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10月31日(水) 11−Mテロの判決が公表、イスラミスタ部隊の犯行と確定しETAの関与を否定
本日付で、2004年3月11日に起きたマドリッド、列車テロ裁判の判決が
公表される事となっていたが、予定通り、今日、10月31日の正午を挟む
形で、同裁判の結果が多くのテレビ局を通じて実況中継により公表された。 連休開始、首都圏から100万台の移動を予測
11月1日が「諸聖人の日」として、祝日となるため、金曜日に休暇申請を
行い4連休にする者が多く、交通局では今日の午後15時から首都圏脱出ラッシュ
が始まると見ている。 EU、スペインの禁煙政策の遅れを指摘
スペイン国内における非喫煙者の権利が、まだまだ守られていないとの指摘を
EUから受け、スペインの労働省はEU加盟諸国の現状を比較し、また先週
EU議会で可決されたばかりのアンティ・タバコ推奨政策に従う構え。
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10月30日(火) プラド美術館、増築部分がオープン
マドリッドにあるラド美術館の増築工事がすでに完了していたが、
新しく付け足した部分のオープニングセレモニーが、本日、行なわれた。 バルセロナの近距離鉄道サービス、少なくとも11月5日までは復旧せず
経済産業省カタルーニャ担当、ジョルディ・プラッツ氏は、
バルセロナの国鉄近距離線サービスは少なくとも11月5日の月曜日まで
正常に運行されることは無いと発表した。
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10月29日(月) セビージャの路面電車、始動
セビージャ市内のプラド・デ・サンセバスティアンからヌエバ広場までを
結ぶ路面電車が昨日、その運行を開始した。 アウトレス社運行のバス、11月第一週の連休にスト
アウトレス社の労働組合側は11月の第1週にある諸聖人の日(11月1日)と
週末をかけた連休に合わせて、更なるストライキを行う旨を発表した。 エウリボル、2年間連続上昇に終止符
多くのローン金利のベースとなっているエウリボルは、2005年の9月以来、
2年に渡って、上昇の一途をたどって来たが、ついに間もなく終わる10月には
先月の4.72%を下回る4.64%あたりに落ち着く模様。
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10月26日(金) スペインの漁船、漂流中の密入国者を救助
アフリカ沖で漁をしていたガリシアの漁船ティブロンIIIは、漂流していた
移民船を発見。7人の遺体と共に横たわっていた1名の生存社を救出した。
生存者はかなり衰弱していたが、漁師らが筆談やジェスチャーで聞き出した所によると、
20日以上前にセネガルを出発しスペイン領を目指していたが、
巡視船を避けるために遠回りしているうちに方角がわからなくなり、
漂流した模様。出発時には、75人ほどが乗船していたという。
生存者と遺体は、連絡を受けた医療設備を備えた大型船に乗せられセネガルに向かった。
漁船も作業を終えて近日中にガリシアへ帰還の予定。
バルセロナ市内への入り口大渋滞
列車の近郊線の一部が運休してから昨日で四日目となったカタルーニャで、
南部から市内へ入る幹線道路で大渋滞が起こった。一昨日まではさほど
大きな混乱なく機能していたが、昨日はいくつかの悪条件や当局の判断の
甘さなどが重なった。朝から雨だった当地では、普段以上にマイカーを利用
する人が増えた。また早朝から一部の区間で白線の塗りなおし作業を行っており、
5時半ごろにはすでに渋滞していたため即座に作業を中止したが、
長蛇の列は解消されなかった。また列車の代替バスがスムーズに運行できるようにと、
道路の真ん中にバス専用路を設けたが、余計に交通の混乱が起こり、
停止したまま進まない列に業を煮やした人々が、バス専用路を通りはじめたため、
火に油を注ぐ結果となった。この結果、バルセロナーカステルデフェルス間の
約20キロの区間に2時間近くかかった。
エクアドル人少女に暴行の男、逮捕されず
地下鉄内で移民の少女に暴行したり差別的な暴言を吐いたとして、
昨日新たに裁判所に出頭していた21歳の男は、結局保釈金なして解放となった。
