スペインニュース・コムがお届する
毎日のトップニュース
今日の新聞よりトップニュースを毎日更新でお伝えします |
---|
過去のニュ−ス
JAN2004
FEB2004
MAR2004
ABR2004
JAN2003
FEB2003
MAR2003
APR2003
MAY2003
JUN2003
JUL2003
AGO2003
SEP2003
OCT2003
NOV2003
DEC2003
JAN2002
FEB2002
MAR2002
APR2002
MAY2002
JUN2002
JUL2002
AGO2002
SEP2002
OCT2002
NOV2002
DEC2002
JAN2001
FEB2001
MAR2001
APR2001
MAY2001
JUN2001
JUL2001
AGO2001
SEP2001
OCT2001
NOV2001
DEC2001
JAN2000
FEB2000
MAR2000
APR2000
MAY2000
JUN2000
JUL2000
AUG2000
SEP2000
OCT2000
NOV2000
DEC2000
MAR99
APR99
MAY99
JUN99
JUL99
AUG99
SEP99
OCT99
NOV99
DEC99
5月31日(月) イバレチェ氏、バスク議会選挙の前倒しは無いと発表
バスク州知事フアン・ホセ・イバレチェ氏は、向こう数ヶ月間の主な方針を発表。 その中でレエンダカリ(バスク自治州政府)は2005年5月に予定されている自治州選挙の時期を早めることはあり得ないと告げ、またバスク州新法案については
現バスク議会が審議投票するべきであると述べた。 スペイン人の46%が公共の場における喫煙規制を強めることを希望
スペインでは毎年およそ6万人が喫煙により死亡している。
その内、肺ガン(26.5%)、慢性閉塞性肺疾患(20.9%)などが主な死因となっている。 ジェラルド・ゴンサレス氏、スペインサッカー連盟会長立候補を正式に表明
以前、同連盟秘書を務めていたことのある同氏は、次回会長選挙への立候補を
表明すると同時に、現役員会による運営が決して評価できるものではないとの
見解を示した。
|
5月28日(金) 警官の拳銃を奪って殺害した囚人、逮捕(バルセロナ)
殺人課の警官たちは、昨日、エル・プラット・デ・ジョブレガ市のサン・コスメ地区で、フリオ・ナバロ・フェルナンデス容疑者(28歳)を発見、逮捕した。同容疑者は、今週の月曜日、同市の裁判所に出廷した際に、護衛についていた25歳の警官の拳銃を奪い、発砲し、警官を死亡させ、裁判所内でペンキを塗っていた塗装業者に重傷を負わせ、一緒にいたアントニオ・ヒメネス・エルナンデス容疑者と逃亡した。 カトリック教会、政府の法改正案反対運動支持を示唆
スペインカトリック教会は、昨日、新政権の法改正案に対し、反対の意思を表明した。特に、治療目的での胚によるクローン作製を可能にする人工再生法の改正についてと、人工中絶の刑法適用撤廃について、厳しく糾弾。司教執行委員会による声明文が発表された昨日の記者会見では、マルティネス・カミノ広報官が「人命を奪ういかなる法制の制定も改革も政府の権限にはない。」とし、PSOE政権の改革案には“科学的、政治的、経済的利益”が存在すると述べた。 “トランプ殺人犯”に、懲役151年求刑
マドリッド最高裁判所は、2003年7月3日に逮捕された“トランプ殺人犯”アルフレド・ガラン・ソティジョ被告(26歳)に対し、懲役151年と2ヶ月を求刑した。検察側では、ガラン被告を6件の殺人と3件の殺人未遂、住居不法侵入、武器の不法所持の罪で告発しており、被害者に対する賠償金3,090,500ユーロの支払いも要求している。
|
5月27日(木) 防衛省、Yak−42機犠牲者の合同埋葬を提案
