スペインニュース・コムがお届する
スペインのニュース
現地のメディアよりスペインのニュースを毎日更新でお伝えします |
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当分の間、不定期の更新となりますが、Covid−19事情については当HP内の掲示板を通じて毎日お伝えするようにしています
2020年12月31日(木) インフルエンザ感染、4件のみ
スペイン国内でのインフルエンザ感染状況を監視する各機関の情報によると、2020〜2021年期における感染例の報告は、今月27日現在で僅か4件にとどまっているとのこと。 コロナ危機により不動産価格下落
不動産価格査定会社TINSAによると、コロナ危機が続いた今年2020年は、スペイン全国で不動産価格の大幅な下落が見られた。
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2020年12月29日(火) Covid-19による死者数累計、政府発表で5万人、統計局発表で7万人
Covid-19によって死亡した人の合計数は昨日現在、スペイン政府発表の集計によれば50.122名となっているが、他機関による集計では、これよりも約2万人多い数が示されている。
スペインでは春から始まった感染拡大第一波で毎日の死亡者数が一気に急増し、4月2日には24時間での死亡者数が950名に達した。(後に政府はこの日の数字について修正を加え、その後、公式には909名と記録されている)
州別に見た場合、これまでの死者数が最も多いのは首都マドリッド市があるマドリッド州で11.692名。 ガリシアで国鉄脱線
昨夜、ガリシアのア・コルーニャとモンフォルテ・デ・レモスをつなぐ列車の第1車両が脱線すると言う事故があったが、怪我人は無かった模様。 スペインージブラルタル英国領間の交渉、大詰めを迎える
12月31日をもってEUのメンバーとしてのイギリスは無くなり、イギリスとEUとの今後の在り方については期限内に合意を得るところとなったが、その合意書にはイベリア半島南部にあるイギリス領としてのジブラルタルは含まれていない。
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2020年12月28日(月) ファイザー社ワクチン投与開始
去る土曜日、Covid−19に対する最初のワクチンとしてファイザー社ワクチン9750回分がスペインに到着した。 旅行業界、過去50年間で最悪の年に
スペインでは、コロナ感染拡大により今年3月半ばに最初の非常事態宣言が行われて以降、旅行業が回復することは無く、2020年は旅行業界にとって、過去50年間で最悪の年としてその幕を閉じようとしている。
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2020年12月24日(木) Covid−19感染拡大、バレアレス州で急進
バレアレス州におけるCovid−19の感染拡大状況は、連日、悪化を続けており、スペイン国内で最悪の状態となっている。 Covid−19ワクチン、3月までに毎週35万回分が到着予定
スペインでは今週末、27日の日曜日よりワクチン接種が開始となるが、ワクチンが本格的に到着し始めるのは28日以降となり、3月末までにファイザー社製のワクチンが1週間当たり35万回分届けられる予定となっている。
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2020年12月22日(火) スペインージブラルタル間の交渉、最終段階へ
BREXITの完結を目前にして、イベリア半島にある英国領ジブラルタルとスペインとの今後の在り方についての交渉も最終段階を迎えつつある。 異例のクリスマス宝くじ
毎年恒例のクリスマスジャンボ宝くじの当選発表が本日、マドリッドにおいて行われる。
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2020年12月21日(月) PCR検査待ち、1キロの列
クリスマスに帰郷しようとする人々を中心に、マドリッドではPCR検査を受ける人の順番待ちが本日早朝から目立ち、その長い列は午前7時現在で1キロ以上に及んだ。 クリスマス前の食品価格、昨年に比べて安値
消費者協会調べによると、Covid−19の感染拡大が止まらない今年、クリスマスが目前に迫ったこの時期の食品価格の変動に変化が生じている。
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2020年12月18日(金) 安楽死法案、可決
昨日の国会において、安楽死法案が可決された。
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2020年12月17日(木) クリスマスの行動規制は変動制?
スペイン政府は、Covid−19の感染拡大状況の改善が続いていた先週、クリスマス、そして年越しの過ごし方について全州に向けての行動規制を発表したが、同発表があった直後より感染拡大状況は再び悪化傾向となり、今もそれが続いている。 ドン・フアン・カルロス元国王、クリスマスの帰郷を断念
収賄疑惑や巨額の隠し財産の発覚などにより、スペイン社会からの非難を避ける形で、事実上、アラブ首長国連邦に逃避中のドン・フアン・カルロス元国王は、クリスマスに合わせる形でスペインへの一時帰国を計画していたが、それを機に王制反対派勢力を中心に元国王に対する正当な裁きを行なうべきであるとする動きが再燃しつつあった。
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2020年12月15日(火) 2021年には3000軒の旅行代理店が閉業へ
コロナ危機の長期化により、旅行業界への影響は悪化を続けている。
いつになればコロナ危機以前のように外国人観光客が戻ってくるか予想もつかない状態が続いているが、スペインにおける旅行業市場の40%は外国人市場であり、また、団体旅行についてはそのほぼ100%が旅行代理店を経由してやって来るため、外国人市場復活の目途が立たないことによる影響は大きい。 カタルーニャ、45日ぶりに感染状況悪化
カタルーニャではCovid−19の感染拡大が44日間連続で下降線をたどっていたが、今月9日以降、その傾向に変化が生じ再び増加傾向となった。
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2020年12月14日(月) ネットで偽PCR証明販売、逮捕
スペイン国家警察は本日マドリッドで、ネット上で偽のPCR検査陰性証明を販売した女を公共衛生法違反及び公文書偽造の容疑で逮捕した。 複数の自治州が、クリスマスの規制強化を検討
今月初旬の連休が終わり、クリスマスムードが一気に高まっているが、複数の自治州では、COVIDー19の感染者増加を懸念し、規制強化を検討しているという。 テラス席拡張のため公道の車両通行禁止、マドリッド
コロナ禍による規制で、多くの飲食店が危機的状況に陥っている。
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2020年12月11日(金) Covid−19ワクチン接種、1月4日に開始予定
サルバドール・イジャ保健大臣は記者会見の中で、予定通り12月29日に欧州医薬品庁による許可がおりれば、新年早々、1月2日か3日にはファイザー社のワクチンがスペインに到着し、1月4日、月曜日より接種を開始することが可能となると説明した。 コロナ危機により預金率上昇
今年3月半ばに非常事態宣言が出され、最初の行動規制が布かれて以降、スペインでの預金率が上昇している。
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2020年12月10日(木) カナリアス、バレアレスの2州のみ、感染拡大傾向続く
スペインのほとんどの州において、Covid−19の感染拡大はここ1か月近くの間、沈静化する方向にあるが、その中でカナリアスとバレアレスの2州でのみ、増加傾向が続いている。 ドン・フアン・カルロス元国王、税務署に678.394ユーロを支払う
元国王が出所不明の資産に関連付けられた不正クレジットカードを使用し、多額の支払いを行っていた事実についての調査が始まっていたが、犯罪としての捜査令が出される前に、国王は申告漏れのあった税務の自主的是正を行いたい旨を、弁護士を通じて税務署に通知した。
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2020年12月9日(水) スペイン人の23%がコロナ危機開始後に初の通販利用
欧州中央銀行によると、2019年にユーロ圏諸国で最も現金による支払いが多かったのがスペインだったが、今年はコロナ危機により大きな変化が生じており、Visa社調べによると、スペインでの電子マネーの利用率が急増しているとのこと。
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2020年12月8日(火)は無原罪の御宿りの祝日です。
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2020年12月7日(月) 非常事態宣言下での憲法記念日式典
12月6日はスペイン民主憲法の記念日であり、昨日はその42回目の誕生日を迎えることとなった。 薬局での抗体検査キット販売、今週中にも開始か
医療施設の負担軽減のため、スペインでは今週中にも薬局でのCovid−19抗体検査キットの販売が開始される予定となっている。
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2020年12月5日(土) 地下鉄ソル駅、毎週土曜日の19時〜20時に閉鎖
クリスマスシーズン中の極度な人混みを避けるため、市警察の要望により本日より来年1月2日まで、毎週土曜日の19時から20時の1時間、マドリッドの中心、プエルタ・デル・ソル広場にある地下鉄ソル駅が閉鎖されることとなった。
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2020年12月4日(金) バルセロナ市から出る交通、連休を前に3%増
カタルーニャではCovid−19感染拡大を防ぐため、明日から始まる連休に向け、昨日22時より連休が終わるまでの間、市外への移動が禁止となっているが、移動禁止が始まる前に脱出しようとする人々で、昨日、木曜日の市内から市外へと向かう交通量は先週木曜日と比べて3%の増加となった。 マドリッド州、本日0時より14日の0時まで州閉鎖
州閉鎖を行う場合、最短で7日以上の期間を適用するよう中央政府が要請しているなか、マドリッド州では10月30日から11月3日までの連休中、そして11月6日から10日までの連休中に限った閉鎖を行なってきたが、今回、12月の憲法記念日、無原罪の祝日などを含む4連休では、これを挟む形での計10日間の州封鎖を行うと発表した。 国王フェリペ6世、公務に復帰
国王フェリペ6世は、Covid−19感染者との濃厚接触があったことが判明したあと、感染の有無を確認すると共に10日間の予防隔離を行なっていた。
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2020年12月2日(水) 新規陽性者数、1万人を下回る
昨夜の中央政府発表によると、過去24時間のPCR検査による新規陽性者数は8257名と、久しぶりに1万人を下回る数字となった。
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2020年12月1日(火) マドリッド、イサベル・センダル病院オープン
Covid−19危機の長期化に対応すべく、マドリッド州では約3か月前より感染症に対する最新技術を備えた巨大な病院の建設が開始されていたが、本日、稼働となる。 年金保険料値上げ、自営業者に追い打ち
11月末にあった請求から、自営業者に対する年金保険料の値上げが適用された。
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2020年11月30日(月) 週末の人出急増
スペイン全国各地でクリスマス用の電飾が灯り始めたのと同時に夜の人出が急増し始めているが、これにブラックフライデーを利用して買い物をしようとする人々が加わり、週末の夜は各地で賑わいが見られた。 14−Febのカタルーニャ選挙、Junts Per Catalunya の代表はラウラ・ボラス氏
9月末の判決でキム・トーラ氏に対し不服従の罪による公務就任権停止令が出されたことにより、カタルーニャでは2月14日に選挙が予定されているが、トーラ氏が所属するJunts Per Catalunya党は、その代表としてラウラ・ボラス氏を選出した。
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2020年11月27日(金) スペイン人の3分の1がワクチン接種を希望
市場調査会社DYMが行ったアンケート調査によると、2021年に入りCovid−19ワクチン接種が開始された場合、すぐにその接種を受けるかどうかと言う質問に対し、「受ける」と答えた人の割合は全体の36.2%にとどまった。
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2020年11月26日(木) 政府への支持率低下
市場調査会社DYMが行った調査によると、現政権を組むPSOEとPODEMOSの両党の支持率が大きく下がりつつあり、PP、VOX、CIUDADANOS等の支持率が高まりつつある。
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2020年11月25日(水) Covid−19ワクチンプラン
スペイン政府は、来年早々より開始予定とされるCovid−19ワクチンの投与プランを発表し、これによると、ワクチンの到着に伴なった3段階に分けての投与となる模様。
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2020年11月24日(火) 国王、10日間の隔離
去る日曜に国王フェリペ6世と濃厚接触があった人物が、PCR検査で陽性であったことが判明し、国王は昨日より10日間の隔離期間に入った。 Covid−19ワクチン接種の優先順位
EUはすでに14億回分の対Covid−19ワクチン購入の契約を済ませており、そのうちの10%がスペインに割り当てられる予定となっている。
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2020年11月23日(月) Covid−19ワクチン
昨日、G20サミットに参加した後の記者会見の中でペドロ・サンチェス首相は、今後のスペイン国内におけるCovid−19ワクチン接種について発言した。 本日より空路、海路からの入国にPCR陰性証明が必要
去る11月12日に交付された法令により、本日よりCovid−19の感染が悪化している「危険国」から空路、または海路よりスペインへ入国する際の必要書類として、PCR検査による陰性証明が必要となる。
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2020年11月22日(日) マドリッドのラストロ再開
マドリッド市中心部で日曜・祝日に開かれる大規模な蚤の市“ラストロ”は、市の文化遺産にも指定されているが、Covid−19危機が始まって以来、その開催が禁止されてから8ヶ月が過ぎた。
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2020年11月19日(木) ブルゴス、感染拡大止まらず
ブルゴス市では先月半ばにCovid−19の感染者数が人口10万人あたり400人にまで膨れ上がり、ダニエル・デ・ラ・ロサ市長は、このまま感染拡大が止まらないようであれば、行動規制の強化もやむを得ないとしていたが、それから1か月経った今、ブルゴスの感染者数は人口10万人あたり1871名と、先月同時期の4倍に膨れ上がっている。
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2020年11月18日(水) 11月、Covid−19による死亡者数が過去最多
多くの州で感染拡大状況の改善が見られるのとは裏腹に、今月11月はコロナ危機が始まって以来、現時点ですでに死亡者数が最も多い月となっている。 スペイン人の47%がCovid−19ワクチンを拒否
社会学研究センター調べによると「Covid−19の感染を防止するための
ワクチン接種が開始されたらこれをすぐに受けるか」と言った質問に対し、「受ける」と
答えた人は全体の36,8%で、「受けない」と答えた人は47%にのぼった。
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2020年11月17日(火) マドリッド、カタルーニャ、薬局での抗体テスト実施を要求
マドリッド州行政とカタルーニャ州行政は、Covid−19の抗体テストの実施を医療施設でのみ行うのではなく、薬局でも実施できるよう中央政府に対しその許可の申請を行ったが、政府はこれを却下した。 マスクの税金引き下げ