そのかわり、一日2回居住地の警察署に、月2回は裁判所に出頭することを命じられた。
また、許可なしに居住地域周辺から出ることや、被害者の少女に1000M以上
近づくことを禁止された。刑務所入りを求めていた被害者側は、
これを不服として提訴する見込み。
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10月25日(木) 政府、かろうじて来年度予算を可決
昨日行われた閣議で、政府はわずか9票差で来年度予算を可決した。
反対票は野党第一党の民衆党(PP)を中心とするものであったが、
社労党(PSOE)が大臣を含めた議員全員の票を獲得したのに対し、
様々な要因のため4票を失うこととなった。両党とも票の確保に必死で、
社労党のソルベス経済大臣は同日の朝家族に不幸があったにも関わらず、
昼食時以外は議会を離れなかった。民衆党も、出産直前でバレアレスに
帰省していた議員を呼び戻すなどした。しかし、1名が病欠、
2名が投票に間に合わず、さらに1名はボタンを押し間違って予算の
可決を承認する側に投票してしまった。このため計4票を失うこととなった。
地下鉄で移民少女に暴行の男、今日にも逮捕か
先日、バルセロナの地下鉄でエクアドル人の少女に差別的な暴言を吐いたり、
蹴るなどの暴力をはたらきながら逮捕されなかった男が、今日にも逮捕される
見通し。この事件は、暴行の様子がビデオで撮影され、報道されたため
大きな反響を呼んだ。国内だけでなくエクアドル本国でも大々的に扱われ、
エクアドル大統領やスペインの法務大臣まで巻き込む騒ぎとなった。
これらを受けた形で、判事が改めて少女を証人として聴取することを命じたため、
なぜ今頃になって、という批判も起きている。この男は、
報道陣のインタビューを受けた際、「酔っ払っていたので覚えていない。
自分は人種差別主義者ではない。」としているが、インタビュー中も
その粗暴な性格が露にされ、世間の非難をさらにあおる結果となった。
10月のマドリッドではやクリスマスの雰囲気
年々早まるといわれるスペインのクリスマスだが、マドリッド市内では、もう
クリスマス商戦が始まっている。スーパーの特設コーナーでは、
トゥロンなどのクリスマス特有の菓子が並び始めている。
またカステジャーナ大通りやプラド通りなどでは、去年のイルミネーション
を利用して、本番に向けて様々な調整を行っている。市長を迎えて
点灯式が行われるのは例年通り11月末ごろになる模様。また市役所は、
プレゼントとして推奨されるおもちゃのガイドブックをすでに発行している。
テレビでも、定番プレゼントの香水の宣伝が数週間まえから増加しており、
消費者の購買意欲を煽っている。
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10月24日(水) ラホイ氏の発言に批判の嵐
先日、大学教授である従兄弟の話を例に地球温暖化の危機を軽視するような
発言をしたラホイ民衆党党首に対し、各界から批判の声が上がっている。
ルバルカバ内務大臣は、「19世紀の田舎のカジノで話されるような話題」
と評し、いかにも彼らしいエピソードである、と揶揄した。また、
グリーンピースなどいくつかの環境保護団体は、地球温暖化が切実な問題であることは、
明らかであり、軽々しく扱うべきでない、と非難。
また同党の政策にこの問題を含むべきである、と主張した。
バルセロナの近郊線運休、さらに12日間
カタルーニャのナダル地域政策局長は、AVEの工事問題のため運休されている
近郊線3路線について、正常化まであと12日間かかるであろうと発表した。
また、同氏は問題の起きている区間の工事を請け負っている建設会社に対し、
損害賠償を請求する用意があると述べた。一方スペイン政府は、
マドリッドーバルセロナ間の高速列車の開通日を当初の予定通り
12月21日として延期しない方針だが、市民の安全と快適な日常生活の確保のため、
工事の休止を求める声が高まっている。
車掌の人種差別的行為に居合わせた乗客ら反発
昨日、カタルーニャのジローナとフィゲラスを結ぶ路線で、
キューバ出身の乗客に差別的な態度をとったとして、車掌に対し居合わせた乗客らが
一斉に抗議した。事の発端は、車掌が大勢いる乗客の中で、唯一黒人であった
そのキューバ人医師にのみ乗車券を見せるよう求めたことによるもの。