アフガニスタンでの任務を終えた兵士を乗せた防衛省チャーター機がトルコで墜落し、乗っていたスペイン兵62人が死亡して昨日でちょうど1年が経ち、昨日は記念式典が現場で行われた。“Plaza de amistad hispano-turca(スペイン−トルコ友情広場)”と名づけられた広場での記念モニュメント除幕式ののち、遺族とボノ防衛大臣は、飛行機が墜落したピラブ山にのぼった。 PSOE、11−M調査委員会にアスナル前首相出頭は要請せず CC(カナリアス連合)所属議員のパウリーノ・リベロ氏の委員長就任が満場一致で決まった国会11−M調査委員会は、欧州議会選挙)6月13日)が終了してから始動するが、与党PSOE(社労党)は現在のところ、“勤めていた職務に敬意を払って”アスナル前首相出頭は要請しない予定。しかし、これはあくまでも予定であって、今後のPP(国民党)の対応によっては、出頭要請の可能性もあるとしている。最大野党PPと与党との話し合いにより、同委員会の副委員長には、PSOEのアンヘル・マルティネス・サンフアン氏、書記にはPPのイグナシオ・ヒル・ロレンソ氏が選ばれた。 銀行強盗、7時間篭城の後、投降
昨日午前12時40分、マドリッド州アルカラ・デ・エナレスの中心地にあるBBVA銀行に銀行強盗が押し入った。サングラスに黒いコート、ライフルとピストルで武装した犯人は客12人と行員8人に地面に伏せるよう命じ、5万ユーロを要求した。午後1時19分、人質の1人が夫に携帯電話で連絡を取ることに成功、夫が警察に通報し、周囲は警察が包囲、救急車5台、特殊部隊が待機を始めた。
|
5月26日(水) 中絶、同性愛者結婚の合法化、離婚手続きの簡略化へ
フアン・フェルナンド・ロペス・アギラル法務大臣は、昨日の国会司法委員会の席で、現行内閣がこの4年間で進めていく改革の予定について発表した。この改革に含まれる主な計画は以下のとおり: ボノ防衛相、Yak−42機墜落事故について国会で報告
昨年5月26日にトルコで墜落し、乗っていたスペイン軍の兵士62人全員が死亡した事故の犠牲者の遺体確認の結果が誤っていた疑いについて、昨日、ホセ・ボノ防衛大臣は、国会防衛委員会で報告を行った。ボノ大臣は、身元確認の際に“不注意”があったと認めたものの、トリジョ前大臣と防衛省に“悪意”はなかったと防衛省と前防衛大臣に対して責任はないとの見解を示した。 皇太子夫妻、サン・セバスティアンを訪問し、国内新婚旅行終了
ソス・デル・レイ・カトリコを出発した皇太子夫妻の昨日最初の訪問地は、ナバラ県オリテ。ここで、2人はナバラ国王カルロス3世により建てられた城を訪ねた。現在フェリペ皇太子のもつ称号の1つである“プリンシペ・デ・ビアナ”という称号は、カルロス3世に始まるもの。来月末には、レイレ修道院で2004年プリンシペ・デ・ビアナ・文化賞の授賞式が行われる。
|
5月25日(火) 皇太子夫妻、サラゴサへ
クエンカのパラドールに宿泊した皇太子夫妻は、クエンカを散策した後、昨日午後1時、テルエル県アルバラシンに到着し、その後、サラゴサを訪問した。 イラン外相、訪西を1日延期
昨日、イランのジャラジ外相はマドリッドに到着し、スペインのモラティノス外相する予定だったが、皇太子夫妻の結婚式にパフラヴィー朝国王(1979年イスラム革命により亡命)の未亡人と息子が招待されたことに抗議するため、訪西延期を発表した。これを受けてスペイン外務省は、スペイン政府がイスラム共和国と現在の良好な関係を保ちたいと望んでいること、しかし国王夫妻は皇太子の式への招待客を自由に選べることを説明、丸1日を費やした話し合いの結果、イラン政府は今日、ジャラジ外相がマドリッドを訪問し、サパテロ首相、モラティノス外相と会談することを決定した。 レアル・マドリッド、新監督にカマチョ氏
スペインサッカー一部リーグのレアル・マドリッド、フロレンティーノ・ペレス会長は、昨日、カルロス・ケイロス監督の解任と、ホセ・アントニオ・カマチョ氏の新監督就任を発表した。同チームはリーグ最後に5連敗を喫し、リーグ成績は4位にとどまった上、重要なトーナメントタイトルを1つも獲得できなかった(1998年以来)。
|
5月24日(月) フェリペ皇太子ご成婚
挙式が行われる2時間前の午前9時から、招待客を乗せたバスが次々アルムデナ大聖堂に到着した。ここ数年5月22日は晴れの日が続いていたものの、今年の5月22日は、ちょうど陸軍の軍服を着たフェリペ皇太子がソフィア王妃の手をとって王宮から大聖堂に向けて歩き始めた午前11時前から雨が降り始めた。マヌエル・ぺルテガス氏デザインのウェディングドレスに身を包んだ婚約者のレティシア・オルティスさんが父親に付き添われ、ロールスロイスで王宮から大聖堂に向けて出発したのは午前11時6分。アントニオ・マリア・ロウコ・マドリッド大司教により執り行われたミサで、誓いの言葉が述べられたのは午前11時50分だった。 2500万人以上が皇太子挙式を視聴
