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7月30日(金) 山火事、さらに焼失面積を拡大した後、ほぼ鎮火(アンダルシア)
火曜日にウエルバ県ミナス・デル・リオティントで出火したウエルバ県とセビジャ県にまたがる山火事は、昨日の時点でまだ消し止められておらず、死者2名、避難者1000名以上、焼失面積24700ヘクタールと、アンダルシアで史上最悪の結果をもたらし、今朝8時、ほぼ鎮火した。しかし、現在の気温と風の情況から、引き続き300人の人員と20〜25機の消火飛行機が待機する予定。 調査委員会最後の証人、アロンソ内相が証言
国会11−M調査委員会の証人喚問最終日の昨日は、ホセ・アントニオ・アロンソ内務大臣が4時間半にわたって証言、、アロンソ大臣は「テロ発生から現在まで、私たちの手元に集められた捜査結果のすべてが、首謀者はイスラム過激派であると示しており、ETAが関わっていたことを示すものは全くない。」とETAのテロ参加の可能性を完全否定した。PPのマヌエル・アテンシア議員はアロンソ内相への質問に使われた半分の時間を使って執拗にETA関与の可能性について問いただしたが、内相は3度にわたってETAがこのテロの背後にいたことを示すものは1度もみつかっていないと答え、アテンシア議員に対し、国家の名において、これ以上の推測、計略、曲解を許容することはできないと述べ、「もし、誰も知らないデータをお持ちだとしたら、判事に知らせるべきであると警告した。 過去14年で最長の熱波継続により9人が死亡(カナリアス)
カナリアス州政府衛生局は昨日、今月25日から29日の間に9人が熱波による影響で亡くなったと発表した。亡くなった9人の人々はいずれも持病を持っており、55歳以上。これに加え、さらに3人の死因が熱波の影響にあるものであったかどうかについての調査が現在行われている。また、この暑さにより、カナリアス州内で6万頭以上の家畜が死んでいる。
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7月29日(木) アセベス前内相、10時間にわたり証言
アンヘル・アセベス前内務大臣が昨日、国会11-M調査委員会に出頭、調査委員は昼食抜きで10時間にわたって尋問を行った。これまで証人喚問を受けた警察関係者たちがテロの首謀者がETAではなく、イスラム過激主義者であるとの考えに傾いていったのはテロ当日の午後からだったと証言してきたのに対し、アセベス前内相はあくまでも3月13日の最初の容疑者逮捕からだったと主張した。 過去5年で最大規模の火災により14000ヘクタールが焼失(アンダルシア)
昨日の午後ほぼ鎮火したと見られていたウエルバ県とセビジャ県の県境での山火事は、その後風向きが変わったため、火が再び勢いを増し、パタ・デル・カバジョ国有地の一部を焼いた。アンダルシア州政府の発表によると、湿度20%以下、時速60KM以上の風が吹いたミナス・デル・リオティントから出火した山火事により、樫、コルク樫、ユーカリと草原が14000平方メートルにわたって焼け、焼失面積は過去5年で最大という。 スペイン人男性K-2登頂最年長記録更新
この2年間誰も登頂に成功したことがなかった世界で2番目に高いK-2(標高8611M)に、TVE特別番組“Al filo de lo imposible(不可能の縁にて)”グループの4人が立ってから、好天が続いた24時間少しの間に、さらに7人のスペイン人登山家がこの山の登頂に成功した。
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7月28日(水) ハイチ派兵はモロッコと共同で
昨日、スペインとモロッコは、スペインから1部隊、モロッコから1部隊の2歩兵部隊を編成し、スペイン軍の指揮のもと、ハイチでの治安維持と復興任務にあたる旨の合意に調印した。当初、スペインではこの任務に治安警備隊を派遣する方向で準備を進めていた。防衛省によると、派遣されるのはスペイン、ハイチ合わせて200〜240人で、指揮、物資調達はスペインが担当する。モラティノス・スペイン外相との会談でアナン・国連事務総長から依頼があったとおり、大隊の中には工兵隊も含まれ、破壊された橋やインフラの再建に携わる予定。4月30日に国連安全保障理事会で採択された決議1542号では、ハイチの治安維持のために8000人強の人員が必要とされていたが、現在ハイチの治安維持活動にあたっているのは4000人強にすぎない。 11−M犠牲者に勲章
昨日、エル・パルド宮で、11-Mの犠牲者に労働功労金勲章の授与式が行われ、このテロで犠牲となった191人のうち、151人の遺族が出席した。 山火事で逃げ遅れた2人が死亡(ウエルバ)
日曜日に発生した2件を加えたウエルバ県での山火事3件は、昨日のうちにほぼ鎮火したが、午後3時40分、ミナス・デ・リオティント村近くで別の山火事が発生、住民に避難命令が出された。ラス・デルガーダス村では、焼けたライトバンの内部で2人の死体が見つかった。自動車のナンバープレートからこの2人は同村に住む60代の夫婦であることが判明。その後の治安警備隊の捜査により、この火事の出火原因は住人の焚き火であったことが明らかになっているが、昨夜の時点ではこの人物の身元は判明しているものの、逮捕はされていない。