Covid−19危機が続く中、マスクは生活の必需品となっており、これに対し通常の消費税が適用されるのは不適格であるとして、野党等が税率の引き下げを要求していたが、ようやく政府はこれを決定した。
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2020年11月16日(月) マドリッド州の感染状況、7週連続で改善
マドリッド州では、9月末にCovid−19の感染拡大第2波による影響が最悪となったが、その後、州内の感染状況が特に悪化している地域を選定して地域限定での封鎖政策を行うことにより、州全体の封鎖や経済活動停止と言った状況を招くことなく、7週連続でマドリッド州内の感染状況改善を達成しつつある。
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2020年11月12日(木) アンダルシア、バスク、カスティージャ・イ・レオン、外出禁止令の準備を再要請
中央政府が行なうCovid-19感染拡大防止対策による明白な効果が得られない中、アンダルシア、バスク、カスティージャ・イ・レオンなどの州が中央政府に対し、州行政が必要と判断したタイミングで終日外出禁止令の発令を行なえるよう、法的準備を整えることを再要請した。
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2020年11月10日(火) カナリアスへの違法入国者急増
先週末に約1000人の違法移民が到着したが、昨日、月曜日には更に約1000人が到着し、カナリアス諸島へやってくる違法移民の数が増加を続けている。 各州ごとにCovid-19への対応策を更新
中央政府が行なった非常事態宣言による全国共通の感染拡大防止対策は、予定通り15日間の期限を持って先週末で終了となり、スペインでは今週から、その対策を州ごとに各行政が担う事となった。
マドリッド州では、夜間0時〜6時までの外出禁止令は、当面、今月22日まで維持するが、州全体の封鎖は行わず、州内の感染状況が芳しくない地域限定での封鎖を続行する。
アンダルシア州では、当面、23日までの予定で州内全ての都市単位での封鎖、そして州全体の封鎖を発表した。 カタルーニャ州では、これまでの夜間外出禁止令と飲食店営業禁止令を、当面、15日間の予定で延長とした。 カスティージャ・ラ・マンチャ州は、当面、今月16日まで州全体の封鎖を続行とし、飲食業については店内でのサービスを禁止し、テラス席のみ、その許容量の50%までの範囲での営業を許可している。 カスティージャ・イ・レオン州では、当面、今月23日まで州全体の封鎖を続行とし、夜間外出令は22時〜6時の時間帯で続行とした。
バレンシア州でも州全体の封鎖を1週間の延長とし、夜間外出禁止令は12月9日までの延長を発表した。 アラゴン州では、今月30日までの予定で23時〜6時までを外出禁止とし、必要不可欠なサービス以外の商店の営業を20時までと制限した。 ラ・リオハ州では、今月29日までの予定で現行の規制を延長とし、ログローニョ、アルネドについては飲食店の営業を禁止した。 ナバーラ州では、今月18日まで23時〜6時までの幅で外出禁止令を続行とした。 バレアレス州では、現行の制限を維持しつつ、夜間外出禁止令を0時〜6時枠で、向こう15日間の延長とした。
バスク州では、今月末まで飲食店の営業は配達サービス、または予約制での持ち帰り用販売とし、その時間帯も21時までと制限した。
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2020年11月9日(月) アルムデナの祝日、宗教行事を制限
本日11月9日はスペインの首都マドリッドの守護聖母アルムデナの祝日となっており
例年、市内中心のマジョール広場を使った大規模ミサが行われる。 6州が州政府の昇給凍結を発表
Covid-19による経済的ダメージの拡大が続く中、ペドロ・サンチェス首相率いる
中央政府は政府高官等を含む公務員の2021年度給与について0.9%の
引き上げを発表したが、これに対し、アンダルシア、アラゴン、バレアレス、
カンタブリア、カナリアス、マドリッドなど6州がすでに来年度の昇給凍結を発表している。
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2020年11月8日(日) アンダルシア、18時以降の商店営業禁止
アンダルシア州では11月10日となる0時より11月23日までの予定で
最小限必要なサービス以外を行なう全ての商店の営業を18時までとし、
夜間外出禁止の時間帯を22時から7時までに広げることを決定。 政府、教育改正案を一部修正
教育大臣の名であるセラアから「セラア法」とも呼ばれている教育改正案では、
国際的にスペイン語として認識されているカステジャーノ語を「スペイン国内で
行なわれる教育における公用語」とする意味の一文が抹消されていたが、これに対し
PP,Ciudadanos、Voxなどの各党から強い非難を受けていた。
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2020年11月6日(金) マドリッド州、連休に合わせて再封鎖
スペインのほぼ全州で封鎖が続いている中、マドリッド州では先週末の連休が終ったあと、封鎖は解除されていたが、今週末にある次なる連休に合わせ、今朝0時より再びの封鎖が開始された。 教育におけるカステジャーノ語の標準語指定を削除
イサベル・セラア教育大臣の名を取って「セラア法」とも呼ばれている教育改正案が可決された。
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2020年11月5日(木) 外出禁止令、11月中旬に判断
10月25日に始まった2度目の非常事態宣言による感染拡大防止効果が充分で無いと判断する自治州も見られ、アストゥリアス、メリージャ、セウタなどがすでに中央政府に対し「自宅からの外出禁止令」の施行要請を行なっているが、中央政府保健省は昨日行われた全国保険局会議の中でも、まだその時期では無いとして現時点での施行を否定した。 保健省、Covid-19統計を修正
スペイン政府はこれまでに発表されていたCovid-19の統計に修正を加え、死亡者数累計は昨日付けで1,600名以上が追加され、総死亡者数は38,118名となった。
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2020年11月3日(火) 政府、外出禁止令は9日以降に検討
カルメン・カルボ副大臣は本日、メディアの質問に対し、外出禁止令適用の前倒しはないとコメントした。 バレンシアで地震
本日午前5時25分、バレンシア州で地震が発生した。 政府、シモン氏に謝罪を要請
カルメン・カルボ副大臣及びサルバドール・イジャ保健大臣は、保健緊急時調整センター所長のフェルナンド・シモン氏に発言に対する謝罪を求めるコメントを行った。
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2020年11月2日(月)は諸聖人の日の振り替え休日です。
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2020年11月1日(日) スペイン各地で暴動
Covid-19感染拡大を抑えるため、スペイン政府が2度目の非常事態宣言を行なって早や1週間となるが、夜の外出禁止令をはじめとする、諸々の行動規制に対する抗議と言う名目での市民の集結がスペイン各地で見られる。
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2020年10月30日(金) スペイン医療の逼迫進む
Covid-19の感染拡大が続く中、スペインの病院に新型コロナウィルスの感染により入院する患者数は過去2週間で50%の増加を見せ、また、それに伴い集中治療室での入院を必要とする患者数も41.2%の増加となった。
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2020年10月27日(火) 連休の予約キャンセル殺到
スペインでは、複数の州で11月1日の日曜日に重なった「諸聖人の祝日」の振り替え休日として翌月曜日を休日に設定しており、これにより10月末から11月2日までの連休となるが、この連休を念頭に置き、去る日曜日の緊急閣僚会議にてCovid-19感染拡大を防ぐための非常事態宣言発令が決定された。 PP、非常事態宣言の期間は8週間まで
去る日曜日に発令された非常事態宣言について、政府は来年5月9日までの延長を国会で求める予定としているが、これに対し、PP党は計8週間までの延長であれば承認する構えを示した。
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2020年10月26日(月) 2度目の非常事態宣言
Covid−19の感染拡大が続く中、政府は昨日、緊急閣僚会議を開き、全国レベルでの非常事態宣言の発令を決定し、即日の施行となった。
今回の宣言は、初回宣言のように時間帯によらず24時間の行動を規制するものではなく、まずは、これまでの調査により感染が最も多く生じているとされる夜の時間帯を中心とした行動規制が核となる。
また、人が集まることによる集団感染を防ぐ目的で、公共の場であれ、自宅などの私的な場であれ、同居人以外を含む場合、6名以上が集まる事が禁止される。 デモなどを行なう場合の人数制限は特に設定されていないが、その開催の許可申請を受け付ける際に、感染防止対策が充分出来ていないと判断される場合は、各行政が必要と思われる制限を設けたり、開催を禁止することが可能となる。 宗教的行事の人数制限についても中央政府による設定は無く、州行政の判断にゆだねられる。 選挙開催についても、これを制限する項目は設定されていない。 隔離封鎖については、州単位、都市単位、地区単位など、必要に応じた規模での措置をとる権限が各州行政に託される。
緊急事態宣言は、憲法によって15日間の有効期限を持って発令する権利が中央政府に与えられているが、それ以降の延長については国会における承認決議が必要となるため、1度目の宣言時には、15日毎に国会での承認を得る手続きが行なわれていた。 PP支持者が増加
20Minutos紙の依頼により市場調査会社DYMが行なった世論調査によると、PP党の支持率が大きく高まりつつある。
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2020年10月23日(金) アンダルシア、バレンシア、カスティージャ・イ・レオンで夜間の行動規制
昨日、中央政府と全州の保健局代表等によって開かれた会議において、中央政府はスペイン全国レベルでの夜間行動規制案を提案した。
中央政府による非常事態宣言の一環としての夜間行動規制とは別に、アンダルシア、バレンシア、カスティージャ・イ・レオンなどの州では独自の行動規制開始を発表しており、それによると、アンダルシアではグラナダ県のグラナダ市を含む31都市を対象に今週日曜日からの開始予定、カスティージャ・イ・レオン州では本日、金曜日からの開始予定、バレンシアは近日中に開始予定としているが、いずれの州も州行政としてそれら行動規制を行なうことが合法的に認められるものかどうかについて、法機関からの報告待ちとなっている。
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2020年10月21日(水) マドリッド、無人自動運転バス運行開始初日に事故
昨日、マドリッドで最初の無人自動運転バスの運行が開始された。
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2020年10月20日(火) Covid−19感染拡大により各地で規制強化
Covid−19の感染はスペイン国内の75%にあたる地域で拡大を続けており、過去1週間の死亡者が449名に達している。
昨日は、ナバーラ州知事が同州内の感染状況悪化地域における隔離封鎖開始を告知した。 2017年度カタルーニャ議会運営委員4名に有罪判決
プーチデモン元カタルーニャ州知事を中心に、カタルーニャ独立運動が活発化していた当時、違憲とされた議題の州議会における決議を公認するなど、数々の不服従行為を行なったカタルーニャ州議会運営委員等について、昨日、カタルーニャ高等裁判所は4名の委員を対象に有罪判決を下し、3万ユーロの罰金と20カ月間の公務就任権停止を命じた。 カタルーニャ医療、限界近し
カタルーニャにおける感染急増に伴い、同州の医療サービスに限界が生じ始めている。
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2020年10月19日(月) カタルーニャ、自己検査システムを導入
Covid−19の感染拡大が進むカタルーニャ州では、昨日発表の過去24時間における新規陽性確認者数が2,835名、コロナによる新規死亡者数が16名に達している。 先週の海からの違法入国者数1400名
海を渡ってスペインへ入国しようとする違法移民の数はコロナ危機が広がる中でも減る事は無く、先週、スペイン当局によって探知された違法移民の数は1,398名に達した。 ナバーラ、生活保護受給 2000世帯増
コロナ危機による経済への損害が広がる中、特に低所得者への影響が深刻化している。
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2020年10月18日(日) 新型コロナウィルス、週末の入院者数増加
週末中も9つの州がCovid−19のデータを発表したがいずれの州においても
新型コロナウィルスによる入院者数が増加している。
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2020年10月14日(水) カタルーニャ州、週末から飲食業の営業を禁止か
マドリッド州内の9都市で非常事態勢が続いているが、政府が提示した非常事態宣言の対象となる条件の一つとして 「10万人あたりの感染者数が500名を超える
場合」 と言う項目があるの対し、マドリッド州行政は同州の現状として500名を
割っている事から非常事態宣言を即刻解除するよう要求している。
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2020年10月13日(火) マドリッド州、非常事態宣言の解除を要請
中央政府は先週金曜日より、マドリッド州内の9都市を対象にCovid−19の感染拡大に歯止めをかけるための非常時態勢を適用しているが、その開始発表と同時に、マドリッド州行政は同措置の撤回を求め続けている。 マドリッド、プエルタ・デル・ソル広場で看護士等によるデモ
昨日10月12日は「ピラールの聖母の日」(イスパニア・デーとも呼ばれる)の全国祝日で、例年、マドリッド市内中心部において大規模なパレードが行われる日だが、コロナ危機が続く中で迎えた今年の「ピラール」は、前例の無い特殊な祝日となった。 クラシコの日程決定
スペインサッカーリーグ戦、今シーズン最初のクラシコの日時が決定。
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2020年10月12日 月曜日はイスパニア・デーの祝日です
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2020年10月9日(金) 内閣緊急会議招集、マドリッド州に緊急事態宣言発令か
Covid−19の感染拡大を防ぐ目的で中央政府によって行われたマドリッド州内10都市の封鎖隔離措置に対し、マドリッド高等裁判所が違法勧告を行なった結果、すでに開始されていた封鎖隔離が解除されることとなったが、これを受けて昨日、中央政府とマドリッド州政府との間で再協議が行われた。
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2020年10月8日(木) 被雇用者の16.4%が貧困生活
様々な国から雇用を求めてスペインへやって来る外国人も多いが、コロナ危機が長引く中、スペインにおける被雇用者の労働条件にも悪化が見られる。
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2020年10月7日(水) 速報:医師、看護師によるゼネスト
スペイン医師連盟連合役員会は、今月27日に医師による全国規模でのゼネストを行うことを発表した。 コロナへの貢献、医療従事者への特別賞与は3州だけ
Covid−19の爆発的感染拡大第1波により、今年3月半ばから6月末まで非常事態宣言が出されるという異常事態が続き、多くの医療従事者が自らを感染の脅威にさらしながらも休む間もなく働き続けたが、その間、スペイン国民等が感謝の意を込め、毎晩8時になると住居の窓から顔を出し、一斉に拍手を送る光景が見られた。
アンダルシアは同州内の公立医療施設で働く全職員に対し、平均600ユーロの賞与金の支払いと有給休暇4日間の追加をすでに実施した。
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2020年10月6日(火) 新規感染者数激減?
