スペインニュース・コムがお届する
スペインのニュース
現地のメディアよりスペインのニュースを毎日更新でお伝えします |
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当分の間、不定期の更新となりますが、Covid−19事情については当HP内の掲示板を通じて毎日お伝えするようにしています。
2021年12月31日(金) Covid19: 感染拡大状況
昨夜発表の全国集計によると、スペインにおける感染拡大状況は次のとおり。 Covid19: 年越しの行動規制無しの州、更に増加
感染拡大を抑えるために年越しの行動規制を行なう州が多い中、マドリッド、カスティージャ・ラ・マンチャ、カスティージャ・イ・レオン、エクストレマドゥーラなどの州が特別な規制強化を行なうことなく、州民の良識に任せる形を取っていたが、更にアンダルシア、バレアレス、バレンシアなどもこれに加わり、更には予定では規制強化を行なうつもりでいたカナリアスでも、待っていた法機関による認可がおりず、同州の行政としては不本意ながら、特別規制なしで新年を迎えることとなった模様。
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2021年12月30日(木) Covid19: 特別規制無しで年越しを祝えるのは国民の25%
感染拡大第6波の影響が日々深刻化する中、ほとんどの州で感染拡大を抑えるべく飲食店の営業時間短縮、ワクチンパスポート提示義務の導入、夜間外出禁止など、様々な特別規制を行なっている。 Covid19: 1日の感染確認数10万人超える
昨夜の中央政府発表、Covid19感染拡大状況全国集計によると、今週火曜日分として公式に記録された新規陽性確認数は100.760名となり、初めて10万人を超えた。
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2021年12月29日(水) Covid19: 10万人あたり1360名に
昨夜、火曜日に発表があった感染拡大状況全国集計によると、今週月曜日分として記録された新規陽性確認数は99.671名と、これまでの最多記録となっていた今月23日の72.912名を大きく上回った。
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2021年12月28日(火) Covid19: 今年最後の国会に議長を含み、議員半数以上が欠席
本日行われる国会が今年最後となるが、昨日、メリチェル・バテ議長のCovid19陽性が発表となり、彼女の欠席が確実となった。 Covid19: 第6波による感染拡大、過去最悪記録を更新
昨夜発表された中央政府による新型コロナ事情全国集計では、週末分の合計として新規陽性確認数214.619名、新規死亡者数120名が報告された。
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2021年12月27日(月) スペイン国民の72.2%が国王を国民の団結の力となっていると認識
今年も例年どおり、クリスマスに合わせての国王による国民へのメッセージが国営テレビを通じて流された。 ライアンエアー、30ユーロの航空券を1000万枚販売
低料金でのサービスを行なっている航空会社ライアンエアーは、来年2022年に向けての格安チケットの販売を開始した。
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2021年12月26日(日) テルエルに市民戦争博物館を建設
スペインの市民戦争の歴史を扱う初の博物館がテルエルに建設されることが決まった。
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2021年12月23日(木) Covid19: 新規陽性確認数、過去最多を更新
昨日、水曜日に発表されたCovid19感染拡大状況の全国集計によると、前日(火曜日)の新規陽性確認数は6万人を越えて60.041名となり、新規死亡者数として50名の報告があった。 Covid19: マドリッド州、薬局で抗原テストキットを無料配布するも品切れ
マドリッド州はクリスマスシーズンにおける様々な催し物、食事会、帰省旅行などをより安心して楽しめるよう、抗原テストキットを全ての州民に無料配布するとして、その開始時期を先週頭としていた。
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2021年12月22日(水) Covid19: マドリッド州、過去最多の新規陽性確認数
昨日、マドリッド州政府が発表した前日(月曜日)の新規陽性者数は11.221名にのぼり、新型コロナ危機が始まって以来の最悪の数字となった。 クリスマス宝くじ
毎年恒例のクリスマス宝くじの抽選会が本日、午前9時より例年どおりマドリッドの王立劇場で行われる。
クリスマス宝くじでは、「00000番」から「99999番」まで10万種類の数字を記した宝くじ券が販売され、同じ番号がそれぞれ1720枚存在する。
更には1等賞の上3桁と一致する番号が99種類あり、これがそれぞれに1720枚あることから、計170.280枚の宝くじ券が100ユーロの賞金の対象となり、同じことが2等賞の上3桁と一致するくじ、3等賞の上3桁と一致するくじにも適用されることにより、計510.840枚の宝くじ券がそれぞれ100ユーロ当選の対象となる。
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2021年12月21日(火) Covid19: クリスマス直前に各地の小学校で異変
今週に入って、スペイン各地の学校で異変が起きている。
こう言った事態を避けるため、ベルギーやオランダなどでは先週金曜日で学校の授業は終了として、クリスマス休みの開始時期を早めているが、スペインでも同様の措置を取るべきだったと考える親は少なくない。 Covid19: カタルーニャ、夜間の外出禁止令を再開か
中央政府による全国規模での感染拡大防止対策が示されない中、各州行政による独自の対応が迫られているが、カタルーニャが最初に夜間外出禁止令再開に踏み切る自治州となる模様。
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2021年12月20日(月) マドリッド地下鉄: アトーチャ・レンフェ駅をアトーチャ駅に改名
首都マドリッドにある国鉄アトーチャ駅と連結している地下鉄駅のことを、これまでは「アトーチャ・レンフェ駅」と呼んでいたが、今後、「アトーチャ駅」へと変更される。
今年、2021年はマドリッド地下鉄における最初の拡張工事が完了した年、1921年から数えて100周年となるが、この時にソルからアトーチャまでの間にあるティルソ・デ・モリーナ駅、アントン・マルティン駅、エスタシオン・デル・アルテ駅の3駅が追加された。 AVEガリシア線、開通式
高速列車AVEのガリシア線は、明日からその一般サービスの開始となるが、それに先立って本日、開通式が行なわれる。
AVEガリシア線の開通工事は16年前に開始されており、その投資額は90億ユーロに登った。
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2021年12月18日(土) クリスマスの運送業スト回避
スペイン全国のトラック運転手等によるストライキがクリスマスに合わせる形で今月の20日、21日、22日に予定されていたが、昨日、政府と運送業連盟との間で行われた緊急会議の中で合意が見られ、ストは中止となった。 マドリッド地下鉄、電気料金高騰により一日の電気代が26万ユーロに
電気料金の値上がりが続き、最高値を更新し続けているが、これにより企業レベルでは対応が不可能な状態となりつつある。
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2021年12月17日(金) 公衆電話文化の終わり
かつては街中で頻繁に見かけた公衆電話だったが、携帯電話の普及によりその利用者はほとんど無くなり、これに伴い公衆電話サービスを維持する必要性が失われて行った。 医療スタッフ等の集団感染、更に拡大
クリスマス、年越しシーズンに入り、職場仲間などによる食事会が各地で行なわれているが、これによる集団感染の発生が感染拡大に拍車をかけている。
こう言った状況下、感染を避けるために多人数での会合を避けようとする人と、行動規制が強化される前に楽しんでおこうとする人が見受けられるが、病院で働く医療スタッフ等の食事会による集団感染が多発し、注目を浴びている。
医療従事者のグループ行動による感染では無かったと思われるが、病院における感染拡大は先月にもアビラで発生しており、ソンソレスの聖母病院で11月中頃に11名の集団感染が確認されたあと、感染は130名以上に広がっており、すでに14名が亡くなっているとのこと。
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2021年12月16日(木) Covid19: 医療従事者等のクリスマスディナーで感染拡大
スペインでは医療施設での集団感染が増加している。
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2021年12月15日(水) エブロ河氾濫、被害拡大
エブロ河の増水による被害は、2015年の氾濫を上回る可能性があるとして特別警戒態勢が布かれていたが、昨日の午後に増水のピークを迎えたあと、水位は徐々に下がり始め、ピーク時の水量は毎秒2.112立方メートル、増水位5.5メートルにとどまった模様。 ラ・パルマ島 テネギア火山
噴火が始まってから間もなく90日を迎えようとしている今、ラ・パルマ島のテネギア火山は、一昨日よりその活動を停止している。
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2021年12月14日(火) 大麻栽培、密輸急増
スペインにおける大麻栽培増加の表面化は今から15年前にカタルーニャで始まったが、それ以降、状況は悪化の一途をたどっており、この5年程、マリファナ製造と密輸は一種のブームとも言える程に拡大している。 Covid19: 50代の3回目ワクチン接種、間もなく開始か
今週月曜日に初めて発表された3度目接種状況統計によると、1カ月弱前から接種が始まった60〜69歳では35.7%が、すでに数か月前から進められている70歳以上では77.8%が接種を終えているとのこと。
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2021年12月13日(月) ガリシア州、クリスマスの会合人数制限を検討
ガリシア自治州の保健担当官は、クリスマス期間中の私的会合について、今後の感染状況次第で最大8〜10人に抑えるよう推奨する可能性を明らかにした。 マドリッド州、クリスマスに規制行わず