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7月27日(火) イバレチェ知事、3年ぶりに首相官邸訪問
ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相は昨日、首相官邸でフアン・ホセ・イバレチェ・バスク州知事と会談、エウスカディ(パイス・バスコ)の将来についての新しい対話の時代の一歩を踏み出した。中央政府とバスク州政府間で話し合いが持たれるのは3年ぶり。 カディスで2時間にわたり停電、100万人に影響
電力の過剰消費により、昨日カディス県内44市町村のうち、30市町村がおよそ2時間にわたって停電、100万人が影響を受けた。同県には現在、高気温注意報が発令されており、7月の最高気温記録を更新したばかり。昨日は、故障トラブルによりセビジャで2000世帯が1時間にわたって停電、ロンダで2700世帯で2時間にわたって停電となったほか、ムルシア県アルカンタリジャでも1万世帯が2時間にわたって停電となっている。 サンタンデール銀行、アビー・ナショナル銀行買収へ
スペイン最大のサンタンデール銀行(SCH)とイギリス第六位のアビー・ナショナル銀行は昨日、ロンドンで買収についての合意に達した。これにより、サンタンデール銀行の規模はEU圏内第4位、世界第8位となる。
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7月26日(月) 内務省、11-M関与の盗難車発見報告遅れる
ホセ・アントニオ・アロンソ内務大臣は、テロに使われた第二の車発見されていたにもかかわらず、この車とテロとの関連を警察が確信するまでこの報告がフアン・デル・オルモ全国管区裁判所担当判事に行われていなかったことを昨日認めた。 サンティアゴの大司教、同性愛婚を批判
聖大ヤコブ使徒の日である昨日、サンティアゴ・デ・コンポステラのカテドラルで行われたミサで、国王夫妻、首相も出席する中、フリアン・バリオ大司教がPSOE(社労党)政権が進めようとしている同性愛者の婚姻合法化について批判する内容の説教を行った。 ETAメンバー4人を逮捕
昨日アロンソ内務相は、ETAメンバー4人をビスカヤ県で逮捕したことを発表した。逮捕者のうち2人はリベラードスと呼ばれる報酬を受けているETA活動家のジョスネ・オニャ・イスピスア(28歳)、アシエル・マルドネス・エステバン容疑者(24歳)の2人の逮捕は、もう1人のETAメンバーであるアチャルテ・サルバドール・ナバロ容疑者の尾行により可能となった。このほか、サルバドール容疑者の恋人であるアルティス・ロペス・アンダ容疑者(23歳)も逮捕されているが、同容疑者とETAにつながりがあるのかは現在取調べ中。 6歳の男児が首を切られ死亡(ヒホン)
金曜日の午後、アストゥリアス県ヒホン市にのイサベル・ラ・カトリカ公園で母親と共に鳥小屋を見ていたボルハ・ソラール・エレラ君(6歳)に突然男が襲い掛かり、大きなナイフで首を切りつけた。救急車が現場に急行し蘇生を試みたが、ボルハ君は出血多量でその場で亡くなった。 週末のスポーツの結果
ツール・ド・フランス:アメリカ人ランス・アームストロング選手(USポスタルチーム)が史上初の6連覇を達成。スペイン人最高位はフランシスコ・マンセボ選手(IBBチーム)の6位で、この他、CSCチームのカルロス・サストレ選手(8位)、フォナックチームのオスカル・ペレイロ選手(10位)が10位以内に入っている。 |
7月23日(金) アスナル前首相、アメリカ議会での勲章獲得のために2百万ドル
昨日、ラジオ局Cadena SERにより、アスナル前政権、昨年12月26日に行われた閣僚会議において、アメリカのパイパー・ラドニック弁護士事務所への200万ドルの支払いが承認されていたことが明らかになった。これは、同事務所がアメリカにおけるロビー活動を行うために支払われたもので、ロビー活動の目的の1つには、アスナル前首相がアメリカ議会から勲章を授与されることが含まれている。 スペイン人の3人に2人は同性愛婚支持
CIS(社会学調査センター)が6月25日から30日の間に実施した調査によると、スペイン人の66.2%が同性愛者は婚姻できる権利を持つべきであると考えており、また48.2%が子供を養子に取る際、同性愛カップルに異性愛と同等の権利を与えるべきであると考えていることがわかった。同性愛者の婚姻に反対する人は26.5%で、同性愛カップルの養子縁組に反対する人は44.1%だった。 レアル・マドリッドの紋章を盗みネットオークションにかけた5人を逮捕
サッカーチーム、レアル・マドリッドのホームスタジアム、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムに20年以上も掲げられていたチームの紋章が盗まれた事件で、容疑者5人が逮捕された。
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7月22日(木) 社会党政権、地方分権へ最初の一歩
