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12月31日(金) プラン・イバレチェ、バタスナ党の支持によりバスク州議会通過
昨日、パイス・バスコにさらなる自治権を与えることを提案する“プラン・イバレチェ”は、バスク州議会において過半数より1票多い39の賛成票を獲得し、承認された。ETAとのつながりを理由に違法政党とされたバタスナ党党員で構成されてるSA(愛国社会主義同盟)が棄権に投票すると宣言していたため、州議会での承認はないと見られていたが、SAは投票時に意見を変え、6人の議員のうち3人が賛成に投票し、このため予想されていなかった投票結果となった。今後中央政府との交渉を開始しなければならないため、フアン・ホセ・イバレチェ州知事は、ただちにホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相に電話で連絡をとり、首相は1月7日以降に会談の日程を通知すると伝えた。サパテロ首相はまた、電話で最大野党PP(国民党)のマリアノ・ラホイ党首にも連絡をとり、イバレチェ知事との会談の前に党首と会談を持つことを決めている。
レアル・マドリッド新監督にルシェンブルゴ氏
アッリーゴ・サッキ氏をフットボール・ディレクターに迎えてから1週間、サッキ氏自身も就任時に「ガルシア・レモン監督には信頼を置いている」と述べていたにもかかわらず、昨日レアル・マドリッドは、2006念6月までの契約で、元ブラジル代表監督のヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ氏(52歳)を新監督に迎えることを発表した。
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12月30日(木) 国家健康制度への国民の評価、8年で7%以上ダウン
昨日、厚生省が発表した2003年度の報告書は、国家健康制度に資金と需要のバランスの崩れが見られ始めたとの結論を出している。利用者への調査では、引き続きほぼ合格レベルを維持してはいるものの、最初の診察、専門分野での診察、入院についての満足度は、1995年から2003年の8年間に7%以上ダウンしていることがわかった。 サラマンカ市役所、文書保管庫前に鉄柵
市民戦争文書保管庫となっているサラマンカのサン・アンブロシオ学舎前の通りに昨日の午前中、鉄柵が立てられた。サラマンカ市役所では、壊れた歩道の敷石を修理作業のためだと説明しているものの、文書保管庫に現在収容されているカタルニャ州政府の書類を運び出すための車両の駐車は、この鉄策により事実上不可能となっている。 対テロ対策協定、バタスナ党活動制限措置を取ることで合意
対テロ対策協定を結んでいるPSOE(社労党)、PP(国民党)両党と政府は、昨日PSOE政権となってから3回目となる対テロ対策会議を開き、政党法の制定により違法政党となったバタスナ党がバスク州内において合法政党のような政治活動を行うことを阻止するために行政的、法的措置をとることで合意に達した。政府からはホセ・アントニオ・アロンソ内務大臣、アントニオ・カマチョ国家保安書記官、PSOEからはアルフレド・ペレス・ルバルカバ、ジョアン・レルマ上下院広報官、ホセ・ブランコ氏、アルバロ・クエスタ氏が、そしてPPからはマリアノ・ラホイ党首、アンヘル・アセベス書記長、エドゥアルド・サプラナ、ピオ・ガルシア・エスクデロ上下院広報官、マリア・サン・ヒルPPパイスバスコ支部長が出席した。
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12月29日(水) バスク州議会、来年度予算を承認
バスク州議会議長フアン・マリア・アトゥチャ氏は昨日、PSE(バスク社会党)の女性議員の投票が“時間切れ”で無効となったとし、37対36で来年度予算を可決承認した。この予算承認をめぐっては、PNV(バスク民族党)、EA(バスク連盟)、EB(バスク左翼党)の3党の36票に、3週間前に州政府副知事がUA(アラバ連合)と取り付けた合意による1票を加えた37票が賛成投票すると見込まれていたのに対し、PSE、PP(国民党)、SA(愛国社会主義同盟)は反対を表明しており、この議席数は賛成と同数の37だった。 勧業相、大雪対策不足を謝罪
昨日、首相の年末特別警備体制の視察にアロンソ内相と共に同行したアルバレス勧業相は、アトチャ駅で集まった記者を前に、今回の対策には不十分な点があったことを認め謝罪、今後大雪時の対策をさらに充実させたものにしたいと述べた。 市民戦争文書館保管のカタルニャ州政府の書類、返却へ
カルメン・カルボ文化大臣は、17人の専門家からなる委員会の提出した報告書を審査した結果、市民戦争中にカタルニャ州政府から押収され、現在はサラマンカにある市民戦争文書館に保管されている書類をカタルニャ州政府に返却することを国会で報告した。