マドリッド自治州は、クリスマスシーズンにおける、COVID‐19対策の規制は行わないと発表した。 女優、ベロニカ・フォルケさん死去
数々の映画やドラマに出演した女優のベロニカ・フォルケさんが本日、自宅で死去した。
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2021年12月12日(日) Covid19: 12歳未満対象のワクチン接種、水曜日から開始
スペインでは5歳〜11歳を対象とした対Covid19ワクチン接種が15日、水曜日から開始される。
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2021年12月10日(金) ETA囚人の50%が故郷へ
バスク独立をかかげてテロ活動を行なって来たテロ組織ETAの囚人等は、基本的にその故郷であるバスクから離れた地方で懲役に服すこととなっているが、議決におけるバスク独立派政党の賛成票を必要とするような場合、いずれの時代においても時の政府は賛成票との引き換え券のごとく、ETA囚人の故郷バスクへの移送を行なって来た。 全国の空港スタッフ、今月23日、26日にスト
クリスマスシーズンに合わせる形で農業関連、運送業関連などによるストの発表が相次ぐ中、スペイン全国の空港運営、空の交通管理を政府より委託されている航空管理事業団による新たなるストの通達が行われた。
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2021年12月9日(木) サグラダ・ファミリア教会: 聖母マリアの塔のライトアップ開始
バルセロナ市にあるサグラダ・ファミリア教会は今もその建築が続いているが、完成時に最も高い塔となる予定である「イエスの塔」に次いで高い塔、「聖母マリアの塔」が先月末に完成し、昨夜、初のライトアップが行われ、その138メートルの高さに据えられた星が夜空に輝いた。
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2021年12月8日(水) 「無原罪の御宿り」の全国祝日です 運送業界、21,22,23日にスト予定
燃料費の高騰が続く中、スペインの運送業協会は経済活動の続行には無理があるとして政府との協議を続けて来たが、政府側から何らその解決策が提示されないことから、今月21日、22日、23日の3日間、クリスマス直前に合わせる形での全国ストライキを予告している。 Covid19: 感染拡大、ハイリスクゾーン突入直前
新型コロナ感染拡大状況の全国集計は中央政府により毎日発表されるが、去る週末分の集計は、今週月曜日が憲法記念日の祝日であったことから、昨日、火曜日の発表となった。
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2021年12月7日(火) 裕福な家庭で育った子が貧困生活者になる確率、EUでスペインがトップ
EU統計局によると、スペインは貧困家庭で育った訳では無いにもかかわらず、成人後に貧困者となる確立がEU内で最も高い国となっている。 マスクの税率、来年より21%に
クリスマスに向けCovid19の感染拡大第6波が悪化の一途をたどる中、政府は来年1月よりマスクの付加価値税を現行の4%から21%に上げることを予定している。
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2021年12月6日(月) 憲法記念日の全国祝日です 大雪により108の国道、県道に影響
今週水曜日まで飛び石連休となっているスペインでは、自家用車による移動を行なう人が多く見られるが、寒波の影響で北部ではあいにくの天気となっている所が多い。
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2021年12月3日(金) Covid19: スペインでのワクチン接種義務化は無し
EU内でワクチン接種を義務化する国や接種拒否に対する罰則の適用を行なう国が増えつつあるが、スペインのカロリーナ・ダリアス保健大臣は、スペインではこう言った政策は行わないことを再確認した。 道路交通法改正: 追い越し時の時速20キロ増しを廃止
スペインでは、高速道路では無い国道や県道などでの走行において、他の車両を追い越す時には規定の最高時速よりも更に+20キロまで加速することが許可されていた。
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2021年12月2日(木) 売り村
スペインは8.131の市町村からなっており、その中には多くの人々が何度でも足を運びたくなる魅力的な街や村もある。
* El Senorio de Echaide * Porcieda
カンタブリアのセルセダ谷にある1000年の歴史を持つ村で、標高700m、
* A Barca
* Riotuerto
* Mortorio スペイン経済の成長率、政府予測は完全に孤立
Covid19により多大なダメージを受けたスペイン経済について、ペドロ・サンチェス首相率いる中央政府はその回復も早く、今年度の成長率を6.5%、来年度の成長率を7%と想定して来年度の予算案も作成しているが、これについて金融機関財団FUNCASもEUも、政府発表の数字よりもはるかに低い数値をはじき出していた。
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2021年12月1日(水) Covid19 オミクロン: クリスマスに向けて新たな規制は予定に無し
スペインにおけるオミクロンと命名された新変異株の感染は、昨日時点ですでに2名確認され、3名が確認待ちとなっており、今後も増え続けることが予測されるが、中央政府は今週末からの連休、そしてその後間もなくやってくるクリスマス、年越しに向けての新たなる行動規制を全国規模で行なう予定は無いとしている。 Covid19: スペインの旅行業界、パンデミック発生以来1.670億ユーロの損失
スペインにおける旅行業は2019年には1,540億ユーロの収益を上げ、国内総生産の12.4%を占めていたが、Covid19危機が始まった事により、2020年には530億ユーロ、国内総生産の4.7%程度にまで落ち込んでいた。
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2021年11月30日(火) 10人中9人の男性が16週間の産休を妻と合わせて申請
スペインでは産休が女性と男性の同等の権利として認められており、男性の産休期間も女性と同じ期間に延長され、今年1月より両者共に16週間、申請することが可能となっている。
この今年1月から改善された男女平等産休システムでは、16週間の内6週間は、男女共に出産直後に取ることが義務となっており、残りの10週間は両者共に必要に応じて断続的に利用することが出来る。 Covid19: オミクロン感染者、スペインでも確認
今月28日に南アフリカからアムステルダム経由でマドリッドに到着した51歳の男性が、Covid19の新変異株オミクロンに感染していたことが確認された。
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2021年11月29日(月) 約150名のスペイン人旅行者、南アフリカで帰国待機中
在南アフリカ、スペイン大使館によると、現在、南アフリカ共和国やその周辺国に滞在中の旅行者は100人以上にのぼるが、180人以下と思われるとのこと。 北部で気温低下
低気圧Arwenの影響で、スペインの北部を中心に急激に気温が低下しており、週末はカンタブリア、バスク、ナバーラなどで最高レベルの警告が、またアラゴン、カタルーニャ、ラ・リオハ、カスティージャ・イ・レオンなどで2番目のレベルの警告が出されていた。
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2021年11月26日(金) Covid19: 9月以来の最多感染者数
中央政府による昨日の発表によると、前日の新規陽性確認数は9258名と、今年9月以来、最悪の数字となり、新規死亡者数として27名が報告された。 Covid19: ワクチン未接種者への行動規制強化に78%が賛成
世論調査会社Instituto DYMが20Minutos紙の依頼により行ったアンケート調査によると、ワクチンを受けていない人々を対象に、公共スペースの利用を禁止するなどの行動規制強化を行なうと言う案に対し、賛成と答えた人が78%、反対した人が17.1%、無回答だった人が4.4%であった。
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2021年11月25日(木) Covid19: 政治家と専門家との間での食い違い
中央政府、州行政共に、それぞれの持つ医療関連の専門家等による助言に耳を背ける姿勢が続いている。 不動産価格が一番安いのはエクストレマドゥーラ州
国家統計局は3カ月に一度、スペイン全国の不動産価格平均値を更新、公開している。
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2021年11月24(水) Covid19: 政府、ワクチン接種拒絶者に重ねて接種を推奨
Covid19の感染拡大第6波が続く中、多くの州行政はバルやレストラン、映画館や劇場など、公共スペースの利用時にワクチン接種済み証明の提示を義務付けるよう、国全体としての統一対策の実施を要求しているが、政府は引き続きこれを拒否している。
その一方で政府は、ワクチンが持つ効果のアピールを行なう事によって今もワクチン接種を拒絶している人々に対し早急なる接種を促すとし、毎週木曜日にCovid19の新規感染者数、新規入院者数、新規ICU入院者数、新規死亡者数などについて、接種済みの人と未接種の人との比率を発表することを決定した。
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2021年11月23日(火) AVEガリシア線チケット、開通記念共通料金15ユーロ、本日より販売開始
首都マドリッドとガリシアを結ぶ高速列車AVEが来月21日からその運行を開始するが、これに伴い、スペイン国鉄RENFEは全ての乗車区間における共通料金15ユーロのプロモーションチケットの販売を本日、開始する。 企業家会: 年金受給開始年齢を70歳に
間もなく始まるベビーブーム世代の退職によりスペインの年金保険制度が対応しきれなくなるとして、政府は年金保険料の引き上げを決定する方向で改正案を進めているが、同テーマについて、非営利団体として活動している民間団体「企業家会」は昨日、その対処法としてまとめた書類を提出した。
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2021年11月22日(月) 30歳未満の収入は年金支給額より2000ユーロ少ない?