パスクアル・マラガル・カタルニャ州知事と首相官邸で会談したサパテロ首相は、CMT(電話通信市場委員会)本部をマドリッドからバルセロナに移転させることで合意に達した。 同性愛者団体、カトリック教会に反撃
司教協議会が国会議員にカトリックなら同性愛の婚姻合法化には反対するよう求める声明を発表したのを受け、各同性愛者団体は政府に対し、カトリック教会への援助金を出さないよう要求し、反撃した。 アテナ五輪旗手に柔道のイサベル・フェルナンデス選手
2000年シドニー五輪で金、1996年アトランタ五輪で銅メダルを獲得した柔道のイサベル・フェルナンデス選手が昨日、8月13日のアテナ五輪開会式でのスペインチームでの旗手に選ばれた。女性がオリンピックでスペインチームの旗手を務めるのは1988年ソウルオリンピックでクリスティーナ王女以来。
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7月21日(水) アントニオ・ガデスさん死去
数週間前から入院していたマドリッドのグレゴリオ・マラニョン病院で昨日午後5時、舞踊家・振付師のアントニオ・ガデス(本名アントニオ・エステベ・ロデナス)さんが夫人と5人のうち3人の子供に看取られて亡くなった。享年67歳。死因は3年前から患っていた胃がん(2002年に公表)。 ボレル氏、欧州議会議長に選出
昨日、25ヶ国が参加する世界最大の民主主義議会(732議席)議長にスペイン人ホセ・ボレル欧州議会議員(PSE)が選出された。ポーランドのゲレメク議員(自由主義)、フランスのビュルツ議員(左翼)の2人の候補の得票はそれぞれ208票、51票で、ボレル氏は388票を獲得して当選。 司教協議会、カトリック議員に同性愛婚姻を認めないよう要求
スペイン司教協議会は、カトリック議員に向けて、9月に議会に提出される同性の婚姻を合法化する法改正案に反対票を投じるよう呼びかける文書を発表した。この中で協議会は「カトリックの国会議員には、この法改正に同意しない旨を公にする道義上の義務がある」と述べ、信者に対し「自分の手にある合法的なすべての手段を使って法律が唯一の本当の婚姻に味方するよう」呼びかけた。法改正案が承認されれば、スペインは、オランダ、ベルギーに続いてヨーロッパ3番目の同性愛婚合法の国となる。
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7月20日(火) CNI前長官、ライトバン発見をテレビで知ったと証言
国会11-M調査委員会で昨日、ホルへ・デスカジャール前CNI(国家情報局)長官は、「私には何の報告もなく、大臣がテレビに出るのを見て、アルカラ・デ・エナレスでライトバンが発見されたことを知った。」と、3月11日午後8時20分(警察がライトバンの内部を捜査してから5時間後)、アセベス内務大臣(当時)がテレビで発表するまでは、ライトバンの発見について知らなかったと証言した。また、CNIは総選挙の2日後の3月16日まで警察と治安警備隊で構成されていた捜査会議に参加を許されておらず、それまでの間、CNIにもたらされる情報は、CNIエージェントと警官の個人的なつながり、またはデスカジャール長官(当時)とイグナシオ・アスタルロア国家安全書記官(当時)間の会話からによるものに限られていたとも述べた。 スペイン、ドイツ、フランスと前科者ファイル共有へ
スペイン、ドイツ、フランスの内務大臣は昨日ブリュッセルで会談し、前科者ファイルを共有することで合意に達した。技術面の調整は今年末にも終了の見込みで、来年からの導入が予定されている。現在、前科者ファイルの照会には8〜10ヶ月かかっているが、来年からは司法当局が国の前科登録センターにデータの問い合わせを行えば、このセンターが当該者についての前科データを他国の前科登録センターに照会するようになり、この方法だとデータ入手までの期間が数日に短縮される。3カ国は犯罪の種類を問わずファイルを共有、特にテロリスト、汚職、売春、麻薬密売、貨幣偽造などの犯罪において効果的な結果が得られると見られている。 7県に高温度注意報
アルバセテ、アルメリア、シウダ・レアル、マドリッド、セビジャ、バレンシア、サラゴサとセウタの7県に対して昨日高温度注意報1が発令された。注意報1は、今後5日間の間に少なくとも2日以上が国立気象協会による最高最低気温の平均を上回ると発令されるもの。
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7月19日(月) 新旧CNI長官、今日調査委員会で証言
CNI(国家情報局)のホルへ・デスカジャール前長官とアルベルト・サイス現長官が今日の午後、11−M調査委員会で証言を行う予定だが、この2人からテロ発生時の情報について得られるものは少ないと考えられている。というのも、テロ発生後、アスナル首相(当時)は、捜査にCNI必要なしとの判断を下し、CNIが治安警備隊、国家警察による捜査から得た証拠に接触することができるようになったのは、テロ発生から4日後、総選挙翌日の15日からであったと見られているからである。また、CNIが治安警備隊、国家警察との毎日の捜査会議に参加するようになったのは、その翌日16日からであった上、デスカジャールCNI長官(当時)はフェデリコ・トリジョ-フィゲロア防衛大臣(当時)と共に、テロ当日に首相官邸で非公式に召集された緊急会議にも呼ばれていなかった模様。 週末の交通事故死者34人
