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11月30日(木) PSOEのビデオはPPへのメッセージ ホセ・ルイス・サパテロ首相は、98年にPP政権が行ったETAとの停戦交渉の実態をまとめたビデオについて、 これは、平和交渉に非協力的な最大野党PPが、その政策のあやまちに気づき、態度を改めるきっかけを提供するためのものであると語った。 また、現在、政府が取り組んでいる平和プロセスが、 仮に失敗に終わったとしても、その努力が無意味なもので あったかどうかは、その時に国民の1人1人が判断する事であると述べた。 フランスでETA主要メンバーを拘束 昨日午後、南フランスのケザックで、ETAの主要メンバーの一人、シゴール・ガロ・ペレス他、3名が、 スペイン警察情報局の協力の下、フランス警察によって拘束された。 シゴールは現在の、ETA作戦参謀的役割を持つ人物で、先月、フランスのニーム近郊で、350丁のピストルや弾薬が盗まれた事件も彼の指示で実行されたものと見て、調査を進めている。 他に逮捕された2名は、シゴールの恋人であり、ETAバルセロナ部隊に所属し、かつて社会党員エルネスト・ジュック氏を殺害したとされるマリナ・ベルナド・ボナダと、多くの街頭バイオレンスに関与している エカイン・メンディサバル・ムヒカである。 英国領ジブラルタルにおいて新憲法を巡る国民投票 本日、午前9時から午後22時にわたって、ジブラルタルに住む有権者およそ2万人の、新憲法を巡る国民投票が行われる。 これは、ジブラルタル内、政治勢力にしてみれば英国領内における自治権の拡大を意味するものとして受け取られ、一方、スペイン政府は、無意味な政治的ポーズに過ぎないと評価。 新憲法の内容は、英国本土がその領土であるジブラルタルにその自治権を拡大するものではあるが、その独立を意味するものではない。 密入国者を乗せた船内、死者1名 海上保安局は、昨日、カナリアス近海300マイルの地点で16名の密入国者を乗せた船を保護したが、1名はすでに死亡していた。 昨日、午後17時頃、ヨットレースに参加していたメンバーより連絡を受け、エスペランサ・デル・マル号が操作に 出た。 発見時にはすでに1名が死亡しており、他の15名を救出。 グラン・カナリア島のラス・パルマスに保護される模様。
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11月29日(水) ビデオ掲載により、PSOEのWEB、過剰アクセス 政府はそのWEB上で、98年に当時のPP政府がどのようにETAと停戦交渉を交わしたかについて18分間に及ぶビデオを流した。 現在、PSOE政権がETAとの平和交渉を行っていることについて、最大野党PPは、テロ被害者協会に協力する形で執拗に非難声明を発しているが、これに対し、現政府は、前PP政権の時代、98年に今と同様に、但し、よりテロ組織に譲歩する形にて、政府ーテロ組織間での交渉が行われていた事実を示すビデオを音響効果付でWEB上にて公開した。 その中で現政府は、98年に行われた交渉の際、全ての野党は平和確立と言う1つの目的に向け、当時の政府を全面的に支援したのに対し、現在行われている交渉では、 最大野党であるPPは、ただ自党の利益のみを考え、与党を攻撃する材料にしか使っていないと批判。 同ビデオファイルが掲載されたPSOEのWEBページは、500アクセス/秒にも達し、接続不能な状態に陥った。 ナバーラの企業、ETAへの革命税100.000ユーロを越える ナバーラ企業連盟会長のホセ・マヌエル・アジェサ氏によると、ETAから送られてくる「革命税」と称した請求額が、以前は20.000から60.000ユーロ程度であったものが、最近では100.000ユーロを越えるものとなってきていると言う。 同氏は、正確な金額は示さなかったが、ビスカヤやギプスコアなどでも、100.000ユーロを越える請求を受けたとの報告がある。 「革命税」の増額は、ETAが更に活動資金を必要としていることの現れであり、先日、フランス国内で350丁のピストルが盗まれた事なども含め、同組織が今後の活動のため、着々と準備を進めている証拠である、、とアジェサ氏は語る。 