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12月31日(水) 大晦日につき、スペインニュースはお休みです。
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12月30日(火) マラガル知事、前知事財政監査を決定
パスクアル・マラガル氏が新知事として就任したカタルニャ州政府は昨日、ジョルディ・プジョール前知事政権から引き継いだ州政府の財政状態を把握するため、州政府すべての部局の会計監査を行うことを決定した。監査の結果が出るのは6ヵ月後で、夏前の新政府の予算案発表に合わせる予定。 バスク州議会、来年度予算案承認ならず
バスク州議会で行われた予算案審議は昨日、37対36で2004年度予算案を却下した。これは、現在は違法政党と認定されているバタスナ党の元メンバーが構成するSA(愛国社会主義同盟)が、PP(国民党)、PSE(バスク社会党)と共に反対票を投じたため。 99人目の殺人犠牲者(マドリッド)
昨日の午後7時半頃、防犯装置の警報が鳴ったため、マドリッド州コジャド・メディアノの民家に治安警備隊が出動したところ、この民家の居間の床にエバ・ルケ・ペイナードさん28歳が倒れているのが見つかった。エバさんは腹部、胸部とうなじに合計4発の銃弾を浴びており、床は血の海となっていた。エバさんの父親のラモン・ルケ・ゴメスさん59歳もソファで死亡しており、ラモンさんは額と頚部に2発の銃弾を浴びていた。
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12月29日(月) イラン地震救援にスペイン軍用機出発
金曜日、イラク南東部の都市バムで起こった地震の救援のため、すでにスペインからはアンダルシアの5人の消防隊員が救助犬と共に自費でイランに到着し、昨日から救援活動を開始しているが、昨日はマドリッドのトレホン・デ・アルドス基地からバムに近いケルマン空港に向け、テント病院施設を積んだ軍用機が飛び立った。このテント病院は38平方メートルで発電機を備えており、同行しているスペイン人チームによって組み立てられた後、イランのNGO人の手に運営が任されることになっている。この飛行機には、NGO団体Medicos del Mundoの医師、赤十字社メンバー、救急隊員も乗っており、現地に到着後救援活動を開始するほか、今日は赤十字社の、1日15万リットルの水を飲料用に変える装置を積んだ第2便が出発する予定。 チュッパチャップス社創業者エンリク・ベルナ氏死去
棒つきキャンデー、チュッパチャップスを開発したエンリク・ベルナ氏が昨日、バルセロナで死去した。享年80歳。 10日間の交通事故死者数113人 クリスマス特別警戒キャンペーンが開始された19日(金)午後3時から昨日の午後8時までに発生した死亡交通事故件数は94件、113人が命を落とし、47人が重傷、29人が軽傷を負った。この週末は特にスペイン北部で雪の悪天候となり、アストゥリアス、カンタブリア、ラ・リオハ、パイス・バスコ、ナバラ、アラゴン、カタルニャ、カスティジャ・イ・レオン、バレアレスには注意報が出され、昨日の午後は38ヶ所でチェーンの装着が義務づけられ、ブルゴス、カンタブリア、レオンの9ヶ所の峠が雪のため通行止めとなった。
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12月26日(金) マドリッドテロ、未然に防止
スペイン国家警察は、24日(水曜日)朝、サン・セバスティアン駅駐車場でETAメンバー、ガリコイツ・アルアルテ・サンタクルス容疑者を逮捕した。容疑者は25キロの爆薬、導火線、時限装置、ピストル、かつらなどを入れたリュックのほか、マドリッド行きの切符を所持していた。 国王からのクリスマス・メッセージ
クリスマス前夜、国営テレビ、ラジオで国王からのクリスマス・メッセージが今年も放送された。憲法制定25周年にあたる今年、国王のメッセージは、憲法の重要性について述べ、その尊重を国民に求めていく内容を中心に、この憲法に基づいてスペインが多様性に富んだ国家としてさらに発展を遂げていくことを望む内容となった。 バルセロナで寒中水泳大会