土曜日に行われたフェリペ皇太子の挙式をスペイン全土で視聴した人の数は25,145,000人であることが判明した。この数字は、視聴者数計測システムをスペインが導入して以来最高の数字。クリスティーナ内親王の挙式は2268万人、エレナ内親王の挙式は2134万人が視聴していた。皇太子が大聖堂の祭壇に到着した10時52分から新郎新婦が大聖堂を出た12時46分までの間、視聴者の58.2%は国営1チャンネルを選び、一人あたり平均94分の視聴時間を記録した。 クウェートからスペイン兵234人が帰還
防衛省のチャーター機で昨日未明、アルメリア空港に234人のスペイン兵が到着した。今日の午後4時、マドリッドのトレホン・デ・アルドス基地にクウェートから到着する便で217人がさらに到着し、ボノ防衛大臣は、この217人の送迎のため同基地を訪れる予定。 週末のスポーツの結果
サッカー:2003−2004一部リーグの全試合が終了。1位のバレンシアと2位のバルセロナは予選なし、3位のデポルティーボと4位のレアル・マドリッドは予選ありでチャンピオンズリーグ出場が決まった。また、5位のアスレティック・ビルバオと6位のセビジャはUEFAカップ、7位のアトレティコ・マドリッドと8位のビジャレアルはインタートト・カップに出場する。バジャドリッド、セルタ、ムルシアは2部リーグ転落。
|
5月21日(金) 撤退中のスペイン軍に攻撃、兵士1人が負傷
5月2日にクウェートに向けてスペイン軍がイラクから撤退を開始して以来初めて、昨日午前9時半頃(スペイン時間午前7時半)、ディワニヤの南50キロにあるアル・ハムザ付近でスペイン軍部隊が待ち伏せにあった。このときの戦闘により、スペイン軍の軍曹1人が負傷、襲撃者イラク人1人が死亡、1人が重傷を負い、1人が逮捕された。負傷したロンダ基地所属の軍曹は手当てを受け、昨日のうちに部隊に戻り、重傷のイラク人はバグダッドの米軍病院に移送、また逮捕者の身柄も米軍に引き渡された。 英西外相会談 新政権外務大臣に就任して初めて、ミゲル・アンヘル・モラティノス外相がイギリスを訪問した。水曜日、国会外交委員会で、ジブラルタル問題の解決に向けて強気の姿勢を示していたモラティノス外相だが、昨日の1時間半にわたるジャック・ストロー・英外相との会談では、ジブラルタル問題はほとんど話題に上らず、“話し合い再会の日付を決める”というモラティノス外相の水曜の発言とは程遠い結果に終わった。しかし、モラティノス外相は会談後の記者会見で「私は失望していない。イギリスとスペインという2つの友好国は“適当な時期”が来れば、満足のいく解決策に到達できるはずだ。」と述べた。 サッカー欧州選手権代表選手発表
6月にポルトガルで開催されるサッカー欧州選手権の代表選手が昨日発表された。レジェス(アーセナル)、ミスタ(バレンシア)、フアニート(ベティス)の3選手の代表入りの可能性がささやかれていたが、「最後の最後まで、ディフェンスの補強をするか、フォワードを1人増やすかで悩んだが、過去の経験からディフェンスを増やすことにした。」とイニャキ・サエス監督が胸中を告白したように、この座をつかんだのは、水曜日のUEFAカップ決勝戦での活躍が記憶に新しいミスタ選手ではなく、フアニート選手だった。チームの平均年齢は25歳で、最年長はキーパーのカニサレス選手(バレンシア)34歳で、最年少はトレス選手(アトレティコ・マドリッド)の20歳。昨日発表された23人の代表選手は以下のとおり。
|
5月20日(木) バレンシア、UEFAカップも制す
スウェーデンのイェーテボリで昨日行われたUEFAカップ決勝戦、バレンシア対マルセイユは、2ー0でバレンシアが制し、先週のスペインリーグ優勝に続き、バレンシアが2冠を達成した。 インド洋でフェリー行方不明