昨日政府が発表した週末のCovid−19感染者数は23.480名で、その前の週末の統計と比較すると8.305名の減少となっており、これより少なかった週末は8月24日発表(19.382名)までさかのぼらなければ見当たらない。 バレンシア工科大学で集団感染
バレンシア工科大学のベラ・キャンパスでは約25000人の学生が学んでいるが、同キャンパスの敷地内にある学生寮で、学生等によるコロナ感染防止策を無視したパーティーが無許可で行われ、大規模な集団感染が発生した。
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2020年10月5日(月) 今夏の外国人観光客、1700万人減
今年の7、8月の外国人観光客数は、コロナウイルスの影響により、予測通りの大幅減となり、昨年同期比でおよそ1700万人のツーリストを失った。 コロナの影響で小村や沿岸地域の住民登録数上昇
コロナ禍において、人口が密集し、制限が厳格な都市部を避け、地方の小村などに移住する人が増加しているという。 新規封鎖初日のマドリッド、中心部でにぎわい
コロナ感染拡大防止を目的としたマドリッド州内10都市の封鎖は、先週金曜夜から開始されたが、実質的に初の週末となった土曜午後、マドリッド市のセントロ地区のショッピング街は、大勢の人でにぎわった。
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2020年10月3日(土) ナバーラ州の感染拡大状況、マドリッドより悪化
マドリッド州内におけるCovid−19感染拡大のペースがやや落ち始めた一方で
ナバーラ州での状況が悪化しておりすでにマドリッド州を上回る感染率となっている。 マドリッド州の10都市の封鎖開始
Covid−19の感染拡大を抑えるためマドリッド州内の感染状況が悪化している10都市の封鎖が昨夜22時より開始となった。
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2020年10月1日(木) 人口10万人以上の都市を選別封鎖
Covid−19感染拡大に対応するための協議が昨日、中央政府とマドリッド州政府との間で行われ、夜まで続いたが、事実上、両者間での同意は得られず物別れに終わった。
今回、中央政府が強引に行なおうとしている感染拡大防止策とは、人口10万人以上の都市を対象に必要と思われる都市を選別し、封鎖隔離しようとするもので、その対象となる条件として主なものが3つ挙げられている。
*対象となった都市内における住民の移動制限は無いが、都市外への移動は職務、学業、医療受診など、
*家庭内、公共の場を問わず、集まれる人数の上限を6名とする。 *商店の営業時間は最長で22時までとし、スポーツジムや美容院などは収容人数の50%を上限とする。
*バル、レストランなどの営業時間は最長で23時までとし、22時以降の客の受け入れを禁止。
追加速報:政府、上記法令の施行時期を今週金曜日の22時48分と発表
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2020年9月29日(火) カタルーニャ独立派、バルセロナ中心部に集結
昨日、最高裁判所よりカタルーニャのキム・トーラ州知事に対し、不服従の罪による公務就任権停止の判決が出された。 カタルーニャ、2月の選挙へ
キム・トーラ氏の公務就任権停止に伴う州知事職免職により、当面はこれまでの副州知事が暫定知事として着任することとなるが、自動的にカタルーニャ知事選挙の前倒しとなり、2月7日の選挙となる可能性が高いと見られている。 マドリッドの看護士組合、10月7日より無期限スト
マドリッド州の看護士組合SATSE MADRIDは、10月7日より無期限ストライキに入ることを今月25日付けで通達した。
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2020年9月28日(月) マドリッド州、本日より8地区を規制強化エリアに追加
Covid−19感染拡大が続く中、マドリッド州ではすでに1週間前から行動規制強化が行なわれている37地区に加え、本日0時より更に8地区が追加され、計45地区がその対象地区となった。 スペイン観光業、秋、冬の予想は?
スペインの観光業による秋・冬の売り上げは、例年であればおよそ300億ユーロに達するが、今年はその全てが、新型コロナウィルスの今後の状況次第となっている。 ジブラルタル政府、住民にパスポートの有効期限確認を推奨
ジブラルタル政府は、ジブラルタルに住む英国籍民に対し、EUやスペインとの同意が得られないままBREXITが行なわれた場合に備え、英国の有効なパスポートを所持していることを確認するなど、幾つかの推奨事項を記したマニュアルを本日公布する模様。
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2020年9月24日(木) 政府、カタルーニャ独立運動首謀者等に恩赦適用
ペドロ・サンチェス首相率いるスペイン政府は、昨日の国会で突然、反乱罪や扇動罪などの罪で服役中のカタルーニャ独立運動の首謀者等に対する特別恩赦適用の手続きを開始するとの発表を行なった。 格安AVE、3月より運行開始
フランス国鉄SNFCの格安ブランドとして2013年よりフランス国内でサービスを行なっているOuiGo社が、スペイン国内における高速鉄道AVEの運行を来年3月より開始する。
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2020年9月22日(火) マドリッド州、区域限定隔離封鎖の範囲拡大も
Covid−19の感染拡大が続くマドリッド州では、今週月曜日より特に感染状況が深刻と見なされる区域、計37区を対象に行動規制強化措置が取られているが、マドリッド州行政もマドリッド市行政も、規制強化の対象区域の更なる拡大の可能性を示唆した。 中央政府とマドリッド自治州政府、対コロナ共同対策チーム編成
スペイン全国においてCovid−19の感染拡大第2波による影響が強く見られるが、中でも首都マドリッドにおける状況は深刻で、ヨーロッパ諸国の中で最悪とも言える状況が続いている。 政府、自営業者への経済支援を破棄か
Covid−19感染拡大により多くの自営業者がその経済活動の停止、または縮小を余儀なくされているが、それに対する経済的支援が行なわれており、間もなく9月末をもって支援期間が終了となる。
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2020年9月21日(月) マドリッド州、区域限定規制強化開始
先週金曜日に発表された、マドリッド州内のCovid−19感染拡大悪化地区を対象とした規制強化が、本日より2週間の予定で開始される。
規制強化の内容としては、主なものとして以下のものが挙げられる。
これらの制限が順守されるよう、マドリッド州は200名の警官を配備すると共に、中央政府に対し国家警察や治安警備隊による
協力を要請する模様。 マドリッド以外の感染状況
首都マドリッドで地域限定の行動規制が開始となる一方で、スペイン国内の他地方においても感染拡大が深刻化しつつあり、その現状にマドリッドとの大差が見られないところも出てきている。 自営業者に対する支援、年末まで延長か
Covid−19により経済活動の停止を余儀なくされている自営業者に対する経済支援特別措置が今月末をもって終了となるが、Covid−19の感染拡大は悪化の一途をたどっており、これに伴って経済活動の再開を出来ずにいる自営業者は今も多数存在している。
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2020年9月17日(木) マドリッド、見本市会場の仮設病院の再開を検討中
Covid−19の感染状況が悪化の一途をたどる中、マドリッド自治州政府は、第一時感染拡大の際に使用した見本市会場内の仮設病院を再開することを検討している。 バルセロナ県、規制強化状態を更に15日間延長
バルセロナ県では、バルセロナ市、オスピタレ市、バダロナ市、サンタ・コロマ市など、計16市を対象に、Covid−19感染拡大を抑えるための規制強化を8月末より行なって来たが、その効果がまだ充分ではないとして、この先2週間の延長を決定した。
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2020年9月15日(火) 7月の住居物件売買32%減
国家統計局発表によると、スペインにおける7月の住居物件売買数は昨年同時期と比較して32.4%のマイナスとなり、これにて5カ月連続でのマイナス値、また4カ月連続での30%以上の減少となった。 ガリシアの山火事、更に拡大
ガリシアで続いている山火事は、高気温と強い風の影響を受けて更に広がりつつある。 不動産賃貸契約にCovid−19規約
Covid−19の感染拡大が続く中、非常事態宣言の再発や地域限定の隔離封鎖などがいつでもあり得ることを前提にした不動産賃貸契約が姿を見せ始めている。
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2020年9月14日(月) マドリッドの地下鉄、爆弾騒動
昨日、日曜日の朝、マドリッドの地下鉄「ルベン・ダリオ駅」でリュックに爆弾を所持していると言う男性が拘束され、爆発物探知用警察犬によりリュック内のチェックが行なわれたが、犬による反応は見られなかった。 4名の陽性によりスペイン国立バレエ団を隔離
スペイン国立バレエ団で、Covid−19の陽性者が5名確認された。 ガリシア、山火事で3000ヘクタールの被害
ガリシアでは土曜、日曜の僅か二日間で、山火事による被害面積が3000ヘクタールに達した。 41%が65歳以下で退職
スペイン社会保障システム発表によると、過去10年間に退職した人々の41%が、65歳を待たずに早期リタイヤの決断を行なっている。
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2020年9月11日(金) カタルーニャ、独立派による妨害により国鉄サービスに影響
近年、9月11日の「カタルーニャの日」に合わせたカタルーニャ独立派による様々なサービスへの妨害が行われているが、Covid−19感染拡大危機の中にある今年もその例外とはならず、今朝から過激独立派等が線路に障害物を置くなど、列車の通行妨害を行なっている。
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2020年9月9日(水) 授業再開と同時に各地で生徒を隔離
9月に入り、保育園、幼稚園、小学校、中学校、、、と、各地方自治体によってその開始時期に多少のばらつきがあるが、新学年の授業が順次開始されている中、すでに全国各地で職員や生徒の中にCovid−19感染者が確認されている。 Covid−19による経済的ダメージ、EUでスペインが最悪
ヨーロッパ統計局「ユーロスタット」の発表により、ヨーロッパ内におけるCovid−19による経済的ダメージの規模は、国よって大きな差異があることが明白となった。
失業者数についてもスペインでは最悪の状況となっており、フランスで73万1900名増、イタリアで62万5600名増、ドイツで61万8000名増であったの対し、スペインでは152万人の増加と、他国を大きく引き離した深刻な数値となっているのが判る。