昨日、バルセロナ港で第94回ナダル杯水泳大会が行われた。この寒中水泳大会は、ほぼ1世紀の歴史を誇るスペイン最初の公式水泳大会で、男性の部、女性の部、年少者、障害者の部、一般参加の部の4部門の競技に今年は史上最高の350人が参加、200Mを泳いだ。
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12月25日(木) 主の降誕の祭日のため、スペインニュースはお休みです。
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12月24日(水) 2004年度国会予算審議終了
昨日、国会では与党PP(国民党)とCC(カナリアス同盟)の賛成票182票対その他野党の反対票145票で、来年度予算が承認された。PP政権では常に予算案を支持してきたCiU(カタルニャ連合)も反対票を投じた今年度最後の国会審議では、PPの孤立がますます浮きだった結果をもって終了した。 スペイン、モロッコ未成年密入国者を送還 現在、スペインには、密入国した、または保護者のいないモロッコ人未成年者がおよそ3000人、自治州の保護施設で暮らしているが、12月8、9日に行われたモロッコとの政府会談で合意したとおり、今日からスペイン政府はこのモロッコ人未成年者の送還を開始する。モロッコ政府はこれらの未成年者の親族を探し、みつからない場合は保護施設に入所させることを約束している。しかし、NGO団体からは、モロッコ国内で親族がみつかる前に送還をするのは危険で、親族が見つからなかった場合にモロッコ政府は受け入れた未成年者に必要な保護を与えることができないとし、子供の人権侵害であると抗議の声があがっている。 “El Bulli 1994-1997”出版
いまや世界的に有名となったフェラン・アドリア氏のレストランEl Bulliのカタログとも言える“El Bulli 1994-1997”が、スペイン語版はRBA社から、カタルニャ語版はAra Llibres社から出版された。昨年すでに出版された“El Bulli 1998-2002”と同様、スペインでの定価は120ユーロで、すべてのレシピを載せたCD-ROMつき。この本では、エル・ブジが独自のスタイルを確立した重要な時期がテーマとなっており、写真は前巻同様ジャウメ・ギラメット氏が担当している。
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12月23日(火) クリスマスジャンボ、一等当選番号は42473
昨日、毎年恒例のクリスマスジャンボ宝くじ抽選会が開かれた。今年の一等当選番号は42473で、ジェイダ県の販売所で売られたもの。一等が当たったのは、ア・コルーニャ、アルバセテ、バレアレス、ギプスコア、ジェイダ、マラガ、バレンシアの7箇所。 カセレスのサルモネラ菌中毒、1週間報告されず
カセレス県ハランディ−ジャ・デ・ラ・ベラの老人ホームで、サルモネラ菌中毒により4人の高齢者が亡くなり、4人が引続き入院、うち2人は重体となっているが、この食中毒に関し、エクストレマドゥラ州政府に老人ホームが、食中毒の発生があったと報告したのが中毒発生3日後、中毒がサルモネラ菌によるものだったと報告したのが1週間後であったことが判明した。 OT3、最終回視聴率ガタ落ち
2002年2月1日、TVE(スペイン国営放送)が放映したOT(オペラシオン・トリウンフォ−スペイン版スター誕生)最終回には1300万人がテレビに釘付けとなっていた。素人を養成学校に入れ、毎週視聴者の投票により参加者をふるいにかけ、優勝者はスペイン代表としてユーロビジョン(ヨーロッパ各国代表が歌を競う)に出場するというこの番組が初めてテレビに登場したときは視聴率43.7%を誇り、社会現象ともなった。しかし、3度目のシリーズOT3の視聴率は23.7%にがた落ち、2日前の日曜には優勝者が決められたが、この日、この番組を見ていたのは400万人に満たなかった。
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12月22日(月) 改正外国人法今日から施行