「年金保険の貯金箱」と呼ばれるスペインの年金保険システムが持つ蓄えは、2011年度には668億1.500万ユーロあったものが、2020年には21億3.800万ユーロと、ほぼ底をついた状態となっている。
今年9月時点の資料によれば、9月に退職し年金支給を受け始めた人々の平均受給額は年間19.887,8ユーロであるの対し、2019年度における30歳未満の人々の平均年収は17.772,3ユーロと大きな格差があり、年金を支える現役労働人口の収入の方が年金支給額より2000ユーロ少ないと言う結果となっていた。 30年ぶりの高いインフレ、家賃に多大な影響
国家統計局によると、10月のインフレ率は5.4%と、1992年以来の最高値に達した。
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2021年11月21日(日) スペイン広場、月曜日に公開
首都マドリッドの中心部にあるスペイン広場は、その大改造工事のため700日以上もの間、閉ざされたままとなっていたが、ようやく工事が終わり、クリスマスシーズンに入る前、明日の月曜日から市民の憩いの場として再び公開されることとなった。
工事開始後、歴史的に重要な遺跡の発見、史上最悪の大寒波による市の機能麻痺、新型コロナによる影響など、様々な障害に見舞われ工事は遅れ、費用も当初の予算よりも更に20%の増額を余儀なくされたが、この度、今年のクリスマス前の公開にこぎつけた。
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2021年11月18日(木) 高速列車AVE:ガリシア線ようやく開通
首都マドリッドとガリシアを結ぶ高速列車AVEの開通は当初の予定より大幅に遅れていたが、ようやく開通となり、その通常運行は来月21日からの開始となる。
オレンセ ー マドリッド間: 2時間15分
来月21日からの通常運行開始に先立ち、その前日の20日に開通式が行われる予定である。
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2021年11月17日(水) Covid19: 感染拡大第6波の兆しが明白に
毎日発表される人口10万人あたりの新規陽性者数の過去2週間平均値が、1カ月前には40名と、昨年夏以来の最低値となり、感染拡大に歯止めがかかったかのように見えていた。
Covid19パスポートは、2度のワクチン接種を終えていることを証明するもので、EU諸国間の移動時に提示する目的として始まったが、EU諸国の中には飲食店、医療施設、劇場、映画館、サッカー場など、国内でも様々な場面での提示義務を課している国もある。 公的医療による手術待ち期間、平均121日
Covid19はスペインの医療システムに大きな影響を及ぼしているが、その一つが手術の順番待ち状況の悪化である。
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2021年11月16日(火) ベビーブーム世代のリタイヤに向け年金保険料値上げ
スペインでも深刻な少子化が進んでおり、現在の年金保険料ではベビーブーム世代の年金支給の維持が困難であるとして、政府は保険料の引き上げ案を提示していたが、その内容が適切なものではないとしてスペイン企業連、大手労働組合との間での合意を得られずにいた。
スペインの年金制度が有する蓄えは2011年時には670億ユーロあったが、その後続いた経済危機や新型コロナ危機などの影響もあり、現在では僅か20億ユーロ程度に激減している。 ラ・パルマ島 テネギア火山
溶岩、ガス共に噴出量は減少しているが、これが一時的なものかどうかは現時点では確定出来ず、専門家等は噴火が終焉に向かっているのかどうかを判断するには一定の時間が必要としているが、この衰退傾向が1週間続くようなら、噴火は終焉に向かっていると判断できるのではないか、とする専門家もある。
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2021年11月15日(月) Covidパスポート提示義務を検討する州行政増加
Covid19の感染拡大第6波が広がりつつあるヨーロッパ内で、スペインはまだその状況に大きな悪化は見られないが、この影響を受けるのは時間の問題であると考える専門家も多い。 ラ・パルマ島 テネギア火山
ラ・パルマ島のテネギア火山は、噴火が始まってから9週目に入った。
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2021年11月14日(日) ガリシア、リバデオ市、独自の通貨を使用
ガリシアのルーゴ県に位置するリバデオ市は、人口1万人程度の小さな街だが、ここでは2019年より独自の通貨「パンチャス」が流通している。
フェルナンド・スワレス市長は、これにより地元商店の利用者が大きく増加したと語る。
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2021年11月13日(土) タラゴナの水道橋はハッタリ
タラゴナにあるローマ水道橋は紀元前1世紀の建築で、地元では「悪魔の橋」と言う名で親しまれている。
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2021年11月12日(金) スペイン経済、2023年まで回復せず
昨日、欧州委員会(EC)による今後の経済復旧についての新しい見通しが公開されたが、これによると、スペイン経済がCovid19危機以前の状態に戻るのは2023年末までかかると予測されている。 ラ・パルマ島、 テネギア火山
テネギア火山の噴火は再び活発になっており、溶岩流によって覆われた大地の面積はすでに1.005,80ヘクタールに達している。
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2021年11月11日(木) Covid19: 2020年の死亡者数は6万人強
2020年にCovid19によって亡くなった人の数は、保健省発表によると50.837名となっていたが、昨日、国家統計局はそれよりも20%近く多い60.358名であったと発表した。
地域別に見た場合、死亡者数が最も多かったのはマドリッド州(19.443名)、カタルーニャ州(15.909名)で、これら両州でスペイン全国の死亡者の約半分を占めている。
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2021年11月10日(水) Covid19: ワクチン接種率90%に接近
昨日の保健省カロリナ・ダリアス大臣発表によると、スペインにおけるCovid19ワクチンの接種率は、現時点で接種対象となっている12歳以上の人口について言及すれば、間もなく90%に達するとのこと。
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2021年11月9日(火) アルムデナの聖母の祝日 難民に向け200万回分のワクチンを寄付
最初の難民国際条例が国連で可決されてから70年を迎えた今年、マドリッドにおいて昨日、その70周年を記念する式典が行われた。 Vueling、手荷物と預け荷物に関する新料金制度を導入
2011年1月、イベリア航空と英国航空の合併により誕生したInternational Consolidated Airlines Group (IAG)に属する航空会社Vuelingは、昨日、新しい料金体系の導入を発表した。
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2021年11月8日(月) 緊急着陸の旅客機から乗客逃走、一時空港閉鎖、マジョルカ
先週金曜日、マジョルカ島に緊急着陸した旅客機から乗客の一部が逃走する騒ぎが起きた。 カセットコンロや懐中電灯の売り上げ増
電気やガスなどの光熱費が高騰するなか、カセットコンロ、ブタンガスなどで使用できるガスストーブなどが売り上げを伸ばしている。 マドリッドのスペイン広場、今月22日に再オープン
ドン・キホーテやサンチョ・パンサの像で知られるマドリッドの観光名所、スペイン広場が2年半以上の改修工事を経て、今月22日に再オープンする。
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2021年11月5日(金) 喫煙抑制新規制案作成にスペイン呼吸器外科学会が参加
タバコの消費を減らすための喫煙抑制新規制の作成が進められているが、その内容についての討論に昨日、スペイン呼吸器外科医学会(SEPAR)も参加し、保健省のカロリーナ・ダリアス大臣に対し、5つの項目を盛り込むよう要請した。
スペインでは喫煙に対する規制強化が行われ、バルやレストランなど屋内での喫煙が禁止となった後、しばらくその消費量が減少を続けていたが、2017年に再び増加傾向に転じており、SEPARは今回の新規制により再増加を抑え込みたいとしている。
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2021年11月4日(木) スペイン家庭の90%が宝石類を所持、内37%が価値を把握
非営利財団として活動するマドリッドのMontemadridは、公的質屋としての活動を続けているスペインで最も古い(1702年創立)ものだが、同財団が行った昨日の発表によると、スペインの一般家庭の90%が宝石・貴金属類を所持しており、その中の僅か37%が所持する宝石の価値を把握していると言う。
Montemadrid財団はこう言ったものを保証として持ち込むことにより、誰でも低金利で、そして無料で借り入れが出来るシステムとなっており、一般的な借り入れと違って手数料がかからない。
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2021年11月3日(水) Covid19: 全国民への3度目のワクチン接種の必要は無し
ヨーロッパにおけるCovid19の感染拡大第6波は、すでにヨーロッパ外のロシアからハンガリー、ブルガリア、ギリシャなど、東から西へと広がり始めている。
そう言った中、スペインにおける3度目の接種は高齢者のみを対象として進められており、それ以外に対象に含まれるのは感染した場合の危険が大きいとされる特定の疾病を持つ人々、またはワクチン接種済みではあるが、それが1度の接種で完了とされるジャンセン社製ワクチンであった人々などで、この3度目の接種を、ワクチン接種対象となっている全国民に対し適用すると言う可能性は現時点では無いとしている。