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12月28日(火) 政府「大雪対策は万全で、混乱が生じたのはドライバーの責任」
日曜日、大雪に見舞われたスペイン北部の道路は昨日正午にはほぼ通常どおりの機能を取り戻したが、一部の道路での大型車の通行規制は昨日の夜まで解除されなかった。今回の大雪では各地道路で混乱が生じ、ブルゴス付近ではおよそ5000人が立ち往生した車内から宿泊施設へ避難させられる事態となり、市民からは政府の対応不備を指摘する声が上がっているが、これに対し、DGT(総合交通局)のペレ・ナバロ局長は「政府の対応は適切であり、今回の混乱は、天候の悪化についての情報を得ていたにもかかわらず、チェーンなどの十分な設備を用意していなかったドライバーの責任である。」と述べている。 バルセロナで逮捕のイスラム主義者、クリスマステロ計画の疑い
今月22日にバルセロナで逮捕されたイスラム主義者3人のうちの1人がフェルナンド・アンドレウ判事に対し、広範囲にわたって放射能で汚染することができる“bomba sucia”(汚い爆弾の意。放射性物質を内蔵した爆弾)に使用できる“赤色水銀”をチェコ人から提供されたと供述した。また、モハメッド・ドウハ、マジブ・バッカリ両容疑者はスペインまたはモロッコでクリスマスにテロを起こすべく爆発物を探していたと供述している。この2人と2日後に逮捕されたムスタファ・ファラウイ容疑者の3人に対しては、無条件収監が言い渡された。 カタルニャ州政府、マッサゲ博士と病位転移研究プログラムで合意
昨日、パスクアル・マラガル・カタルニャ州政府知事が正式に許可を出し、バルセロナ生物医学研究所(カタルニャ語の略語でIRBB)において、病位転移についての研究プログラムを始動することが決まった。このプロジェクトには今後4年で2800万ユーロが費やされる予定。
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12月27日(月) スペイン北部で大雪
イベリア半島北部の大部分を襲った北極からの寒波による大雪の影響で、昨日午前3時にカスティジャ・イ・レオン州で警報レベル1が発令、午後7時にはこのレベルが2に上げられた。特にブルゴス、レルマ、ブリビエスカ、アランダ・デ・ドゥエロ、パレンシアで多数の車両が道路で動けない状態となり、政府は軍隊と治安警備隊に出動を要請した。 ボノ防衛相、ボスニアのスペイン兵を訪問
ホセ・ボノ防衛大臣は、ボスニア-ヘルツェゴビナのモスタル駐屯中の498名の兵士と、コソボ北西部イストックに駐屯中の767名の兵士を訪問、共にクリスマスを祝った。この訪問には上下院の防衛委員会委員長、防衛長官と軍総司令官、バルカン半島に兵士を派遣している基地のあるスペイン各地の市長も同行した。 2004年スペインでの観客動員数第一位の映画は『シュレック2』 文化省が12月15日までのデータを元に発表したところによると、610万人以上を動員し、2840万ユーロの興業収入を上げたアメリカのアニメ映画『シュレック2』が2004年スペインで最もたくさんの人が見た映画だったという。2位は、『トロヤ』で観客動員数420万人、興行収入2040万ユーロ。スペイン映画で最も観客動員数が多かったのは、アレハンドロ・アメナバル監督の新作で、スペインからのアカデミー賞外国語映画賞候補にもなっている“Mar Adentro(アメリカでは今月17日から‘The Sea Inside’のタイトルで公開中)”で、観客動員数380万人、興行収入1870万ユーロを記録し、『トロヤ』に次いで3位となっている。
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12月24日(金) フエルテベントゥラ島沖で13人の遺体を乗せたボート発見
海難救助隊は昨日、13人の遺体と30人の生存者を乗せたボートをフエルテベントゥラ島沖で発見、救助した。月曜日に西サハラのエル・アアイウンから出航したこのボートに乗っていたのはいずれもアフリカ人で、3日間飲まず食わずの状態が続いていたといい、生き残った30人は低体温症および脱水症状にかかっている。このボートは昨日午後3時頃、治安警備隊のレーダーによりフエルテベントゥラ島7マイルの位置で発見されたもので、後、ヘリコプターで存在が確認された。発見当時、ボートの床には死体が折り重なっており、生存者は話すことも立つこともできないほど衰弱していた。生存者の話では、仲間が死に始めたのは、昨日の明け方頃だという。 市民戦争文書館保管のカタルニャ州政府の書類は返却すべきと専門家