現政権3度目の改正が行われた外国人法が今日から施行される。PSOEから提出された修正案24のうち20を受け入れた改正で、スペインに仕事を探しに来る外国人のための3ヶ月ビザの発行、ドメスティックバイオレンス被害者は裁判所から保護命令が出たときから、夫または妻から独立した居住許可書を獲得できる可能性などが盛り込まれたものの、これまでの外国人法がさらに厳しくなった内容であることに変わりはなく、NGO団体から抗議の声があがっている。今日から施行となる改正外国人法の中で、基本的人権を尊重していないとして、特にNGOから非難されているのは次の内容。 アスナル首相のイラク訪問に野党猛烈批判 土曜日、イラクのディワニヤにある他国籍軍プルス・ウルトラの基地を訪問したアスナル首相に対し、野党から猛烈な批判の声が上がっている。感謝祭にブッシュ大統領が行った秘密訪問を完全に真似したクリスマス前の今回のイラク訪問に関し、カスティジャ・ラ・マンチャ州知事ホセ・ボノ氏は、“貧乏くさい演出”と述べ、首相の唯一の目的は票稼ぎだと糾弾、諸野党は改めて今回の戦争が国連に承認されていないものであることを強調、一刻も早いスペイン兵の帰還を要求した。 IU代表にジャマサレス氏再選
昨日、IU(統一左翼)第7回総会が開かれ、代表選挙が行われた結果、得票率76.5%で現職のガスパール・ジャマサレス氏が再選された。その他候補者の国会議員ルイス・カルロス・レホン氏は13.8%、セビジャ県マリナレダ市長フアン・マヌエル・サンチェス・ゴルディジョ氏は9.6%の得票率に終わった。 サバデル銀行、アトランティコ銀行を吸収合併
Banco Sabadell(サバデル銀行)のジョセップ・オリウ頭取は、昨日、1株あたり71.79ユーロで、Banco Atlantico(アトランティコ銀行)の92.8%を購入すると発表し、午後にはCNMV(国立証券取引委員会)に対し、公開買付の告示を出した。
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12月19日(金) 諸野党、国会で投票を拒否
昨日国会で、不認可の国民投票、または違法化されている政党に公共資金からの援助金授与を行った場合は、3〜5年の懲役刑により罰すると刑法を改正する案についての審議が行われ、アスナル首相、カスコス勧業相と2人の議員が欠席したにもかかわらず、承認必要最低票176票を上回る179の賛成票が与党PPによって投じられ、刑法改正案は承認された。 PNV、新党首投票、接戦でイマス氏勝利
昨日、PNVの新党首を決定する投票が行われ、候補者であったジョス・ジョン・イマス氏対ジョセバ・エヒバル氏の戦いは、ビスカヤ、ナバラ、フランス・パイス・バスコで勝利を収めたイマス氏がギプスコア・アラバで勝利したエヒバル氏をわずかな差で破る結果となった。 アラゴン州、同性愛カップルの養子縁組を承認
IU(統一左翼)からの提案を受け、昨日アラゴン州は安定した関係を持続している同性愛カップルの養子縁組を承認することを決定した。PSOE(社労党)、CHA(アラゴン主義団体)、IUは賛成、PSOEと連立州政権を組んでいるPAR(アラゴン党)は棄権、PP(国民党)は反対票を投じた。
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12月18日(木) アスナル首相、最後の国会答弁
昨日、ホセ・マリア・アスナル首相は、首相として最後の国会答弁を行った。首相は諸野党、特にPSOE(社労党)を激しく非難したが、諸野党もまた首相を批判、特に外交政策に非難が集中した。 小児ポルノ写真、インターネット公開で28人逮捕
警察は昨日までに、スペイン国内の24都市で、小児強姦映像をインターネットを公開していた28人を逮捕した。逮捕されたのは、バレンシア州7人、バレアレス州2人、カタルニャ州3人、アンダルシア州5人、マドリッド州5人、アラゴン州2人、アストゥリアス、ガリシア、ムルシア、ナバラ各州がそれぞれ1人警察では特別チームを編成して、5月から“トロイ作戦”を決行、プロバイダーの協力を得て、スペイン語のチャット、小児強姦映像のインターネットを介した交換を監視していた。 プラド美術館でゴヤの3作品を新たに公開 昨日、プラド美術館は、フランシスコ・デ・ゴヤの未公開の宗教画3点を公開した。この3点はのうち、油彩の“Sagrada Familia”、“Tobias y el angel”は350万ユーロ、“San Juan Bautista nino en el desierto”は420万ユーロの値がついており、すでに同美術館が所有する6点とともに、ゴヤの宗教画を知るためには不可欠の作品。