シンガポールで建造、進水され、乗組員12人のうち10人がスペイン人のバレアリア社の客船Nixeがインド洋上で行方不明になっている。本来なら月曜にスリランカに寄港しているはずのこの船に対し、無線、衛生電話での連絡が試みられているが、応答がない。 挙式を前に招待客の到着始まる
今日の正午過ぎの日本の皇太子の到着を皮切りに、今日はノルウェー皇太子夫妻、元イラン王妃と長男夫妻、ボリビア、コロンビア、エクアドル、ニカラグア、ペルーの大統領夫人などで、明日はヨルダン王妃、ノルウェー国王夫妻、コロンビア大統領、ニカラグア大統領、アイルランド大統領、元チェコ大統領バツラフ・ハベル氏、ネルソン・マンデラ氏などがバラハス空港に到着、トレホン基地にはベルギー王室、デンマーク女王、ルクセンブルグ大公と家族、オランダ女王と家族、イギリスのチャールズ皇太子とウィリアム王子、スウェーデン国王夫妻と家族などが到着する。
|
5月19日(水) マドリッド、オリンピック開催地最終候補に残る
昨日、スイスのローザンヌでIOC(国際オリンピック委員会)理事会が開かれ、2012年夏季五輪開催地として立候補していた9都市の中から、マドリッドは1位のパリと0.2ポイント差、3位のロンドンと0.7ポイント差の総合得点8.3点で2位の評価を得て、最終候補地に残った。その他最終候補に残っている4都市は、パリ、ロンドン、ニューヨーク、モスクワ。 挙式後パレードの行程発表
直前の変更の可能性を残しながらも、昨日挙式後、皇太子夫妻がパレードをする行程が発表された。当初は、マジョール通り、サン・へロニモ通り、アトチャ通りの通過も検討されていたが、これらの通りは幅が狭く警備が難しいとの理由により却下された。(アトチャ通りでは1906年5月31日、皇太子の曽祖父にあたるアルフォンソ13世の挙式後のパレードで無政府主義者に爆弾テロがあり、新郎新婦は無傷で済んだものの、沿道の観衆23人が死亡している。) 36歳の男性、女性殺害の後、自殺(バルセロナ)
昨日の午後7時頃、救急センターに「恋人を殺した」と電話があった。男性が「電話を切った後自殺する。」と述べたため、救急センターは警察に連絡、警察が急行したが、現場で女性1人と男性1人の死体を発見した。男性は首をつっており、女性は窒息死。
|
5月18日(火) 皇太子挙式に伴い道路閉鎖へ
フェリペ皇太子の挙式を土曜日に控え、マドリッド市役所は昨日、前日21日から始まる道路、駐車場、地下鉄駅閉鎖についての計画を発表した。その内容は以下の通り。 アスナル前首相、ラムズフェルド国防長官と会談
PP前政権で首相を務めたホセ・マリア・アスナル首相は現在、アメリカを訪問中で、昨日はアメリカ国防総省で、ラムズフェルド国防長官と会談した。ニューヨーク、カリフォルニアと続いたアスナル首相の訪米スケジュールは今日、ワシントンで終了するが、明日はホワイトハウスでブッシュ大統領との会談が予定されている。PP(国民党)は、この訪米について“プライベートなもの”とし、コメントを避けている。
|
5月17日(月) ディワニヤ基地、米軍指揮下に イラクのディワニヤにあるスペイン軍基地では撤退作業が引き続き進められている。基地には“スペイン兵の最後の1人が立ち去るまで”はスペイン国旗が掲げられるが、昨日からこの基地は米軍の監督下に置かれており、昨日は基地内で、指揮権委譲の儀式と、今回のイラク派遣中に命を落とした兵士への表敬式典が行われた。現在、同基地に残るスペイン兵の数は治安上の問題から明らかにされていないが、最後の人員の撤退は数日以内に完了する予定だという。 ヒル氏に最後のお別れ
17年間にわたって会長として君臨し、アトレティコ・デ・マドリッドが有限会社となった1992年以来、最大の株主であったヘスス・ヒル・イ・ヒル氏が金曜日、入院先のマドリッドの病院で脳梗塞のため亡くなった。享年71歳。 皇太子挙式を前に、国境特別警備
今週の土曜に行われるスペイン皇太子の挙式を前に、国境では特別警備体制が敷かれている。スペインと陸続きで国境を接するポルトガル、フランスから入る列車はすべてスペイン入国時に国家警察によって停車を命じられ、乗客のパスポートチェックが警官の選んだ人間に対してのみ行われている。しかし、国鉄関係者の話では今のところこれによる目だった到着時間の遅れは出ていないという。この措置はスペイン入国する車両に対しても同様で、国家警察が提示を求めた人間に対してのみパスポートチェックが行われている。これにより、国境付近ではノロノロ運転、または渋滞が起こっている。 週末のスポーツの結果