常日頃からレンフェ社員の差別的態度に嫌気がさしていた男性は、
これを拒否。車掌は、元々遅れのでていた列車を停止させ、警察に通報した。
それを見ていた乗客らは、一斉に口笛を吹いたり野次るなどして抗議した。
結局50分遅れでフィゲラス駅に到着し、男性は警官の聴取を受けたが、
有効な乗車券を所持していたためすぐに解放された。周囲ではまだ怒りの
おさまらない乗客らが警察にも抗議の言葉を投げかけていた。男性は、
乗客らの支援に感謝していると述べた。レンフェ側は、「車掌は自分の仕事をしただけ」
としているが、実態の調査をする予定。
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10月23日(火) ラホイ党首、地球温暖化危機を疑問視
野党第一党である民衆党(PP)のマリアノ・ラホイ党首は、昨日マヨルカ島で
行われたシンポジウムに出席。その後の会合で温暖化問題に触れ、
セビリア大学で教鞭を取っている化学者の従兄弟の話として、
どんな立派な専門家を何人も連れてきても誰も翌日のセビリアの天気を
正確に言うことはできない。300年後の地球に何が起こっているかなどとは
誰も確かなことは言えず、地球の温暖化問題は無視できないが、
さほど重要視していいものなのかと独自の見解を述べた。このシンポジウムには、
米国の元副大統領で先日ノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア氏も出席。
アカデミー賞を受賞した同氏の地球温暖化をテーマにした「不都合な真実」も上映された。
バルセロナで交通の混乱続く
週末にAVEの路線工事で新たな問題が起こり近郊線の路線が数本不通
となっているバルセロナでは、週明けの昨日の朝、マイカーや代替バスで
道路が大混雑となった。特に通勤ラッシュの時間には、バルセロナ市内へ
の入り口付近に長蛇の列ができ列車の遅延や渋滞に慣れっこになった
カタルーニャの人々も苛立ちを隠しきれない様子だった。交通局の調べでは、
普段より10%程度交通量が増えた模様。また代替バスを利用した通勤客らは、
バスが有料であることに抗議。この結果明日からは無料になる見通し。
マドリッドの家庭、買い出しに行くのは69%が女性
マドリッドの商工会議所の調べによると、食料品の買い出しに夫婦揃っていくのは、
5組に1組だけであった。また、夫婦揃って買い物に出る場合、19%が、
妻がほとんどの商品を選択するという。夫は、ワイン、チーズ、
生ハムなどといったこだわりの品をチョイスする役目を負っているケースが多い。
一方、一緒に買い物に行きながら夫はカートを押して妻について行くだけ、
というパターンは9%にとどまり、7年前の調査では17%であったことからみても、
家事を分担するという意識が高まっている模様。この傾向は、
女性も働いていることが多い若年層ほど顕著だという。
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10月22日(月) マラガル前カタルーニャ知事、アルツハイマーを告白
マラガル前カタルーニャ州知事は、数ヶ月前ににアルツハイマーであると診断された
ことを明かした。同氏は、病状について、まだ初期段階であること、
体調は良好であること、また全力で病に立ち向かっていくつもりであると述べた。
最近、同氏の健康問題についてさまざまな憶測が飛び交っていたため、
発表に踏み切ったと思われる。スペイン民主化後初の首相であった
アドルフォ・スアレス氏も同じ病気にかかっているが、マラガル氏のように
本人が発表するのは異例。
マドリッド州知事、国王と対立
フアン・カルロス国王に、王位を皇太子に譲り退位すべきとする意見を
再三述べているジャーナリストを擁護しているエスペランサ・アギーレ知事に対して、
国王が苦言を呈した。このジャーナリストは、主にカトリック教会経営の
ラジオ局に出演しているが、先日同州が運営する地方テレビ局の番組でも同様の発言をした。
その後、今月12日のイスパニア・デーの式典後のパーティで、国王が、
その件に対し不快感を表しこれに対して知事は「国民の誰もが、
自由に意見を言う権利がある」と個人的な友人でもあるジャーナリストを擁護した。
また彼に対する人道的な扱いを国王に求めた。一方で、同知事が所属する民衆党(PP)
は、最近王制を批判する独立主義者らの行動を抑えきれていないとして、