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12月17日(水) カタルニャ州議会、マラガル氏を知事として選出
昨日、カタルニャ州議会は、PSC(カタルニャ社会党)、ERC(カタルニャ左翼共和党)、ICV(カタルニャ緑の党)の賛成74票、CiU(カタルニャ連合)、PP(国民党)の反対61票により、PSCのパスクアル・マラガル氏をカタルニャ州知事として選出することを決定した。今日にもベナシュ議長(ERC)がこの合意書を国王に提出、国王が就任を承認する署名を行い、就任式が土曜日に行われる予定。 チャベス知事、アンダルシア自治政令改正原案を州議会に提出
マヌエル・チャベス・アンダルシア州知事は昨日、自治州としての権限と財収源の拡大を目的とした自治政令改正原案をアンダルシア州議会に提出した。 16年前に盗難のインキュナプラ発見
1987年にカンタブリア州ビジャカリエドの邸宅から盗まれた1486年印刷のインキュナプラ(活版発明から16世紀ごろまでの印本)『Introducciones Latinae』(アントニオ・ネブリハ著)が昨日、バルセロナで発見された。
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12月16日(火) 野党、アトゥチャ議長辞任を要求
昨日、フアン・マリア・アトゥチャ議長はバスク州議会審議からPSE(バスク社会党)のロドルフォ・アレス・スポークスマンを退場させた。 サッカー男子代表、U-20決勝進出
ドゥバイで開かれている男子サッカーU-20世界選手権の準決勝が行われた昨日、スペイン代表チームはコロンビア代表と対戦。終始多彩なパスでコロンビアがリードしたものの、ゴールが決まらないまま進んだ試合は、終了5分前にコロンビアのアンチコ選手がハンドの反則を犯し、スペインはペナルティゴールにより1-0で決勝に進出した。準決勝もう1試合、ブラジル対アルゼンチンはブラジルが1-0で勝ち、決勝戦はスペイン対ブラジルで金曜日に行われる。 アギレ知事、地下鉄拡張計画発表(マドリッド)
エスペンランサ・アギレ州知事は昨日、州知事在任の3年半でトータル72.7キロにわたって地下鉄拡張工事を行うことを発表した。この72.7キロのうち、42.1キロはメトロ(地下鉄)、残り30.6キロはメトロ・リヘロ(地上線)で、総工費は37億ユーロ。この資金調達については、EUからの助成金などの可能性を検討中であるという。この拡張により、サンチナロ、ラス・タブラス、モンテカルメロといった新しい地域のほか、前任のガジャルドン知事時代には住民からの強い要請にもかかわらず地下鉄建設が後回しにされてきたビジャベルデ、ラ・エリパ、アラメダ・デ・オスナ、ピナル・デル・レイにも地下鉄が開通することになる。また、メトロ・リヘロはナバルカルネロ、ボアディジャ・デル・モンテ、ポスエロ・デ・アラルコンの3つの郊外都市とマドリッド市を結ぶことになる。
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12月15日(月) カタルニャ新政権連立3党、合意に署名
昨日、カタルニャ連立政権を構成する3党、PSC(カタルニャ社会党)、ERC(カタルニャ左翼共和党)、ICV(カタルニャ緑の党)は、カタルニャ連立政権樹立のための合意に署名した。バルセロナ伯爵邸で開かれたセレモニーには政財界、文化人ら250人が招待され、23年間続いたCiU政権の終わりとカタルニャの新しい時代の始まりの証人となった。 フセイン元大統領逮捕後、首相が演説
イラクでのフセイン元大統領の逮捕に関し、昨日の朝首相官邸で首相がマスコミ対象に演説を行った。「今日はわれわれすべてにとってよい日となった。」と演説を始めたアスナル首相は、「国連に歯向かった独裁者は地に落ちた。サダム・フセインはこの30年間の何百万もの人々の死の直接責任者であり、拷問、暗殺、戦争の責任者である。サダムはイラク国民にとっても、世界にとっても脅威であった。」とし、「これまでの犯罪のつけを払うときがやってきた。」と述べたが、演説の中では大量破壊兵器についての言及は一切行われなかった。 カナリアス諸島で密入国者143人を逮捕 先週末、カナリアス諸島のフエルテベントゥラ島とランサローテ島でボート5隻、143人の密入国者が逮捕された。うち122人はサハラ砂漠周辺地域住民、18人がモロッコ人、3人がインド人と見られている。このほか、フエルテベントゥラ島のアンティグアの海岸で昨日の午前11時、警官が腐敗の進んだ男性の死体を発見。これは、先週の嵐の日に、同島沖23マイルで海上保安庁が救助している間に海に落ちた15人のアフリカ人のうちの1人であると見られている。