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2020年9月8日(火) マドリッド、幼稚園と小学校の新学年開始
Covid−19の感染拡大が続く中、マドリッド州では年齢順に段階的に新学年の開始が進められているが、0〜3歳未満の保育園児(94,758名)のクラスはすでに先週金曜日から始まっており、本日より3〜6歳児の幼稚園児、そして小学1〜3年生の授業が開始となり、およそ412,000人の子供達の登校が再開される。 テルエルで外国種のカタツムリが繁殖
バレンシアのアルヒネ自然歴史博物館の調査グループは、テルエル県のリナレス・デ・モラ市で外国種のカタツムリ「Xerolenta Obivia」が発見されたと報告した。
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2020年9月7日(月) 首相、大手2銀の合併を歓迎
ペドロ・サンチェス首相は本日インタビューに応じ、先週発表された大手銀行バンキアとカイシャバンクの合併について語った。 マドリッド州、抗体検査で2000人以上の教員が陽性
マドリッド自治州では、今週からの新学期開始を踏まえ、教員をはじめとした学校関係者の抗体検査を一斉に実施した。 マドリッド州、本日より新たな規制強化
マドリッド自治州は、コロナ・ウイルス感染拡大防止対策として、本日より、再び様々な規制強化を実施する。
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2020年9月4日(金) 夏の交通事故死者数、過去最少に
夏のバカンスシーズンとされる7月、8月の2か月間における交通事故による死亡者数が、今年は過去最少となった。
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2020年9月1日(火) Covid-19による雇用破壊、EUでスペインが最悪
新型コロナウィルスの影響により世界各国で多くの失業者が出ているが、EU諸国の中で最大の影響を受けたのがスペインと言える。
尚、EU諸国間での比較としては、ユーロ統計局発表によると、今年第1・四半期、そして第2・四半期における雇用破壊はドイツの場合でそれぞれゼロ%と1.4%、フランスの場合で0.2%と2.6%となっている。 Covid-19ワクチン人体実験の応募者多数
政府が対新型コロナウィルス・ワクチンの人体実験開始とその被験者応募についての発表を行なって僅か72時間で、募集人数の数倍に及ぶ応募者が現れた。
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2020年8月31日(月) 国民の多くが元国王のスペイン脱出に反対
El Pais紙の依頼を受けて40dB社が行なった世論調査によると、ドン・フアン・カルロス元国王が突然スペインを後にしてアラブ首長国連邦に居を構えたことについて、国民の大半が否定的な評価をしていることが判明した。 医師会、カタルーニャの日の大規模デモの中止を要請
毎年、9月11日(カタルーニャの日)には、バルセロナ市を中心としてカタルーニャ独立派による大規模デモが行なわれるが、今年はCovid-19の感染拡大を防ぐためにも、こう言った大規模イベントの開催を禁止すべきであるとの声があがっている。
カタルーニャでのCovid-19による死者数は昨日までに13,013名に達しており、現時点で医療施設に7,171名、介護施設に4,134名、自宅療養として824名、療養場所未確認者884名の感染者が把握されている。
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2020年8月27日(木) 西ナイル熱、セビージャ市でも感染確認
8月中旬ごろよりセビージャ県のラ・プエブラ・デル・リオ市とコリア・デル・リオ市で西ナイル熱の感染が確認されて以来、感染者の数は増え続けており、現時点で感染の疑いがもたれている人も含めると45名に達している。 学生組合、9月のストを発表
間もなく学校教育の新学年開始時期を迎えようとしているにも関わらず、Covid-19の感染拡大が悪化する中での授業の在り方について、未だ具体的な政策を提示しない政府に対し、すでにストライキの通達を行なった教員組合があるが、これに続いて昨日、学生組合がスト決行を発表した。
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2020年8月25日(火) 自宅での自主隔離状況確認パトロール
Covid-19の陽性が確認された場合や、検査の結果待ちで自宅での自主隔離を命じられた市民を対象に、その義務を実際に果たしているかどうかを確認するパトロール隊がアラゴン州の中心、サラゴサ市でそのサービスを開始している。
マドリッドでは先週、自宅隔離義務のある人についての義務遂行状況の把握と管理を、警察機構に一任する可能性を検討中であると発表している。 政府:新学年開始時期延期の必要性は各自治州の判断
8月も終わりに近づき、スペイン全国で間もなく学校教育の新学年開始の時期となるが、夏のバカンスシーズン中の人の動きと共に猛スピードで悪化したCovid-19の感染拡大状況により、安全な形での授業再開の可否が懸念されている。
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2020年8月24日(月) Covid-19、週末に更なる感染拡大
夏のバカンスシーズン終了が目前に迫る中、週末におけるCovid-19の感染状況は全国的に悪化が目立ち、地方によっては非常事態宣言が布かれていた頃の2倍、更には3倍にあたる感染拡大に達したところもあった。 感冒薬や抗生物質の売り上げ減、抗鬱剤の売り上げ増
新型コロナウィルス危機が長引く中、薬局での需要に一つの変化が生じている。
一方でCovid-19危機が始まって以来、需要が増加しているものもある。
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2020年8月21日(金) セビージャで西ナイル熱による死亡確認
セビージャ県のラ・プエブラ・デル・リオ市、コリア・デル・リオ市で蚊を媒介とした感染症「西ナイル熱」の感染が広がっているが、昨日、これによる最初の死亡者が確認された。
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2020年8月18日(火) スペイン王室、ドン・フアン・カルロス元国王の居場所を公表
去る8月3日、ドン・フアン・カルロス元国王が「スペインの国外へ出る」と記した手紙を残して姿を消したと言うニュースが報じられたが、その行方については王室からも中央政府からも一切の報告が無い状態が続いていた。 プエルタ・デル・ソル広場、最後の車道を閉鎖
マドリッドの中心、プエルタ・デル・ソル広場周辺の遊歩道化は長年にわたって進められてきた都市計画だが、今もマジョール通りだけが車道として残されている。 マスク着用反対デモの参加者等に罰金
去る日曜日、マドリッド市中心部にあるコロン広場に約3000人が集まって行われた「マスク着用義務に反対するデモ」は、「マスク着用義務」や「人の密集を避ける」と言ったCovid-19の感染拡大を防ぐための基本事項を無視したものとなったため、相応の処罰を科すため参加者等の身元確認が進められている。
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2020年8月17日(月) マドリッドでマスク着用義務に対する大規模デモ
昨日の18時頃、マドリッド市内中心部のコロン広場で、マスク着用義務に反対する人々による大規模デモが行われた。 新たなる規制強化開始
Covid-19の感染拡大の悪化により、すでに状況は非常事態宣言が布かれていた頃と同レベルに逆戻りしている。 カタルーニャ、日曜日のCovid-19新規陽性者数1,169名
カタルーニャ州政府発表によると、昨日、日曜日のPCR検査新規陽性者数は1,169名となり、前日より184名多い数字となった。
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2020年8月14日(金) サラマンカでクリミア・コンゴ出血熱で男性死亡
8月11日にサラマンカの病院で69歳の男性が死亡したが、マドリッドの国立微生物学センターでは、その原因がクリミア・コンゴ出血熱であったことを確認した。 セビージャで西ナイル熱集団感染
セビージャのプエブラ・デル・リオ市、コリア・デル・リオ市で、西ナイル熱の集団感染が確認された。
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2020年8月13日(木) ガリシア州、感染防止対策として喫煙規制
Covid−19の感染防止対策として、ガリシア州では安全距離が保てない場合の公共スペースにおける喫煙を禁止する旨を発表した。
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2020年8月11日(火) Covid−19感染状況次第で更なる規制強化も
保健省管轄下にある警告・緊急事態調整局のフェルナンド・シモン局長は昨日、各自治州政府が行なっているCovid−19感染拡大防止対策について大きく評価した上で、今後、必要性があれば更なる規制強化も有り得ることを示唆した。 不動産売買、4カ月連続で後退
不動産業界においてもCovid−19による大きな影響が出ているが、国家統計局の先週の発表によると、スペインにおける6月の不動産売買数は前年度同時期比較34.3%のマイナスとなり、Covid−19による非常事態宣言が始まった3月のマイナス18.6%、4月のマイナス39.2%、そして5月にマイナス53.7%となった後、減少傾向に少しブレーキがかかったものの、これで4カ月連続のマイナスとなった。 マドリッドにおける無症状感染者率、78.4%
先週、マドリッド州におけるCovid−19の無症状患者の比率が極端に低いことから、PCR検査の実施数が少なすぎるのではないかと言った疑惑と批判が広がった。
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2020年8月10日(月) Covid−19による影響で現金利用減少
新型コロナウィルスの影響により、現金の使用率とカード、スマホなどその他の支払いシステムの使用率のバランスに変化が生じている。 住居不法占拠、カタルーニャで多発
夏のバカンスシーズンになると、留守中に住居不法占拠の被害に遭わないよう監視サービスの契約を勧めるテレビコマーシャルが多く見られるようになるが、スペインではこの被害が多発している。 マドリッド、1日のPCR検査数1万件止まり
6月末の非常事態宣言の終わりに向け、段階的規制緩和プログラムが始まった時、マドリッド州は他州と同じペースで進める事が出来ず、次ぎの段階へ進むために、基本医療サービス改善、Covid−19感染経路を確認するためのスタッフ増員、PCR検査数の増強(当時は1日当たり11,000件)などの条件をクリアすることを中央政府から求められた。
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2020年8月7日(金) マドリッドにおける無症状患者率激減?