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2021年11月2日(火) 大手銀行4社による大型解雇、支店数削減進む
サンタンデール、BBVA、CaixaBank-Bankia、Sabadellなどスペインの大手銀行による大型解雇、そして大幅な支店数削減が急速に進められている。
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2021年11月1日(月)諸聖人の祝日 アルジェリアからのガスパイプライン、2本から1本へ
スペインで消費される天然ガスのおよそ50%がアルジェリアからの輸入に依存するもので、それらは2本のパイプラインによってスぺイン国内へ運ばれていた。 ラ・パルマ島、テネギア火山
火山噴火が続くラ・パルマ島では、土曜日に続いて昨日、日曜日に再びマグニチュード5規模の地震が観測された。
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2021年10月31日(日) ラ・パルマ島 テネギア火山噴火
小規模な地震が続く中、時折マグニチュード4〜5弱の地震も観測されていたが
昨日の朝、7時24分頃、噴火が始まって以来、最大規模となるマグニチュード5.1の地震が
観測された。
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2021年10月29日(金) インフレ、過去30年間での最高値
昨日の国家統計局発表によると、今年10月の前年度同時期と比較したインフレ率は5.5%にのぼり、過去29年と数か月における最高値を記録した。 ガリシアでマグニチュード4.4の地震
国立地理学研究所は、今朝6時32分にガリシアにおいてマグニチュード4.4の地震を観測した。
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2021年10月28日(木) ラ・パルマ島、地震止まらず
テネギア火山の噴火が続いているラ・パルマ島では、継続的な地震が止まらず、その規模も大きなものが目立ち始めている。 物価高騰により預金不可能に
電気料金やガソリン代などの急激、かつ、持続的な高騰により食品を含む様々な物価に影響が及び、スペインにおける庶民生活に大きな経済危機が生じている。
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2021年10月27日(水) PSOE支持率低下、PPが上昇
20minutos紙の依頼で市場調査会社DYMが今月行なった調査によると、与党PSOEの支持率が後退し、その分、最大野党PPの支持率が上昇した。
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2021年10月26日(火) ラ・パルマ島 テネギア火山
噴火開始後6週目に入ったテネギア火山は、これまで以上の勢いで噴火を続けている。 Covid19 : 基本再生産数、7州で悪化傾向に
一人の感染者から何人に感染が広がるかを表す基本再生産数が「1」未満である場合、感染症はコントロール下にあり、感染が減少して行くことが予測されるが、これが「1」を超えると再び感染拡大、そして爆発的感染拡大へと転じる危険が生じるとされている。
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2021年10月25日(月) Covid19 : マドリッド州、70歳以上への3度目の接種開始
アンダルシア州では、すでに対Covid19ワクチンの3度目の接種が行なわれているが、マドリッド州では本日より、またその他の州でも本日以降、近日中に70歳以上を対象とした3度目の接種が開始される。 Covid19 : 増員した医療従事者を多数解雇
Covid19の感染拡大に伴い各州行政は医療従事者の大規模増員を行なったが、感染状況の改善と共に、全国規模で解雇が始まっている。 パルマ島 テネギア火山
噴火が始まって5週間が経過したが噴火の勢いに鎮まる様子は見られず、状況は更に悪化を続けている。
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2021年10月23日(土) Covid19 : ワクチン効果、時間の経過と共に明らかに低下
接種後の時間経過とワクチン効果の持続性の関係についてスペイン政府保健省がまとめた情報によると、今年3月までに接種を終えた人々におけるワクチン効果は、大きく減退していることが明らかとなっている。
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2021年10月21日(木) エネルギー料金高騰により一般世帯の年間生活費854ユーロ増加
消費者協会OCUの計算によると、電気料金、ガス料金、ガソリン代などの高騰により一般家庭が受ける経済的影響は大きく、1年間の経費として854ユーロ程度の増額が生じるとのこと。
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2021年10月20日(水) ETA、武装放棄後10年が経過
バスク独立を掲げてテロ活動を続けていた武装組織ETAが2011年10月20日にその武装放棄を宣言してから、ちょうど10年が経った。
そう言った中、去る月曜日、かつてETAの政治部門とも呼ばれていたバタスナ党の党首であったアルナルド・オテギ氏が、ETAの行なった数々の殺人行為について「決して行われるべき行為では無かった。被害にあった方々、そしてその遺族の方々の苦しみに同情する。」と言った意味合いの事を公言したが、テロ被害者遺族らはこれに対し冷ややかな反応を示している。
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2021年10月19日(火) 電気料金高騰止まらず
ヨーロッパでは電気、ガス料金の高騰は止どまる所を知らず、記録を更新し続けているが、特にスペインでは深刻化しており、毎日の報道における要確認事項と化している。
電力費の高騰は様々な業界で生産費の増加を招き、これにより生産業に大きな影響が見え始めている。
これらの他にも生産の部分的な停止を始めている企業、検討中の企業は多く、この状況が長引くようであれば、工場の閉鎖や大量解雇、そして、光熱費のより安い国々での生産への切り替えを余儀なくされるとして、早急な対応の必要性を警告している。 ラ・パルマ島 テネギア火山 噴火による影響の現状
*経済的被害額: 約45000万ユーロ(ラ・パルマ島の総生産の30%)
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2021年10月18日(月) ラ・パルマ島 テネギア火山
ラ・パルマ島のテネギア火山は噴火が始まって5週目に入ったが、未だその勢いが緩まることが無い。 女子テニス、インディアンウェルズ・マスターズでスペイン人、初優勝
昨日行われたインディアンウェルズ・マスターズの女子決勝戦で、スペインのパウラ・バドサ選手が対戦相手となったベラルーシのビクトリア・アザレンカ選手を下し、優勝を果たした。
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2021年10月16日(土) セウタ沖500mで巨大マンボウ捕獲
先週、セウタから僅か500M沖で漁をしていた小さな漁船の網で巨大なマンボウが捕獲された。
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2021年10月15日(金) マダニの被害急増
昨日、マドリッドにあるネブリハ大学において全国環境衛生業協会の会合が行われたが、その中でサラゴサ大学の獣医学部教授アグスティン・エストラーダ氏が、近年、スペインでマダニの被害が急増していることについて警鐘を鳴らした。
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2021年10月13日(水) イスパニアデー、サンチェス首相に非難集中
昨日、10月12日はスペインの守護聖母とされる「ピラールの聖母」の全国祝日となっており、ピラール聖堂のあるサラゴサを中心に大々的に祝われるが、同時に1492年10月12日にコロンブスによる新大陸発見があり、スペイン文化と新大陸文化との融合がもたらされたことから、スペインではイスパニアデーとして、またアメリカ大陸にある多くの国々でも様々な形で祝われている。
昨日も会場には、式典とその後に続く2500名以上の軍人等によるパレードなどを観ようと、早朝より多くの市民が詰めかけていた。
昨年の10月12日はCovid19感染拡大を防ぐためパレードなどは中止となり、式典は王宮の敷地内で、政府要人や関係者だけの出席のもと行われたので、今回、街中での開催は2年ぶりとなった。
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2021年10月12日(火)はピラールの聖母の祝日(イスパニアデー)です 光熱費の高騰により工場の生産がストップ
電気料金の異常とも言える高騰が続く中、大量の電力を消費する産業ではその工場における生産活動の維持が困難となりつつある。
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2021年10月11日(月) 外国人観光客の内訳、コロナで変化
コロナウィルスのパンデミックにより最も影響を受けた観光業界。 イスパニア・デーの軍事パレード再開
明日10月12日は、スペインの国民の祝日、イスパニア・デーで、毎年マドリッド市中心部でフェリペ6世国王主催の軍事パレードを含む式典が開催される。 マドリッド州、本日よりコロナ入院患者以外のお見舞いを許可
マドリッドのイサベル・ディアス・アジュソ州知事は先週金曜日に会見を行い、月曜日より州内の病院に入院中のコロナ患者以外の患者について、家族などの訪問を許可すると発表した。
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2021年10月8日(金) ラ・パルマ島 : テネギア火山噴火
昨日の昼過ぎ12:17分頃、マグニチュード4.3の地震が観測された。 若者層への文化支援プラン、闘牛観戦を除外
去る火曜日に政府は、若者層を対象にした住居費支援プランとして月額250ユーロ支給についての発表を行なったが、続いてその翌日、若者層を対象にした文化支援プランとして、2022年に18歳となる若者を対象に400ユーロの文化クーポンを発行することを発表した。