サラマンカの市民戦争文書館に保管されているカタルニャ州政府の書類について、政府の諮問機関である専門家委員会は3ヶ月の研究と話し合いの後、これらの書類をカタルニャ州に返却するのは“正当で合法である”との結論に達した。これは、17人のメンバーのうち14人が賛成、3人(カスティジャ・イ・レオン州政府代表、サラマンカ市役所代表、サラマンカ大学代表)が棄権に投票した結果で、文化省は最終的決定を取る前にこの報告書を“重要な意見”として考慮に入れると述べた。カタルニャ州政府の書類は、文書館にある20000の箱のうち507箱に相当するが、委員会では原本はカタルニャ州政府に返却し、コピーを文書館に残すことを推薦している。 スペイン王室、皇太子結婚式DVDの売上をテロ被害者に寄付
王室は、皇太子の結婚式の模様を撮影したDVDの売上の全額にあたる170,159.19ユーロをFVT(テロ被害者財団)に寄付した。この寄付は11−Mの被害者支援に使われるという。 クリスマスディナー用食材の値が高騰
Efe通信社の報道によると、鯛、海老、ウナギの稚魚、子羊、子ヤギといったクリスマスディナーに使われる食材の値段が軒並み10%ほど値上がりしているという。スペイン北部では、ウナギの稚魚がキロ当たり1130ユーロの値をつけ、主要購入者は家庭ではなく高級レストランとなっているほか、海老は75〜100ユーロ、手長海老は約85ユーロ、セントージョ(毛がにの一種)は8〜22ユーロの値をつけているがk、もう1つのクリスマスディナー恒例の食材である車えびは、チュニジア、モザンビークからの輸入により昨年同時期より10%ほど値下がりしており、伊勢エビも、カリフォルニア、南アフリカ、チリからの輸入により5%ほど値下がり。
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12月23日(木) 国会11−M調査委員会、証人喚問終了
国会11−M調査委員会政党グループは、昨日、今後も証人喚問を行うかについての投票を行い、PPが唯一賛成票を投じ、CiU(カタルニャ連合)は棄権、残りすべてのグループが反対に投票し、これにより委員会はこれ以上証人喚問を行わず、各グループは報告書作成に取りかかることが決まった。報告書作成にあたり新たな証人喚問が必要と考えるグループが出た場合は、委員会で多数決によってその実行の有無が決定される。報告書提出期限は2月28日。また、報告書作成のためとしてPPが提出を求めた、フアン・デル・オルモ中央管区裁判所11−M担当判事の作成した供述書、証人喚問にサパテロ首相が使用した警察からの報告書、11−Mの首謀者についてのCNI(国家情報局)の報告書は、1月5日までに委員会に提出されることとなった。 国会、満場一致で性暴力反対法を可決承認
昨日国会は、満場一致で性暴力反対法(性暴力完全防御対策法)を可決承認した。この種の法律の制定はヨーロッパで初めてで、PSOE政権の目玉政策であるこの法律により、刑事的、法律的、教育的面から配偶者や恋人から女性が受ける暴力の撲滅を目指す。新法が効力を発するのは1月からだが、専門判事の創設と男性に対する刑罰の厳化が実行に移されるのは6ヶ月後となる。スペインでは今年1年間で70人の女性が配偶者や恋人からの暴力により命を落としている。 クリスマスジャンボ1等は今年もソルトの販売所から 今年のクリスマスジャンボ宝くじ、1等の当選番号は54600で、昨年に引き続き人口2000人の町ジェイダ県ソルトにあるLa Bruixa d'Orで販売されたくじだった。当選賞金3.9億ユーロは、パルマ・デ・マジョルカ、マドリッド、ハエン、ナバス(バルセロナ)で分配された。当選宝くじの56%はインターネットで販売されたもので、ソルトでは、市の清掃職員1人が当選宝くじを持っていたのみ。2等(賞金1.5億ユーロ)の大部分はブルゴスとカセレスの販売所で売られたくじで、3等賞金9360万ユーロのほぼ半分はアリカンテ県アルモラディの赤十字社に、4等賞金4.8万ユーロはフエンヒローラ(マラガ県)、アリカンテ、バルセロナ、ハエン、レルマ(ブルゴス県)、ロルカ(ムルシア県)で当たった。
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12月22日(水) 明日からクリスマステロ特別警戒態勢
ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相は昨日国会で、“重大性の増大を示している”イスラム主義テロについてクリスマス特別警戒態勢を取ることが、先週日曜日に開かれたPSOE政権第二回目の緊急閣議で承認されたと発表した。特別警戒態勢には、国家警察、治安警備隊、地方警察のほか軍隊も参加する。発表にあたり首相はこのような措置から現状に過敏になり過ぎないように述べているが、別の関係者筋によると、キリスト教にとって特別な意味をもつこの時期にイスラム過激主義者がテロを用意する可能性があると情報機関からの報告があったという。 エル・ハスキ容疑者に収監命令