政府を批判してきただけに、党内で大きな影響力を持っている同氏の行動は、
波紋を呼ぶものと思われる。
アロンソ優勝を逃すも、アストゥリアスでは祝勝ムード
昨日ブラジルで開催された、フォーミュラ1の今季最終戦でスペイン人ドライバー
フェルナンド・アロンソは、一歩手前で優勝を手にできながった。
しかしながら出身地であるアストゥリアスのオビエド市では、レース終了後、
多くの市民がアメリカ広場に集まり優勝さながらのお祭り騒ぎとなった。特に、
チームメイトながら最大のライバルで、チームに優遇されているとしてスペイン人ファンから
多大な不評をかっていたハミルトンも優勝できなかったため、
それを祝って噴水に飛び込むファンもいた。
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10月19日(金) マヨルカ島の暴風雨で2人目の犠牲者
10月4日にマヨルカ島を襲った脳風雨で、建物の下敷きになり重態だった47歳の男性が昨夜死亡した。
この男性は警備員で、暴風から逃れようとして建設中のとある病院の中に入ったが、
建物が強風にあおられ倒壊した模様。 65%の若者、家計の維持に親の援助が必要
カタルーニャの労働組合は、親から独立し自分の家庭をもちながらも親の
援助なしにはやっていけない若者が、カタルーニャではおよそ65%に
のぼると発表した。これは、安月給、契約条件の不安定さ、
地価と公定歩合の上昇によりローンにがんじがらめになる。
などといった要素が絡み合った結果、親に助けを求めざるを得なくなったもの。
援助は、金銭的なものだけでなく、実家での食事、買い物や掃除の
肩代わりや孫の世話にまで及ぶ。これらの援助により、彼らは
月額675ユーロまで節約できるという。子供一人で、夫婦双方の
給料が月2578ユーロの場合、この援助がなければ収入の25%
をこれらの出費にあてなければならないことになる。彼らは、
半独立者と呼ばれている。
ナダル、準々決勝へ進出
マドリッドで開催中のテニスのマスターズ・マドリッドは、
男子シングルス3回戦が行われ、マヨルカ出身で世界ランキング
2位のラファエル・ナダル選手がイギリスのアンディ・マーレイ選手を破り
、準々決勝への進出を果たした。
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10月18日(木) フランスの交通スト、スペインにも影響
レンフェは、フランスの交通機関のストにより、スペインとフランス、イタリア及び
スイスを結ぶ鉄道路線を運休している。
影響を受けているのは、マドリッド、バルセロナとパリを結ぶ夜行列車や
バルセロナとチューリッヒ及びミラノを結ぶ路線など。
またフランスとの国境付近をを結ぶ路線も運休されている。
これらの切符は、払い戻しまたは無料で日にちの変更を受け付けている。
一方、カルタヘナとモンペリエを結ぶルゴに関しては、ポルトボウーモンペリエ間で代替バスを運行している。
マドリッド市民、中心地の文化保護を求めるデモ
本日夕方、マドリッド住民連合は市庁舎前にてデモを行う予定。
これは、近年中心地の長年の歴史をもち、マドリッドのシンボル的存在であった映画館が、
相次ぎ閉鎖されていることによるもの。目抜き通りのグラン・ビアでは、13あった映画館のうち
9館が閉鎖された。ほとんどが、ハンバーガー・ショップやブティックなどの店舗となっているため、
住民らは中心部の庶民文化の衰退を危惧している。
また同連合は、郊外に映画館つきの巨大ショッピングセンターが急増し、
中心地の映画館の存在を脅かしている事も批判している。
スペイン、EU最大の移民受け入れ国に
スペイン移民局の調べでは、人口の10%が外国人で、EU圏内では最大の移民受け入れ国となった。
世界的にも、アメリカ合衆国に次いで2番目となった。
調査では、スペインで生まれた子供の約17%が、外国人同士または片親が外国人であり、
出生率に貢献している。また移民の10人に7人はスペインに永住しており、
暮らしやすさや家族の呼びよせなどが他国に比べて容易であることを示していると見られる。
移民の割合が最も多い職種は、農業、サービス業、建設業だが、最近ではその人の特技や
技能を生かした職種への就業も増えつつあるという。