水泳:マドリッドで開催されていたヨーロッパ水泳選手権が閉幕。昨日、ニーナ・ジバネフスカヤ選手が50メートル背泳ぎで銀メダルを獲得し、最終的にスペインの獲得メダル数は過去最高の13(金3、銀6、銅4)となった。うち、11個は女性選手によるもの。
|
5月14日(金) 国会、イラクからの即時撤退を支持
4月18日にサパテロ首相が出したスペイン軍イラク即時撤退命令についての審議が昨日国会で行われ、賛成185、反対141、棄権4で撤退は承認された。 サパテロ首相、ベルルスコーニ首相と会談
ドイツ、フランス、ポルトガルに続き、サパテロ首相は昨日イタリアを訪問し、アスナル前首相との深い親交で知られるベルルスコーニ首相と会談した。 フェリペ皇太子、レティシアさん、デンマークへ
フェリペ皇太子と婚約者のレティシア・オルティスさんは、今日開かれるデンマークのフレデリック皇太子挙式出席のため、昨日デンマーク入りした。挙式まであと8日のお二人だが、今回の訪問で、未来のスペイン王妃レティシアさんが正式にヨーロッパ各王室に紹介されることになる。
|
5月13日(木) PSOEとPP、14ヶ月ぶりに対テロ協定会議
PSOE側からは、サパテロ首相のほか、フェルナンデス・デ・ラ・ベガ第一副首相、ペレス・ルバルカバ下院広報官、レルマ上院広報官、ブランコPSOE組織書記官、チャコン下院第一副議長が出席、PP側からはラホイ書記長、アセベス書記長補佐、サプラナ下院広報官、ガルシア・エスクデロ上院広報官が出席し、14ヶ月ぶりに対テロ協定会議が開かれた。2000年12月の調印以来この会議に政府首相が出席するのは初めて。 レアル・マドリッド新練習場、起工式
マドリッド市の北東部、国際見本市会場IFEMAに新たな居住地区として建設が進められているパルケ・バルデベバス内に作られるサッカー、バスケットボールチーム、レアル・マドリッドの新しい練習場の起工式が昨日行われた。起工式には、ペレス会長を始めとするレアル・マドリッド幹部、選手、ファンのほか、マドリッド州知事、市長も出席した。花崗岩製の起工記念モニュメントには、現在流通している硬貨、昨日の新聞、83967人のファンクラブ会員と1701の私設ファンクラブの名前を記録したCD−ROM、サッカー、バスケットボールの一軍のチーム写真、新練習場建設を承認した議事録のコピーが入れられた。 カンヌ映画祭の開幕にアルモドバル作品
昨日、第57回カンヌ映画祭が開幕、この開幕作品として、ペドロ・アルモドバル監督の“La Mala Educacion(悪い教育)”が選ばれた。スペイン映画か開幕作品に選ばれるのは初めて。例年は大衆受けする軽い映画が開幕作品に選ばれるカンヌ映画祭だが、今年はこのアルモドバル監督作品により重い幕開けとなった。
|
5月12日(水) サパテロ首相、上院審議に参加
昨日、ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相が上院審議に出席した。16閣僚中10人に加え、マヌエル・マリン下院議長も出席し、上院の招待者席はこれまでに例を見ない混雑ぶりとなり、また多くのマスコミ関係者も上院に駆けつけた。1997年、ホセ・マリア・アスナル首相(当時)が上院で自治州知事との討論を行ったことはあったが、首相の上院審議への参加となると、最後に行われたのは、1986年フェリペ・ゴンサレス首相(当時)までさかのぼらなければならない。 バレンシア社会党、サプラナ氏を提訴
PSPV(バレンシア社会党)は昨日、現在PP(国民党)広報官で、前政権では政府広報官を務めていた元バレンシア州知事エドゥアルド・サプラナ氏、歌手のフリオ・イグレシアスさん、Ivex(バレンシア輸出協会)責任者を、公金横領、公文書偽造の容疑で最高裁判所に提訴した。 ダリ生誕100周年を祝い祭り(フィゲラス)