GCIM(モロッコイスラム戦闘団)のリーダーで、11−Mの計画準備に関与したと見られ、先週金曜日、スペインのランサローテ島で逮捕されたハッサン・エル・ハスキ容疑者に対し、昨日フアン・デル・オルモ11−M担当中央管区裁判所判事は、無条件収監を命じた。また、昨日はバルタサール・ガルソン中央管区裁判所判事により、イマームのアブダラ・モウリブ容疑者の収監も命じ、ランサローテ島で逮捕された残り2人は釈放された。 ハイチ派遣のスペイン軍、3月に交替へ
先週末、海軍陸戦隊のフアン・ガルシア・リナサ将軍と共にハイチ北東部のスペイン軍駐屯地を訪問したセバスティアン・サラゴサ海軍大将は、同地に駐屯しているスペイン軍の仕事振りに満足しているとコメントした。スペイン軍が参加しているのは、人道的支援配給を容易にし、周囲の安全を確保するのが目的の国連活動の1つで、活動地域には、アリスティド元大統領支持グループの反乱はなく危険な状態ではないが、武装犯罪者グループが横行し、治安が不安定な状態という。また、共同で派兵しているモロッコ軍との関係は良好。
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12月21日(火) “プラン・イバレチェ”バスク州議会評議会を通過
政党法の成立により違法政党となったバタスナ党を前身とするSA(愛国社会主義同盟)が棄権したことにより、バスク州にさらなる自治権を与える“プラン・イバレチェ”が昨日バスク州議会評議会で承認され、これにより、“プラン・イバレチェ”の承認審議が今月30日にバスク州議会で行われることとなった。 飲酒運転検査、1日300人が陽性
今月10日からDGT(交通総合局)が行った飲酒運転検査キャンペーンは昨日で終了したが、昨夜キャンペーン終了に先駆けて、先週日曜日までの結果が発表された。これによると、この期間中209,325台について行われた飲酒運転検査で、1.73%に当たる3,630人が陽性だったという。 フエンヒローラのイマーム、人権学習を条件に釈放
フエンヒローラのイマーム(イスラム教で礼拝を指揮する導師)で、著書の中で女性への暴力を正当化し、女性差別を煽動した罪により、マラガ県にあるアラウリン・デ・ラ・トレ刑務所に11月29日から服役しているモハメッド・カマル・モスタファに対し、バルセロナ裁判所は昨日、憲法の一部(基本的人権について取り上げられている10、14、15条)と世界人権宣言についてのセミナー受講を条件に即時釈放と懲役1年3ヶ月の判決取り消しを命じ、イマームは昨日、釈放された。 |
12月20日(月) 国民の58.8%は、EU憲法批准賛否未定
来年2月20日、EU憲法批准のための国民投票が行われるが、エル・パイス紙の依頼によりOpina社が12月15、16日にかけてスペイン国内、18歳以上の1000人を対象に行った電話アンケートにより、対象となった人の58.8%がいまだに批准について賛成、反対のいずれに投票するかを決めていないことが明らかになった。また、EU憲法の内容についてどのぐらい知っているかについての10段階評価では、平均2.9との低い数値が出た上、29%の人は国民投票が開催されることも知らなかった。スペイン憲法が168項目からなるのに比べ、EU憲法の項目数は455、憲法内容についての理解を深めるキャンペーンも始まったばかりであるため、国民の間で内容が知られていないのも無理はないが、キャンペーンが成果を挙げたとしても国民の理解が表面的なものにとどまるのを超えるのはEU加盟国すべてにおいて難しい。 カスコス氏、PPヒホン支部脱退
前勧業大臣のフランシスコ・アルバレス-カスコス氏は、1976年から創設者の1人として加入していたPP(国民党)ヒホン支部を脱退し、党員としての籍をマドリッドに移した。これは、メルセデス・フェルナンデス氏がアストゥリアス州中央政府派遣委員を務めていた期間の警察機構の運営について、同支部の執行部から批判があがっていることに抗議するため。フェルナンデス氏が中央政府派遣委員を務めていた期間にアストゥリアス州では鉱山から爆発物が盗まれ、密売され、これが11−Mに使用された。 2000年からの公共交通機関の値上げ率は35%(マドリッド)
マドリッドの地下鉄、国鉄近郊電車、市バスは来年1月1日から平均6%の値上げを行う。これにより、2000年からのマドリッドにおける公共交通機関の値上げ率は35.7%となり、この間の2000年からのIPC(消費者物価指数)上昇率17.2%、最低賃金値上げ率11%を大きく上回る。2005年、9種類ある定期券は7.4%、学生用定期券はIPCに準じ3.5%、メトロブス(地下鉄と市バスで利用可)10回回数券は8%(5.35ユーロから5.80ユーロ)、1回券は13%(1.15ユーロから1.30ユーロ)の値上げとなる。
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12月17日(金) 2008年万国博覧会開催地、サラゴサに決定