Covid−19の感染者の中で無症状患者が占める割合は、スペイン全国での平均は60%程度となっているが、唯一、この平均値からかけ離れた低水準を示す州があり、専門家らの疑惑を呼んでいる。
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2020年8月6日(木) 前国王のスペイン脱出について5党が説明要求
去る日曜日、現国王フェリペ6世の父親であるドン・フアン・カルロス前国王がスペインを脱出したとの突然の報が流れ、その行方は未だに明らかにされていない。 国内旅行による外国人観光減少の穴埋めならず
Covid−19の影響で外国人観光が激減する中、スペインでは国内旅行推進による穴埋め政策を進めて来たが、その効果は極めて低く、特に外国人観光への依存度が高い地方では、経済的ダメージが深刻化してきている。
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2020年8月4日(火) ドン・フアン・カルロス前国王、国外へ移住
スペイン王室による昨日の発表によると、ドン・フアン・カルロス前国王はすでにスペインを離れ、現時点での行方は不明とのこと。
主要政党の多くは、40年近く続いた統治時代における前国王の功績を称えると共に、今回の国外移住についてスペイン国民やスペイン王室のことを良く考えた英断であると評価しているが、「卑怯な逃亡に過ぎない」とする声も上がっている。 7月の社会保障新規加入者数161.217名
今年7月に新たに社会保障システムに加入した人の数は161.217名で、加入者総数は18.785.554名となったが、Covid−19による影響が強く見られ、昨年7月と比べると約75万人少ない状況となっている。
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2020年8月3日(月) 保健相、感染増加は検査数のせい
サルバドール・イジャ保健大臣は先週土曜日、カタルーニャで開かれた社労党カタルーニャ(PSC)の集会に出席した。 カタルーニャ世論調査、ERCが勝利
カタルーニャ自治州の関係機関が行った世論調査によると、今州選挙が行われた場合ERCに投票すると回答した人は、全体の22.1%で、トップだった。 イビサ行の機内、乗客がマスク拒否で騒動
先週金曜日、オランダのアムステルダムからスペインのイビサに向かうフライトの機内で、乗客2名がマスク着用を拒否した事がきっかけとなり、その他の乗客を巻き込んだ大喧嘩に発展した。
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2020年7月31日(金) 第2・四半期、国内総生産18.5%の後退
国家統計局の本日の発表によると、今年第2・四半期におけるスペインの国内総生産は、第1・四半期に比べてマイナス18.5%となり、四半期単位の推移としては過去最悪の後退となった。
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2020年7月30日(木) Covid−19、1日の感染者数1153名。5月初旬以降最多数を記録
昨日の政府発表によると、一昨日に確認された新規感染者数は全国で1153名となり、これはまだ非常事態宣言中であった5月頭以降の最多記録となった。
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2020年7月29日(水) マドリッド州知事、Covid−19手帳導入を提案
マドリッド自治州は、明日の木曜日以降、公共スペースでのマスク着用を義務化することを発表した。
また、マドリッドのイサベル・ディアス・アジュソ州知事は、Covid−19感染拡大によって州民の生活が麻痺しないよう、「マドリッドは止まらない」と称し、マスク着用義務以外にも幾つかの対策案を打ち出した。
これに対し、各方面から様々な非難が殺到している。
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2020年7月28日(火) アラゴン、カタルーニャ、ナバーラを中心に感染拡大、EU内ワースト3入り
6月に非常事態宣言が終わり、7月から「コロナと共存する新たなる平常」が始まったが、その後、アラゴン、カタルーニャ、バスクの3州を筆頭に感染の再拡大が続いている。 アラゴン州、他州発表の感染者数の不透明さを指摘
中央政府が毎日発表するスぺイン国内のCovid−19新規感染者数によれば、昨日発表された過去24時間におけるトータルは855名で、その内474名がアラゴン州から報告を受けた感染者数だった。 マドリッド州、2年連続で経済の中心に
国家統計局の昨日の発表によると、2018年に続いて2019年度も、マドリッド州がスペイン経済の中心となった。
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2020年7月27日(月) 新型コロナ感染拡大再発により観光業に大打撃
3月半ばから始まった非常事態宣言が6月末に終わり、7月から外人観光客の受け入れを再開したスペインだが、再開して間もなく、各地でCovid−19の新規感染者が続出することとなり、ヨーロッパ諸国の中には、スペインを感染拡大国としてブラックリストに加えているところが増えてきている。
また、首都マドリッドにおいても新規感染源が続いて発覚してきており、今後の状況悪化が心配されている。 カタルーニャ、深夜営業禁止による感染拡大防止策、大失敗に
Covid−19の感染拡大が止まらないカタルーニャ州では、深夜0時以降のディスコやパブなどの営業を禁止し、バルセロナを中心とした都市部では0時以降のバルやレストランなどの営業も禁止としたが、その結果得られたのは、カタルーニャ州行政が予測したものとは大きく異なるものとなった。 スペイン全国で猛暑注意報と警報
スペイン気象局では本日、アストゥリアスとカナリアスを除くスペイン全土に対し、猛暑注意報と警報を発している。
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2020年7月23日(木) マドリッド州行政、マスクの100%着用義務化について本日協議予定
マドリッド州行政は、中央政府によるバラハス国際空港におけるCovid−19対策が不十分であるとして、これの改善を求めていたが、ようやく本日、両者間での協議が行われる。
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2020年7月22日(水) Covid-19のワクチンは今年9月か2022年か
マスク着用、他人との安全距離の確保、人の密集を避けるなどの生活スタイルを基盤とした「コロナと共存する新たなる平常」は、安全なワクチンや治療薬が流通するまで続く事になる。
一方、オックスフォードに拠点を持ち、100カ国以上に進出している製薬会社AstraZeneca社によると、今後全て順調に進んだ場合、今年9月にはワクチンの販売が可能になるとのこと。
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2020年7月21日(火) 非常事態宣言解除後1か月でCovid−19の感染が5倍に
非常事態宣言が解除されてから1か月が経つが、その間の政府発表による新規感染確認者数累計は18.564名に達しており、その60%がカタルーニャ州とアラゴン州に集中している。 国王夫妻、カタルーニャを訪問
昨日11時半頃、国王フェリペ6世とレティシア王妃はレウスの空港に到着し、陸路、ポブレ修道院へ向かった。 サッカー、デポルティーボ対フエンラブラーダ戦、Covid−19感染のため中止
スペインサッカー2部リーグ最終節の試合のため、マドリッドのチームであるフエンラブラーダが、対戦相手デポルティーボのホームであるガリシアのア・コルーニャへ到着したあとに、フエンラブラーダの選手やスタッフの中にCovid−19の陽性者があったことの知らせが入った。
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2020年7月20日(月) バルセロナ、最大の感染源に
非常事態宣言が終わり、「コロナと共存する新たなる平常」が始まって以来、カタルーニャ州のジェイダ県で再度の感染拡大が始まり、隣接するアラゴン州にも飛び火し、地域限定での封鎖隔離などの対策が取られて来たが、ここ数日、バルセロナ県での感染が急増しつつあり、「新たなる平常」が始まって以降のバルセロナ市における新規感染者数が昨日、ジェイダ市をしのぎ、スペイン国内における最大の感染源となった。
非常事態宣言が出されていた間、感染拡大防止対策についての指揮系統は中央政府に一本化されていたが、これに対しカタルーニャ州政府は、「諸悪の根源は中央政府にあり、カタルーニャ州政府が独自で対策を講じれば、感染がこれほど広がる事もなければ、これほどの死亡者が出る事も無い」として、中央政府に対する批判と攻撃を毎日のように繰り返していたが、コロナ対策が各自治州に一任されている今、現時点でのカタルーニャにおけるスペイン国内最悪の状況を前に、カタルーニャ州民の間でも州政府のずさんな対応に批判の声が上がり始めている。
マドリッドの地下鉄、今年度売り上げ予定が半減
マドリッドの地下鉄は、Covid−19の影響を受けて数カ月間にわたってその利用者が激減しただけでなく、今年は大規模な路線延長や増築などの予定があることも加わり、すでに今年度に予定されていた売り上げの半分を失なったことになる。
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2020年7月17日(金) サッカーリーグ2019/2020、レアル・マドリッドの優勝確定
昨夜行われたレアル・マドリッド対ビジャレアル戦は2−0でレアル・マドリッドの勝利に終わり、これにて、最終ゲームを残す現時点で今季リーグ戦の優勝はジダン監督率いるレアル・マドリッドに確定した。 バルセロナ、感染拡大で規制強化へ
カタルーニャでのCovid−19の感染拡大が広がる中、バルセロナにおいても、これ以上の拡大を防ぐため規制強化へ踏み切る模様。 中央政府、感染拡大が続く場合は政府の再介入の可能性を示唆
イジャ保険大臣はラジオ局オンダ・セロのインタビューの中で、カタルーニャ州、アラゴン州を中心に広がるCovid−19の感染が治まらない場合、州行政に一任するのではなく、再び中央政府がその指揮を執る可能性が常にあるとコメントした。
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2020年7月15日(水) カタルーニャ、セグリア地方の隔離閉鎖開始
Covid−19感染拡大により月曜日から開始予定となっていたカタルーニャのジェイダを含むセグリア地方の隔離閉鎖は、ジェイダの裁判所命令によって無効とされたが、これに対しカタルーニャ州政府は、即日閣僚会議を開き、裁判官を説得するのに必要な条項を盛り込んだ新条例を可決したあと、非常事態に伴う必要な措置であることの説明と共に、昨日上告した。 家賃が占める割合、収入の28%から40%へ
不動産会社Fotocasa、就職斡旋会社Infojob等の調べによると、スペイン国民の収入に占める家賃の割合が近年、急増している。 6月の消費者物価指数、0.6ポイント上昇
国家統計局発表によると、6月の消費者物価指数は前月比にして0.6ポイントの上昇となり、マイナス0.3%に落ち着いた。
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2020年7月13日(月) ジェイダ裁判所、セグリア地方の隔離閉鎖は無効
カタルーニャ州政府は、ジェイダを含むサグリア地方でのCovid−19感染拡大を抑えるため、本日0時より同地域の隔離封鎖開始を命じたが、これに対して昨日、多数の地域住民等が集結して抗議を行なった。
全国規模での非常事態宣言が解除されて3週間となるが、その後もスペイン各地で感染の再拡大が見られ、カタルーニャ、バレアレス、エクストレマドゥーラ各州で公共の場でのマスク着用義務が課せられたのに続き、すでにアンダルシア、アラゴン、ラ・リオハ、ナバーラなどでもこれを義務化。 ガリシア、バスクでの州選挙、政権に大きな変化無し
新型コロナウィルスによる感染拡大が各地で再発する中、昨日、ガリシアとバスクで州選挙が行われた。
一方、バスクではウルクジュ氏率いるバスク民族政党PNVが2016年選挙時の28議席から31議席へ、また、連立政権を組むバスク社会党PSE-EEも前回の9議席から10議席へと前進したことにより、両党による連立政権が続く模様。
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2020年7月10日(金) バレアレス、マスク着用の完全義務化
Covid-19の感染再発が各地で確認される中、感染拡大が加速しているカタルーニャでは、昨日よりマスク着用の完全義務化が開始された。
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2020年7月7日(火) 住宅ローンや水道光熱費支払い期日の延長措置を続行
新型コロナウィルス危機が始まって以来、住宅ローンや水道光熱費の支払いが出来なくなった人々に対する支払期日延長などの特別措置が取られて来たが、その有効期限が7月で終了する前に、政府は同措置の延長を本日決定する予定。 カタルーニャ、マスク着用の完全義務を検討
スペインは非常事態宣言が終わり「新たなる平常」を迎えているが、各地でCovid-19の再発が確認され、カタルーニャの一部地方では約20万人が隔離封鎖の対象となっている。
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2020年7月6日(月) ガリシアとカタルーニャ、一部地域で再び封鎖
ガリシア州のルーゴ及びカタルーニャのジェイダの一部地域では、コロナウイルス感染の再発が増加したため、再び封鎖措置が適用された。 7州で高気温による警報・注意報
気象局は本日7自治州で高温警報及び注意報を発令している。 国王夫妻、コロナ犠牲者追悼ミサに出席
フェリペ6世国王及びレティシア王妃は、本日行われるコロナ・ウイルス犠牲者追悼ミサに出席する。
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2020年7月1日(水) EU、一部の第3諸国に対し国境を再開、スペインは1〜2日遅れて再開
新型コロナウィルスの感染状況が緩やかになりつつある中で、まずEU諸国間での移動が自由化されており、EUは本日より、EU以外の第3国に対するEUへの入国受け入れ再開を開始するが、その対象となる「安全な国リスト」の作成と同意に時間を要し、最終決定は昨日となった。
中国についても同リストに含まれる予定であったが、中国側がEU諸国民の入国を許可するまでの間、ペンディングとなっている。
これらEUの第3国に対する国境再開は、本日、7月1日より開始されるが、入国を認める「安全な国リスト」の作成と合意に時間がかかり、決議が昨日まで伸びたことにより、スペインでは諸々の準備の都合などを理由に、実際の再開は明日、または明後日からにする模様。
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2020年6月30日(火) 第1・四半期、国内総生産5.2%のダウン
国家統計局発表によると、今年第1・四半期におけるスペインの国内総生産は、新型コロナウィルスの影響を受けて5.2%のマイナスとなり、1970年に統計が取られ始めて以来の最悪の数値を記録した。 マドリッドのタクシー組合、稼働率60%への限定と援助を要求