サルバドール・ダリ(1904年5月11日生まれ、1989年1月23日没)の生誕からちょうど100周年となった昨日、生誕地フィゲラスで盛大に祭りが開かれた。生誕100周年祭りの幕開けは、ダリと親交の深かったルイス・ブニュエルの生誕地カランダから招待された楽団によるダリの生家前での太鼓演奏。100周年を記念し、ダリの好物だったパンが特別デザインで販売され、1500個のパンを求めて長蛇の行列ができ、また、ダリの絵を使用した特別記念切手の紹介も行われた。今週の土曜日にはダリ美術館で国営宝くじの抽選会が開かれる。フィゲラスの中心地では建物にたくさんのダリの垂れ幕がさがり、夜には特別イルミネーションがクリスマスまで行われる。
|
5月11日(火) 政府、市長選挙法改正を提案
テレサ・フェルナンデス・デ・ラ・ベガ第一副首相は昨日、国会憲法委員会の席において、憲法改正を4つの点において進める方針であることを明らかにした。PP(国民党)、IU(統一左翼)を始めとし、諸民主主義政党も話し合いに応じる姿勢を見せている。 フェリペ皇太子とレティシアさん、マドリッド市役所訪問
挙式を12日後に控えた昨日、フェリペ皇太子は婚約者のレティシア・オルティスさんとマドリッド市役所を訪問、ルイス・ガジャルドン市長からマドリッド市名誉勲章を贈られた。また、勲章授与の後は、マドリッド市役所からのお二人への結婚祝いである元メカノのナチョ・カノさん作曲の交響曲“Musica para una boda”がマドリッド市交響楽団により演奏された。この席にはおよそ200人が招待され、フロレンティーノ・ペレス・レアル・マドリッド会長、歌手のミゲル・ボセさんの姿も見られた。 パセオ・デル・プラド、4つ目となる美術館の建設工事スタート
5000万ユーロを投じ、ラ・カイシャ財団は2006年秋の開館を目指し、パセオ・デル・プラド36番地にこの地域4つ目(その他3つはプラド美術館、ソフィア王妃芸術センター、ティッセン・ボルネミサ美術館)となる文化・社会センター“Caixa Forum”の建設を始めた。地上5階、地下2階立てとなる建物は、1900年に建てられ、マドリッド工業建築物の代表作品の1つである旧メディオディア電気センター跡に建設。ゴベルナドール、アラメダ、セニセロ、アルマデン通りに接するオリジナルのファサードは残すがその他の部分は取り壊し、建て直される。
|
5月10日(月) ボノ防衛大臣、イラクのスペイン軍基地を訪問
昨日の現地時間午前9時半(スペイン時間午前7時半)、クウェート経由でホセ・ボノ防衛大臣がイラク、ディワニヤのスペイン軍基地に到着した。保安上の問題から、防衛大臣とマスコミ関係者を乗せたヘリコプターはイラク国内で常に低空飛行、30時間にわたる今回の旅行はすべて秘密裏に行われた。 バレンシア、リーグ優勝 昨日、敵地でのセビジャ戦に2−0で勝ち、バレンシアが6度目の優勝を決めた。ラニエリ、クーペル、ベニテスの3監督のもとで、1999年国王杯優勝、2000年2001年リーグ2位、2002年リーグ優勝と、1940年代以来の黄金期を迎えているバレンシアは、今月19日にUEFAカップ決勝戦に臨む。 ヘスス・ヒル元アトレティコ会長、脳血栓で緊急入院
アトレティコ・デ・マドリッドの最大株主である元会長、へスス・ヒル氏が昨日、バルデオリバスの自宅で脳血栓で倒れ、71歳のヒル氏は右半身不随、ほとんど意識のない状態で、ただちにトレド県タラベラ・デ・ラ・レイナにあるヌエストラ・セニョーラ・デル・プラド病院に午後1時に運ばれた。その後、ヒル氏の家族の依頼により、午後5時ヒル氏はマドリッドのクリニカ・セントロに転院、48時間は絶対安静の状態だが、容態は安定している。最初の病院の医師の話では、命に別状はなく、右腕に少し硬直が残る後遺症が予想されている程度だという。また、ヒル氏は現在話のできない状況だが、これも今後のリハビリによって回復するという。 週末のスポーツの結果
F-1:バルセロナで行われたスペインGPは、1、2位をフェラーリ勢が占める結果となった。スペイン期待のフェルナンド・アロンソ選手は4位と表彰台にあと一歩届かなかった。
|
5月7日(金) シエラ・ネバダでオランダ人観光客3人が遭難死