昨日、イタリアのトリエステ、ギリシャのサロニカ、スペインのサラゴサの3候補地の間で、2度目の投票が行なわれた。 1度目の投票ではそれぞれ35票、12票、47票と、サラゴサは最多票を獲得したにも関わらず、絶対多数に至らず、再投票となったが、今回、2度目の投票では、57票と絶対多数を見事獲得。
正式に、アラゴンの首都であるサラゴサが2008年万国博覧会の開催地として認められた。 各政党、被害者協会が提案した新たなる11−Mテロ特別委員会の設置に反対
一昨日に行なわれた11−Mテロ調査委員会で、被害者協会を代表するピラール・マンホンさんが、国会内に、新たに独立した機関として11−Mテロ特別委員会を設置するように提案したが、諸政党からこれに対して反対の声があがった。 爆発物取り扱いに関する刑法の見直しを検討 政府は本日をもって、カルロス3世大学・学長であるグレゴリオ・ペセス・バルバ氏を、テロ被害者への政府直結窓口責任者として任命する。 同時に、爆発物取り扱いに関する刑法の見直しについても検討する予定。 カルロス3世大学・学長を務めるグレゴリオ・ペセス・バルバ氏は、スペイン国憲法の生みの親の一人であり、また国会議長の経歴も持つ。 今回、サパテロ首相からの依頼を受け、無報酬にてテロ被害者への協力を行なう事を表明。
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12月16日(木) ロシナンテの速度が、ドン・キホーテの謎を解くキーワードとなる
ミゲル・セルバンテスが書いた小説、ドン・キホーテの冒頭部分に出て来る、有名な「ラ・マンチャのある所、、、、」と言う一節があるが、この場所は一体どこであったのだろうか。 マドリッドのコンプルテンセ大学教授陣による研究が完了し、その結論が発表された。 場所確定の鍵となったのが、主人公達が乗っていた馬とロバ、ロシナンテとルシオの歩く速度である。
今回の研究は3つの基本をベースにして始まった。すなわち、ロシナンテとルシオの歩く速度、サンチョ・パンサの胴上げが行なわれた旅籠のある場所、カルデナスの旅籠からカルタヘナへの道、である。
これらを土台にして、地図上にドン・キホーテとサンチョ・パンサが立ち寄った地点をマークしていくと、驚く事に、ドン・キホーテが住んでいた村として、ビジャヌエバ・デ・ロス・インファンテスが合致したと言う。 この報告を受けたビジャヌエバ・デ・ロス・インファンテスの市長、マリアノ・サビナ氏は、自分達の町が、かの有名な「ラ・マンチャのあるところ」であった事は実に 光栄な事であり、あとは、この栄誉が世界に広く伝わることを願うとコメント。 サラゴサ、エクスポ2008の開催地となるか アラゴンの首都サラゴサは、2008年エクスポの開催地候補として、イタリアのトリエステ、ギリシャのサロニカと競っているが、これが本日決定される予定。 サラゴサは、エブロ川ほとりに広がる街であるが、「水と健全なる開発」と言う世界に共通する重要テーマをかかげて、その開催地として立候補している。 11−Mテロ犠牲者の声が政府直属支援機関の発足を実現
昨日行なわれた11−Mテロ調査委員会において、同テロの犠牲者やその遺族によって構成される犠牲者協会を代表してピラール・マンホン女史が1時間以上にわたって
彼等の「心」を訴えた。 同調査委員会では、テロ当時の首相であったアスナル氏を
はじめ、前政府、前治安当局の高官、現政府首相であるサパテロ氏、事件に関わったとされる容疑者などが出頭し、それぞれの立場からテロが起きるまでの経緯や事件後の処置、事件の真相などについて明らかにするため証言、喚問を行なってきたが、
実際にテロの被害にあい、亡くなった人々の遺族や、怪我を負いながらも生き延びた
人々の発言の場が用意されたのは、昨日が初めて。
また、マスコミに対しても次のような告発が見られた。
そして彼女は最後に次のような言葉で閉じた。 この数ヶ月間、行なわれてきた同調査委員会では、いつも罵声や嘲笑に似たものが飛び交っていたが、今回、初めて行なわれた犠牲者の発言の場において、初めての静寂が訪れた。 ピラール・マンホンさんの発言の間、誰も声を出すものはなく、彼女の調査委員会に対する告発に対して、数人の委員が、被害者やその遺族に対する拝領がかけていたことを謝罪。 事件当時の前政府PPスポークスマンであるサプラナ氏は、彼女の告発が政治家へ 向けられた時に退室。 他の委員達が彼女への謝罪を行なった際には、すでに姿は なかったもよう。
ピラール・マンホンさんが伝えた要望の中に、被害者の声に対してそれを責任持って受ける政府の唯一の窓口を作って欲しいと言うものが盛り込まれていた。
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12月15日(水) 11−Mテロの被害者、公開喚問を要求
3月11日に起きたテロの被害者協会を代表してピラール・マンホン女史は