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10月17日(水) 首相、イバレチェ氏と会談
サパテロ首相は昨日、バスク州知事のフアン・ホセ・イバレチェ氏と首相官邸でおよそ2時間に渡って会談した。 20歳の男性、運転免許のポイント一気に失う
昨日カタルーニャの交通局は、いくつかの交通違反を冒しながら運転していた男性から
一挙に21ポイントを剥奪した、と発表した。 サンタンデール銀行頭取、マクラーレン代表と会談
スペインの最大手銀行であるサンタンデール・セントラル・イスパノのエミリオ・ボティン頭取は
昨日、F1のスペイン人ドライバー、フェルナンド・アロンソが所属する
マクラーレン代表ロン・デニス氏とサンタンデールにて会談した模様。
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10月16日(火) 密入国船、ラ・パルマ島に到着
スペイン赤十字とカナリアス海上保安部によると、今日の明け方、161人の
密入国者を乗せた船が、ラ・パルマ島に到着した。
同船は、近くを航行していた漁船に目撃され、
報告を受けた海上保安部のパトロール船が出動したが、
結局船は救助の必要なしに無事に浜辺にたどり着いた。 グラナダ、大雨で一部停電
昨夜からグラナダ県で降り続いた大雨のため、県内各地で浸水や停電などが起きた。
このため同県の消防隊は度重なる出動を余儀なくされた。 サン・セバスティアンで軍曹銃撃される
内務省によると、昨夜バスクのギプスコア県サン・セバスティアンで、
帰宅途中の若い軍曹が何者かに銃で肩を打ち抜かれて重傷を負った。
軍曹は命に別状はないが、現在も入院中。
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10月15日(月) イスパニア・デーのパレード滞りなく終了
12日の祝日、イスパニア・デーに行われた一連の行事は、
ETAのテロなどが警戒されていたが、無事にすべての行程を
終了した。カステジャーナ大通りは、多くの観衆で埋め尽くされ、
人々は、国旗模様のパラシュートで下降する軍の落下傘部隊や
軍用機のアクロバットなどのアトラクションやパレードを楽しんだ。 バレンシア、集中豪雨で大きな被害
木曜日の夜から金曜の夜中にかけて、バレンシアおよびその周辺で
集中豪雨があり、浸水など様々な被害が起きた。市内では、
港に近い地域の被害が大きく、停電、街路樹の倒壊や路上に止めて
あった車が流されるなどした。 カタルーニャの鉄道また遅延
今朝8時ごろ、バルセロナ中心部と近郊を結ぶ路線で不具合が起き、
単線のみの運行となっているため、近郊線の1、7、10番線で
それぞれ15分程度の遅れが出ている。レンフェによると、
不具合は建設中のAVEの路線の工事によるものであるという。
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明日から3連休のため、ニュースは月曜までお休みさせて頂きます。
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10月11日(木) ラホイ野党党首、国民に呼びかける
野党第一党である民衆党(PP)のマリアノ・ラホイ党首は、
12日の国民の祝日イスパニア・デーを前に、同党のホーム・ページで全国民に対する
呼びかけを行った。内容は、PPが再三訴えている国家分裂の危機や王室、
国旗の軽視などへの危惧をふまえて、今度の祝日には、
それぞれが家庭や外で国旗を掲げ、スペイン国民であるという誇りを表わそうう、と訴えたもの。 フランス南部でニトロメタン強奪、ETAの犯行か
昨日、フランス南部サン・エティエンヌ近郊のラ・グラン・クロワの工場で
ニトロメタンが強奪されたと、スペイン政府公安局長が発表した。 スペイン人との偽装結婚、ネット普及で急増
スペインではここ数年、国籍や労働許可を得るための偽装結婚が急増している。
以前から存在はしていたものの、インターネットの普及により、
手軽さや匿名性の高さなどから倍増しているという。国籍保持者は、
見返りとして約3000〜12000ユーロを労少なく手に入れる事ができる。
警察当局にとっては、なかなか証拠を掴むのが難しいケースが多いが、
組織ぐるみの犯行や金銭支払いの痕跡などから発覚する場合がある。
また結婚手続き前の面接で、どこで知り合ったか等の、