非常事態宣言が解除された後も、Covid-19の影響でマドリッドにおけるタクシーサービスの利用者は減少したままで、タクシーが余った状態が続いている。
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2020年6月29日(月) ガリシア、バルブ付きマスクの使用を禁止
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、スペイン全国で他人との間で必要な安全距離を保てない状況下におけるマスク着用が義務付けられているが、昨日、ガリシア州政府はマスクの種類について補足事項を追加発表し、バルブ付きマスクの使用を禁止した。 16億500万ユーロ分のペセタが未だ残留
スペイン銀行の発表によると、スペインでは未だに16億500万ユーロ相当のペセタ通貨、2670億4900万ペセタがユーロ通貨に両替されず国民の手中に残っているとのこと。
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2020年6月25日(木) Covid-19 新規感染者数倍増
昨日発表された一昨日(23日)の新型コロナウィルス新規感染者数は196名となり、前日発表の108名の2倍近くに跳ね上がった。
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2020年6月23日(火) バカンスで出かけない人の52%が感染を警戒
新型コロナウィルスによる危機が続く中、この夏に3泊以上の外泊旅行を考えていると答えた人が全体の71%を占めた(20Minutos紙調べ)。 新型コロナウィルスにより、貧困者数70万人増加の可能性
NGO団体「Oxfam Intermon」による調査と予測によると、新型コロナウィルスの影響により、スペインの2020年の失業率は13%から一気に19%まで悪化し、国民総生産は9%ダウンとなるとのこと。
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2020年6月22日(月) 熱波により各地に注意報、警報
アフリカからの熱波到来により、本日からスペイン各地で注意報や警報が出されている。 Covid-19、ガリシア、アラゴン、バスク、ムルシア、フエルテベントゥーラなどで再発
昨日、21日となった0時をもって約100日間続いた非常事態宣言が終わり、コロナウィルスと共存する「新たなる平常」に入った一方で、昨日の新規感染者数は141名と、その前日よりも多いものとなった。
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2020年6月18日(木) Covid-19新規感染者数、前日の倍に
月曜日よりスペイン全体の約70%が、そして本日より約80%が規制緩和プラン最終段階の第3段階へと移行し、来週月曜日には非常事態宣言が解除される予定となっているが、昨日発表の過去24時間における新規感染者数は、その前日発表の数に比べて2倍近くの増加を見せた。
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2020年6月16日(火) コロナウィルスによる死亡者数、1週間更新されず
新型コロナウィルスにより死亡する患者の数は減少しつつあるが、それでも毎日、各自治体より過去24時間の死亡者数についての報告が中央政府へ提出されている。 マドリッド、無意味な第3段階への移行
今週よりガリシア州のみが一足先にコロナウィルスと共存する「新たなる平常」に入り、その他のほとんどの地域で規制緩和の最終段階である第3段階に移行しているが、その中で今も尚、マドリッド自治州、バルセロナ県、ジェイダ県、サラマンカ県、アビラ県、セゴビア県、ソリア県などが第2段階に残留している。
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2020年6月15日(月) 全国民の70%が第3段階、ガリシアは「新たなる平常」へ
本日月曜日より、スペインの人口の約70%に当たる3400万人が非常時態勢の規制緩和の最終レベルとなる第3段階に進む。 新学年からパティオで授業
教育・専門職養成大臣イサベル・セラア氏は国営ラジオ放送の番組の中で、秋から始まる新学年について、授業を仮設教室で行なうのではなく、各学校が持つパティオなどのスペースを利用する方針で準備を進めることを検討中であると発言した。
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2020年6月11日(木) 国外からの感染者、1カ月で96人
非常事態宣言により国境が閉ざされ、必要な条件を満たす場合にのみ入国が可能となっている今でも、この1カ月間で国外からスペインへ入国したCovid-19の感染者は96名確認されている。 スペイン サッカーリーグ戦再開
非常事態宣言によって中断されていたスペインサッカーリーグ戦が、本日より再開される。
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2020年6月9日(火) 空港や港にて体温検査、健康申告書と連絡先の記入義務
6月21日にスペイン全国で非常事態宣言が解除される予定となっているが、これに伴いスペイン全国で国内移動が自由化される。 法医報告書:8-Mの大集会開催にあたりコロナウィルスの危険性を隠蔽
3月8日に行われた「女性の日」大集会について、“すでに新型コロナウィルスの感染拡大の可能性が高いことを知りつつ、政府が「危険は無い」として集会への参加を市民に促した”として政府の過失についての裁判が行われている。
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2020年6月8日(月) 自転車の売り上げ400%アップ
新型コロナウィルス感染拡大による非常事態宣言が発動されて以来、スペインでは自転車の売り上げが急増している。 スペイン ー ジブラルタル、Brexit後の交渉を開始
スペインと英国領ジブラルタルとの新たな関係についての交渉は、コロナ危機の影響により、昨年12月31日をもって英国がEUから完全離脱する前に進めることができなかった。
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2020年6月4日(木) 非常事態宣言、最後の延長を可決
昨日の国会で、新型コロナウィルスに対する非常時態勢の6度目の延長が可決された。 2019年の死亡数、出生数を大きく上回る
2019年度のスペインにおける出生者数は359.770名に止まり、前年度比3.5%減となった。
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2020年6月2日(火) 失業者の増加傾向継続
コロナ危機による経済へのダメージは広がり続けており、5月もまた、スペインにおける失業者数は26.573名(0.69%)の増加となった。 マドリッド、バルセロナ、来週月曜日から規制緩和 第2段階へ
昨日、各自治州行政は中央政府に対し、コロナ危機に関する現状と次週からの規制緩和についての希望を提出した。
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2020年6月1日(月) 首相、最後の非常事態延長を発表
ペドロ・サンチェス首相は昨日記者会見を行い、6度目となる非常事態の延長を下院議会で要請すると発表した。 政府、外国人の隔離廃止の前倒しを検討か
先週行われた各自治州知事とペドロ・サンチェス首相との会談後にバレアレス州のフランシーナ・アルメンゴル知事が会見を行った。 マドリッド地下鉄、閉鎖の出入口を再開
マドリッド地下鉄は、非常事態宣言発令以降閉鎖していた115の出入り口を今週火曜日から再開すると発表した。
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2020年5月28日(木) コロナ危機により国民の40%が失業の不安
先週末に1000人を対象に20Minutos紙が行なった調査によると、39.7%が現在の職を失う危機感を感じていると答えた。 3日間で治安警備隊の首脳陣3名が退任
月曜日にマドリッド部隊を統率するペレス・デ・ロス・コボス氏の解任されたことに始まり、水曜日までの僅か3日間で、治安警備隊の主要メンバー3名が退任する事となった。
政府にとって都合の悪い人材が次々と要職から外されているのは明確で、野党等はフェルナンド・グランデ・マルラスカ内務大臣の即辞任を要求している。
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2020年5月26日(火) 政府、治安警備隊マドリッド部隊トップを解任
マルラスカ内務大臣は、治安警備隊のマドリッド部隊を率いるディエゴ・ペレス・デ・ロス・コボス大佐の解任を発表した。
新型コロナウィルスの拡大は2月にはですに深刻化していたが、政府は、3月14日に非常事態宣言が出される直前の3月8日に予定されていた「女性の日」の全国規模による大集会の開催を容認した。
カルメン・ロドリゲス・メデル裁判官は、治安警備隊から提出される資料や情報の内容が外部に漏れることなく、担当裁判官である同氏にのみ届くことが保障されないような場合、刑法による裁きの対象となることを政府に対して警告した。
スペインの半分がレベル2へ
非常事態宣言が続く中、昨日からスペインの47%の住民が規制緩和プランのレベル2へと移行した。 カタルーニャ行政からのコロナ報告に不信感増大
去る22日にカタルーニャから中央政府へ出されたコロナウィルス被害者の報告で、突然、1日のおける死亡者数635名と言う異常な数字が現れたが、その後も同州からの報告には不審な点が多く、昨日の報告では、ここ1週間の入院者数合計が僅か1名となっていた。
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2020年5月25日(月) コロナ危機による失業、バレアレス州で最悪に
新型コロナウィルスの影響により失業者が増加しているが、スペイン国内でも地域によって、失業率に大きな差が生じている。 スペインサッカーリーグ、6月第2週より再開
ペドロ・サンチェス首相は、5月23日、土曜日にスペイン・サッカーリーグの試合について、1部リーグ、2部リーグ共に6月第2週より再開することを発表した。 7月のホテル予約急増
ペドロ・サンチェス首相が、同じく去る土曜日に7月以降の観光業再開を奨励した直後、インターネット上の予約システムを利用してホテルの予約をする人が急増した。
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2020年5月21日(木) バレンシア州、規制緩和に慎重な姿勢
非常事態宣言内での段階的規制緩和が進められる中、更に1週間レベル1を継続するのではなく、来週月曜日からレベル2への移行を希望する自治州がほとんどであるが、バレンシア州だけがレベル1への残留を予定している。
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2020年5月19日(火) エル・コルテ・イングレス、IKEA、営業を再開
非常事態宣言発動後、2か月間にわたって閉店を強いられていた大手デパート「エル・コルテ・イングレス」とIKEAが、規制緩和策によって定められた制限内での再オープンを決定した。 公共の場でのマスク着用を義務化
新型コロナウィルス危機が始まって以来、スペイン政府によるマスク着用についての扱いは、 コロナ危機によるクレジットの未返済増加
スペイン銀行は、スペインにおける今年の国民総生産に9.5%以上の下落が生じるとの予測を立てているが、この影響ですでに、スペイン国民によるクレジットカード利用後の支払不能例が急増しつつある。
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2020年5月18日(月) マドリッド、本日より規制緩和フェーズ0.5へ
非常事態宣言が続く中、感染拡大状況の改善に伴って開始された段階的規制緩和策だが、スペインの総人口の71%が第2段階とされるフェーズ1の生活環境を享受している中、マドリッド、バルセロナ、そしてカスティージャ・イ・レオンの一部などが、本日よりフェーズ0とフェーズ1の中間とも言える、フェーズ0.5へ移行する。 フェーズ0から0.5への移行によって緩和される項目としては、次のようなものが挙げられる。
*面積400平米未満の商店については、事前予約無しで買い物が可能となる。
*弔問(通夜)は15名まで集う事が可能となり、会場内には10名まで入る事が可能となる。 *葬儀についても15名まで参列可能。
*教会でのミサなど、宗教的行事への参加も可能となるが、収容人数の3分の1までの入場とし、
*感染防止のための仕切りの設置他、安全策が取られていることを条件に、図書館での書籍貸出の再開が可能となる。
*偶然にも国際博物館の日と重なる本日から、各美術館などもその収容人数の30%を限度として *各種社会サービス業務の再開が可能となる。 *スポーツ選手や研究者等の施設の運営再開が可能となる。
*大学他、教育施設の消毒と再開準備が許可される。
スーパーの商品表面にコロナウィルスの付着なし
スーパーなどで購入した商品の表面に新型コロナウィルスが付着しているではないか、と言った不安を持つ市民が多いと思われるが、これについて消費者協会がAlcampo、Carrefour、Condis、Dia、Eroski、Lidl、Mercadona、Supercorの各スーパーで売られている商品についての調査を行なった。 政府、公共の場でのマスク着用義務化を検討
新型コロナウィルスの感染拡大が始まって以降、一般人のマスク着用について、その必要性をゼロ、無意味であるとし、医療従事者が必要とするマスクの不足の原因ともなるので、購入しないようにとまで公言していたスペイン政府だが、今になってマスクの着用が感染拡大の防止につながるとして、公共の場での着用義務付けを検討している。
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2020年5月13日(水) 両カスティージャ州の実質死亡者数は発表の2倍
カスティージャ・イ・レオン州とカスティージャ・ラ・マンチャ州における3月、4月の新型コロナウィルスによる死亡者数は、中央政府発表によるとそれぞれ1770名、2498名となっているが、両州の高等裁判所がまとめた統計によると、政府発表の数よりそれぞれ107%、85%多い3672名、4627名となっている。
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2020年5月12日(火) 外国からのスペイン入国時は、14日間の行動自粛
非常事態宣言による行動規制などが段階的に緩和されていく中、各航空会社も徐々に運航を再開し始めている。 非常事態宣言発動直後、1日に10億ユーロの経済損失
国家統計局の発表によると、今年第1・四半期の国内総生産は5.2%の減少となり、3月半ばに非常事態宣言が出されてから同月末までの2週間における経済的影響が、前代未聞の大打撃として現れた。
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220年5月11日(月) 全土の56%で本日よりフェーズ1
スペインでは本日より、約56%の地域で規制緩和策のフェーズ1が開始された。
さらに保健省は、改めて、フェーズ1で緩和されたり許可される事項を発表した。 カナリアス行きフライト、ほぼ満席でクレーム続出