本日、11−Mテロ調査委員会が被害者を呼んで行なう喚問を完全公開制にすべきであると要求。 予定では報道陣の出席を認めず、完全に閉鎖された中で行なわれることになっていたが、これを公開制に変え、アスナル前首相や、サパテロ現首相の時と同様にマスメディアの同伴を許可すべきであるとした。 また、別の団体であるテロ被害者協会の会長ホセ・アルカサルも同様に今回の調査委員会のやり方に反対を示し、次のように伝えている。 「調査委員会が定めるやり方は理解出来ない。我々は市民のために発言するのである。この件について当協会からも異議を申し立てる。なぜなら被害者を隠したり隔離する必要などないからだ。」 これらの抗議に対して、調査委員会リベロ会長は、被害者の人権保護を考慮して閉鎖制喚問を行なう予定であったが、この考えが誤りであったのであるなら公開制で行なうことを検討すると伝えたもよう。 11月の物価指数、02%の上昇
統計局の発表によると、11月の物価指数は0.2%の上昇となり、1月からのインフレ率は3.3%となった。 貧困とテロ脅威に立ち向かうゴール 昨夜、マドリッド市内サンティアゴ・ベルナベウサッカー場において、世界の有名選手が集まり、ロナウド・チームとジダン・チームに分かれて試合が行なわれた。 また、選手の中には、F1チャンピオンのミハエル・シューマッハ、テニス・デービス杯チャンピオン選手のラファエル・ナダル、ラリーチャンピオンのカルロス・サインスなど、サッカー選手以外の著名人も含まれていた。 シューマッハは意欲的に相手のゴールへ突進し、幾度かシュートを試み、観客を 沸かせ、ラファエル・ナダルも幼い頃からサッカーをやっていただけあり、見事な動きを見せ、見るものを楽しませた。 これは、世界中の貧しい生活を強いられている人々への救助活動を行なうための資金調達と、先日同サッカー場でテロリストの名を語る偽爆弾通報によって引き起こされたテロ脅威に立ち向かうためチャリティー試合で、65203人もの観客が集まった。 微笑ましいほどの穏やかな雰囲気で始まった前半戦では、ジダン/チームのトリスタン、フィゴ、ラウルなどが次々とゴールを決めた。 また、ロナウド・チームでは、ロナウドが自分で転んだにも関わらず、審判のコリーナがペナルティーを指示。 ロナウドは自分で蹴らずに、シューマッハに蹴るように 促したが、彼はこれをカルロス・サインスに譲った。 カルロス・サインスはカニサレスが守るゴールへシュートしたが、軽く止められ、 これを見たコリーナが、ジョークをきかせて、シュートのやり直しを認めたところ 今度ははずれたため、コリーナが3度目のシュートを促したところ、見事にゴールが決まり、ラリー世界チャンピオンはベルナベウサッカー場において記念すべきゴールを持ち帰ることとなった。 試合は4−4の引き分けに終わった。
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12月14日(火) サパテロ氏、15時間に渡る喚問の中で、イスラム過激派によるテロであったと断言
昨日の11−Mテロ調査委員会の中で約15時間に及ぶ首相喚問が行なわれた。
その中で、サパテロ首相はあくまでも、同テロがイスラム過激派の国際組織に
よるものであったと断言すると共に、当時の首相であったアスナル氏他、PP党首脳陣が事件当日午後から、テロの犯人についての偽りの情報を流し、大規模な
情報操作を行なったと指摘した。(当時、政府は事件発生直後よりETAによる犯行であると発表していた) また、犯人は山の中や砂漠にいるのではなく、ラバピエス、レガネス、モラタ・デ・タフニャなど、すぐ身近な所にいたのだと言うことを強調した。 貧困とテロと戦うサッカー 今夜21:30、マドリッドのサンティアゴ・ベルナベウサッカー場において 「貧しさと戦う」をテーマにしたサッカーが、ロナウドとジダンの後援において 行なわれる。 同サッカー場では日曜日に偽爆弾騒ぎがあったため、今日の試合は中止になるかと 思われたが、逆に、「貧しさと戦う」だけではなく、「テロと戦う」と言う新しい テーマも加えての試合が行なわれる事となった。 観戦料は無料。 この企画にサッカー界全体が大きく賛同を示し、 ワールドカップ優勝選手8名、チャンピオンズリーグ優勝選手18名、ユーロカップ優勝選手3名、ゴールデンボール受賞選手3名、世界最優秀選手賞受賞選手3名、ヨーロッパサッカー史上ベスト50プレーヤーに名を連ねる選手4名、、など、名だたる選手が協力。 入場券は昨日よりベルナベウサッカー場の窓口で入手出来るが、料金は基本的に 無料。個々人の意思による寄付金が受け付けられる。