グラナダ県ネバダ山脈でのトレッキングツアーに参加していたオランダ人観光客が、遭難。3人が死亡した。 タラゴナで発見された恋人たちの死因は無理心中 火曜日未明、18歳の男性と15歳の女性が死体で見つかった事件で、警察は、男性がまず女性をピストルで殺害した後、自殺した無理心中であったとの結論に達した。この事件は、火曜午前6時45分、タラゴナ県マス・デ・バルベランスの男性の自宅ガレージで2人が死んでいるのを男性の母親が見つけたもので、警察は、2人の合意による自殺と無理心中の線で捜査を進めていたが、2人が常に口論していたとの周囲の証言に加え、検死の結果、女性が死亡したのは男性の数分前であったことが判明した。警察では、口論になった後、2人が男性が両親と住む自宅ガレージにこもり、男性が女性に発砲、その後自殺したと見ている。両家の話し合いにより、2人の葬儀は昨日、合同で行われた。 国がゴヤの手紙20通を落札
昨日、マドリッドで開かれた競売でゴヤの直筆の手紙20通が42万ユーロで国により落札された。この手紙は文化的遺産に指定されているため、今回の競売には外国人関係者の参加は認められなかった。
|
5月6日(木) 11−M調査委員会設置へ
昨日、PP(国民党)のマリアノ・ラホイ書記長が11−M調査委員会の設置を要請する意向であると表明、国会社会主義政党グループ書記長のディエゴ・ロペス・ガリド氏は設置について異存がないことを明らかにした。しかしながら、ラホイ書記長の求めているのは「テロの起きた3月11日から総選挙が開催された14日まで」の調査で、これに対し、ガリド氏は発生前に何があってこのテロが起きるに至ったかについても調査したいと述べ、この調査はテロが起きた責任者を探すためではなく、同じことが2度と起こらないようにするためであると強調した。 皇太子挙式の装飾プラン発表
5月22日に行われる、フェリペ皇太子の挙式で沿道の装飾プランが昨日、装飾を監督するパスクア・オルテガ氏より正式に発表された。パレード沿道にある工事用の足場、工事現場は、ゴヤ、ベラスケス、アントニオ・ロペスの有名な絵画を印刷した幕で覆われ、街灯と街灯は銀と赤のリボンで結ばれる。また、街灯の上にも飾りがつけられるという。また、アトチャ駅前のロータリーには、“不在者の森”と名づけられらた、3月11日のテロで亡くなった人の数と同じ192本のオリーブと糸杉が設置される。
|
5月5日(水) IMF専務理事にラト氏
国際通貨基金(IMF)は昨日の理事会で、ロドリゴ・ラト氏(55歳)を今後5年間の専務理事として選出した。スペイン人がこのポストに就くのは初めて。PP前政権では副首相と経済相を務めていたラト氏の唯一のライバルは、エジプト出身アメリカ国籍のモハメド・エル・エリアン氏だったが、24人の理事の1回目の投票で多数決によりラト氏が第9代専務理事に選出された。ドイツのホルスト・ケーラー前専務理事がドイツ大統領選挙に立候補のため3月に辞任した後、ラト氏はEU全体、ラテンアメリカのほとんどの国、そして同機関最大の資金提供者で唯一拒否権を持っているアメリカからの支持を得ていた。 サパテロ首相、ポルトガル訪問
「両国の関係は、あらゆる政治的、政策的見解の違いを乗り越えるものである」と、ドゥラン・バロゾ・ポルトガル首相が記者会見の始めに述べた言葉に表されたように、政権の交替がスペイン−ポルトガル間の関係に悪影響を及ぼすとの懸念は、杞憂であったに見える。2週間前、スペイン軍のイラク撤退を厳しく非難したバロゾ首相だったが、昨日は「スペインの決定を尊重する」と述べた。一方のサパテロ首相は、国連事務総長が今月末までの決議案採択によりイラクへの多国籍軍派遣を推進しようとしている件に関し、「私の選挙公約は、『国連がイラク展開軍の指揮をとるという条件においてのみスペイン軍のイラク派遣を認める』というものであり、“国連による多国籍軍派遣”とは残念ながらコンセプトが異なる。しかし、イラクの民主化のためには、スペイン政府として政治的に行える最大の努力は行う」と、スペイン軍はイラクに残らないことを改めて強調した。 国王、パイス・バスコ州の基地を訪問