10世帯中、4世帯にとってバカンスは夢 バカンスを楽しむと言う、一見、ごく普通の行為に思えることが、 多くのスペイン国民にとっては夢でしかあり得ないと言う実態が 2005年度国家統計局の調査で明らかになった。 同統計によると、国民の約20パーセントが、相対的貧困ラインを下回る生活を強いられていると言う。 この貧困ラインの定義としては、一人当たりの消費量と、家族を構成する人数とによって計算され、平均の60%、具体的には月額にして成人一人足り、528ユーロとしている。 つまり、成人一人暮らしの場合の相対的貧困ラインは月収528ユーロ、年収にして6346.8ユーロ、成人二人暮しの場合は、年収9520.2ユーロ、成人二人と14歳未満の子供の3人暮らしの場合で11424.2ユーロ、14歳未満の子供二人の4人家族の場合で13328.3ユーロがそのラインとみなされている。 この定義で見ると、およそ800万人の国民が、また、世帯数にして219万2千世帯が、このラインを割る貧しい生活を送っていることになる。 この結果を見ると、約40%の家族がわずか一週間程度のバカンスを楽しむだけの経済的ゆとりすら無い事が明らかである。 また、実際には、このラインをいくらか上回っていたとしても、バカンスを楽しむことは不可能で、仮に、ラインを年収9000ユーロ以下とした場合、バカンスを楽しめない家族の比率は実に64.1パーセントにも達するのが現状である。
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11月28日(火) PSOE、平和プロセス混乱の中、PPを糾弾 テロ撲滅に向けて開始された平和プロセスが混乱、停滞する中、 テロ被害者協会はテロ組織と交渉を続けようとする政府に対し、 抗議デモを辞めない。そう言った状況の中、最大野党PPは 政府に対し、執拗な攻撃を加えているが、PPの非協力的な 政策に、政府の反撃が始まった。 これまで、政府は、テロ撲滅については、与党、野党の関係なく、 全政党一致団結して立ち向かうべきであるとして、最大野党PPの 協力と理解を求めつづけてきたが、これを得ることが出来ないと 判断。 テロ組織との交渉そのものを批判するPPに対し、 同党が政権を握っていた時代、同様にテロ組織との交渉を行った 事実をアピールするため、独自のビデオを作成し、インターネット テレビでの公開に踏み切った。 同ビデオは「もう1つの停戦・政権を握るPPは何をしたか」と題されている。 これに対し、98年にPP政権による停戦交渉が行われた当時の 首相であったアスナル氏自ら、当時、PP首脳陣がどのように 対処したかを弁明し、「この場に及んで何をしようとPSOE現政権が犯しているテロ対策の失敗を正当化することなど出来はしない」と反論。 これまでは、PPが一方的に政府を攻撃していたが、これにより、与党PSOEと最大野党PPの全面対決が始まる模様。 レティシア皇太子妃、春に出産予定 スペイン王室はレティシア皇太子妃の妊娠4ヶ月の確認を26日に 発表したが、昨日、春に出産予定の2番目の子供の性別も公表した。長女に続いて、今回も女の子である。 これにより、王位継承権、男女平等についての憲法改正の必要性が クローズアップされる。 フェリペ皇太子は、今までにも、このテーマについて触れており、 「父親が健在である限り、その次には自分が控えており、娘達の 世代に突入するまでには、まだまだ時間があるので、特に 憲法改正を急ぐ必要もない」と述べていた。 現行の憲法では、王位継承権について、同レベルの継承権を有する 場合、女性よりも男性を優先する事になっている。 中絶手術をする女性の多くが移民 厚生省発表によると、この1年間にスペイン国内で行われた 中絶手術のうち、40〜50%が、移民女性を対象にしたもので あった。 2004年の統計と照らし合わせるとすれば、 同年に行われた中絶件数が84985件で、そのうちの 33000〜43000件が移民女性によるものとなる。 また、調べによると、これらの手術を受けた移民女性のうち 43%がすでに自国で、あるいはスペインで2回以上の中絶を 行っており、約10%は5回から10回の前歴があった。 国別では、もっとも多いのがエクアドル人の21%、そして、 ルーマニア人の17.7%、ボリビア人の13%、モロッコ人の 11%、コロンビア人の5%、ロシア人の4%と続く。 また、最も多く中絶を行った女性はルーマニア人で、その回数は 実に20回に及ぶ。