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12月12日(金) 造船所ストで15人負傷(セビジャ)
昨日、全国の公立造船所で午前7時から2時間にわたってストが行われた。2時間にわたるストは平和裏に終わるかのように見えたものの、最後に労働者側がデモを行うことを決定、無許可のデモ行進は発煙筒とゴム弾で武装した警官隊の介入を受けた。 11月のIPCは0.3%の上昇
INE(国立統計局)の発表によると、11月のIPC(消費者物価指数)は0.3%上昇し、今年に入っての年間インフレ率は2.4%、昨年11月からの12ヶ月間のインフレ率は2.8%の上昇となった。 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント抽選会 今日行われた抽選の結果、2月24、25日、3月9日、10日に行われるチャンピオンズリーグ16強の対戦は以下の通りに決まった。
シュツットガルト(ドイツ)対 チェルシー(イギリス) レアル・マドリッド、セルタ、デポルティボとも厳しい対戦相手となったスペイン勢、安堵の笑みを漏らしたのは、オリンピック・リヨンと対戦することになったレアル・ソシエダのみ。レアル・マドリッド以外のスペイン勢は1試合目をホームで、2試合目をアウェイで戦うことになる。
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12月11日(木) スペイン情報局員テロに関与の41人を逮捕
昨日、スペインのアスナル首相は、11月29日に7人のスペイン情報局員が殺されたテロに関与したと見られる者をアメリカ軍が逮捕したことを国会で発表した。その後、トリジョ防衛大臣が逮捕されたのはアブ・アブドゥラと呼ばれるグループに所属している41人で、昨日の明け方イラク南部ラティフィヤで逮捕されたことを明らかにした。41人の中には、実行犯のほか、計画者、計画責任者などが含まれているという。 連休中の交通事故死者、55%は30歳未満 憲法記念日の連休(12月5日〜8日)に交通事故で亡くなった76人のうち54.8%は30歳未満で、事故原因の大半は運転者の不注意とスピードの出しすぎだったことが調査の結果わかった。死者のうち34.8%はシートベルトを着用しておらず、28%はシートベルトをしていたかどうかが不明、シートベルト着用が確認された死者は全体の38.1%だった。調査を行ったDGT(交通総合局)では、事故の原因が悪天候にあったとは考えていない。昨年同時期と比べ死者数は13人(20%)増加、また35人が重傷を負っている。今年の連休中もっとも死亡事故が発生した“魔の時間”は午後2時から8時で、55件の死亡事故のうちの23県がこの時間に起きている。 2003年度セルバンテス賞発表
ビクトル・ガルシア・デ・ラ・コンチャ、ホセ・ヒメネス・ロサノ、ロサ・モンテロ、エンリケ・クラウセ、アントニオ・ムニョス・モリナ、グレゴリオ・サルバドール、アルトゥロ・ペレス-レベルテ、ホルヘ・エドワルズ、アルフレド・マトゥス、フェルナンド・サンチェス・ドラゴ、ビクトリーノ・ポロ各氏の11名からなる審査委員会は昨日、2003年度のセルバンテス賞の受賞者にチリの詩人ゴンサロ・ロハス氏を選んだ。ロハス氏と共に最終選考に残ったのはスペインの小説家フアン・マルセ氏だったが、6対5の僅差で受賞者はロハス氏となった。スペイン語最大の文学賞であるセルバンテス賞の授賞式はスペイン国王夫妻出席のもと、来年4月23日、アルカラ大学大講堂で行われる。
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12月10日(水) フランス警察、ETA幹部3人を逮捕