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12月13日(月) 11−Mテロの責任は、唯一、イスラム系テロにある 今朝9時09分、11−Mテロ調査委員会において、ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相による第一回目の出頭、証言が行なわれた。 その中で彼は11−Mテロの責任は、唯一、国際イスラムテロにあると、6回にわたって繰り返した。 また、発言を始めるにあたって、最初の言葉を 同テロによって亡くなった人々への 追憶と、生き延びた人々の誇りに捧げた。 同氏は今回の11−Mテロ調査委員会での出頭証言には、「真実が明らかにされる事」、「このような事件が二度と繰り返されない事」と言う二つの目的があると述べた。 偽通告により、ベルナベウ・サッカー場から7万人の観客が避難
昨夜、サンティアゴ・ベルナベウ・サッカー場において、レアル・マドリッドと
レアル・ソシエダの試合が行なわれていたが、21時に爆弾が爆発するとの予告を
受けた治安当局が、試合終了まであと7分と言う時に観客や選手達の避難を誘導し、
試合は中断となった。 誘導を受けた約7万人の観客は8分後には避難を完了。
選手達はユニフォームを来たままの姿での避難となった。 TELE5とアンテナ3が、地上波デジタル放送の早急の開始を政府に要求 民放局TELE5とアンテナ3は、スペイン国内の地上波デジタル放送化の実現を 一刻も早く許可するよう、政府に促した。 両テレビ局は、「すでに準備は出来ており、政府のゴーサインを待つのみである。 一刻も早く開始しないと、スペインは完全に乗り遅れてしまう」と政府に警告。
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12月10日(金) 12月20日までの間、1万件/Dayの飲酒運転取締りを行なう クリスマスシーズン突入に向けて、本日より12月20日にかけて、交通局は11万件の飲酒運転取締りを行なう。 国内約800箇所において行なわれるコントロールは日割りにして約1万件の 取り締まり数となり、クリスマスシーズンの交通事故を減らすのが目的。 この時期は、多くのパーティーや催し物が行なわれ、そのほとんどがアルコール飲料を伴うため、昨年度の例を見ても、12月だけで366人の交通事故による死亡者と 1000人の怪我人が出ている。 司法権議会改正案、絶対多数により可決される 前回の投票で、可決が予想されていたにも関わらず、首相と5人の大臣他、10名以上の与党議員が欠席していたために絶対多数に至らず、可決されなかった改正案が 昨日の再投票で194対137(不投票1)と言う形で可決された。 これにより、要職につく裁判官の任命において新しいシステムが導入されることに なり司法権議会の中での任命決定は過半数ではなく、60%多数によって行なわれる ことになる。 クリスティーナ王女とイニャキ・ウルダンガリン公爵に4人目のお子さん スペイン王室は、クリスティーナ王女の御懐妊を発表。 ご出産は来年夏の予定で、スペイン国王夫妻にとっては6人目の孫となる。 エレナ王女が2人の子を持ち、フェリペ皇太子にはまだ子供がいないため 夏に生まれる子は9番目の王位継承権をもつことになる。 クリスティーナ王女は、フアン・カルロス国王とソフィア王妃の次女で、 1965年6月13日、マドリッド生まれ。 1997年10月4日に イニャキ・ウルダンガリン公爵とバルセロナの大聖堂にて結婚。 現在は男児3人の母。
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12月9日(木) 「裁判官の任命システムの改正案」について討議再開
11月25日に行なわれた国会において、数人の議員が欠席していたために
可決に必要な絶対多数に至らなかった改正案の再討議が始まった。 TELE5の合意を得ぬまま、各テレビ局は少年保護協定を結ぶ。
マリア・テレサ・フェルナンデス第一副首相は、今日17:30に各テレビ局の
最高責任者を招集。 モンクロアにおいて、放映番組の内容、時間帯など、
少年保護のための協定にサインを求める予定。 連休中、交通事故による死者58人
スペインでは12月6日が憲法記念日、そして8日が無原罪の御宿りの祝日であった
ため、先週の土曜日から昨日まで連休を楽しむ人が多かったが、
交通局の発表によると、先週金曜日の15:00時から昨夜深夜0時までの間に
47件の死亡事故が記録されその中で亡くなった数が58人、重症40人、軽傷33人となっている。
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12月4日〜8日 この間、スペインでは連休となりますのでトップニュースはお休みさせて頂きます
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12月3日(金) 臨時ニュースです
現地時間18時半頃、マドリッドで小爆弾による威嚇テロがありましたので、
こちらで地元で報道されているニュースから現時点(20時)で把握出来る分のみ
お伝えしておきます。