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11月27日(月) サパテロ首相、PPとテロ被害者協会からの圧力に対抗 最大野党PPが後押しをする形でテロ被害者協会による政府の テロ対策に対する5回目の抗議デモが行われたが、これについて 首相は「平和プロセス」は挫折する事なく、今後もその成就に向けて続けられるであろうと、語った。 同時に、PPがテロ対策については常に非協力的言動しか行わないと厳しく批判し、 大切なのは「誰が(どの政府が)テロを撲滅するかではなく、テロによる暴力が消滅することそのものが 重要なのである」と付け加えた。 また、被害者協会と共に政府のテロ対策に抗議するPPに対し、 「社会労働党は常にそうであったように、PPが政権を持っていようが野党であろうが、 そのような事には関わりなく、常に民主主義と共に、PPと共に、我党は暴力とテロ対策に取り組むものであって、 (PPのように)テロ解決について政治的利害を前提に行動するべきではない」と PPの行動を批判した。 ア・コルーニャ沿岸部 強風波浪警報 ガリシア地方気象センターは、ア・コルーニャの沿岸部において 風速70〜80メートルの強風と、高さ6メートル程度の波が 押し寄せる可能性が高いとして、強風波浪警報を発動、市民に 充分な注意を呼びかけている。 この悪天候は今夜、夜中頃まで続く見込み。 週末の交通事故死亡者数23名 金曜の15:00から日曜の夜中24時にかけて起きた交通事故 件数は18件で、これによる死者数は23名。 これは、昨年の同時期と比較して3名増となっている。
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11月24日(金) ETA消滅へのプロセスにかげり ETAによるテロ撲滅に向け進められてきた平和プロセスであるが、 これを支持してきたバスク国民党、バスク社会党は、ETAが無期停戦宣言をして 8ヶ月がたった今、確実に同プロセスが後退していることを認めている。 最近のETAの行動、バスク地方で毎週末のように起きる路上暴力行為、 バタスナの様々な要求などが、バスク各党の首脳陣の間に、悲観主義に ならざるを得ない状況を作り出している。 この悲観的状況は中央政府も認めており、平和プロセスはなかなか起動しないと 昨日、内務大臣のアルフレド・ペレス・ルバルカバ氏は述べた。 在住イスラム教徒の74%がスペインでの生活に満足
内務省発表の統計によると、スペインに住む800.000人のイスラム教徒のうち
その74%が、スペインでの生活を、「まずまず快適」または「非常に快適」である
としている。 これは、1500名のイスラム教徒を対象に行なわれた調査で、
その内、73%が男性、84%が滞在許可証所持者であった。 マドリッド・コンプルテンセ大学 学生スパイ? 前年度、マドリッド・コンプルテンセ大学内において、教師陣が確実に その担当授業を遂行しているかどうかを調査するために、406名の学生スパイが 活動していた模様。 これは、大学側代表、教師陣代表、学生代表などが集まって同意を得たシステムで 政府の承認も得て成されたものと言う。 定められた授業を受けるのは、学生の権利であり、これが確実に守られているか どうかを確認するため、全学部において、1年を通じて行なわれた。 これに参加する学生は、普通に授業に出席し、各クラスで、担当教師が、 そのクラスに相当する内容の授業を行なっているか、何らかの事情で授業を 行なえない場合に同内容のクラスを行なえる代理教師を用意しているか、 所定の時間どおりクラスを行なっているか、、などについて、定期的に報告する 事になっていた。 ただし、教師の個人名などは報告されず、学部、学科別の 調査となった。 当初、これに参加する意思があるかどうかを1335名の学生に確認したところ、 406名が参加に同意。 1年間の調査の結果、約10%の欠勤が露わになり、 そのうち、代理の教師を用意した例は半分以下であった。 また、一クラスの授業時間は60分となっているが、実際にはその89%にあたる 53分平均となっている事が判った。 これらの調査活動に参加した学生は、その見返りとして、授業10時間分の 穴埋めをするクレジットが与えられる。 この調査終了後、参加した学生の97%が、次回も同調査に参加する意思を 表明した。 トレドのパラドール、客室が崩れ落ちる 現在、一部リフォーム中のトレドのパラドールで客室が崩れ落ちる事故があった。 崩れ落ちたのは、レセプションの上にあった部屋で、宿泊中の男女2人が重症、 作業員1名が軽傷の模様。 パラドール側は、事故付近にある客室予約の取り消しを発表した。 同パラドールの建築そのものへの影響は無い模様。