DGT(総合交通局)の発表によると、金曜日の午後3時から昨日日曜日の午後12時までに起こった死亡交通事故件数は27件で、この事故により34人が命を失い、22人が重傷、19人が軽傷を負ったという。最も事故件数の多かったのは昨日で、15件の事故で21人が死亡、19人が重傷、16人が軽傷を負っている。昨日だけで、26歳以下の死者が9人出ており、この5件の事故の発生したのはいずれも夜中から明け方にかけてだった。 バルセロナ・フォーラムに反対の300人が会場に乱入 陸からは柵を破壊して、海からはゴムボートと手作りのいかだで、そして空からはパラシュートで、バルセロナ・フォーラムに反対するおよそ300人が昨日正午頃会場に乱入した。反対者の集団は、この行事はフォーラムという名目においての投機であると糾弾、会場を練り歩く間、落書き、瓶を投げる、器物破損などの行為を行った。ジョルディ・オリバレス・フォーラム代表が集団と話し合おうとしたところ、同氏は罵声を浴びせられ、小突かれたほか、ミケル・ミロ・イベント運営監督も暴行を受けた。事態は集団とガードマンの間で、小競り合いにまで発展したが、集団は午後に入って会場を後にした。 週末のスポーツの結果
ツール・ド・フランス:カルカッソンヌ-ニーム間192.5キロで行われた昨日のレースで、スペインのアイトール・ゴンサレス選手(ファッサ・ボルトロチーム)が勝利。ゴンサレス選手は10人の集団からゴールまで7キロの地点で抜け出し、他選手の追随を許さず、そのまま単独ゴール。スペイン人として今年のツール初の区間勝利を飾った。今日は2度目の休息日で、明日はヴァルレア-ヴィラー・ド・ランス、180.5キロでレースが行われる。
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7月16日(金) マドリッドの中心で変電所火災
昨日の午後、マドリッドのパセオ・デル・プラドから100MにあるAlmaden通りにある電力会社Union Fenosa社の変電所で火災が発生、周辺の住民は避難、煙を吸った4人が手当てを受けたほか、4万世帯が停電、一帯が通行止めとなり、首都はおよそ6時間にわたり混乱に包まれた。 フンガイリーニョ検事の証言に、11−M調査委員唖然
国会11−M調査委員会に出頭した全国管区裁判所最高検事エドゥアルド・フンガイリーニョ氏は、昨日の朝までアルカラ・デ・エナレスでテロ当日にライトバンが見つかっていたことを知らなかったと発言、調査委員達を驚かせた。CHA(アラゴン党)のホセ・アントニオ・ラボルデタ議員が「爆薬を運ぶのに使用されたと見られているライトバンの発見を今日までどうすれば知らないでいられるのか?」という質問に対し、フンガイリーニョ最高検事は「ライトバンや、テープ、隠れ家については、小耳に挟んだかも知れないが、私には“無関係”なことなので、記憶には残っていない。」と返答。最高検事によると、“精神衛生上”新聞は読まず、テレビもBBCのドキュメンタリー番組を見るだけなので、捜査の進行状態について知ることは出来なかったという。 全国管区裁判所、ヤコレフ機墜落事故の調査開始へ
昨日、全国管区裁判所は、2003年トルコのトラブゾンでアフガニスタンでの人道援助任務を終えたスペイン兵士を乗せたヤコレフ42機が墜落し、スペイン軍兵士62人が死亡した事故についての調査を開始することを決定した。テレサ・パラシオス判事が航空機の契約から遺体の身元確認までの不審な点についての調査を担当することとなったが、調査結果によっては、トリジョ前防衛大臣を始めとする防衛省幹部の刑事責任追及に発展する可能性も出てきた。
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7月15日(木) パコ・デ・ルシアさんにアストゥリアス皇太子賞
アストゥリアス皇太子賞選考委員会は“繊細で深みの極地に達した表現力を持つギターが、国境もスタイルの違いも超えて、世界規模の音楽を作り出した”ことを評価し、今年度のアストゥリアス皇太子文化賞受賞者にギタリストのパコ・デ・ルシアさん(1947年、アルへシラス生まれ)を選んだ。フラメンコ界からこの賞の受賞者が出るのは初めてで、デ・ルシアさんは、「今回の受賞は、これまで不当に扱われてきた音楽の公式な認知である。」と述べた。 市民安全保安局長、「Tytadineであると言ったことはない」
テロ発生当日の12時30分に使用された爆薬について報告を行い、アンヘル・アセベス内務大臣(当時)はこの報告書に基づいてETA犯人説を発表したとされているが、この報告を行った前市民安全保安局長のサンティアゴ・クアドロ氏が昨日、国会11-M調査委員会で証言を行い、「100%の確信を持って言える。ダイナマイトとは言ったが、Tytadine(ETAがテロで常用しているダイナマイト)であると言ったことはない。」と述べた。 原子力潜水艦Tireless、ジブラルタル離れる
昨日の午前11時10分、イギリスの原子力潜水艦Tirelessは、5日間の滞在の後、ジブラルタル海軍基地を離れた。スペイン外務省はTirelessの滞在は無事故で短いものだったとコメントしながらも、敏感になっているスペインの感情をイギリス政府が理解しなかったことに深い遺憾の意を表明した。