スペイン本土と離島のカナリアス諸島などの間では、非常事態宣言後も最低限の空の交通は保障されているが、そのなかで昨日、マドリッドとグラン・カナリア間を結ぶ便が、ネット上で批判の的となった。 マドリッド州、マスクの無料配布開始
マドリッド州は、かねてから発表していた無料マスクの配布を本日より開始した。
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2020年5月8日(金) 非常事態宣言による規制緩和の対象地域、明日発表予定
非常事態宣言が3月半ばに出されて以来、新型コロナウィルスの感染状況が改善に向かっており、規制緩和が段階的に行われている。
昨日確認された新規感染者の数は、カタルーニャ州が266名、カスティージャ・イ・レオン州が105名、そしてこれにマドリッド州の86名が続いており、これら3州がスペイン国内において最も感染拡大が続いている地域となっている。
一方でマドリッド州は、州行政内でPP所属の州知事とCiudadanos所属の副州知事との間で意見の分裂が見られ、州知事がフェーズ0の維持を求めたのに対し、副州知事はマドリッドはすでに次のフェーズへ移るための準備が出来ているとして、フェーズ1への移行を強く主張。
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2020年5月5日(火) 過去2週間の医療従事者の感染、全体の40%に
国内での新型コロナウィルスの新規感染者数が減少を続ける中、過去2週間における医療従事者の感染者増加率は39.5%に達し、累計で43,325名となった。 4月、失業者数30万人増
新型コロナウィルス危機により3月半ばに非常事態宣言が出されて以来、3月には失業者が30万人、そして4月にもまた282,291名と、この2カ月で約60万人の増加を示し、失業者総数は389万人となった。
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2020年5月4日(月) 規制緩和、フェーズ0及び1を本日より開始
スペイン全土では本日より「新しい日常」に向けて段階的緩和が開始された。 政府、1400万枚以上のマスク配布
スペイン政府は本日より、1450万枚のマスクの配布を開始した。 外出制限緩和、マドリッドで屋外飲み会多発
14歳以上の外出規制が緩和された先週土曜日は、各地で大勢の人が散歩や軽い運動を楽しんだ。
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2020年4月30日(木) コロナ危機によりスペイン経済5.2%の後退
新型コロナウィルスの感染拡大により非常事態宣言が3月半ばに発せられた結果として、国家統計局発表による今年第1・四半期の国民総生産は、5.2%の後退となった。 7州で新規感染が激減
地域によって新型コロナウィルスの感染拡大状況はまちまちであるが、現時点で新規感染者の確認数が確実に減少しつつある州が7つある。
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2020年4月28日(火) 経済協力開発機構、Covid-19のPCR検査数ランキング誤情報を掲載
経済協力開発機構OECDは、Covid−19の感染確認を行なうためのPCR検査をどれだけ行っているかと言う世界ランキングの中で、スペインを8番目の国として発表したが、これについて各方面より、同団体とスペイン政府に対する批判の声が上がっている。
今回の発表が行なわれる前に、スペイン政府とOECDのアンヘル・グリア事務総長との間でビデオ会議が行われており、スペイン政府が検査実施数をより多く見せかけるために、抗体検査数を含めた数値の公表を行なうようOECDに圧力をかけたとの疑いが持たれている。 失業率14.4%以上に
新型コロナウィルスの感染拡大が広がる中、特別措置の一つとして取られた一時的仮解雇の対象となった人の数は、578.900名に達している。
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2020年4月27日(月) 子供の外出緩和初日、違反続出で対応検討
非常事態が続くスペイン全土で、昨日より外出規制が一部緩和され、14歳以下の子供の外出が許可されるようになった。 政府、非常事態を5月末まで延長で調整か
昨日より子供の外出が緩和され、今週末には大人の外出も制限付きで許可が検討されるなか、政府は非常事態のさらなる延長を見込んでいるという。 マドリッド市、10月末まですべての祭りをキャンセル
マドリッド市議会は、先週行われた閣議で、来月から10月末までに予定されている祭事をすべてキャンセルすることを決定した。
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2020年4月21日(火) 中国から購入のスピードテストキット、またも機能せず
スペイン政府は、中国のBioeasy社から新型コロナウィルスの抗体検査キットを64万個発注したが、最初に8000個が届いた時点でその精度について確認をしたところ、80%の確率で探知出来るはずのものが、30%程度の精度しかないことが判明したため、残りの発送キャンセルと返金とを要求した。 最後の船上オアシス、終焉へ
イタリア国籍の客船「コスタ・デリシオサ号」は、今年1月11日から世界一周の旅に出ていたが、その途中でWHOが新型コロナウィルスの感染拡大によりパンデミック宣言を行なったため、それ以降、どこの国にも寄港出来なくなっていた。 パンデミック宣言により、本来の行程とは異なる旅を続けることとなり、道中、79歳男性が気管支炎をこじらせ、これの症状が新型コロナウィルスのものと似ているため、一時パニックとなったが、48時間の行動制限のあと、男性の検査結果が陰性と確認されたことにより、また普段ののどかな生活が戻ったとのこと。
世界規模での非常事態が続く中、同船はイタリアへの帰還許可を求め、今月26日にジェノバへの寄港が認められていたが、フランス人やスペイン人の客等は、自国への上陸許可をそれぞれの政府へ求めていた。
これにて100日間に及んだ行き先不明の船の旅がその終わりを迎えたと同時に、海の上でのウィルスとは無縁のオアシス生活もまた、その終焉を迎える事となった。
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2020年4月20日(月) 政府、非常事態のさらなる延長を発表、子供の外出規制は緩和
ペドロ・サンチェス首相は先週土曜日に記者会見を行い、非常事態の期間を新たに延長すると発表した。 マドリッド市長、イベント開催は秋でも慎重に
マドリッドのホセ・ルイス・マルティネス・アルメイダ市長は、ラジオ番組のインタビューに応じた。 国家警察、外出規制15回違反の母娘を逮捕
スペイン国家警察は、非常事態による外出制限を開始以来計15回違反した母娘を逮捕したと発表した。
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2020年4月17日(金) 自治州行政、更に9,000人の死亡者数を修正報告
これまで政府が発表して来た新型コロナウィルスの感染者数や死亡者数には、基本的に医療施設で確認された感染者、医療施設で亡くなった死亡者のみが含まれており、その他の例は除外されていたため、正確な統計と言えるものでは無かった。
昨日、カタルーニャ自治州が行なった報告によると、中央政府発表の数字では4月16日現在で死亡者3,855名となっていたの対し、新しい集計では7,097名と、3,242名の増加を示した。
他の自治州においても、これまで同じシステムでの集計が行われいたため、先の4州と同じ形で新集計を行なえば、スペイン全国における新型コロナウィルスによる死亡者数は更に大きく増えることが予想される。
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2020年4月16日(木) 少なくとも11,600名が介護施設で死亡
スペインにおける新型コロナウィルスによる死亡者数は、4月15日現在の統計で18,579名となっているが、これに含まれるのは検査により感染が確認され、病院で死亡した人だけであるため、このウィルスによる実際の死亡者数からはほど遠いものとなっている。
確認された感染者数や死亡者数については、各自治州の保健局がまとめて中央政府に報告を行ない、政府はこれらの情報を元に国としての統計を発表しているが、感染者数、死亡者数共に、各自治体によって扱い方が異なるため、政府に情報が届いた時点ですでに正確さを欠いていると言うのが実情となっている。
カタルーニャ、感染者数、死亡者数を修正
これまでカタルーニャ州では、医療施設で亡くなった人だけを新型コロナウィルスによる死亡者として扱っていたが、葬儀業界のデータと照会しながら、その他の施設や自宅で亡くなった人の数も加えて統計の修正を行なった。
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2020年4月15日(水) アンダルシア州が報告した感染者数、政府発表に含まれず
スペイン全国で、高齢者施設を対象に大掛かりな新型コロナウィルスのスピードテストが実施されており、月曜日までに784名の陽性反応が確認されている。
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2020年4月14日(火) 副首相、コロナウィルス治癒後の隔離期間終了
新型コロナウィルスに感染後、入院と自宅での隔離期間を終えた第一副首相、カルメン・カルボ氏は再確認検査で陰性となり、
職務への復帰を自身のツイッターを通して公表した。 マドリッド州、感染の疑いで233,000人が自宅療養中
新型コロナウィルスの症状と類似した症状が見られるが、軽症であることから自宅療養を命じられ、現在、自宅での隔離中となっている市民が、マドリッド州だけで23万3千人にのぼる。
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2020年4月13日(月) 政府、駅などでマスク配布開始
非常事態宣言開始から5週目となった本日より、建設業や工業などの一部で業務が再開された。 外出制限違反の逮捕者、1900人に
内務省の発表によると、非常事態宣言の発令により外出制限が始まってから先週末までの違反による逮捕者数は、1900人に上った。 マドリッド市内でイノシシ発見
緊急事態宣言で人の往来が激減したマドリッド市内で、珍現象が起きている。
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2020年4月7日(火) 新型コロナウィルス、感染増加にブレーキ
昨日、月曜日までにスペイン国内で新型コロナウィルスにより亡くなった人の総数は13055名にのぼるが、1日あたりの死亡者数は4日間連続での減少を、そして新規感染確認者数の増加率は今月1日より減少を続けていることから、政府はスペイン国内における感染状況に改善が認められたとしている。 経済的ダメージ、若者層に打撃
アンケート調査によると、25〜55歳の世代では、その50%がすでに「ウィルス危機により生活に経済面での劣化が生じている」と答えている。
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2020年4月6日(月) 政府、記者会見の質疑形式変更
スペイン政府は、記者会見の質疑形式変更をメディアに提案した。 マドリッド地下鉄、44か所の入口と183の通路を閉鎖
マドリッド自治州の交通局は、先週土曜日より同市地下鉄の入り口や通路を一部閉鎖した。 サグラダ・ファミリア、受難のファサードのイルミネーションをネット中継
バルセロナのサグラダ・ファミリア教会は、本日より受難のファサードのイルミネーションをユーチューブのチャンネルでネット中継する。
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2020年3月31日(火) 77%が感染よりも経済を危惧
カンタール・コンサルタントは、スペイン人が現在最も憂慮している件についてアンケート調査を行った。 マドリッド市、路上駐車の無料期間を延長
マドリッド市役所は、市内の路上駐車スペースについて、中央政府の非常事態宣言が発令されてから、2週間の予定で無料化していたが、これをさらに延長し、非常事態が解除されるまで続けると発表した。 悪天候で25県に注意報
気象局は本日、大雪や強風などの注意報を11自治州25県に発令している。
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2020年3月30日(月) 3月の消費者物価指数、0.3%減少の予測
国家統計局(INE)は今月の消費者物価指数の暫定値を発表した。 政府、さらなる経済活動停止
スペイン政府は、コロナウィルス問題の対策として、新たな政令を本日より施行した。 コロナウィルスでマドリッドのラストロ存続危機
コロナ・ウィルス問題の影響により、マドリッドのラストロ(蚤の市)の存続を危ぶむ声が上がっている。
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2020年3月24日(火) スペイン国内、24時間で新たに6500人感染、死者500人
保健省の発表によると、国内の感染者はこの24時間で6500人、死者は500人増加、感染者は前日比20%の増加となった。 マドリッド市長、通勤の証明提示の義務化を検討
マドリッドのホセ・ルイス・マルティネス・アルメイダ市長は、外出規制について、さらに厳格化することを検討していると述べた。 ゲイプライドも延期を発表
マドリッド・ゲイプライドの主催者団体は、今年のイベントを無期限で延期すると発表した。
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2020年3月23日(月) 国民の73%近くが、規制前にバル自粛
20ミヌートス紙の調査によると、国民の多くが政府の非常事態宣言前に、感染防止のために行動の自粛を始めていたという。 非常事態宣言後初の週末、交通事故による死者1名
総合交通局(DGT)によると、非常事態が先週日曜に施行されて以降初めての週末となった先週金曜午後3時から昨日午前零時までの間に、交通事故による死亡者は1名であった。 レアル元会長、コロナで死去
スペイン・サッカーリーグ1部名門、レアル・マドリッドのロレンソ・サンス元会長が、呼吸不全のためマドリッドの病院で死去した。
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2020年3月17日(火) マドリッドのホテル、ベッド6万床を患者に提供
マドリッドのホテル業界は、計6万床分の客室をコロナウィルス患者のために提供すると発表した。 マドリッド、外出制限違反の逮捕や罰金増加
非常事態の発令によりスペイン全土で市民の外出制限が続いているが、初の平日となった昨日、マドリッドでは違反者が増加し、逮捕者も4名出た。 郵便局もサービス縮小
スペイン郵便局は、非常事態発令による需要の低下を受けて、同サービスの縮小を発表した。
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2020年3月16日(月) 政府、非常事態の継続は不可避
コロナウィルス感染拡大に伴い発令された非常事態宣言から2日目を迎えた本日、ホセ・ルイス・アバロ運輸大臣は、国営放送のインタビューを受けた。 非常事態宣言初の平日、各地で通勤ラッシュ