フランス警察は昨日、ETAメンバーの4人、ゴルカ・パラシオス・アルダイ、イニゴ・バジェホ・フランコ、フアン・ルイス・ルベナック、ホセ・ミゲル・アルメンドス・エルビティを逮捕した。パラシオス容疑者はETAの実行部隊ナンバーワン、バジェホ容疑者はその補佐、ルベナック容疑者はテロリスト養成の責任者と見られており、木曜日にイボン・フェルナンデス・デ・イラディ“ススペル”容疑者が逮捕された際に押収された書類の中から見つかった賃貸契約書に記載されていた住所で、昨日午前6時半、逮捕された。4人が逮捕された家屋の室内にはたくさんの折畳式ベッドと寝袋があったことから、この場所でテロリストの訓練が行われていたと見られる。ススペル容疑者の逮捕により、ETAが少なくとも4件のテロをクリスマスに準備していたことが判明している。この家屋からは、現金、ピストル、サブマシンガン、テロリスト養成マニュアル、内部機密書類、将来の標的に関するデータ書類などが押収された。 スペイン-モロッコ政府会談終わる
スペイン-モロッコ政府会談の最終日、アスナル首相はモロッコ国王モハメッド6世に謁見した。この席にはモロッコの内務大臣、外務大臣も国王により同席を許されたが、ドリス・ジェットゥ首相は招待されなかった。シラク・フランス大統領、パウエル・アメリカ国務長官もモロッコ政府を刺激しないように直接的な言及を避けたジャーナリストのアリ・ルンラベット氏(国王侮辱の罪により3年の懲役を宣告)問題について、アスナル首相は個人的に“関心”を持っていることをはっきり国王に表明、謁見がわずか50分で終了した。 カタルニャ左翼連立政権成立
昨日、PSC(カタルニャ社会党)、ERC(カタルニャ左翼共和党)、ICV(カタルニャ緑の党)の3党は、それぞれカタルニャ州政府で左翼の連立政権が成立したことを発表した。ERCのジョセップ・ルイス・カロ党首は彼の目的は、カタルニャが民族主義と非民族主義に分断されるのを避けることであると述べ、「カタルニャはアイルランドでもケベックでもエウスカディでもない」とコメントし、「23年間にわたる保守的カタルニャ主義から左翼的カタルニャ主義の時代へと移行するときがきた」と付け加えた。
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12月9日(火) スペイン-モロッコ政府会談
昨日、1999年以来行われていなかったスペイン-モロッコ政府会談がモロッコのマラケッシュで行われた。現地時間午後5時(スペイン時間午後6時)、総勢80名からなるスペイン外交団が飛行機でモロッコに到着。この80人の中には、外務、経済、内務、法務、勧業、農業、教育、労働の8人の大臣と外務、商業、移民問題担当の3人の書記官が含まれている。 カタルニャ州、左翼連立政権擁立へ
11月16日のカタルニャ州選挙後、州政府連立政権擁立を目指して、ERC(カタルニャ左翼共和党)とCiU(カタルニャ同盟)、ERCとPSC(カタルニャ社会党)の話し合いが続けられていたが、今朝、ERCのジョアン・プイグセルコス副書記長は、カタルニャ・ラジオで、ERCはPSC、ICV-EUIA(カタルニャ緑の党とカタルニャ統一左翼の連合)と連立政権を擁立し、知事にはPSCのパスクアル・マラガル氏、conseller en cap(議員代表)にはERCのカローロビラ氏が就任すると発表した。 チャバ・ヒメネス選手の葬儀に2000人が参列
土曜日の夜、マドリッドの病院で心臓発作のため32歳で亡くなった元自転車競技選手のホセ・マリア・ヒメネス“エル・チャバ”選手の葬儀と埋葬が昨日、出身地のエル・バラコ(アビラ県)で行われ、自転車競技界、ジャーナリストのほか、自転車競技ファンも多数つめかけ、2000人以上がチャバ選手に最後の別れを告げた。
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12月8日(月) 無原罪の聖マリアの祭日のため、スペインニュースはお休みです。 |
12月5日(金) フランス警察、脱獄したSusper容疑者を逮捕
昨日、アンヘル・アセベス内務大臣は、昨年12月22日に警察の留置場から脱獄したETAメンバーのイボン・フェルナンデス・イラディ、通称“ススペル”容疑者をフランス警察が逮捕したと発表した。 カタルニャ州議会議長にERCのベナシュ氏選出