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2021年10月7日(木) マドリッド: 路上生活者の3割が若者層
首都マドリッドにおける路上生活者の中で、年々、若者層の存在が目立ち始めている。 サッカー UEFAネーションズリーグ: スペイン決勝進出
UEFAネーションズリーグの準決勝戦 イタリア 対 スペイン戦が昨夜行なわれたが、1−2でスペインが勝利し、決勝戦への進出を決めた。
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2021年10月6日(水) PSOE,UP、新住居法で同意
連立政権を組むPSOEとUP(Podemos)との間で、長らく重要課題となっていた住居法改正についての同意が得られた。 *若者層への支援金
年収23.725ユーロ未満の18歳〜35歳を対象にしたもので、月額250ユーロが2年間にわたり支給される。 *行政関与対象地区の指定
各州行政は、行政による関与が必要と見なされる地区を最大3年間の範囲で指定することが出来る。 *住居の現借主に対する月額家賃の凍結 行政関与対象として指定された地区に住む住民が申請をした場合、対象地域指定期間が終るまでの間、その住民に対して家主は、インフレ率に応じた見直し以上の率での家賃値上げを行なう事が出来なくなる。 *行政関与対象地区での入居者入れ替え時の家賃値上げ禁止
これまで住んでいた住民が他所へ引っ越し、その後に新しい入居者が入る場合、家主が個人であるか、または10軒未満の物件を所有する法人である場合は、設定できる家賃は最大でそれまでの住民が支払っていた月額と同じ金額とされ、新たな契約に伴う値上げを行なう事は出来ない。 *行政関与対象地区での新物件の値段設定
行政関与地区に全く新たな物件を賃貸用として出す場合、個人、または10軒未満の物件を有する法人が家主である場合、設定する家賃に上限は無い。 *控除額引き上げ特典の適用
現行法では、家主は賃貸料の最大60%を所得の控除額として申告出来るが、行政関与対象地区ではこれを50%までとする代わりに、契約更新時にそれまでの家賃よりも5%以上の値下げを行なった場合は、最大で90%まで控除額の最大枠が引き上げられる。 *公共賃貸住宅の充実 今後、行政の管轄となる新たな建物の15%を公共賃貸住宅に充て、特別低価格にて貸し出しを行なう。 *長期空き家となっている物件の固定資産税引き上げ
長期間、空き家となっている物件の固定資産税を最大150%まで引き上げることにより、賃貸物件の供給を増加させる。 *改装工事費用の援助
劣化などにより改装の必要がある物件について、個人、また各マンションの所有者共同体への資金援助を充実化させる。
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2021年10月5日(火) スペイン人の90%が現金システム維持を支持
クレジットカード、スマートフォン、ビットコインなど様々な支払い方法が広がる中、現金支払いシステムの存続が危ぶまれているが、社会調査コンサルタント会社GAD3が行なった調査によると、スペイン人の90%が現金使用を維持すべきであると考えており、68%が日々の生活で常に現金を利用している。 8月までの外人観光客数、4.2%減少
国家統計局発表によると、今年1月から8月までにスペインを訪れた外人観光客の数は1500万人強で、2020年同時期と比較すると66万人減(マイナス4.2%)となった。 ラ・パルマ島 : テネギア火山 噴火状況
噴火後経過日数: 16日
本日0時から8時頃までの間に計15回の地震が観測されており、不安定な状態が続いている。
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2021年10月4日(月) ラ・パルマ島 : テネギア火山
昨日の日曜日で、噴火が始まって2週間が経過したが、噴火の勢いは未だ収まる気配は見られない。 レンフェ、ストライキ再開
スペイン国鉄RENFEの運転士等によるストライキは、先週の木曜日、金曜日に続いて本日が3日目、明日が4日目となる。
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2021年10月2日(土) ガリシア沿岸部でホホジロザメを確認
一昨日の午後、ガリシア州、ア・コルーニャ県のランゴステイラ沿岸部で
体調およそ5メートルのサメの存在が確認された。
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2021年10月1日(金) 女性の投票権確立90周年
1931年6月31日に行われた選挙において、スペインで初めての女性国会議員が2名誕生した。
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2021年9月30日(木) アルジェリアからの天然ガス輸入を増強
スペインで消費される天然ガスの一部はアルジェリアからガス・パイプラインを介して輸入されているが、そのパイプラインは2経路あり、一つはモロッコを経由するもの、そしてあと一つがアルジェリアから直接スペインのアルメリアへ入る海底ガス・パイプラインである。 Covid19: マドリッド州、感染防止対策による各種制限を解除
マドリッド州は来週月曜日より、Covid19感染拡大防止対策として行われて来た様々な行動規制を解除すると発表した。
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2021年9月29日(水) ラ・パルマ島 : テネギア火山溶岩流、海に到達
火山から流れ出た溶岩流は、数日前から海岸近くまで迫っていたが、最終的に海まで達するかどうかについては不明であった。 Covid19: 大規模観戦、収容人数の100%に?
Covid19感染防止対策として、サッカーやバスケットなどの大規模なスポーツ観戦について、その会場内に入れる観客の人数制限が続けられていたが、中央政府と各州行政との間で本日行われる保健会議において、これら会場への入場制限が解除される可能性がある。
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2021年9月28日(火) ラ・パルマ島 : テネギア火山溶岩流、海まで1キロ弱
噴火開始後10日目となったテネギア火山は再び勢力を増しており、1971年の噴火時に24日間かけて放出した噴火物の量(4301万立法メートル)を上回り、すでに4630万立法メートルのマグマを放出している。 Covid19: ワクチン接種、拒絶者にも徐々に浸透
スペインにおけるワクチン接種は、これを希望する人々への接種が行きわたるのに伴い進行速度が落ちつつあるが、これまで希望しなかった人々の中にも接種に踏み切る判断をする人が見られる。
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2021年9月27日(月) ラ・パルマ島: テネギア火山溶岩流の速度加速、海到達まであと1キロ程度
テネギア火山の噴火は今月19日に始まり、すでに1週間以上続いている。 クレジットカードの利用、更に増加
スペインにおけるクレジットカードの利用率は増加を続けており、今年第2・四半期におけるカード決済端末機経由による支払総額は14億9500万ユーロと、全年度同時期比60.3%の増加、また、今年第1・四半期と比べても16.7%の増加を示した。
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2021年9月24日(金) プーチデモン元カタルーニャ州知事、イタリアで逮捕
カタルーニャの違憲独立運動を進め、様々な罪状で2017年より国際指名手配となっていたプーチデモン元カタルーニャ州知事が昨日、イタリアのサルデーニャ島でイタリア警察により逮捕された。
最大野党PPのパブロ・カサード党首は、プーチデモン氏の逮捕を吉報であるとしながらも、スペインへの引き渡しが行われる場合、それがスペインの法によって裁かれるための帰国であって、ペドロ・サンチェス首相は自身の権力維持のためにカタルーニャ独立主義者等に対して行なう「ご機嫌取り」の恩赦対象として利用しないことを誓うべきであるとコメントした。 ラ・パルマ島: テネギア火山噴火、再び活発化
2日間ばかり勢力の弱まりが見られていた噴火に変化があり、本日、再び噴火の勢いが強まった。
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2021年9月23日(木) Covid19: カタルーニャで70000回分のワクチンが期限切れ
カタルーニャ州は現時点で約1.040.000回分のワクチンを所有しているが、その中の約7万回分が使用されないまま期限切れとなったことを公表した。 ラ・パルマ島: テネギア火山 一日に1万トンの二酸化硫黄を放出
カナリアス州、ラ・パルマ島で噴火を続けるテネギア火山による農地や家屋、道路などへの被害が広がると同時に、大気汚染の規模も拡大しつつある。
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2021年9月22日(水) ラ・パルマ島: 噴火による被害拡大
テネギア火山噴火の勢いはやや弱まった感があるが、それがそのまま噴火の終焉に向かうことを意味するものでは無く、いつでも再び活発化する可能性があるとして警戒を呼び掛けている。
83.458名の人口を持つラ・パルマ島では42.088件の家屋が登記されており、その内の19.779件が現在、噴火による最大レベルの警報が出されている5つの街に位置する一般民家で、計39.594名の住居となっている。
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2021年9月21日(火) ラ・パルマ島: テネギア火山噴火による避難者6000人に
カナリアス諸島、ラ・パルマ島のテネギア火山の噴火は更に勢力を増しており、昨夜開いた新たな噴火口が加わって、計9か所からマグマが噴出している。 マドリッド市の自家用車利用数、Covid19以前の状況に
9月になって夏休みも終わり、登校、出勤など日常の生活に戻った今、マドリッド市内を走る自家用車の数はCovid19危機が始まる以前とほぼ同じレベルに戻りつつある。