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7月14日(水) CNI、イスラム主義者テロの危険性を6回にわたり警告
国会11−M調査委員会は昨日、非公開会議でCNI(国家情報局)の機密文書を分析、2003年2月21日から11月20日までの間6回にわたり、同組織がスペインでイスラム主義者によるテロの危険性が高まっていることを警告する内容の報告書を提出していたことがわかった。 グアンタナモ基地からスペイン人釈放
米軍にパキスタンで逮捕され、グアンタナモ基地に2年間拘留されていたセウタ出身のスペイン人ハメッド・アブデラマン・ハメッド被告(29歳)が3000ユーロの保釈金を支払い、昨日、アルカラ−メコ刑務所から釈放された。担当のバルタサール・ガルソン判事は保釈を認める判決文の中で、グアンタナモ基地に拘留されている囚人に対するアメリカ合衆国の組織的人権侵害を厳しく非難した。 6月のIPC、前月比0.2ポイントアップ
昨日INE(国立統計局)が発表したところによると、2月、3月と2.1%に落ち着いていたインフレ率は、3ヶ月連続で上昇、6月には3.5%に達し、IPC(消費者物価指数)は5月から6月の間に0.2%の上昇したという。今年上半期のインフレ率は2.2%と欧州中央銀行の予想2%を0.2ポイント上回っている。
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7月13日(火) ハイチに警官28人を派遣へ
レイレ・パヒン国際協力書記官と共にハイチを視察訪問中の治安警備隊長官カルロス・ゴメス氏によると、スペインは10月に治安警備隊員18人、警官10人からなる28人の人員を、国連活動参加のためハイチに派遣するという。これら28人の任務は、ハイチ警察訓練指導と助言を与えることで、月曜日、ハイチ首相、大統領、警察長官と会見したゴメス氏は「我々全員が、ハイチに今必要なのは、市民の安全と、政治的影響を受けていないプロの警官であると言う点で意見の一致を見た」と述べた。最初に派遣されるグループの成果によっては、2005年に12〜15人の第二陣派遣もあり得るほか、将来的にハイチの警官をスペインで訓練するための相互協定締結も考えられているという。 エンシエロで負傷者18人
ハンディジャ牧場の牛が走った昨日(6日目)のサン・フェルミン祭りのエンシエロは、18人が負傷し、この17年で最高の負傷者数を記録した。負傷者18人は病院に運ばれたが、牛の角により負傷した8人(いずれも重傷との診断)、転倒などにより負傷した10人ともに命に別状はない。負傷者には26歳のアメリカ人男性と22歳のフランス人男性も含まれている。 試験管ベビー第一号、20歳の誕生日
1984年7月12日午後7時、妊娠37週間目に帝王切開により2400グラムで生まれたスペインにおける試験管ベビー第一号、ビクトリア−アナ・サンチェス・ペレアさんが昨日20歳の誕生日を迎えた。彼女の誕生を可能にした2人の医師に付き添われたビクトリア−アナさんは、両親が長年彼女をマスコミから遠ざけていたお陰でいたって普通の人生を送ってきたが、「たくさんの夫婦が私の誕生に希望を見出したことを誇りに思います」と述べた。 若者に対し飲酒運転をやめるよう呼びかけ
先週金曜日の午後3時から日曜日の深夜12時までの交通事故死者38人のうち21人が30歳以下の若者であったことから、交通局長ペレ・ナバロ氏は若者に対し、ディスコや近くの町での祭りに夜、車で出かけるときに飲酒の上、スピードを出して運転するのはやめるよう呼びかけた。
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7月12日(月) CDC書記長にマス氏再選
CDC(カタルニャ集中民主党)のアルトゥール・マス氏は昨日の党大会で、96.3%を得票し、同党の書記長に再選された。マス氏の提案する州政府政権の座を取り戻すための政策が支持され、CDCは前カタルニャ州知事ジョルディ・プジョール氏の時代を終え、新しい時代へと入ることとなった。プジョール氏は98.7%の支持率で引き続きCDC党首の座に就くが、実務的というよりは精神的な党の中心としての役割を果たすことになる。昨日の党大会では、予想どおり6人の副書記長も党員により承認され、新執行部誕生となった。 エルムアでブランコさん暗殺7周年記念追悼集会
PP所属市会議員ミゲル・アンヘル・ブランコさんがETAに拉致、殺害されて7年、ビスカヤ県エルムアで追悼集会が行われた。バスク人彫刻家アグスティン・イバロラ氏がテロの犠牲者の追悼のために3年前に制作したモニュメント前には“Ermua con Madrid(エルムアはマドリッドと共に)”のプラカードも掲げられ、集会にはブランコさんの両親、エルムア市長、テロ反対市民団体“Basta Ya!”代表、PPバスク支部長、イバロラ氏のほか、3月11日のマドリッドのテロで25歳の娘ミリアムさんが犠牲となったマリア・アンへレス・ぺドラサさんも出席した。 レアル・マドリッド会長にペレス氏再選