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11月23日(木) スペイン経済、年末に向けて更に成長 第3四半期の時点で、年平均にして3.8%の経済成長率を果たしたヨーロッパ 5番目の経済国スペインであるが、政府は最後の第4四半期には少なくとも 3.9%の伸び率を予測しており、最終的に本年度の目的であった年平均3.8%を 問題無くクリア出来るであろうと、昨日、経済省秘書のダビ・ベガラ氏は語った。 これにより、スペインは再び、ユーロ圏内で最も高い経済成長を遂げる国となる。 第3四半期の時点で、ユーロ圏内の平均伸び率が2.6%、アメリカ合衆国が 2.9%、日本が2.7%となっている。 教師、5人に一人が「プロフェソール・ケマード」症候群 5人に一人の割合で、教師達は「プロフェソール・ケマード(焼け焦げた教師)」症候群で、 その中の39%が、重度なストレス患者であると、スペイン教員組合が 発表した。 同組合に付属して、2005年11月30日に発足された教員保護機関の提出した 年間報告書の中で、「シスネロスIX」と言う命名で発表された調査結果である。 同機関は、この1年間に教員達から1400件の電話相談を受けた。 彼らが受けた被害のうち、肉体的暴力にあたるものが全体の11%で、大半が 言葉による、または精神的な暴力となっている。 ラホイ氏、ETAが殺害行為を放棄した場合にのみバタスナを合法的認知 最大野党PP党首であるラホイ氏は、「ETAが殺人行為をやめるならば、 違法政党であるバタスナが、正式な政党にもなり得る。 やめないうちに 合法化するのは、ETAのような組織が二つになるだけである」と述べた。 また、ETAとバタスナの両立体制というものは、バタスナが表舞台で 政党として常にその政策を強引に推し進められるように、後方で武装した ETAが政治・社会へ圧力をかけるものであるとも語った。 更に、同氏は「ETAが無くなれば、バタスナは合法的に政党として選挙に 参加し、自由に、その独立であろが、共和制であろうが、独自の政治理念を 主張すれば良い。 がしかし、人殺しを行なったり、他の人間の権利を奪う事は 決して許されるものでは無い」と付け加えた。
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11月22日(水) 国家情報局提供の情報により7314名の密入国者と148隻のボートを探知
スペインの国家情報局がアフリカの数カ国へ提供した情報により、この6ヶ月間に
148隻のボートでカナリアス諸島へ渡ろうとしていた7314名の密入国者を
探知することに成功した。 同時に、同情報のおかげで、モーリタニア、セネガル、
モロッコなどで、計14の密入国組織を解体することに成功したと、
ホセ・アントニオ・アロンソ国防大臣が昨日の記者会見で語った。 第3四半期における雇用、3%の伸び
国家統計局の発表によると、今年第3四半期における国内総生産の伸び率が
3.8%であるのに対し、雇用の伸び率は3%であった。
同四半期内における経済成長率は0.9%。 カンタブリア地方、バスク地方で強風、大雨警報発動 気象庁の予報を元に、カンタブリア、バスク両地方に向けて 強風、大雨警報が出された。 予報によると、カンタブリア海沿岸で、最大風速90メートルの強風が 伝えられている。 また、カンタブリア地方沿岸部で1u辺り60リットル、 バスク地方で70リットル、ギプスコアやビスカヤで60リットルの降雨が 予測されている。 これに備えて、市民保安局は、家屋の扉や窓をはじめ、風で飛ばされそうなもの、 建設中の建物などに注意するよう呼びかけている。