今日、午前10時半からカタルニャ州議会議長選挙が行われた結果、ERC(カタルニャ左翼共和党)、CiU(カタルニャ連合)、PSC(カタルニャ社会党)の賛成票111対PP(国民党)、ICV(カタルニャ緑の党)の白紙票24により、ERCのエルネスト・ベナシュ氏が議長に選出された。第一1副議長にはイジニ・クロタス氏(PSC)、第二副議長にはラモン・カンプ氏(CiU)が選ばれた。州議会議長職をERC選出議員が占めるのは、1980年のエリベルト・バレラ氏以来。 三連休を前に交通特別警戒体制
明日の憲法記念日、月曜日の無原罪の聖母マリアの祭日からなる三連休中に全国の高速道路は1200万人の利用が予想されており、明日の午後3時から月曜日の午後12時までDGT(交通総合局)により特別警戒体制が敷かれる。この連休は雨、雪が予想されているため、運転者にさらなる注意が呼びかけられている。
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12月4日(木) アトゥチャ議長、バスク州最高裁判所に出頭
バスク州最高裁判所の召喚命令により、バスク州議会からフアン・マリア・アトゥチャ議長(PNV-バスク民族党)、ゴルカ・クノール第一副議長(EA-バスク連盟)、コンチ・ビルバオ第二書記(IU-統一左翼)の3人が昨日、出頭した。3人は、州議会内の元バタスナ党(違法政治団体)メンバーが構成する議員グループ“Sozialistas Abertzaleak(愛国社会主義同盟)”解散命令の執行を拒否しており、最高裁判所命令不服従の罪で、検察庁から提訴されているが、3人は、不服従ではなく、地方議会自治権を守っているに過ぎないという論旨を変えなかった。 野党の反対を押し切って、上院、与党の過半数により刑法改正案を承認
昨日、上院司法委員会は与党PP(国民党)の過半数票により、刑法改正案を承認した。この改正案は、イバレチェ・バスク州知事が国会の許可なしにバスク州自治領化案、“イバレチェ・プラン”を住民投票にかけた場合は、イバレチェ知事の行為は犯罪とみなされ、刑法による処罰の対象となるというもの。 作家、ドゥルセ・チャコンさん死亡 昨日、マドリッドの自宅で作家のドゥルセ・チャコンさんがガンのため亡くなった。享年49歳。1954年バダホス県サフラに、詩人で元市長のアントニオ・チャコン氏の娘として生まれたドゥルセ・チャコンさんは、1992年詩集“Querran ponerle nombre”で文壇デビュー。“Contra el desprestigio de la altura”で1995年にイルン市賞を受賞した翌年、“Algun amor que no mate”で小説デビュー、この作品はのち、2002年に脚本化された。最新作は昨年発表した“La voz dormida”で、市民戦争敗者の痛みを綴ったこの作品は、今年、マドリッド書店組合から“今年の本”に選ばれた。この賞を受賞した6月には、元気で今後の計画も多数立てていたが、その後脾臓にガンがみつかり、このガンが肝臓にも転移。50歳にならない作家の死に、文壇は大きなショックを受けた。彼女の埋葬は明日行われる予定。
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12月3日(水) イラク情勢をめぐる国会討論
この8ヶ月で初めて、アスナル首相が国会でイラク情勢についての報告を行った。これは、先週土曜日、スペインの情報局員7人がイラクで殺害されたことにより野党勢力から首相への国会報告要請が強まったためであるが、7人の葬儀から3時間しか経っていないうちに国会討論が召集されたことに対し強い批判も上がっていた。 7人の情報局員の合同葬
先週の土曜日、バグダッドの南部で待ち伏せ攻撃を受け亡くなった7人のスペイン情報局員の合同葬が昨日正午、CNI(国家情報局)本部で行われた。葬儀には、国王夫妻、首相夫妻、両議会議長、政府閣僚、軍関係者などが多数参列、主要野党も、混合政党(招待されなかったと後に欠席の理由を説明)とバスク民族党以外からは参列者があった。 遭難の登山家女性、無事救助