レアル・マドリッドの会長選挙が昨日行われ、現職のフロレンティーノ・ペレス氏がロレンソ・サンス氏(前会長)、アルトゥーロ・バルダサーノ氏を大差(得票率94.25%)で破って再選を決めた。投票権を持つソシオ(ファンクラブ会員兼株主)の今回の選挙への関心は高く、投票率は47.56%と史上最高を記録、投票時間も1時間延長された。投票率のほか、ペレス氏の得票数(23401票)も史上最高を記録、レアル・マドリッドが会長選挙制を導入して22年、これまで5回の選挙が行われているが、得票数が23000票を超えた会長はいなかった。 週末のスポーツの結果
F−1:イギリスGP、スペインのフェルナンド・アロンソ選手(ルノー・チーム)は10位。総合成績では5位につけている。 |
7月9日(金) 11−Mテロ当日、使用された爆発物がTITADINEであると内務省に 報告したのは市民安全保安局局長 昨日行なわれた11−M特別調査会議において証人出頭した警察機構前副参謀 ペドロ・ディアス・ピンタード氏は、彼に電話でTITADINEのことを 伝えたのは、市民安全保安局局長サンティアゴ・クアドロ氏であったと証言した。 同時に、電話で受けたこの情報を警察機構や当時内務大臣であったアンヘル・アセベス氏に伝えたのは自分であると認めた。 国家防衛のための主要人物が集まっていた会議で、防衛庁秘書であったイグナシオ・ アスタルロア氏が、ピンタード氏に爆発物の種類について尋ねたところ、同氏は 電話でサンティアゴ・クアドロ氏に同件についての情報を求めた。 その時点、クアドロ氏は、判断は慌てない方が良いと答えたが、同会議終了直前に 会議出席者の目前でクアドロ氏からピンタード氏へのコールバックが入り、その時の 電話で、今回のテロに使用された爆発物が2000年以降ETAが常用している 同じタイプのもの、つまりTITADINEであったと伝えたもよう。 ピンタード氏は同報告を内務大臣へ伝えたと証言。
ところが、17時に始まった会議中にクアドロ氏から再度電話が入り、先ほどの
情報は間違いで、使用された爆薬は極一般のダイナマイトであったと報告。
これを受けたピンタード氏はおよそ18時頃に改めてアンヘル・アセベス大臣に
報告したと言う。 これらピンタード氏の証言を受けて、11−M調査委員会の一部からクアドロ氏の 証人出頭を求める声があがっている。 クアドロ氏が今回の誤報の出所であったと言う事については、すでにTEDAX(スペイン 警察機構内において爆発物処理目的のために特別組織されているグループ)の 責任者サンチェス・マンサーノ氏が、間接的に述べている。 英国籍原子力潜水艦タイヤレス号、スペイン政府の再三に渡る要請にも関わらず アルヘシラス湾に到着 今朝9時45分、英国籍原子力潜水艦タイヤレス号がアルヘシラス湾に到着した。 同潜水艦は以前(2000年)、故障をきたした際、ジブラルタルに停泊 しながらその修理を行なったもので、寄航期間は実に1年間に至った。 英国が高度な危険を伴う原子力潜水艦の修理を自国の海で行なわず、スペインに 隣接した海で行なったため、大きな非難の的となったものである。 今回、同潜水艦が再びジブラルタルに寄港すると言う英国側の発表を受けて、 ジブラルタル住民や、自然環境保護団体、スペイン政府から英国政府に対して強い抗議を 行なっていたが、寄航取りやめを求める再三に渡る要請にも関わらず、今朝、 同潜水艦はアルヘシラス湾に到着した。 ここから英国領ジブラルタルの海軍基地へ けん引輸送され、同基地に5日間停泊する予定。 「カタルーニャ国」と言う名称は現実に反するものであるとイバラ氏の発言 エクストレマドゥーラ州長ロドリゲス・イバラ氏は、カタルーニャ自治州が作成した カタルーニャ州新労働法案の中で使われている「カタルーニャ国」と言う表現に ついて、非常にモダンな表現であり、事実とは全く反するものであると発言。 また、カタルーニャ自治州は、バスク自治州と同様、歴史上、一度たりとも 独立国家になった事はないと述べた。 いくつかの自治州が、Nacion{国家}と言う表現を使いたがるようだが これが単に一つの名称、つまりは苗字のような感覚で使いたいと言うのであれば それはそれで自由だが、言葉どおりの意味を表すと言いたいのであれば、これを 認める訳にはいかないとも付け加えた。
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7月8日(木) ディアス・ピンタード氏の証言、11−M に使用された爆発物鑑定疑惑解決の 鍵となるか
11−Mテロ事件について毎日開かれている特別調査会議は今日で3日目を
迎えるが、本日証人として出頭する顔ぶれの中に警察機構前副参謀を務めていた
ペドロ・ディアス・ピンタード氏がある。彼の証言が「一体誰がテロに使われた
爆薬がETAの常用するものと同一物、TITADINEであると言い出したのか?」
と言う事件直後から広まった疑惑を解く何らかの鍵になるのではないかと期待される。
事件当日、警察側の報告が内務省へ提出される際、最後にこの人物の手を経由して
いるため、今回、彼の証言は同疑惑解決のため非常に重要視されている。 サパテロ首相、ガリシア計画について再確認
サパテロ首相、サンティアゴ・デ・コンポステーラを訪れ同市市役所が用意した