某地元新聞社の報道によりますと、スペインのバスク地方独立を唱える
テロ組織ETAを名乗るものが、その機関紙とも言われるガラ紙に、電話で
マドリッド郊外のガソリンスタンド数箇所に爆発物を仕掛けたとの連絡が
あったのが17時半前後のようです。 そして18時半頃に爆発が起きるとの予告が
ありました。
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12月3日(金) PP党、法改正決議の投票中に議会を放棄
昨日の国会において、「高位裁判官の任命」について緊急法改正手続きを行なう事が満場一致で可決された。 が、その際、最大野党であるPP党員は全員が退場し、議会を放棄した。
これについて、PPスポークスマンのエドゥアルド・サプラナ氏は
「投票の前に、我々が行なった発言申請を議長が許可せず、その結果、我々は
発言出来ないままに投票が始められた。今回の議会放棄はこの議長のあるべからざる
態度に対する抗議の行為である」と伝えた。
10年間で中高生のコカイン消費量が4倍に増加。 現代の学生が持つ麻薬に対する恐怖感は減少し、 同時に麻薬の入手はより容易に。
14歳から18歳の全国の学生25500人以上を対象にまとめられたデーターに
よると、10年前に比較して現代の学生は麻薬がもたらす弊害をより軽視し、
また、どこへ行けばそれらを入手出来るかについて良く知っていると言う事実が
明らかになった。
一定時間内における13歳未満への非推奨番組の放送を取りやめ
政府、スペイン国営テレビ、Antena3、Tele5、Canal+ との間で
協議が行なわれ、「報道の自由」と「子供の保護」の両立を図った合意に達した。
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12月2日(木) 外務大臣、国会で釈明
アスナル前政権がベネズエラのクーデターを支援していたと発言したことについて、昨日国会外務委員会で、自身の希望によりミゲル・アンヘル・モラティノス外務大臣が釈明を行った。モラティノス大臣は、クーデターを支持、または煽動したとして前政権を糾弾する意図はなかったと説明、発言を行った場所(TVEのテレビ番組内)と時期が“不適切”であったことは認め謝罪したが、在カラカスのマヌエル・ビトゥロ大使がクーデター首謀者を新たな大統領として認めるよう政府から指示を受けていたとあくまでも主張、「アスナル前首相はクーデタ−首謀者からの電話に応え、クーデターを非難せず、正当化しようとした。」と述べた。 イタリア最高裁、“エル・エヒプシオ”の身柄引渡しにゴーサイン
イタリアの最高裁判所は昨日、ラベイ・オスマン・エル・サェッド“エル・エヒプシオ(スペイン語でエジプト人の意)”容疑者の身柄をスペインに引き渡すことを承認し、この判決内容はただちにスペイン法務省に連絡された。 スペイン王立アカデミー、『ドン・キホーテ』大衆版を発表
『ドン・キホーテ』の出版から400年にあたる2005年に先駆け、昨日、RAE(スペイン王立アカデミー)とスペイン語アカデミー協会編集の 『ドン・キホーテ』大衆版が発表された。購入しやすい価格に抑えられる大衆版は1360ページからなり、1100ページはミゲル・デ・セルバンテスによる『ドン・キホーテ』で、残り260ページはマルティン・リケール、フランシスコ・アヤラ両氏による考察、ホセ・マヌエル・ブレクア、ギジェルモ・ロホ、ホセ・アントニオ・パスクアル、マルギット・フレンク、クラウディオ・ギジェンの5人のアカデミー会員による『ドン・キホーテ』で使われている言語についての考察と、用語解説からなる。
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12月1日(水) クエンカで西伊会議
シルビオ・ベルルスコーニ・イタリア首相は昨日、スペインを訪問、クエンカでホセ・ルイス・サパテロ・スペイン首相と会談、12時半から開始された西伊会議には、両首脳のほか、防衛、内務、労働、文化、外務、産業の6大臣も出席した。 キューバ政府の反体制分子釈放に首相満足のコメント
EUがキューバ制裁政策について討議を続ける中、昨日、キューバ政府は国家反逆罪で収監されていたラウル・リベロ氏(59歳)とオスワルド・アルフォンソ氏(39歳)が体調の悪化を理由に釈放された。 車内の男性に発砲後、逃走(マドリッド)
昨日の午後2時15分頃、マドリッドのブガンビジャ通りで、ピストルを持った若者がフアン・カルロス・ペニャ・エナノさん(27歳)の運転していたポルシェに近づき、ペニャさんに向かって発砲した。発射された3発のうち2発の銃弾がペニャさんの背中と腹部を貫通、ペニャさんの車はさらに100Mほど走って別の車に衝突し停車した。ペニャさんは重傷。
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