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2021年9月20日(月) ラ・パルマ島: テネギア火山噴火
昨日、スペイン標準時15時15分ごろ、カナリアス諸島、ラ・パルマ島のテネギア火山の噴火が始まった。 Ouigo、車両数倍増でRenfeにプレッシャー
フランス国鉄SNCFは、年5月よりスペイン国内でのサービ―スに参入し、マドリッドーバルセロナ間の高速鉄道としてスペインのAVEに対抗するOuigoの運行を開始したが、その売り上げは順調に伸びており、先月、8月の平均乗車率は95%、最大で99%を達成した。
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2021年9月17日(金) Covid19: 高齢者対象、3度目の接種間もなく開始
スペインにおける対Covid19ワクチンの接種率は、すでに全人口の75%を越えているが、最初に優先接種を受けた高齢者グループは、すでに2度目の接種完了後8カ月が経過しており、複数の州行政より中央政府に対し3度目の接種要請が出されていた。
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2021年9月16日(木) ラ・パルマ島、6センチ隆起
この1週間でおよそ1000回の地震が観測されているカナリアス州のラ・パルマ島では、近未来におけるテネギア火山の噴火の可能性が予測されているが、その予測を裏付ける変化がまた一つ確認された。 ベルメハ山脈の山火事で生物14種が絶滅の危機に
マラガ県で続いた山火事は、人力による消化が極めて困難とも言える規模にまで広がったが、雨が降り始めたおかげで火はその勢力を失い、現時点ではコントロール下におかれている。
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2021年9月15日(水) カナリアス: 地震続発、噴火の可能性あり
カナリアス諸島のラ・パルマ島では地震が続いており、先週土曜日以降、すでに700回以上の揺れが観測されている。 ヤギ7頭、ロバ3頭と巡礼
昨日、ラ・リオハのサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダの警察が、ある変わった巡礼者の身元を確認した。
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2021年9月14日(火) 山火事: ベルメハ山脈に恵みの雨
先週の水曜日から続いているマラガ県、ベルメハ山脈における山火事の消火作業は、土曜日に一旦、希望の光が見られたが、その後状況は一転し、アンダルシア州中央政府などから派遣された専門家等1000人による消火作業でも手に負えない状況となっていた。 アストラゼネカ社ワクチン接種後のギラン・バレー発症例、スペイン国内で32件
アストラゼネカ社ワクチン接種後に体調異常があり、ギラン・バレー症候群としての診断を受けた人の数は、7月31日までに世界で833名と件報告されているが、スペイン国内でも8月8日までの集計として、32件報告されている。 17年ぶりにスペインで炭疽症被害確認
2001年に米国で炭疽菌(アントラックス)の粉末状胞子を付着させた書簡が届けられ、これにより5名が死亡、22名が感染した事件があり、アントラックスと言う名称が世界でも広く知られるようになったが、この炭疽症への牛の集団感染、そして別の場所での馬2頭と人1名の感染がスペイン国内で確認された。
2例の内、一つ目はシウダ・レアル県の小さな街、ポブレテで8月19日に発覚したものだが、感染したのは25頭の牛で、その後全て死亡し、同件は9月3日をもって「終了事項」として国際獣疫事務局へ報告された。
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2021年9月13日(月) サンティアゴ・ベルナベウ サッカー場で560日ぶりに試合
サッカーチーム、レアル・マドリッドのホームスタジアムとして知られるサンティアゴ・ベルナベウは、Covid19の感染拡大、そしてそれと重なる形で開始されることとなった大改造工事のため、昨年3月以降、使われていなかった。 マラガの山火事、更に悪化
マラガ県のベルメハ山脈で続いている山火事は、土曜日の夜には徐々に鎮火へ向かうかに思われたが、日曜日となった深夜2時23分、現場から少し離れたところで新たな火の手があがった。
現在、約900名を動員しての消火作業が続いているが、今回の火事で焼けた面積はすでに7400ヘクタールに達している。
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2021年9月10日(金) プラッツ空港拡張計画中止に各方面から非難
すでに予算も可決されていたバルセロナのプラッツ空港拡張計画は、17億ユーロをかけた大規模なもので、これが完了すると、同空港は現時点で年間5300万人が利用しているが、これより1700万人多い7000万人まで受け入れることが可能となり、ヨーロッパのハブ空港の一つに加わることとなっていた。
プラッツ空港では山側の滑走路と海側の滑走路とがあり、それぞれ着陸用、離陸用となっているが、海側の滑走路が短いため、大型機については充分な長さを持つ山側、つまり着陸用の滑走路を使って離陸しなければならず、これが離着陸の効率に大きく影響を与えており、これによりプラッツ空港は世界で最も混雑や遅延が目立つ空港となっている。
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2021年9月9日(木) Covid19: 夏以降、高齢者施設での感染者数7.5倍に
ワクチン接種を終えたあと高齢者施設入居者の感染は極稀なものとなっていたが、6月に感染爆発第5波によるデルタ株の感染拡大が始まって以降、状況は一変した。
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2021年9月8日(水) ワクチン拒絶の元バイク・プロレーサー死去
1996年の125CCバイクレースでスペインのサブチャンピオンに輝いたこともある元プロレーサーのバレンシア出身、ホルヘ・リス氏が、新型コロナウィルス感染によりバレンシアのラ・フェ病院の集中治療室で昨日亡くなった。 スペイン、アストラゼネカ社ワクチン余剰分を第3国へ
接種後に各国で報告されている血栓症などを防ぐため、接種対象となる年齢制限が設けられたことにより余る結果となったアストラゼネカ社ワクチンについて、スペイン政府は第3国への寄付と転売に充てている。
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2021年9月7日(火) 教育: 新学年開始
Covid19危機が続く中、夏の休暇が終わり、今週中にほとんどの州で学校教育における新学年が開始される。
新学年開始にあたって、中央政府と各州行政との間で感染拡大防止策についての協議が先月行なわれたが、その中で中央政府は、マスクの着用、安全距離の確保など基本事項の維持を盛り込んだだけで、例えば昨シーズンには各クラスの構成人数に、「密」となるのを防ぐための制限が設けられていたが、これを解除した。
公立教育機関の新学年は今週より開始となるが、州によって多少のばらつきがあり、ムルシア、ラ・リオハでは昨日から、そしてマドリッド、カンタブリアでは本日開始されたが、例えばカタルーニャでは来週からの開始予定となっている。
ガリシア、リベイラ・サクラで大規模山火事
去る日曜日の夜、ガリシアのリベイラ・サクラで火が広がり140ヘクタールが焼けたが、続いて昨日の12時47分ごろ、同じくリベイラ・サクラのリバス・デ・シルで出火があった。
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2021年9月6日(月) テレワーク、昨年より半減
テレワーク法が導入されて今月22日で1年となるが、現在の実施率は8.92%で、昨年の約半分の数値となった。 本日、再び各地で高気温
スペイン気象局は、本日各地で高気温による注意報を発令している。 マドリッド地下鉄、9番線の再開延期
マドリッドの地下鉄は9番線のアルガンダ・デル・レイーポベダ間で行われている工事が遅延しているため、再開通を今月23日まで延期すると発表した。
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2021年9月3日(金) 失業者数6カ月連続で減少
昨日の政府発表によると、スペインにおける失業者数は8月をもって6カ月連続で減少を見せた。
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2021年9月1日(水) 夏の外人旅行者数、新型コロナ前の半数以下
国家統計局発表によると、今年7月にスペインを訪れた外人旅行者の数は440万人となった。
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2021年8月31日(火) インフレ、3.3%上昇
国家統計局が昨日公表した8月のインフレ予想値は、前年度同時期比3.3%の上昇となった。 Covid19: ワクチン接種率70%の次は3度目の接種か
スペインにおけるCovid19感染拡大第5波は徐々に治まりつつあり、昨日の統計では人口10万人あたりの新規陽性確認数の過去2週間における1日平均は146名となった。
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2021年8月30日(月) 現金による支払い限度額を1000ユーロに引き下げ
脱税などの不正行為を防ぐための手段として、スペインでは2012年施行の法律により現金による支払いの限度額を2500ユーロと定めていたが、この夏より、この限度額が1000ユーロに引き下げとなった。 チンチョン、映画ロケで貸切状態
マドリッド州にある小さな街、チンチョンは今も昔ながらの風情を残し、スペイン国内でも最も美しい集落の一つとして人気があるが、今回、この町とその周辺がアメリカの映画監督ウェス・アンダーソン氏の新作のロケ地として選ばれた。 週末、南部で地震続く
スペイン国立地理研究所の観測によると、週末からスペイン南部で地震が続いている。
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2021年8月27日(金) アフガニスタンからの救出作業、本日で打ち切りか