夕食会の前に、ガリシア計画を推し進める事についての再確認を行ない、
各省内で、ガリシア地方への援助、投資についての決定が行なわれる予定であると
告げた。 同計画について、首相は、単にプレスティジ重油タンカー沈没による
災害があったからだけではなく、スペイン国内における地域別発展レベルの差を
縮める意味合いもあると述べた。 スペイン政府、原子力潜水艦タイヤレス号のジブラルタル再寄港について英国へ 深い憤慨の意を表明 英国籍原子力潜水艦タイヤレス号は、以前、その任務中に故障をきたした際、 その修理を自国で行なわず植民地として領有しているジブラルタルに寄港、修理を 行なったため、スペイン国民の強い反感をかうこととなった。 今回、同じタイヤレス号が再度ジブラルタルへの寄港を行なうにあたり、スペインが 英国に中止を求めたが、英国はこれを受け入れなかったため、スペイン政府は これについて深い憤慨の意を表明。 外務大臣ベルナルディーノ・レオン氏は 在スペイン・英国大使ステファン・ライト氏を通して、「スペイン国民の意思を 全く無視した行為であり、両国間の関係にマイナスをもたらすものである」と 警告。
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7月7日(水) 爆発物特別処理班、11−Mに使用された爆弾についてTITADINEであったと 言う発言は一度も行なっていないと証言
昨日の11−Mテロ調査委員会で行なわれた複数の証人出頭及び証言の中で、
TEDAX(スペイン警察機構内において爆発物処理目的のために特別組織されて
いるグループ)の責任者サンチェス・マンサーノ氏は、テロがあった3月11日、
同組織よりテロに使われた爆発物がTITADINE(ETAが過去に何度か使用
している爆薬)であったと言う発言も報告も一切行なっていないと証言した。
当時内務大臣を務めていたアンヘル・アセベス氏は、この日、警察当局からの
報告を受けたあと、13:30に行なわれた記者会見の中で、テロに使われた爆発物
がTITADINEであった事、更に、これがETAが常用する爆発物である所から
紛れも無くこのテロがETAによるものであると断言している。
サパテロ首相、軍の派遣は「議会での承認が必要」と法改正の必要性を提示 アフガニスタンやハイチへの更なる軍派遣について議会内における賛成派が多数を 占める中、サパテロ首相はスペイン軍の外国への派遣については、常に議会の 承認が必要とされるべきであるとし、法改正の必要性と、改正実現に向けての 政府の積極的姿勢を表明した。 スペイン赤十字、140周年を迎え、運営資金とボランティアの増強が不可欠 1864年、戦争による負傷者を助けるための団体がスペインに発足した。 それから140年経った今、スペイン赤十字は世界180カ国に活動拠点を持ち およそ1億人のボランティアが働く組織の構成メンバーとして活躍している。 近年では、その活動の範囲も広がり自然環境保護、移民援助、麻薬中毒患者看護など にも力を入れており、スペイン国内には約148000人のボランティアと 627000人の会員が、最も必要としている人々にこれらの援助が行き渡るように 働きつづけている。 スペイン赤十字副会長 ヘスス・モラ氏は言う。 「今後の最も大きな課題が、運営資金不足とボランティア不足問題の解消であり、 これらの解決がなくては、何も出来ない。」
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7月6日(火) 11−Mテロ調査委員会でアルカラ・デ・エナレス在住のテロリスト目撃証人の 証言が始まる アルカラ・デ・エナレス在住のルイス・ガルド氏は、3月11日にあった列車爆破 テロにかかわる人物を目撃したとして、同テロ調査委員会で初の証言が始まった。 同氏はテロの標的となった列車が発車したアルカラ・デ・エナレス駅の傍にある マンションの門番を務めており、その日の朝、特に寒くもないのに マフラーと帽子で顔を覆った3人組がワゴン車から降りるのを目撃している。 その後、同氏の通報により、このワゴン車が発見され、最初の手がかりとなった。 今回の証言を行なうにあたり同氏の顔が公表されることはないが、出頭証言は全て 公開される予定。 ヤコフレフ墜落事故の19遺族がADN鑑定を行なう意思を表明 ヤコフレフでスペイン軍を輸送していた機体が墜落した事故の遺族の中で 遺体確認のためのDNA鑑定が未だ行なわれていなかった19家族の身内について 鑑定が行なわれる。 事故当初、満足な遺体確認がなされていなかった事実が発覚した後、遺族の要望に より徐々にDNA鑑定が進められているが、現在まだ同鑑定が終わっていないのが 23家族残っている。 内務省、服役を終えたテロ組織ETAメンバーに対しバスク大学での修学を許可 内務省管轄の内赦局は服役を終えたETAのメンバーの修学について、 通信教育大学システムで学べない学科についてのみ、その修学をバスク大学において 行なう事が出来るよう同大学との合意を推し進める方針。 また、同局局長であるメルセーデス・ガジソ女史は、同様の合意をスペイン国内の 他の大学とも進めていく旨を発表した。 治安警備隊、イスラム系テロに備えて夏の特別警戒態勢に入る 治安警備隊は夏のバカンスの期間、特に多数の人が集まる場所での警備強化や 要所要所におけるコントロールの強化などを含めたテロに対する特別警戒を開始 した。 これは一般的な夏休みシーズンが終了する9月末まで続けられる。