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11月21日(火) フランス警察、ETAのピストル350丁の盗難を公に発表
フランス警察は昨日、10月23日フランス南部における武器350丁の盗難がETAの犯行であることを公に発表した。 230万人のスペイン人がクレジットカード盗難の被害
スペインの成人人口の約10%にあたる230万人がこれまでにクレジットカードまたはデビットカードの盗難の被害にあっていることがESTA(ヨーロッパ運輸安全協会)の調査でわかった。 キング被告、裁判所より追い出し措置
1999年10月マラガ県ミハスにてロシオ・ワニンコフさん(19歳)を殺害した容疑で起訴されている、英国人トニー・アレクサンダー・キング被告は、昨日マラガ地方裁判所開かれた公判で、証言を前に裁判所から退席命令を受けた。
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11月20日(月) 平和プロセス難航
バスク地方でのETAによる暴力事件があとを絶たず、同テロ組織との間で
行なわれている平和交渉が難航していることをアルフレド・ペレス・ルバルカバ
内務大臣は認めた。 また同氏は、同テロ組織がフランス国内で活発に動いて
いる事も把握しており、その動きを常に追跡していると述べる。 社会労働党、依然支持率においてPPを凌ぐ バスク地方における平和プロセスの難航について、最大野党PPが激しい批判を 続けているが、SER放送局が行なった調査によると、未だ、PPは支持率において 逆転するには至っておらず、また、同党のマリアノ・ラホイ党首よりも、 現政府首相の方が国民の、より高い評価を得ている模様。 マドリッド州知事、またも公約果たせず
マドリッドのエスペランサ・アギーレ知事は、昨年11月28日付けで
ある公約を発表した。それは、子供を産んだ女性に対し、その住居へ
例外なく無料にて家事、育児のためのヘルパーを派遣すると言うものであった。
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11月17日(金) 中央管区裁判所、デ・フアナ受刑囚の健康状態の管理を許可
中央管区裁判所は昨日、刑務所機関全般管理に対しETAのメンバーのホセ・イグナシオ・デ・フアナ・チャオス受刑囚の健康状態の管理を行うことを許可した。 証券マーケット委員会、E.ON社に対しEndesa社の株式公開買い付けを許可
CNMV(証券マーケット委員会)は昨日、ドイツの電力会社E.ON社に対し、スペインの電力会社Endesa社の株式公開買い付けを許可した。 毎年3万人が肥満が原因で死亡
SEEDO(スペイン肥満研究協会)とSEEN(スペイン内分泌学・栄養協会)がスペイン肥満デーに関連して行った調査結果によると、年間3万人近いスペイン人が肥満が原因で死亡していることがわかった。
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11月16日(木) ネットによるいじめで2人の少年逮捕
クラスメイトのウェッブカムを遠隔操作するウイルスを発明し、クラスメイトの私生活を録画し脅迫した少年2人が昨日逮捕された。 Air Asturias、本日運行開始
本日、新航空会社Air Asturiasが運行を開始する。 本日、西仏首脳会談開催
ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相とフランスのジャック・シラク大統領は本日ジローナにて首脳会談を行う予定で、この会談ではEU(ヨーロッパ連合)の不法移民対策へ新しい1歩を踏み出す可能性や中東における紛争について検討し、2国間の安全・防衛問題における特別協力を推進する予定となっている。
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11月15日(水) マラヤ作戦でフリアン・ムニョス元マルベージャ市長の前妻など11人を逮捕
マルベージャ市役所の都市計画の汚職事件に関する捜査「マラヤ作戦」の第3段階捜査で、昨日11人が逮捕された。 マドリッド州でのRENFE近郊線の乗客数増加