非常事態宣言が発令されてから初めての平日となった今朝、大都市を中心に公共交通機関で大混雑が起きた。 マドリッド州知事、ウイルス感染を発表
国内で最もコロナ・ウィルス感染者が多いマドリッド州のイサベル・ディアス・アジュソ知事は、自身も検査で陽性であることが判明したと発表した。
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2020年3月10日(火) マドリッド州、全教育施設で15日間休校
マドリッド自治州のイサベル・アジュソ知事は昨日会見を行い、保育所から大学まで、全ての教育施設で明日水曜日から15日間休校すると発表した。 ボックスの議員がコロナに感染
極右政党ボックスのサンティアゴ・アバスカル党首は、同党のマドリッド州議員、ハビエル・オルテガ・スミス氏が、コロナウィルス検査で陽性となった事をツイッターで明らかにした。 スペイン・サッカー、2節で無観客試合
スペインサッカー協会は、コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、少なくとも今週と来週に行われる1部及び2部のリーガの試合を無観客で行うと発表した。
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2020年3月9日(月) シウダダノス、新党首にアリマダス氏
中道右派シウダダノスは、党内選挙の結果、新党首にイネス・アリマダ氏が選出されたと発表した。 国内の感染者、1000人に近づく
スペイン保健省は本日、コロナウィルスの国内感染者が999人に達したと発表した。 王女ら通学の学校でも感染者
マドリッド州によると、スペイン王室のレオノール王女と妹のソフィア内親王が通う学校で、コロナウィルス感染者が発生した。
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2020年3月3日(火) 保健省、一部地域で休校や大規模集会の禁止を検討
スペイン保健省の発表によると、昨日午後3時の時点で、国内のコロナウィルス感染者は、120人以上となり、最終発表より40人近く増加した。 低気圧の影響で34県に警報・注意報
昨日スペイン北部地域を通過した低気圧の影響により、本日も34県で高波や大雪などの警報及び注意報が発令されている。 マドリッド無料ミニバス2号、本日運行開始
マドリッド市は、市の観光地やショッピング街などを通る無料電動バスの2路線目を本日より運行開始した。
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2020年3月2日(月) 医療関係者に会議の自粛を要請
保健省は昨日、全自治州の保健担当官とコロナ・ウィルスについての対策会議をビデオ・コンフェレンスで行った。 レンフェ、システムダウンで発券不能に
スペイン国鉄レンフェでは、昨日早朝から午後3時頃までシステム・ダウンが発生した。 マドリッド地下鉄5番線、空港まで延長へ
マドリッド地下鉄は、5番線をアドルフォ・スアレス・バラハス空港のT1、2、3駅まで延長する計画を発表した。
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2020年2月25日(火) PPバスクのアロンソ代表が辞任
民衆党(PP)バスクのアルフォンソ・アロンソ代表は昨日記者会見を開き、辞任を発表した。 極右の議員、DVで起訴
極右政党ボックス選出のフアン・ロス上院議員は、妻に対するDV容疑で起訴された。 ETA容疑者、肥満を理由にテロ関与を否定
2003年7月にアリカンテとベニドルムで起きたテロリスト集団ETAによる連続爆破事件の裁判がバレンシアで行われている。
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2020年2月24日(月) カナリアス空港再開も間引き運航続く
昨日カナリアス諸島では、、強風と煙霧の発生により全ての空港で発着陸が停止された。 PP党首、バスク代表の知事候補撤回
民衆党(PP)は、4月に行われるバスク州議会選挙において、同党バスク代表アルフォンソ・アロンソ氏の州知事候補指名を撤回し、カルロス・イトゥルガイス元代表に変更すると発表した。 マドリッド地下鉄、忘れ物のネット検索可能に
マドリッド地下鉄は、利用者が忘れ物検索を同社のウェブでできるサービスを開始した。
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2020年2月18日(火) 北部及び東部で急激な気温の変化
気象局によると、本日スペイン北部及び東部では、急激な気温の変化や嵐による高波などが予測されている。 首相と野党党首会談、何も合意に達せず
ペドロ・サンチェス首相は昨日、野党第一党民衆党(PP)のパブロ・カサード党首との会談をモンクロア宮で行った。 ティッセンでレンブラントの特別展
マドリッドのティッセン・ボルネミサ美術館では、本日よりオランダの巨匠レンブラントの特別展を開催する。
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2020年2月17日(月) スペイン人の平均寿命、1.17歳上昇
保健省及び国家統計局(INE)のデータによると、スペイン人の平均寿命は2010年から2018年の間に1.17歳上昇した。 マドリッド、無料エコバス明日開通、停車駅と時間も明日発表
マドリッド市役所の交通担当官は、市中心部を横切る無料電動バスの運行を明日より開始すると発表した。 Csバレンシア代表、間違って自分の党を批判
シウダダノス党バレンシア代表で、俳優のトニー・カント氏は、しばしば自身のツイッターで他党の行政を批判している。
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2020年2月11日(火) MWC主催者、今週末に緊急会議
ラジオ局カデナ・セールの報道によると、今月24日から開催予定のモバイル・ワールド・コングレス(MWC)について主催者は、今週金曜日に緊急会議を開き、開催するか否かを検討すると発表した。 バスクとガリシア、自治州選を前倒し
パイス・バスコのイニゴ・ウルクジュ州知事は昨日、自治州選挙を4月5日に前倒しする事を発表した。 昨年の公共交通機関利用、3.6%増加
国家統計局(INE)の発表によると、2019年の公共交通機関利用者は前年比3.6%上昇した。
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2020年2月10日(月) 州政府、MWC中止を否定
今月バルセロナで開催される見本市モバイル・ワールド・コングレス(MWC)について、カタルーニャ州政府は、その中止を否定した。 バルセロナの広場、テラス使用料が1000%上昇で飲食店反発
バルセロナ市中心部、ランブラス通り付近にあるレイアール広場には、様々な飲食店のテラス席が並んでいる。 マドリッド、グランビア駅工事、来年まで継続か
マドリッドの目抜き通りグランビアにある同名の地下鉄駅、改修工事のため2018年から閉鎖され、昨年4月には再オープンするはずであったが、様々な要因から工事が遅れ、現在も閉鎖されている。
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2020年2月4日(火) 1月の失業者数、9万248人
労働省の発表によると、先月の失業者数は、9万248人(2.8%)増加した。 マドリッド市、エルミタージュの受け入れを検討
マドリッド市役所の文化部担当官は、ロシアの美術館、エルミタージュの支部をマドリッドが受け入れる事を検討していると発表した。 バラハス、緊急着陸とドローンで大騒ぎ
マドリッドのアドルフォ・スアレス・バラハス空港では昨日、複数のアクシデントにより、一時空港の機能に支障をきたす事態となった。
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2020年2月3日(月) 昨年の外国人観光客数、新記録達成
国家統計局(INE)によると、昨年スペインを訪問した外国人観光客数は、8.370万人であった。 本日の最高気温、36県で20度超え
地中海沿岸などを中心に春のような陽気が続いているが、気象局によると、本日も36県で20〜25度の最高気温に達するという。 独立派政党、国王をボイコット
本日スペイン下院議会では、今会期の開会式典が行われ、フェリペ6世国王の演説が予定されている。
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2020年1月28日(火) ロジェル・トレント議長、キム・トーラの議員資格の停止を決定
キム・トーラ氏のカタルーニャ州政府議員資格失効の判決が出され、その執行期限が昨日となっていたが、ロジェル・トレント議長は昨日のカタルーニャ州議会で、選挙委員会の失効令を受け入れ、トーラ氏の議員としての投票権を剥奪する発表を行なった。 アリカンテでコロナウィルスか?
アリカンテのトーレビエハの病院に、発熱と咳の症状を伴うアイスランド人の女性ツーリスト(66歳)が訪れ、最近、中国の武漢市を訪れたことを告げた。
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2020年1月27日(月) CUP、BNGも新政権発足式典への出席を拒否
新政府が稼働するに当たって、政府構成メンバーと全ての上院議員、下院議員が召集され、国王司式の下で新政権発足の儀式が執り行われる習わしとなっているが、カタルーニャ独立派政党であるERC、JUNTSやバスク独立派政党であるBILDUなどの議員はこれまで、同式典への参列を拒否して来た。 カタルーニャ州議会総書記長、キム・トーラ氏の議員資格の停止を指示
キム・トーラ氏はカタルーニャ州知事としての資格停止令を受けており、その執行期限が本日となっている。
これまで、カタルーニャ選挙管理委員会により出された公務資格停止令に対し、キム・トーラ氏は「同委員会にそう言った命令を下す権利は無い」として異議申し立てを行い、最高裁が同じ判決を出した後も、トーラ氏本人もカタルーニャ州議会運営委員会もこれを無視し続けていた。 AVEのローコスト版、AVLOのチケット販売開始
スペイン国鉄RENFEは4月6日より、超特急AVEのローコスト版としてAVLOの運行サービスを開始するが、そのチケット販売が今日、開始となる。
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2020年1月24日(金) 反独立派カタラニズム稼働
カタルーニャにおける過激独立派の活動によって同地の混乱が続く中、政治的解決を求める必要勢力として新たな政党の結成に向け、カタルーニャの知識人等が動き始めている。 キム・トーラ、最高裁に再び不服従
自称カタルーニャ州知事キム・トーラ氏は、1週間以上前から選挙管理委員会より選挙管理法違反と不服従を理由に公務停止勧告を受けているが、「選挙管理委員会にはそう言った判断を下す権利が無い」としてこれを無視し続け、州知事としての職務を続行している。
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2020年1月23日(木) カタルーニャ州議会議長、服役中独立派政治家等の訪問に公費17000ユーロの支出
カタルーニャ州議会のロジェル・トレント議長は、カタルーニャにおける違憲独立運動を進めた首謀者等の裁判の傍聴や、服役が始まったあとの監獄への訪問に、2018年から2019年にかけて17750ユーロを公費から支払っていたことが判明。 サンチェス首相、被災地を訪問
大型低気圧グロリアは、スペイン東部を中心に大きな被害を出しており、すでに死亡者10名、行方不明者が4名と報告されている。
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2020年1月21日(火) ペドロ・サンチェス、キム・トーラとの会見を2月第1週に設定
ペドロ・サンチェスの首相承認には独立派政党ERCの棄権票が必要であったが、ERCはこの条件の一つとして、中央政府とカタルーニャ自治州政府による、同等の立場での交渉が行われることを挙げていた。
会見の場をマドリッドにするかバルセロナにするかと言う点が注目を浴びていたが、これをバルセロナに設定し、同時にサンチェス首相は、スペイン全州を周って理解と親交を深めるため、全ての州知事との会見を行なうとした。
サンチェス首相は「カタルーニャの人々は、同意を得るための投票を行わねばならないが、それはカタルーニャを分断したり、スペインからの離脱を目的とするものであってはならない。見出すべき道は“自治”であって、“自決”では無い」 と述べ、この40年間の民主時代に培われて来た進歩と国民の結束による自治システムを擁護した。 大型低気圧グロリア、バレンシアから北上
バレンシアを中心とした地中海沿岸部を襲った大型低気圧グロリアは、4名の死者を出したあと、強風、大雪、大雨を伴って北上を続けている。
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2020年1月20日(月) マドリッド、9か所の公園が強風のため閉鎖
マドリッドでは、昨日も主な公園が安全のため閉鎖されていたが、本日も引き続き入場不可となっている。 ERC、交渉の停滞は独立を意味すると政府を牽制
ペドロ・サンチェス率いる新政権の樹立にあたり、反対するのではなく、棄権票を投じることによって協力を示したカタルーニャ独立派政党ERCは、カタルーニャの今後についての政府との交渉が進まない場合、それはそのまま独立運動の再開を意味するとして、新政府を牽制。 バレンシア州、悪天候により各地で被害
バレンシアでは大雨、大雪、そして風速100KM/時を越える強風のため、全州で警戒態勢が続いている。 バスク、郵便局の配達員募集に7000人が応募
バスクで行なわれた郵便局の配達員募集で、158名の募集人数に対し応募者の数が約7000人に達した。
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2020年1月14日(火) 新政府、検察省トップに元法務大臣を任命
ペドロ・サンチェス率いる新政権は検察省トップとして先週金曜日まで
法務大臣を務めていたドローレス・デルガード氏を任命した。 2月よりマドリッド中心部で無料バス運行開始
マドリッド市内の大気汚染軽減を目的とする無料バスの運行が2月より開始される。
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2020年1月13日(月) 新政権、23名の内閣で発足
ペドロ・サンチェス新首相はPSOE,PODEMOSの両党からなる
新連立政権の構成メンバーを発表。 マドリッド、地下鉄4番線、改装工事のため2か月間閉鎖
マドリッドの地下鉄4番線は本日より2か月間の予定でそのサービスを停止する。
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2020年1月7日(火) サンチェス氏、本日首相就任か
スペイン下院議会では本日、社労党(PSOE)のペドロ・サンチェス候補に対する2度目の首相選出投票を行う。 マドリッド、毎年600の個人商店が閉店
マドリッド自治州議会の報告によると、2010年には7万1千軒の個人商店が存在したが、2018年の最新データでは、6万5000軒にまで減少したという。 プラド、年間入場者最高記録
マドリッドの国立プラド美術館は、開館200周年を迎え様々な特別展を開催した昨年、年間入場者の最高記録を達成した。
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