国王在位28年にして3度目、17年ぶりに昨日、スペイン国王フアン・カルロス1世はパイス・バスコ州にある陸軍基地を訪問した。3時間にわたる滞在で、迷彩服に身を包んだ国王は、17年の間に基地の様子が変貌していることへの驚きを表した。1987年5月国王がビトリア県にあるアラカ基地を訪問した際、この基地に勤務している兵士の数は5000人で、大部分が兵役中だったが、今日兵士の数は1000人に満たず、全員が職業軍人。
|
5月4日(火) フェリペ皇太子とレティシアさん、下院訪問 今月22日に行われる挙式を前に、フェリペ皇太子と婚約者のレティシアさんが下院を訪問し、各党議員代表者、憲法裁判所長官など40人との昼食会に出席した。この昼食会では、皇太子の両側にはマヌエル・マリン下院議長、マヌエル・ヒメネス・デ・プラガ憲法裁長官、レティシアさんの両側にはハビエル・ロホ上院議長、フランシスコ・ホセ・エルナンド最高裁長官が着席、皇太子とレティシアさんが着席する前に、カルメ・チャコン下院第一副議長からレティシアさんに純白の花束が贈られた。 アスナル前首相、8年間を振り返る著書発表
昨日、マドリッドでホセ・マリア・アスナル前首相が初めての著書“Ocho anos de Gobierno, una vision personal de Espana(政府の8年、スペインについての個人的見解)”を発表した。担当編集者であるホセ・マヌエル・ララ氏(プラネタ社)とセルバンテス協会会長ジョン・フアリスティ氏が同席したこの席で、前首相は著書のあらすじを披露したが、この本のエピローグであるアスナル氏がどのように11−Mのテロとその3日後の総選挙での敗退を見たかについては一切触れなかった。 皇太子挙式後まで王宮閉館
マドリッドの王宮は昨日の午後6時半に閉館、以降、フェリペ皇太子の挙式が終了するまで一般公開は行われない。今日から王宮が、挙式後開かれ、1400人の招待客が出席する昼食会の準備工事に入るため。 シベレス像の左手を破壊した首謀者に罰金刑
マドリッド刑事裁判所14法廷は、ロドリゴ・デ・ハコボ・ロサノ被告(24歳)に対し、罰金3240ユーロと、マドリッド市役所への賠償金23918ユーロの支払いを命じる判決を下した。同被告は2002年9月21日にマドリッドのシベレス広場にある噴水のシベレス(ケレスまたはデメテル)像に上り、女神像の左腕を破損した上、これを持ち去った罪に問われていた。事件当時被告と一緒にいた5人に対しては、犯行隠匿の罪で検察側から懲役刑が求刑されていたが、被告が像を壊したのを目撃、この左腕返却に協力したとされたのみで、無罪で釈放された。
|
5月3日(月) 刑務所で囚人が副所長を襲撃(バルセロナ)
金曜日午後、バルセロナの北30キロにあるLa Roca del Vallesにあるクアトレ・カミンス刑務所(収監200人強)で囚人77人が参加、暴動が起こり、この暴動で、マヌエル・タジョン副所長が重傷を追い、刑務官1人も負傷した。 PSOE125周年記念集会
マドリッドのビスタアレグレ闘牛場で、与党PSOE(社労党)の創立125周年記念大会が開かれた。この席でサパテロ首相は、新政府は前政府と違って約束を守る政府であると発言。それを示す最初の行動がイラクからのスペイン兵撤退であり、今後も奨学金の増額、住宅問題の解決など公約を守っていくと、集まった1.5万人以上の聴衆に約束した。 週末のスポーツの結果
バイク:ヘレス・デ・ラ・フロンテラで行われたWGPスペイングランプリのモトGPクラスで、スペインのセテ・ジベルナウ選手が優勝、現在のところ世界ランキング1位となった。昨季の世界チャンピオン、バレンティーノ・ロッシ選手は4位に終わり、表彰台に連続して上がった回数は23でストップ、2001年4月以来の世界ランキング1位転落となった。また、250CCクラスではフォンシ・ニエト選手、125CCクラスでもエクトル・バルベラ選手が、3位に入賞した。
|
メールコンタクトはspnews@spainnews.comまで
QUEDA TOTALMENTE PROHIBIDO LA REPRODUCCIÓN, LA REPUBLICACIÓN, O COPIAR CUALQUIER CONTENIDO DE NUESTRAS PÁGINAS.
全て内容おいて無断で使用・転載・複製することを禁じます