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7月5日(月) 第36回社会労働党大会幕を閉じる ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ氏は新しく選ばれた党幹部達に2008年以降 も政治を執り続けようと呼びかけ、また過去4年間の彼らの実績を改めて評価しつつ 大会の幕を閉じた。 今大会ではサパテロ氏が95%以上の票を獲得して再度、 同党の総書記長としてその任を更新、更に96%以上の賛成票によって新たな 幹部組織が選出された。 勧業省とマドリッド市役所が共同で「11−M」の碑を建設 本日、勧業省、マドリッド市役所、RENFE(スペイン国鉄)らが、 3月11日のテロ被害者を偲ぶ記念碑のデザインと建設についての計画書に サインを交わす予定。 同記念碑は最も被害規模が大きかったアトーチャ駅の前に 置かれる予定。 バスク大学の教授、テロを恐れて授業を放棄 バスク大学で教える教授の中で、テロ組織ETAの脅迫を受けているものや バスク国民主義に賛同しないメンバーが、同大学で教えるのを拒否し始めている。 理由はETAメンバーで服役を終えた生徒が同大学での修学に戻ってくると言う 可能性が出てきたからである。ETAメンバーの同大学への再修学については バスク自治政府がスペイン中央政府に求めたもの。 スペイン検察庁、対イスラム派テロ対策において合衆国との協力体制 イスラム派テロ、アルカエダの活動に対して協力するため、共同で特別対策 グループを設置する計画が、11−S,11−Mと言う共に最悪のテロ被害に あったアメリカ合衆国、スペインの両国間で検討されている。 検察庁筋の発表によると、現在、国家裁判所最高検事であるエドゥアルド・フンガイリーニョ氏が作り上げた 提案書の内容を両国ともに目下検討中とのこと。
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7月2日(金) 6月統計で失業者数28015名減。5ヶ月続けて失業者数は下降線を辿る
労働省調べによると、6月に雇用管理斡旋局(職安所)へ失業届を提出した人口が
28015名と前月比較1.69%減となり、現時点での失業者数は1626134名と
なっている。今年2月より5ヶ月間にわたって減少を続けている失業者数は、
7590人の減少しかみられなかった前年度の同時期に比べるとそれを上回るものと
なっている。また、失業者の中で、雇用管理斡旋局に登録した人の数は1.59%増の
25462名となった。 ほとんど全ての政党がアフガニスタンとハイチへの軍隊派遣に賛同 バスク国民党とバスク民族主義政党EAなど一部の政党をのぞいて、国会における ほとんど全ての政党がアフガニスタンとハイチへの軍隊派遣に賛成の意を表した。 また、PPを除く全ての政党が、こう言った国際的な問題について議会内全政党 への情報提供と意見交換を行なおうとする与党の姿勢を評価した。 夏のバカンス第1ラッシュ対策、本日午後始動 夏の休暇シーズン恒例、特別交通安全対策が、このバカンス最初のラッシュに 合わせて本日午後3時より実施される。 週末に合わせて7月からのバカンスに 入る人々、およそ700万台の車による大移動が予想され、同特別対策は4日の 日曜日まで続く。
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7月1日(木) 今年初めての熱波による死者
気温が上昇し、厚生省がマドリッド、シウダ・レアル、アルメリア、アルバセテ、セビジャの5県で高気温注意報のレベル1を発令した昨日、シウダ・レアル県アルガマシージャ・デ・カラトラバで48歳の男性が自転車に乗っていたところ、亡くなった。この男性の直接の死因は持病の悪化による心臓発作だが、病院関係者によると、運ばれたときは意識不明で体温が42度と熱中症の症状を示していたという。 セビジャ3日連続停電
電力の過剰消費のためセビジャで2日連続停電になったのを受け、昨日、Endesa社は緊急対応特別プランの始動を発表した。しかし、この発表後、セビジャはまたしても停電。グラナダの一部でも停電が起こったのと合わせて53,205戸に被害が出た。Endesa社は、電力消費量が当初の予想を多きく上回ったことを認めている。 離婚した妻を路上で殺害後、自殺
昨日の午前11時頃、ナバラ県エステジャの隣村アヤギで、メルセデス・ガルデアノ・グレアさんが友人とスーパーマーケットに向かう途中、スーパーからおよそ300Mの場所で、元夫カルロス・ガルデアノ・スダイレ容疑者(67歳)の車が行く手を塞いだ。容疑者は車から降り、手にした12口径の猟銃でメルセデスさんに2度発砲した。目撃者の話では、その後容疑者は一旦車に戻ったが1、2分後に再び車を降り、車の横で同じ猟銃を自分の頭に向け引き金を引いたという。
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