月曜日の午後、マドリッドのラ・ペドリサで遭難した31歳のニュージーランド人女性が昨日の朝、無事発見、救助された。この女性は月曜日の午後6時20分、道に迷ったと112番通報。消防隊と赤十字社から捜索隊が出された。女性はコジャド・カブロンを過ぎてから道に迷ったと述べたため、その周辺地域を中心に捜索、夜になって消防隊員12人、赤十字ボランティア8人、治安警備隊員6人、森林警備隊員5人が捜索を続けたが、午前1時、女性の携帯電話のバッテリーが切れた。
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12月2日(火) 市民戦争とフランコ主義犠牲者追悼集会−PPのみ欠席
昨日、国会議事堂で市民戦争とフランコの独裁政権中に粛清された共和主義者たちへの表敬集会が行われ、“Perdonar si, olvidar, no(許しはするが、忘れはしない)”をスローガンに掲げ 元政治犯、政治亡命者、粛清された犠牲者の家族らおよそ350人が出席した。 さらに150人の兵士、イラクへ 昨日、バジャドリッド県にあるビジャヌブラ基地からおよそ150人のスペイン人兵士がイラクに向けて出発した。彼らは4ヶ月の物資供給、衛生管理、技術提供の任務に派遣される兵士だが、7人のスペイン人が犠牲となった土曜日のテロの落とす影は濃く、クウェート行きの飛行機に乗り込む兵士と見送る家族のは不安と心配の表情を隠せなかった。クウェート到着後、兵士たちは陸路、スペイン軍が駐屯するイラクのディワニヤに向かう。月曜日には同基地からさらに50人の兵士が派遣される予定。 マス氏、イバレチェ氏と会談
カタルニャ知事候補としてCiU(カタルニャ連合)から立候補したアルトゥール・マス氏が昨日、ビトリアを訪問。イバレチェ・バスク州知事と1時間にわたって会談した。マス氏は、カタルニャ州知事に就任した暁に、バスク州政府と中央政府の“仲介者”となることを申し出、またPP(国民党)が、国会の承認なしに住民投票を行った場合は懲役刑により罰するよう刑法改正を提案している点について、マス氏は“狂気の沙汰”と批判した。マス氏はイバレチェ・プランについての支持についての特別な言及は行わなかったものの、今月13日に市民団体“Basta Ya”が開催するイバレチェ・プラン反対デモに社会党が参加を予定している点については“嘆かわしい”と批判した。
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12月1日(月) 首相、スペイン軍イラク駐屯継続を改めて確認
土曜日のスペイン人情報局員襲撃から24時間後、アスナル首相はスペイン軍がイラクから撤退しないことを改めて表明した。質問なし、6分間にわたる演説で、首相は派兵の理由を個人の自由を脅かす“国際的テロリズム”との闘いのためとし、「ここで撤退するのは最悪の選択」であると語った。 6議員、パブロ・イバール被告を訪問
現在、レイフォード・フロリダ州立刑務所に死刑囚として収監されているスペイン人パブロ・イバール被告を今日、6人の国会議員が駐マイアミスペイン領事の付き添いで訪問する。6人は、明日タラハッシーで行われるフロリダ州立最高裁判所での上告裁判にも出席する予定。 ヨーロッパ選手権組み合わせ抽選会行われる
来年の6月12日から7月4日までポルトガルで開催されるサッカーのヨーロッパ選手権組み合わせ抽選会が行われた。スペインはAグループで、ポルトガル、ギリシャ、ロシアと対戦する。スペイン対ポルトガルの他にもBグループでフランス対イギリス、Cグループでスウェーデン対デンマーク、Dグループでドイツ対オランダと隣国対決が4グループに現れる組み合わせとなった。予選リーグを勝ちぬいた15チームと開催国ポルトガルを合わせた16カ国は以下のグループで対戦する。 週末のスポーツの結果
テニス:男子テニスの国別対抗戦、デビスカップの決勝戦、スペイン対オーストラリアは、土曜日のダブルスの対戦で、アレックス・コレチャ、フェリシアーノ・ロペス組がトッド・ウッドブリッジ、ウェイン・アーサーズ組に3-6、1-6、3-6で破れ、最後のチャンスをかけて行われた昨日のシングルス、フェレロ選手対フィリポウシス選手の対戦もフェレロ選手が5-7、3-6、6-1、6-2、0-6で3時間12分の試合の結果破れたため、第5試合のモヤ選手対ヒューイット選手は行われず、対戦成績3-1で、オーストラリアが4年ぶり、28度目の優勝を決めた。
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