昨日のカブールでのテロをはじめ、当地の状況悪化を受け、スペインはカブールからの避難民輸送作業を本日で打ち切る模様。 預金総額、過去最高記録
コロナ危機が続く中、スペインでは経済的な不安を抱える人が多く、節約傾向が続いている。
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2021年8月25日(水) アフガニスタン避難民、290名がすでに各州へ分担
アフガニスタンから救出しマドリッド、トレホン・デ・アルドースの空港に移送された人々はすでに1000人近くになるが、その内の290名がすでにその受け入れ先としてスペインの各州へ引き渡された。 国内旅行、大幅に回復
この夏、外国人の旅行客はまだ少ないが、スペイン人による国内旅行は大幅な回復が見られ、Covid19危機以前、2019年の夏を上回った州も多くなった。
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2021年8月24日(火) Covid19: ワクチン接種進行状況
スペインにおけるワクチン接種は、バカンスシーズンに入りペースが落ちてはいるが、「8月末までに接種対象となっている年齢層(12歳以上)人口の70%の接種完了を達成する」と言う政府の目標に、多少の遅れを伴いながらも到達しつつある。 アフガニスタン難民救出作業続く
マドリッドが、アフガニスタンからの脱出を希望する人々のヨーロッパへの受け入れ口となっている中、昨日、月曜日も更に260名がマドリッド、トレホン・デ・アルドースの空港に到着した。
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2021年8月23日(月) アフガニスタンからの脱出者受け入れ、すでに550名以上に
国外脱出を試みる人々がアフガニスタンの首都カブールの空港へ殺到する中、EUへの受け入れ窓口として、スペインはいち早くマドリッドのトレホン・デ・アルドース空港を提供しており、昨日、日曜日にもスペインが用意した2機の軍用機により、177名が無事にマドリッドに到着した。 各地で猛暑、強風、雨などによる注意報、警報発令
スペイン気象局では本日、猛暑、強風、大雨などの注意報、警報を9つの州(アンダルシア、アラゴン、カスティージャ・イ・レオン、カスティージャ・ラ・マンチャ、カタルーニャ、ガリシア、マドリッド、バレンシア、エクストレマドゥーラ)に対し発令している。
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2021年8月20日(金) 2020年の交通事故死亡者数、過去最少
Covid19感染拡大を受けて様々な行動規制が布かれた事により、車による移動が大きく減少した昨年、スペインでは交通事故による死亡者数が過去最少となった。 都会での一人暮らしは困難
新型コロナ危機の影響で、都会における不動産賃貸物件の価格にやや値下がりが見られたが、依然、家賃は高額なものとなっており、ある程度の収入を持つ場合でも、若者層にとってマドリッドやバルセロナなどで一人暮らしをするのは困難な状態が続いている。
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2021年8月19日(木) 7月の雇用契約、1年以上の雇用期間は全体の0.3%
国立職業安定所によると今年7月に交わされた雇用契約の平均雇用期間は53.19日だった。
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2021年8月17日(火) 過去80年間における猛暑記録
今月11日からスペインを覆った熱波は、本土やバレアレス諸島では16日まで続き、またカナリアスでは18日まで続く見通しだが、全国的に最高気温の記録を残しつつある。 アビラの山火事、4日目に
アビラ県、ナバラクルス市周辺を中心に広がった山火事は、燃え続けて今日で4日目になるが、すでに15000ヘクタールが焼失し、スペインにおけるこの夏、最悪の火事となりつつある。
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2021年8月16日(月) Covid19: スペイン製ワクチンHipra、本日より治験開始
スペインの製薬会社イプラ社が開発中の対Covid19ワクチンの治験開始許可が去る11日に出されたが、本日よりその第1段階に参加する被験者の選考が開始される。 アビラで山火事、1万ヘクタールが焼失
マドリッドやカステジョンなど、各地でこの週末に山火事が発生しているが、その中でも最も大きな被害をもたらしたのがアビラ県のナバラクルース、セペダ・デ・ラ・モラ周辺で起きた火事で、すでにその被害は約1万ヘクタールに広がっている。
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2021年8月13日(金) グラナダで地震、マグニチュード4.2
昨夜23:25分ごろ、グラナダでマグニチュード4.2の地震が発生した。 交通局、バカンスによる大移動に警戒
今週末、8月前半にバカンスをとった人々の帰宅ラッシュ、そして8月後半にバカンスをとる人々の出発ラッシュが重なることによるスペイン国民の大移動が始まる。
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2021年8月11日(水) 航空会社27社が有料ダイヤルを強要
消費者協会FACUAは、質問やクレームなどの受付に有料ダイヤルの利用を強要しているとして航空会社27社を訴えた。 ガソリン代高騰
電力費が記録的な高騰を続ける中、ガソリンやディーゼルなどの燃料費にも大幅な値上げが見られる。
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2021年8月10日(火) Covid19: スペインのワクチン接種率60%越え
先週末を終えたところで、スペインでワクチン接種を完了した人の数は28.587.458名となり、接種対象となっている人口(12歳以上)の60.2%に達した。 今夏最初の熱波到来
スペインでは本日より全国的に気温が急上昇し、少なくとも来週頭まで続く見込みとなっている。 Covid19: マドリッド州、本日より妊婦への優先ワクチン接種を開始
感染拡大第5波が続く中、妊婦の入院も増加している。
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2021年8月9日(月) Covid19: 新学年に向けたデルタ株対策は万全か?
秋の新学年開始時期が目前に迫った今、スペインではデルタ株を中心とした感染拡大第5波が続いている。
学生達のワクチン接種も順調に進んでおり、新学年開始時期にはその多くが2回必要な接種の内、少なくとも1度目の接種は終えており、新学年開始後1か月以内には2度目の接種も終えている予定となっているが、スペイン人口の11%に相当する12歳未満の年令層についてのワクチン接種は、未だEU医薬品庁によって認可されていない。
こう言った状況下で、中央政府と各州行政との合同会議は、夏のバカンスシーズンが終わる少し前、8月の第3週に予定されているが、その時点で仮に感染状況が更に悪化しているような場合、9月から始まる新学年に必要な対策を講じるための充分な準備時間があるのだろうか。 マドリッド バラハス空港、2025年にはAVE開通
首都マドリッドのバラハス空港、そしてバルセロナのプラッツ空港における大規模な改造計画が進められているが、プラッツ空港の計画が自然環境に及ぼす影響などについて国内、そしてEU内における承認を得なければならないのに対し、バラハス空港の計画については同様の承認を要する内容が含まれおらず、本格的な工事が2025年末から2026年頭には開始される予定となっている。
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2021年8月8日(日) サンティアゴ巡礼、徐々に増加
今年はサンティアゴ(ヤコブ)の聖年にあたり、本来であれば例年よりも多くの巡礼者が
聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを訪れることとなるが、Covid19の影響により
巡礼者の数は今も少ない。 宝くじで4千万ユーロ
昨日、当選発表が行われた宝くじ、プリミティーバスで特賞4.040万8.190,12ユーロの
当選金が出た。
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2021年8月6日(金) スペイン、120万人がATM難民
金融面でのデジタル化が進む中、スペインでは2008年以降、銀行の支店数は50%減に、そしてATMの設置数は20%減となっている。
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2021年8月5日(木) サッカー、観戦客入場を再開
昨日行われた中央政府と全国の州政府の合同保健会議において、新たなCovid19対策が協議され、その中でサッカーやバスケットなどのスポーツ観戦についての同意が得られた。 Covid19: 高齢者施設での感染拡大
スペインでは、昨年末から高齢者施設の住民と職員を優先してワクチン接種が始まり、その後、年齢層順に高齢者から若者層へと進められ、今では10代の接種も行なわれている。
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2021年8月3日(火) 中央政府、カタルーニャ州行政、プラッツ空港への17億ユーロの投資で合意
昨日、スペイン中央政府とカタルーニャ州行政との間で、バルセロナのプラッツ空港の拡張プランについて17億ユーロの予算組で同意に達した。 Covid19: ワクチン接種率57.5%に スペインで対Covid19ワクチン接種が開始された昨年12月末から今年8月1日までのデータによると、中央政府から全国の各州へ配給されたワクチンの数とその使用数は次のとおりとなっている。
ファイザー社製ワクチン 39.367.803回分の内、39.396.959回分使用済み。
これらを合計すると8月1日までに全供給量58.149.238回分の内、その97.7%にあたる56.795.869回分がすでに使用完了となっており、これによりスペイン人口の57.5%にあたる27.262.062人が接種完了、そして67.8%にあたる32.169.472人が少なくとも1度の接種を終えていることとなる。
マラガの洞窟壁画、世界最古?