基本的な情報さえ答えられないケースもあるという。
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10月10日(水) ETAビルバオで爆弾テロ、一人負傷
昨日スペイン北部ビルバオで、自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し
車を運転していた男性が爆風によるインパクトと火災のため重傷を負った。この男性は、社労党選出の市会議員、
フアン・カルロス・ドミンゴ氏のガードマンをしているガブリエル・ヒネス氏。同市議は、
バレンシアに滞在中だったため難を逃れた。ヒネス氏は、生命に別状はないものの、顔や手に火傷を負い入院中。
ETAの爆弾テロは、去る6月5日停戦宣言を撤回して以来、3度目。
カタルーニャの近郊線、故障でまた遅れ
度重なる故障で、列車の遅延やキャンセルが続発しているカターニャで、今朝ケーブルの故障が発生し、3
号線のオスピタレとビックの間で平均30分程度の遅れが出ている。先週の日曜以来、カタルーニャの近郊線
では少なくとも1日1件の故障が起きている。また、レンフェによるとコンピューターのシステムに問題が起きたため、
レンフェが携帯電話向けに提供している列車の運行状況サービスを少なくとも今日一日停止すると発表した。
アトレティコのサポーター、解雇の社員をサポート
先日、アトレティコファンを馬鹿にしたコマーシャルを作成した責任者として州知事の命で解雇された
2名の地下鉄運営会社社員についてアトレティコのファンで作るアソシエーションが、仕事に復帰できるよう要請した。
これによると、諸悪の根源は、底辺で働いている社員ではなく、地下鉄を運営している市長や州知事にある。
マドリッドにとって大事なアトレティコファンを無責任で環境保護に無関心な人々であるかのように表現したり、
クラブ側に事前の相談なく勝手にイメージを使ったりしたことは許せないが、やめるべき人々が先ににやめない限りは、
一社員が解雇されるべきではない、としている。
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10月9日(火) アトレティコファンの不評を買ったCM製作の責任者名発表
マドリッドの地下鉄運営会社は、サッカーのアトレティコ・デ・マドリッドのサポーターを馬鹿にしているとして物議を醸した
コマーシャルの製作責任者を先日解雇したが、昨日その責任者の名前を発表した。 内務省、12日のイスパニア・デーに向けて警備の強化を発表
アルフレド・ペレス・ルバルカバ内務大臣は、今月12日のイスパニア・デーに関して、
マドリッドを中心に大規模な警備強化を行うと発表した。 スペインは、ヨーロッパで2番目の長寿国
先日EU議会で発表された調査によると、スペインは、EU圏内でイタリアに次ぎ
2番目の長寿国であることがわかった。男性の平均寿命は70歳、女性は73.5歳となっている。
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10月8日(月) サパテロ首相、PPの批判に反論
サパテロ首相は、昨日行われたマドリッド社労党の集会で演説し、ここ数日続いた民衆党からの一連の批判に対する反論を述べた。 平均給与、男女間で格差広がる
税務省が、サラリーマンを対象に行った調査によると、
男性の平均年収は、1万9千314ユーロで、女性の1万3千497ユーロを43パーセント上回った。 オペラ劇場再開10周年記念の野外コンサート
今月11日にオペラ劇場としての再開10周年を迎えるマドリッドの王立劇場は、セレモニーの一環として昨日劇場前で無料コンサートを行った。
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10月5日(金) パルマ・デ・マジョルカの大嵐で20名の負傷者、内、3名が重症
昨日午後にマジョルカを襲った嵐は、最大風速109メートルの強風を伴い
20名の負傷者を出した。 そのうち、3名が重症である。 バタスナ違法政党の首脳陣を拘束
バルタサル・ガルソン判事は昨日、ギプスコアのセグラ市に集結していた
バタスナ違法政党の、現首脳メンバーと次期首脳メンバーを全員、
拘束するよう要請。 プリペイド携帯電話、ユーザー情報管理義務
