導入される"翌日のピル"と呼ばれる事後避妊薬に関して、各方面からさまざまな意見が出されている。
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5月9日(水) ガリシア州議会、人工的延命措置医療に患者の意思を尊重することを法制化
昨日ガリシア州議会は、カタルーニャ自治州に続き、人工的延命措置医療を行うかどうかの決定権を患者に与えることを法制化した。 事後避妊薬、今週末より市場に出回る
一般的に"翌日のピル"と呼ばれる事後避妊薬が公立救急病院や初期医療施設において今週末より処方されることとなる。この避妊薬は若年層の望まない妊娠を避けるための緊急医薬として厚生省の認可を得ており、医師の処方箋がなくては購入できない。販売価格は3191ペセタで、2畳入り。厚生省ではあくまでも緊急用であり、避妊薬として常用する性格の薬ではないことを明確に定義している タクシー運転手のタクシー業法違反を調査
消費者・利用者団体(OCU)ではスペイン全国10ヶ所でタクシー運転手のタクシー業法違反調査を実施、各場所で長距離、中距離、短距離で利用した場合、業法がどの程度遵守されているかを報告書にまとめた。
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5月8日(火) 不法滞在エクアドル人の自発的本国帰還政策、中途で終了
批判の多かった移民局による不法滞在エクアドル人の自発的本国帰還政策は3000人が利用した時点で終了となったことが昨日マリアノ・ラホイ内相より発表された。 タイアレス号、ついにジブラルタル港を離れる
昨日午前9時、英国の原子力潜水艦"タイアレス号"がついにジブラルタル港を離れた。
昨年5月19日に同号の原子炉冷却装置の故障により寄港して以来353日ぶりのこと。環境汚染の元凶となると地元住民からの抗議もあり、同港での修繕に反対する声が大きかったが、英国政府に押し切られる形で行われた。 教育相の発言、波紋を呼ぶ
ピラール・デル・カスティージョ教育相が新聞紙上のインタビューで、セルバンテス賞の授与式での国王の発言についての見解を述べたことが各自治州の政党、議員たちから大きな批判を浴びている。
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5月7日(月) PPのアラゴン州支部長、ETAの銃弾に倒れる
昨日午後6時15分ごろ、アラゴン州サラゴサの路上でPPのアラゴン州支部長マヌエル・ヒメネス・アバッ氏(52歳)が背後から頭部と腹部に銃弾を受け即死した。同氏は17歳の息子とサラゴサ対ヌマンシアのサッカーの試合を見ようとロマレダ・スタジアムへ行く途中であった。
バスク首長候補であるPPのマジョール・オレハ氏は「ETAは好きなときに殺人を犯す。なぜなら選挙や民主主義をなんともおもっていないからだ。」と話し、自由と民主主義のために多くの票が集まり、この暴挙への答えとなるよう、有権者へ訴えた。 マドリードに住む16万人の子供が貧困にあえいでいる
未成年擁護団体が作成した報告書によるとマドリードに住む16万人の子供達が貧困にあえいでいるという。これは全体の14%にあたる数字である。
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5月4日(金) 前バルサ会長ヌニェス氏所有の建設会社及び自宅が贈収賄の疑いで家宅捜査される
昨日、昨年までFCバルセロナの会長であり、建設不動産業の"ヌニェス&ナバーロ"グループを所有するジョゼップ・ジュイス・ヌニェス氏の会社及び自宅に治安警察隊による家宅捜査が入った。これは、同社を担当していたカタルーニャ税務局の調査員たちへ不動産購入に際して特別な便宜を図ったという疑惑により、バルセロナ裁判所が命を下したもの。 治験のためのヘロイン使用を許可
スペインで初めてヘロインを治験に使用することが可能になる。
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5月3日(木) イバレチェ氏、EHとの連立の可能性をきっぱり否定
昨日、PNV−EA連立候補、イバレチェ氏が急進的民族主義政党であるEHとの連立について、"直接、間接"を問わず、その可能性がないことをはっきりと示した。同氏は「暴力はどんな場合にも乗り越えられることのできない壁である」と理由付け、EH及びETAが考えているとみられる再度の休戦、民族主義政党同士の連立に関してきっぱりと拒絶の態度を明らかにした。また、「平和的、民主的な方法によって自らの意見を支えることのできないような者と共に国を治めることは今までもこれからもない」と強調。 シリア大統領、スペインを公式訪問
昨日、シリア大統領夫妻はスペインへ公式訪問、昨晩はフラン・カルロス国王、ソフィア王妃とサルスエラ宮で夕食を共にした。昨年6月にその地位を継承してからはじめてのアラビア諸国以外への公式訪問である。伝統的にフランスとの関係が強いシリアがはじめての訪問先にスペインを選んだということはシリアの外交筋が中東和平における新たな役割をスペインに求めてきていることが見うけられる。 社会保険庁所属の病院の薬剤購入代金に不審な点が発覚、会計監査裁判所に指摘される
会計監査裁判所は社会保険庁に所属する10の病院の1998年における薬剤購入費の分析に関しての報告書を発表した。
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5月2日(水) 本日はマドリード自治体の祝日のためお休みです。 |
5月1日(火) 本日は「メーデー」の祝日ためお休みです。 |
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