マドリッド州のRENFE(スペイン国鉄)近郊線を利用する乗客は1日に90万人以上と、乗客数は増加していることがわかった。 有名人の名を語り若い女性を騙していた男性逮捕
警察は、テレビ、映画、ファッション業界で著名な職業についている16人の名前を不法に利用し、架空の仕事の話を持ちかけ、フォトセッションを行うと言って若い女性と接触を持っていたマドリッド州にて男性1人を逮捕した。
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11月14日(火) カロ−リベラ・カタルーニャ州副知事、2003年より少ない権限へ
PSC(カタルーニャ社労党)所属のモンティージャ・カタルーニャ新州知事は昨日、副知事に就任予定のERC(カタルニャ左翼共和党)のジョセップ・ルイス・カロ−リベラ代表の副知事としての権限は、2003年の副知事就任時より少なくなり、カロ−リベラ氏が以前に持っていた権限のいくつかは他の政府局長たちへ割り振られる予定であると語った。 農林水産省、有機栽培生産物の国内需要拡大キャンペーン開始
農林水産省の発表によると、スペインの有機栽培面積は80万7569ヘクタールとEU(ヨーロッパ連合)諸国内ではドイツに続いて2位、世界で8位となっている。 マドリッド・バラハス空港ターミナル4へのRENFE乗り入れ、2009年実現へ
今年2月、マドリッド・バラハス空港にターミナル4が完成したが、今のところ公共交通機関の新ターミナルへのアクセスは、バスのみである。
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11月13日(月) 週末バスク州で襲撃事件相次いで発生
ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相は昨日、訪問中のトルコにて「暴力行為がなくなればETAとの話し合いは進展するであろう。暴力行為がある限りは平和プロセスは望めない」と語った。 プレステージ号沈没事故から4年、サンティアゴでデモ開催
2002年11月の重油タンカー「プレステージ」号ガリシア沖沈没事故の発生から4年が経過したが、昨日サンティアゴ・デ・コンポステーラ市内各地で、同様の事故再発の予防措置を求めるデモが行われ、デモ開催者側の発表によると約2000人の市民が参加した。 マドリッド市の人口、300万人を突破間近
INE(国家統計局)のデータによると今年1月1日現在のマドリッド市の人口は297万1748人、一方マドリッド市役所発表のデータでは320万5334人と両機関の発表数字に違いが見られた。
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11月10日(金) 収賄の罪で逮捕されたテルデ市長と市会議員、保釈金の支払いにより全員釈放
ファイカン事件の捜査の一環として、今週火曜日グランカナリア県テルデ市の市長や市議会議員ら合計7人が収賄の罪で逮捕されたが、水曜日と木曜日の2日間で逮捕者全員が保釈金の支払いにより釈放された。 政府、動物愛護法制定の意向を表明
昨日、政府は初めて公式に動物愛護法を制定する意向であることを発表した。 顧客1社に頼る自営業者数増加
顧客1社からの収入が合計収入の75%以上を占める自営業者の数は、スペイン全体でこの5年間で50%増加し、32万4921人となったことが、ATA(自営業者協会国内連盟)の調査でわかった。
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11月9日(木)は、マドリッド市の祝日のため、今日のニュースはお休みさせて頂きます。
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11月8日(水) テルデ市で市長と市会議員5人を収賄の罪で逮捕
昨日グランカナリア県テルデ市で、フランシスコ・バリド市長と市会議員5人が手数料の不法徴収による収賄の罪で逮捕された。逮捕された6人は全員がPP(国民党)の所属。 本日デ・フアナ・チャオス受刑囚に12年6ヶ月の求刑
中央管区裁判所は本日、テロ組織ETAのメンバーであるフアン・イグナシオ・デ・フアナ・チャオス受刑囚に対し、刑務所内の責任者5人に対する脅迫の罪で12年6ヶ月の有罪判決を下す予定であることが、昨日のヨーロッパプレスの発表でわかった。 性同一性障害者、性転換手術なしに氏名を変更