昨日の国会で、プリベイド式携帯電話を利用する全てのユーザー約2000万人に
ついて、携帯電話オペレーターに、2年以内にその持ち主を明確に把握し、
必要なデータを管理する義務を課す事が満場一致で可決された。
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10月4日(木) アルカラ・デ・グアダイラ、大雨により死者2名、負傷者18名
火曜日にアルカラ・デ・グアダイラ(セビージャ)を襲った嵐は、風速100メートル
を超える強風と大雨、雹を伴ったもので、大きな雹が排水官を詰まらせたため、
大雨の被害がより大きなものとなった。 非常識な運転行為に服役義務
今日の国会で、交通違反の取り扱いについて大きな変更が可決される見込みである。 過激民族主義グループ、10月12日の祝日に国王の写真を燃やす事を宣言
先日、国王がカタルーニャを訪問中、民族主義過激派グループが多数集結して
国王の写真に火をつけた事件で、主犯の二人に対し、検察側が15ヶ月の求刑を
行なっているが、これに対し、騒ぎはおさまるどころが、更に広がりつつある。
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10月3日(水) スペイン各地で大雨警報
スペイン南西部で大雨による被害が出ているが、雨雲は徐々に移動し、現在、
アラゴン、マドリッド、カスティージャ・ラ・マンチャ、ムルシア、バレンシア
などで大雨警報が出されている。 テレフォニカ、月額45ユーロで10メガの接続を発表
テレフォニカ社のアントニオ・ビアナ・バプティスタ代表によると
クリスマス時期にあわせ、10メガ/秒のインターネット接続と
国内通話料金を含む商品を月額45ユーロにて売り出す予定。
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10月2日(火) 違法政党バタスナ主要メンバー2名を逮捕
逮捕令が出されていた違法政党バタスナの首脳陣の二人、ホセバ・アルバレスと
オイアナ・アギーレが今日、サン・セバスティアンにおいて拘束された。 フランスにおいて、バスク愛国主義者を逮捕
テロ組織ETAに関与しているとして国際指名手配を受けていたバスク愛国主義グループ
アベルツァレに属する若者たちの指導者であったタピア・スライカが、今朝、フランスのバスクで
逮捕された。 国王の写真を燃やした若者に1年と3ヶ月の求刑
去る9月13日、ドン・フアン・カルロス国王がカタルーニャのとある施設の
披露式を行なった際、ジロナにおいて過激民族主義の若者達が集まって、国王の
写真に火をつける事態が生じたが、その後、この犯行に及んだ二名が確認され、
検察側は、ジャウメ・ロウラ、エンリック・スタンの2名に対し、1年と3ヶ月の
服役を求刑。
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10月1日(月) プラド美術館 入場料無料システムに変更
これまで、プラド美術館は毎週日曜日を入場料無料としてきたが、11月からは
新しいスタイルが導入される。
本日、美術館長であるミゲル・スガサ氏が発表したものによると、平日は
閉館前の最後の2時間、そして日曜日は最後の4時間だけが無料で入館出来る事になる。
これは、毎週、日曜日に繰り返される多数の入場者による混乱を避けるのが目的と
しており、日曜日だけが終日、無料であったのと比べると、無料入館が可能な時間は
一週間を通して3時間、多くなる。
マドリッド中心地に31の監視カメラ
マドリッドの高等裁判所内監視カメラ保障委員会は、本日、マドリッド市内中心部に
31の監視カメラを設置する事にゴーサインを出した。
このうち、10個のカメラがモンテラ通りに、3つがルナ広場に、12個が
コレデラ・バハ・デ・サン・パブロ通り付近に設置される。
設置許可においては、幾つかの条件が定められているが、その中には、住居内部が
写らないような角度であること、録画された映像はなんらかの法的必要性が無い限りは
7日以内に消去すること、撮影圏内には、どのような角度からでも目に入るように
その旨を告げる表示がなされていること、などの項目が含まれている。
これらの設置は、2008年初頭から開始される見込み。
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