アンダルシア州、マラガ県のアルダレス市にある洞窟内に見られる赤色の塗装について、バルセロナ大学の研究チームが中心となって調査が進められているが、その制作年代として今から約65.000年前との結論に達した。
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2021年8月2日(月) フアン・カルロス前国王、アラブ移住から1年
2020年8月3日、フアン・カルロス前国王は、息子であるフェリペ6世に対し、スペインを離れる旨を記した書簡を残して国を去った。 マドリッド州、妊婦への接種を奨励
マドリッド自治州は、先週金曜日、Covid-19ワクチンの妊婦への接種を推奨すると発表した。 保健大臣、接種強制を改めて否定
中央政府のカロリーナ・ダリアス保健大臣は、covid-19のワクチン接種について、国政レベルでの強制は行わないと改めて強調した。
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2021年7月29日(木) 自営業者、バカンスか収入か
Covid19危機と共に迎える2度目の夏、自営業者等はバカンスを優先して減収を覚悟するか、収入を優先してバカンスを諦めるかの選択を迫られている。 貧困世帯への水道、ガス、電気供給停止禁止措置10月末まで延長
Covid19危機の影響で貧困世帯が増える中、政府は賃貸住宅利用者で家賃が払えずにいる人々を追い出すことや、水道、光熱費の支払が滞っている家庭に対しこれらのサービス提供を停止することを禁止する法令の有効期限を、来週火曜日の閣僚会議で10月末まで延長する予定。
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2021年7月28日(水) Covid19: マドリッド州、カタルーニャ州、バレンシア州、国内施設利用にワクチンパスポート提示規定導入を要求
EUでは、EU圏内の移動が円滑に行なわれるよう、対Covid19ワクチン接種済みであることなどを証明するCovidパスポートが使われているが、国際移動時のみの利用ではなく、国内の娯楽施設、飲食店などの利用時にもその提示を義務付ける動きがフランスやイタリアをはじめ、EU内で広まりつつある。 東京オリンピック テニス: パウラ・バドサ選手、熱中症により試合中に車椅子で退場
本日行われた女子テニス準々決勝戦に参加していたスペインのパウラ・バドサ選手は、チェコのマルケタ・ボンドロウソバ選手との試合開始後、第1セットを終えたところで体調不調を訴えリタイヤとなった。
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2021年7月27日(火) Covid19: スペイン、ワクチン接種率と新規感染確認数の両面でトップクラス
スペインにおける最近のCovid19に関連する状況を見ると、対照的とも思われる二面性が認められる。 Covid19: スペインにおける新規感染者の多くはデルタ株
感染拡大第5波が猛威を振るう中、新規感染者の中でデルタ株が占める割合が急速に増えつつある。
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2021年7月26日(月) マドリッドに世界遺産追加
首都マドリッドのプラド通り、そしてレティロ公園が、"Paisaje de la Luz"(光の空間)として、昨日、7月25日付けでユネスコ認定による世界遺産リストに加わえられた。 牛乳価格戦争
現在、スペインにおける牛乳は製造元の卸値が平均33センティモ/リットルで取引されているが、この値段は製造にかかる費用である37センティモを下回っている。
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2021年7月23日(金) Covid19: 州単位での行動規制
感染拡大第5波が続く中、中央政府によるスペイン全国規模での行動規制が行われないため、各州行政がその対応に追われている。 カタルーニャ州では現時点で、夜の1時〜朝の6時までの外出禁止令が同州内165の市(カタルーニャ州民の約8割)を対象に出されており、当面は今月30日までの予定となっている。 バレンシア州でも1時〜6時までの外出禁止令が人口5000人以上の77市を対象に、今月26日から8月16日までの期間、発令予定となっている。
カンタブリア州では今月17日より14日間の予定で、同様に1時〜6時までの外出禁止令が発令されており、同州内の半数以上にあたる53市が対象となっている。 バスク州では夜間の外出禁止までは及んでいないが、バルなどの営業時間を夜中の2時から1時へ短縮することをを発表した。
エクストレマドゥーラ州では夜間外出禁止令発令の申請を行なったが、法廷からの許可が得られず、カベスエラ・デル・バジェ、プエブラ・デ・サンチョ・ペレス、アルモハリン、セクラビン、プエブラ・デ・ラ・カルサーダ、タラベラ・ラ・レアル、カラモンテ、カストゥエラ、グアレニャなどの町々を対象とした封鎖措置を発表した。
ガリシア州では夜間外出禁止令の発令は無いが、現時点で感染状況が悪化している36市を対象に、バルやレストランなどの利用時のワクチン接種完了証明、またはPCR陰性証明の提示を義務付けることとし、明日、24日からの施行となる。
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2021年7月21日(水) Covid19: 若者層の感染、10万人あたり3000人越え
若者層におけるCovid19の感染拡大は止まるところを知らず、日々深刻化しているが、昨日の政府発表によると、過去14日間における10万人あたりの新規陽性確認数の全国平均は14歳〜19歳の場合で1526名、20〜29歳の場合で1838名となった。 5月の公共財政赤字、記録更新
スペイン銀行による昨日の発表によると、今年5月時点での公財政赤字総額は1兆4021億4200万ユーロと、過去最高額に達した。
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2021年7月20日(火) 電気代、過去2番目の高値
夏の暑さが本格化して電力の需要が増加するのに伴い、電気代も急上昇を見せ、本日、過去2番目の高値に達する見込みとなっている。 Covid19: 薬局での抗原検査キット販売、固定価格なし
間もなく、医者の処方箋を必要としない抗原検査キットの薬局での販売が開始となるが、政府はスペイン全国における共通価格の設定は行わないとした。
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2021年7月19日(月) 地下鉄グラン・ビア駅に41.000人
マドリッドの地下鉄、グラン・ビア駅は、その大改造工事のため1000日以上にわたって閉鎖された状態が続いていたが、先週金曜日から利用可能となった。 Covid19: マスク着用義務討論、国会で再開
非常事態宣言が解除され、屋外におけるマスク着用義務が無くなったあと、あっという間に感染爆発が再発し、現在、過去に例を見ないような勢いで第5波が広がりつつある。
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2021年7月17日(土) Covid19: 6人に1人が夜間外出禁止
感染爆発第5波が広がる中、これ以上の感染拡大を抑えるための対策として、夜間の外出禁止令発令許可を法機関に申請する州行政が増えつつある。 Covid19: 両側の肺移植
バルセロナのバル・デ・エブロン病院で、Covid19により肺機能を失った患者に対する左右両側の肺移植手術が行われた。
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2021年7月16日(金) 250万人以上が週に3回肉、魚を食べられず
Covid19危機による影響で、スペインにおける貧困層が大きく増加している。 Covid19:過去2週間における人口10万人当たりの感染者数500人台突入
中央政府が昨日発表した全国集計によると、昨日時点での過去24時間における新規陽性確認数は27.688名、死亡者数が41名、そして過去2週間における人口10万人あたりの新規陽性確認数の全国平均は500,75名と、前日の469,5名から更に大きく増加した。
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2021年7月15日(木) 憲法裁判所、非常事態宣言下の行動規制に違憲判決
Covid19危機下における非常事態宣言は2020年3月から5月まで続いたが、発令中に行なわれた様々な行動規制について、1年以上経過した今、憲法裁判所が違憲判決を下した。 Covid19: 過去2週間における人口10万人当たりの感染者数470人に
中央政府が昨日発表した全国集計によると、昨日時点での過去24時間における新規陽性確認数は26,390名、死亡者数が10名、そして過去2週間における人口10万人あたりの新規陽性確認数の全国平均は469.5名と500名に近づきつつある。 スペインのNini(ニート)率20%増加、EU内3番目に
EU統計局の昨日発表によると、Covid19危機による若者層における雇用破壊の影響はEU諸国内ではスペインで最も大きく見られ、Niniと呼ばれる「終業も就学もしていない若者」の占める比率は、2019年時の18.7%から2020年には22.3%へと、年間比較19.3%増と、EU内最大の増加率となった。
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2021年7月13日(火) Covid19: 国内旅行、徐々に回復
去る5月に非常事態宣言が解かれ、これに伴って州境をまたいだ移動に制限が無くなったことにより、スペイン国内における人の流れが活発となり、6月には国内旅行に復活の兆しが見え始めた。 Covid19: 10万人あたり369名に
昨日の政府発表によると、スペインにおけるCovid19の感染拡大第5波は止まる所を知らず、過去2週間における人口10万にあたりの新規陽性確認者数が369名にまで達した。
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2021年7月12日(月) 首相、内閣改造を発表
ペドロ・サンチェス首相は先週土曜日、内閣改造を発表した。 南東部で熱波による赤色警報発令
先週末より多くの地域で熱波が到来したが、本日はこれがイベリア半島南東部へ移動し、ムルシア州では警報の最高レベルである赤色警報が発令された。 マドリッド州、16歳以上への接種予約開始
マドリッド自治州は本日より、コロナウイルスワクチン接種のウエブ予約の年齢層を16歳以上に拡大する。
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2021年7月9日(金) Covid19:第5波の影響により観光業大打撃
政府が行なったタイミングずれの非常事態宣言解除、そして屋外におけるマスク着用義務の解除により、あっという間に5回目の感染爆発が生じ、スペイン国内における感染拡大状況は、ほとんどの州で「危険な状態」、または「極めて危険な状態」となった。
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