国会の司法委員会は昨日、性同一性障害者が性転換手術をせずにDNI(国民身分証明書)上の性別や名前を変更することを認める性同一性法案を承認した。
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11月7日(火) CiUのアルトゥール・マス代表、PSCとERCを非難
前回同様、今回もPSC(カタルーニャ社労党)、ERC(カタルニャ左翼共和党)、ICV−EUiA(カタルニャ緑の党とカタルニャ統一左翼の連合)が3党連立政権を取ることが決定したが、このことを受けCiUのアルトゥール・マス代表は昨日、PSCの州知事候補者であるホセ・モンティージャ代表は「選挙での大きな敗者」であり、他政党との合意のおかげで新州知事になれると語った。 全国のガソリンスタンドでストライキ敢行
本日と明日の2日間に渡りスペイン国内のガソリンスタンドでストライキが行われる。 「エル・エヒプシオ」被告に10年の有罪判決
イタリアのミラノ裁判所は昨日、2004年3月のマドリッド列車爆破テロの主謀者の1人と考えられている「エル・エヒプシオ」ことラベイ・オスマン・エル・サイェド被告に対し、国際テロリスト陰謀の罪により10年間の有罪判決を下した。
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11月6日(月) カタルーニャ州政府、新3党連立政権で発足
PSC(カタルーニャ社労党)、ERC(カタルニャ左翼共和党)、ICV−EUiA(カタルニャ緑の党とカタルニャ統一左翼の連合)の3党は本日、カタルーニャ州新政府機構図を確定する予定となっている。 本日より機内持込手荷物検査厳重に
今年の8月10日英国警察は、飛行機数機をハイジャックし手荷物に隠した液体爆弾を使って爆破を計画していたテロリスト24人を逮捕したが、この事件をきっかけとしてEU(ヨーロッパ連合)は安全強化のための新規定を作成、本日より全空港にて施行される。 先週末の大雨により貯水量増加
秋の到来から1ヵ月半経ったが、貯水池の水量レベルは今年1月の水量を上回り、今年はここ数年の中で最も降水量の多い年となりそうだ。 週末のスポーツの結果 トライアスロン:昨日メキシコで開催されたトライアスロン・ワールドカップのカンクン大会で、スペインのハビエル・ゴメス・モヤ選手が1位を獲得、ニュージーランド大会を待たずに見事年間総合優勝を飾った。
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11月3日(金) CiU、新政府発足に向け各政党と接触開始
カタルーニャ州の各政党は11月1日の州選挙終了後の昨日、新政府発足に向けてさまざまな接触を開始した。 ポルノビデオを録画しインターネットで広めた海軍兵3人、永久除隊へ
ホセ・アントニオ・アロンソ防衛大臣は昨日、海軍高等審議会の提出案を受け入れ、マルケス・デ・ラ・エンセナダ号に乗船しポルノビデオを録画した海軍兵3人を除隊することを決定した。 10月の失業率、1.3%上昇
INEM(職業安定所)に登録された10月の失業者数は199万2836人と9月より2万6670人増加、その失業率は1.3%
上昇した。
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11月2日(木) カタルーニャ州選挙、CiUが勝利
昨日、カタルーニャ州選挙の投票が行われ、3年前の州選挙同様、CiU(カタルニャ連合)の勝利に終わった。 ポイント制運転免許制度施行後初めての免許取消者
昨日グランカナリア県アルカス在住の男性(40歳)が、ラスパルマス市内で免許不所持、飲酒運転、マリファナ所持により警察に逮捕された。 クラスメイト3人に乱暴され、13歳の女子生徒、足を骨折
校内暴力事件がまた発生した。
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11月1日(水)は、諸聖人の祝日のため、今日のニュースはお休みさせて頂きます。 |
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